刈谷市、岡崎市で墓石工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

昨日は火曜日でした。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日。

→ https://www.yatasekizai.com/media/

つボイさんがお休みということで、塩見アナが代役でした。

塩見さんとは以前も数回お相手させて頂きましたので、多少の安心感が・・・。

とはいえ、いつも通り緊張いたしました。

さて、お話の内容ですが、【墓誌】についてです。

墓誌とは、墓石の横に立てられている、石の板のこと。

呼び方は他に【霊標】【法名碑】【戒名板】など、宗派や地域によって異なります。

今回は墓誌の名称でお話を致しました。

墓誌にはお墓で祭られる方の、戒名、お亡くなりになった年月日、生前のお名前、亡くなられた年齢の4つの情報を刻みます。

時には初代、2代目、3代目などのように、戒名の前に系譜が分るように記されている場合もあります。

一族の中で、突出した功績を残された方の伝説を刻むことも。

大きさの決まりは有りません。

ですが一般的に、横幅70センチ、高さが50センチ、厚み9センチとなっています。

墓地の敷地に合わせたり、刻まれる人数に応じて大きくしたり、小さくしたり致します。

で、なぜ墓誌なるものがつくられたのか。

その経緯をご説明いたします。

元々お墓で祭られる方のお名前は、お墓の正面に刻まれていました。

お墓が個別につくられていた初期の時代の話です。

そこから夫婦並んで刻まれる夫婦墓になります。

そして、ひとつのお墓を家族みんなで共有する家墓になりました。

家のお墓になった時は、正面に先祖代々ですとか、矢田家の墓と刻みますので、横に個別のお名前を刻むようになりました。

基本的には正面から向かって右側面から刻みます。

右側面に刻みきれなくなると、後面、もしくは左側面に刻みます。

どちらかには建立者のお名前とお墓がつくられた年月が刻まれています。

なので空いている方の面を使います。

それでも刻みきれなくなった場合に、墓誌を増設したという経緯です。

しかし、最近では墓石本体に刻むスペースがあっても、墓誌をつくる方が増えています。

理由は色々考えられますが、背中合わせの敷地で、刻んだお名前が見られない場合は墓誌をつくることが多いです。

正面に『南無阿弥陀仏』と刻んで、仏塔としての意味合いを濃くされた場合、墓石本体に個別の名前を刻まない地域もございます。

その他にも、時折お伝えしていますが、2家、3家を一つのお墓で祭る場合。

苗字が複数・複雑になり、墓石本体に刻むことが出来ません。

そのため墓誌をつくり、戒名に加えて、フルネームでお名前を刻みます。

どの家の誰が祭られているか、分かるようにするのです。

洋型のお墓やオリジナルのお墓も、墓誌をよく設置します。

なぜならデザイン上お墓本体に戒名が刻めないケースが多いからです。

時折、墓誌が必要なさそうな方でも、無理に設置するケースがございます。

例えば墓所が狭く、文字が見えない場合もあるのです。

そういったケースでは、墓誌の設置はあまりお勧めできません。

なぜなら、本来は墓誌も含めてお墓は正面を向いて、拝むことに意味がある礼拝対象です。

刻まれているお名前を見ながら、その方について思い出し、感謝をして、心の中で対話を行うものです。

なので、出来れば墓誌も正面を向いて設置したいし、文字が見えない墓誌は尚更意味合いが薄れてしまいます。

しかし、場所の関係で横を向いて置く場も多く、その際は文字の刻んである面を内側に向け、お墓参りしている時に、お名前が見えるように配置いたします。

最近は墓誌のみの増設仕事もよくいただきます。

『うちの墓地だと墓誌を増設出来るのかな?』

と不安な方は、一度ご相談ください。

墓地を拝見し、適切な大きさ、配置をアドバイスさせて頂きます。

ご遠慮なく → 0120-336-772

さて、墓誌の設置もお墓づくり。

昨日お伺いしたお墓工事風景のご紹介です。

まずは一日前の幸田町での墓石工事。

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一枚石の頑丈な芝台を設置。

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お施主さまと一緒にご換骨。

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綺麗な土でお化粧した石製納骨室。

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ここからは再び職人たちの出番。

台座石を据え付けます。

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無垢の石材が上下に重なる部位には、厳重に地震対策を施します。

中心には脱落防止の【要石】

4隅にはゲル状の衝撃緩衝材【安震はかもり】

四周をくるりとバック材で囲い、接着強度を均一に高めます。

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いよいよメインの竿石の設置。

要石の凸が竿石底面の凹に収まります。

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しっかりと叩き込んで安定させます。

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石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了です。

次回は仕上げを行い完成の予定。

もうしばらくお待ちくださいね。

続いて刈谷の市営墓地。

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デザイン墓石にスリン台を設置します。

20170329 (12)

無垢の石材が上下に重なる部位には、厳重に地震対策を施します。

中心には脱落防止の【要石】

4隅にはゲル状の衝撃緩衝材【安震はかもり】

四周をくるりとバック材で囲い、接着強度を均一に高めます。

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いよいよメインの竿石の設置。

慎重に要石を凹穴に納めます。

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しっかりと叩き込んで安定させます。

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石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了です。

素敵なお墓が出来上がりました。

引き続きお墓守として、よろしくお願い致します。

そして同じく刈谷の市営墓地。

和型墓石の建立工事です。

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芝台を設置します。

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芝台の上には4つ石を設置。

4つの石を組み上げ、ひとつの台座をつくります。

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組み終えた石材を、ステンレス製金具で固定します。

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再び無垢の台座石を設置。

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無垢の石材が上下に重なる部位には、厳重に地震対策を施します。

中心には脱落防止の【要石】

4隅にはゲル状の衝撃緩衝材【安震はかもり】

四周をくるりとバック材で囲い、接着強度を均一に高めます。

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いよいよ竿石の設置です。

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慎重に位置、傾き、バランスを整えます。

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石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了です。

もう少しで完成です。

楽しみにお待ちください。

続いては地元岡崎の市営墓地。

洋型墓石の建立工事です。

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台座石を設置します。

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石製納骨室の内部。

中心は大地を直結し、きれいな土に入れ替えられ、洗い砂でお化粧されます。

大切なご遺骨をお納めいただく聖地。

ていねいにつくらせて頂きます。

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無垢の石材が上下に重なる部位には、厳重に地震対策を施します。

中心には脱落防止の【要石】

4隅にはゲル状の衝撃緩衝材【安震はかもり】

四周をくるりとバック材で囲い、接着強度を均一に高めます。

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竿石を設置して、しっかり叩き込んで安定させます。

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周囲を整え工事終了です。

次回、仕上げを行い完成となります。

素敵なお墓をお待ちくださいね。

そして昨日は一宮市の寺院さまへ。

完成した墓地の撮影会を行いました。

素敵な住職の写真も取れました。

近日公開です!

どうかお楽しみに!

そして午後からは岡崎店にご来客。

とても満足してお帰り頂けました。

遠方から来て頂けた価値がありました。

感謝です。

さて、本日のお墓工事。

お伺い致しますのは地元岡崎の市営墓地。

そして豊橋の寺院さま墓地。

新しくお墓工事の開始です。

そして陸上自衛隊の豊川駐屯地へ。

今日は墓守団長の山田と矢田で会社説明会。

鍛え抜かれた猛者の前で発表会です。

どんな反応が得られるか、今から楽しみです。

午後からは蒲郡市へお打合せ。

そしてご来店予約は2件頂いてます。

今日も賑やかな一日になりそうですね。

故人が喜ぶ明るく元気なご供養のため、お墓づくりに精進します。

感謝


お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を

『心が強くなるお墓参りのチカラ』

矢田が書いた本です。

詳しい本の御案内はこちらから
→ http://haka.yatasekizai.com/media/chikara.html
インターネットの本屋さん「アマゾン」でも販売しています。
⇒『心が強くなるお墓参りのチカラ』


お墓職人がつくる注文墓石専門店   矢田石材店

フリーダイヤル通話料無料  0120-336-772

岡崎本店 愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
電話    0564-73-2018
ファックス 0564-73-2058

名古屋店 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
電話    052―768―6620
ファックス 052―768-6647

営業時間  月~土曜日:8:00~18:00/日曜・祝日:9:00~17:00
※名古屋店は水・木曜は定休日です。

私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」

お墓づくり情報満載のホームページ→ https://yatasekizai.com/
e-mail: info@yatasekizai.com

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