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お客様インタビュー 後藤さま

お客様インタビュー 後藤さま

 

細かいことを聞くと、いやな顔をするような石材店には頼みたくなかったんです。

―まず、お墓つくりのいきさつについて、教えていただけますか。

後藤さま:

はい、一昨年の8月に父が亡くなり、一周忌を前に墓をつくりたいと思いました。本格的に動き出したのは4月で当初は母が建てる予定でしたが、調整が難航すると一周忌に間に合わないかもしれないと思い、心配で私が窓口になりました。

 

―まず、どんな事から始めましたか。

後藤さま:

はじめに墓石について色々調べました。

実は、数年前に家を建てたのですが、建物本体は、何度も話し合いを重ねた結果できた設計図を基に契約したのでほぼ納得の行くものに仕上がりました。一方、外溝工事は簡単な指示書だけだったので、あとで「言った、言わない」のトラブルになって嫌な思いをしました。だから墓石を建てる時には外溝の二の舞にはなりたくないと思い、事前にきちんと打ち合わせをしたかったのです。そのために、私自身も墓石について多少なりとも知識を身につけようと思いました。

 

―地元の石材店は回られましたか?

後藤さま:

チラシを見て何軒か回って説明を受けました。何となく気に入ったものがあったので、その石材店にお願いしようかと色々聞いていると「細かい事をあれこれ言うのなら、買ってくれなくていいよ」という対応をされました。こちらは本気で買おうと思って尋ねているのに、「そういうにわか知識は捨ててきてください」と言われてしまい、不愉快になりました。

 

―では矢田石材店はどのように知ったのですか?

後藤さま:

たまたまインターネットで墓石について調べていたら矢田さんのところがヒットして、三河ならお隣りで風習も似ているので色々見せてもらいました。この石材店の人となら話ができるかもしれないと思い、日程に限りがあったので早速メールをしました。

 

―お墓づくりについて御親族とどんなお話をされましたか?

後藤さま:

主に母と話しました。私も細かい所にこだわる方ですけれど、母は私に輪をかけてこだわる人です。こだわる人って「何がいいの?」って聞くと自分なりに答えがある。でも、それを引き出すのがちょっと大変なんです。でも、本人の要望を事を分けて聴き取れないと「こんなんじゃなかった」って後で言われる。そうなると辛いので、しばらく顔を合わせるのも嫌になるくらい、その都度順を追って徹底的に話し合いました。

 

―奥さまはいかがでした?

奥さま:

お金を出すのは夫だったので、夫の納得するものができればいいかなと。

 

後藤さま:

余談ですが、たまに夫婦で「旦那と同じ○○家のお墓には入りたくない」って言う奥様がいるじゃないですか。うちの両親も決して仲が悪かったわけじゃないけれど、以前は母もそういうことを冗談めかしによく口にすることがありました。

 

―ということは、お母さまは別々にお墓を建ててくれといわれたのですか?

後藤さま:

まあ、どこまで真に受ける必要があるかは別にしてですが。でも、お墓づくりの打ち合わせが始まってからは、迷わず自分もこのお墓に入るんだっていう気持ちに変わったようです。なにしろ母の意見をすべて取り入れて建てたわけですからね。

 

「控えめだった父のために、少しでも立派なお墓を立てたい」。
そんな家族の思いが形になってよかったです。

―お父さまとの思い出は?

後藤さま:

父は、農家の四男として生まれ、いつも控えめな人でした。例えば仕事をやるなら「俺が一番わかってる、だけど別に人前に立たなくたっていい」という人で。生前本人はそれでよかったのでしょうが、亡くなってからもあまりに地味すぎるのもどうかと思い・・・。だからお墓は少しでも立派なものを建ててあげたいと思いました。 とは言っても子供の頃、悪さをすれば父に殴られたりしましたから、怖い存在でした。大人になってからは適度な距離でしか関わりを持てなくて「おお、元気か」とあいさつ程度のやりとりで、母と話すのとは違って取り立てて会話がなかった。互いに粗末にしているわけではなくて、むしろ気に掛けているのにそれを表わすのが苦手な方でした。

 

―確かに親子ってそんなところがありますね。

後藤さま:

でも年を重ね、少しずつですが気持ちに変化がありました。亡くなる2、3週間前でしたか、私が使ってみて履き心地のよいサンダルがあったので、父の足に合った同じ物を持って行きました。本人が履いてくれたらよかったのですが、昔気質の人だから、もったいないってすぐに履いてくれず、亡くなってしまいました。「親父、よかったらこれ使って」とようやく気負わずに接することができるようになったところでしたので残念でした。

 

―お父様は切絵が趣味だったと伺いましたが。

後藤さま:

ええ、墨で元絵を描いてきて、その下に色紙を敷き重ねて、白い箇所を切り抜くのです。二度手間ですが、本人はそのプロセスが楽しかったみたいです。

 

 

 

―お墓ができあがった時の感想をお聞かせください。

後藤さま:

ちょうど、私の仕事が一年で一番忙しい時期でしたし、特にその年は妻が初めての出産を控えていたので大変でした。でもとにかく母に喜んでもらえるものが無事にできてよかったです。

文字がなかなか決まりませんでしたよね。実は、母がたまたま見掛けたお墓の文字を気に入りまして、そこで、妻の叔母が書家なので、急遽同じように書いてもらいました。日程にあまり余裕がなくいつも綱渡りでしたが、その割には思い通りのものがつくれました。

 

工事の過程を確認することができるのも、安心材料のひとつですね。

 

―遠方ということに不安や不満はありませんでしたか?

後藤さま:

(資料の一部) この距離なら問題ないですね。むしろ、距離の問題じゃないですよ、具体的に協議し、話を詰める気があれば、詰まるし伝わる事なので。

一日でも早く校正中の図面を送り返さないと、榊原さんからも次のものが出てこない。だから少しでも早くっていう事を自分なりに心掛けていました。キャッチボールのようにお互いしっかりとその都度投げ返すしかない。

 

遠方と言えば、姉と弟がいるのですが、矢田さんのブログに載った我々のお墓の工事過程を見て安心してくれていたようです。「岡崎から来てくれる」って言っても、やはり大丈夫かなって思いますよね。全員集まって家族会議はできないので、ご面倒かもしれないですが、これからもできるだけその都度タイムリーに工事の写真を載せてください。

 

―これからお墓をつくる方へアドバイスをお願いします。

後藤さま:

みなさん本当はじっくり考えて建てたいけれど、忙しくて考える時間もなくてなかなか遠くの石材店まで足を運べないと思います。でも納得がいくお墓を建てたいならば、しっかり相談に乗ってくれる人、またその思いを大事にしてくれる石材店にお願いするのがいいと思います。

 

―貴重なお話をありがとうございました。

 

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