名古屋市、幸田町で墓石工事

お知らせです


矢田石材店では、新しい仲間を募集しています。

働く場所は岡崎展示場。

仕事内容は、ご来店下さるお客さまの相談に乗ることと、事務的な仕事。

詳しくは、こちらをご覧ください。

→ https://jp.stanby.com/ats/yatasekizai/jobs

【楽しい仕事】

【明るい職場】

ご興味ある方は、面接だけでもいかがでしょうか?


おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

昨日は火曜日。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日です。

→ http://haka.yatasekizai.com/media/

昨日は「石」のお話しを致しました。

先回がデザイン・カタチのお話し。

大きな流れとしては、洋型の割合が増えています。

そして、洋型のお墓には海外の石が使われることが多いのです。

理由と致しましては、オシャレなデザインの洋型には、色合い豊かな海外の石の方が似合います。

洋型に押され気味の和型墓石。

こちらは逆に日本の石でつくられる比率が上がっています。

正確には上がっているというよりは、戻っているという表現の方が正しいかと思います。

元々は、日本のお墓はすべてが日本の石でつくられていましたからね。

では、なぜ日本の石を使って、和型のお墓をつくる方が増えているのでしょうか。

それにはいくつか理由があります。

まずはじめに、日本全体に古き良きものを見直す、原点回帰の風潮が見られることです。

例えば、

古民家を再生して宿泊施設にしたりレストランにする、

映画なども、昔流行ったものがリニューアルされています。

日本を飛び出して海外で働く方や、逆に海外から日本観光に来る方も増え、日本人である私たち自身が、

【日本良いぞ!】

と、改めて思い直していることも理由だと思います。

そして、山で採掘された石、工場で加工された石、ともに、

以前よりもきれいで精度の高い石が流通するようになってきた事も原因の一つだと思います。

例えば、

岡崎の牛岩石、

吉祥石、

小呂石などの三州みかげ、

香川県の庵治石、

愛媛の大島石、

福島でしたら黒い浮金石、

白い紀山石、滝根石、吹雪石など。

まあ、いろんな石があるのですが、最盛期に比べ、中国など海外の石に押され、採掘量自体は減っています。

しかし、以前は石であれば何でも良いと良い訳じゃないですが、キズは無いですが、石の見た目をあまり整えずに出荷することもありました。

ところが、海外からきれいな石がドンドン入ってきて、日本の石は高いだけで、質はそれほどでもないと思う方も増えてしまいました。

でも、その後、皆さん頑張りました。

生産量が減った分、ひとつひとつの石、墓石をていねいにつくるようになったのです。

そうしますと、

【日本の石は奇麗だし、質が良いぞ!】

と、

墓石屋さん自身が思うようになりました。

その結果、墓石屋さんがお客さまに対して、

「日本の石良いですよ」

と勧めるものですから、

じゃあ、そうしようかしらと、結果的に日本の石でお墓をつくる方が増えたという訳です。

そして最後のひとつ、これが重要です。

お墓に対して、家の尊厳をかけた大きさを求めなくなり、お墓は小ぶりでも良いよ、その分、良い石を使ってお墓をつくりたいという世代が増えてきたからです。

一族の威信を賭けて、大きなお墓をつくろうとしても、使えるご予算は皆さん決まっています。

なので、大きな石を使って大きなお墓をつくろうとした場合、どうしても割安の海外の石を選ぶしかなくなるんです。

しかし、

お墓の大きさ、立派さを争うレースから自由になれば、小ぶりなお墓で満足出来ます。

ご予算の中で購入できる、日本の良い石をお選びになるという訳です。

先日も、広告デザインなどを手掛ける友人の身内に不幸があり、お墓を頼まれました。

センスの良い方なので、オシャレな洋型にするのかと思いきや、カタチは小ぶりな普通の和型墓石にすると。

その代わり、石は少しこだわりたい。

日本の良い石を使って、亡くなった父の墓をつくるんだと、決意表明していました。

何が正しく、間違っているかは無いんです。

昔はお墓の世界にはやってはいけないことが幾つかありました。

しかし今は自由です。

さまざまな規制から、かなり解放されています。

ぜひ、自由な気持ちを持ってお墓づくりに臨んで頂ければと思います。


〔本日のお墓ことば〕

今できることを精一杯行う

それが【お墓をづくり】の本質


さて、そんなお墓づくりの過程です。

こちらは幸田町でお行われましたお墓工事。

IMGP0413

先回の工事でつくらせていただいた、コンクリートの基礎に下地をつくります。

IMGP0423

石材をひとつづつ設置して行きます。

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段々と枠の形状になってきました。

IMGP0433

石材と石材の結合部は、ステンレス製金具で固定します。

IMGP0439

墓石本体用の基礎をつくるため、鉄筋を組みます。

IMGP0440

中央に石製納骨室を配置して、鉄筋組み終了。

IMGP0442

コンクリートを流し込み、表面を均して工事終了です。

次回はいよいよ墓石本体の設置工事。

完成が楽しみですね。

そして、こちらは名古屋市の平和公園墓地。

お役目を終えたお墓を、解体・移動いたします。

RIMG0739

こちらのお墓を解体致します。

今までありがとうございました。

ゆっくりとお休み下さい。

RIMG0742

上から順番に石を移動し、ご遺骨を上げさせて頂きました。

RIMG0752

基礎部分も取り除き、土をいれ、更地になりました。

RIMG0756

竿石は供養塚へ。

ひとつの歴史が幕を閉じました。

始まりがあれば、必ず終わりが来る。

永遠を感じる事は、人間の思い上がりなのかもしれません。

だからこそ、今、この瞬間を精一杯生きる。

という事で、今日の全力です。

お伺いするのは小牧市と稲沢市。

外柵設置工事と新しくお墓工事の開始です。

そして、岡崎市内、一宮市でお墓づくりのお打ち合わせ。

午後からは岡崎展示場にご来店の予約を頂いてます。

新しいチャレンジが始まる日でもあります。

その詳細はまた後日。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

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