名古屋市、春日井市で墓石工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

ご自身の体のサイズ、どれくらいかご存知ですか?

身長だけではなく、手のひら、肩幅、足、親指、ひじから腕、腰の高さなど。

私たち職人は、自分自身の体の寸法を知っておく必要があります。

石材を加工したり、墓地でお墓を建てる時、巻き尺や定規をいちいち使わなくても、ある程度目安をつけるためです。

時間短縮になります。

※もちろん、細かい寸法は計測して行います。

そんな体の寸法の中で、非確実性があり、平均値で覚えるしかないのが歩幅。

一歩で何センチあるかです。

墓地で計測を行う際、トラックから距離を測る時は歩数×歩幅になります。

なので、各人の一歩何センチかはとても重要。

その距離によって、使う機材が変わります。

という事で、先日、新人も含め、皆で歩幅の計測を改めて行いました。

20歩を歩き、何メートル進んだかを計測します。

何回も歩いて平均値を出し、最後に20で割ります。

すると、一歩あたり何センチ進むかが分かります。

流石なのは元自衛官。

現役のころ、一歩で75センチに強制されているため、全員がほぼそれに近い数字が出ます。

検閲式などで、歩調が合っているのは、地獄のような訓練の賜物です。

その名残がありました。

実は、矢田も元自衛官。

ですが、除隊してすでに20年ほど。

よって、その影響はごくわずか。

しかし、一つの事実が判明いたしました。

気味の悪い事に、ある人物とほとんど同じ歩幅であることが判明。

その人とは、わが父矢田勝己。

身長がほぼ同じなので、歩幅も同じみたいです。

同じ身長の他の職人とは歩幅が違うので、やっぱり遺伝には逆らえないのか、と悲しくなります。

父親と同じ歩幅という事実も悲しいですが、他にも理由があるのです。

その理由は、ガン、糖尿病を患う、短命の家系だから。

その辺りの事実は受け入れるしかなさそうですね。

まあ、常日頃から心掛けているのは、「明日死ぬつもりで仕事する」こと。

そして、「永久に生き続けると思い学ぶ」こと。

まだまだ実践できていませんが、大切な考え方です。

父親と歩幅が同じ事にショックを受け、お墓づくりに支障が出ないよう頑張ります。

さて、そんな影響をモノともしないお墓づくりの日々。

こちらは名古屋市の平和公園墓地。

和型墓石の設置工事を行いました。

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先日つくらせていただいた、外柵内のコンクリートに下地をつくります。

石材と基礎の結合強度を高めます。

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埋め込み型の芝台を設置。

ひとつの石材でつくられた頑丈なモノ。

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納骨室内部。

中心部は大地とつながり、新しい土、洗い砂できれいに整えます。

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墓石本体最下層の4つ石を設置。

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設置した石材に金具を取り付けます。

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ねじれの無いように、上下2か所を固定。

芝台とも、ステンレス無垢棒でつなぎます。

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4つ石から上の石材を設置。

クレーンで吊り下げて運びます。

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ひとつつづつ、石材のバランス・位置・傾きを確認しながら仕事を進めます。

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石材と石材が上下に重なる所には、中心に脱落防止の【要石】を配置。

4隅にはゲル状の衝撃吸収材【安震はかもり】をはさみます。

専用接着剤も併用し、2重3重の施策でお墓を守ります。

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いよいよメインとなる竿石の設置です。

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ていねいに、何度も仕上がりを確認。

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石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了。

次回、周辺の石材設置、墓石本体の仕上げを行い完成の予定。

豊田市の花沢石を使用した伝統的墓石。

出来栄えが楽しみですね。

続きましては、春日井市営の潮見坂平和公園墓地。

墓石の外柵設置工事を行いました。

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下地をつくり、石材をひとつづつ設置。

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囲いが組まれ、内部の壁も据え付けます。

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入り組んだ場所も、しっかりと金具を取り付けて補強。

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石材同士、基礎のコンクリ―トとも繋ぎます。

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石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了。

次回は墓石本体の設置工事です。

外柵部分と同じ石を使った洋型墓石。

出来栄えが楽しみですね。

さて本日のお墓工事ですが、お伺いするのは半田市の寺院さま墓地。

そして地元岡崎市の市営墓地。

どちらも墓石の設置工事になります。

半田では岡崎の牛岩石を使用した、伝統的和型墓石をつくります。

岡崎では、インドの黒石を使用したカッコいい洋型墓石。

どちらも素敵な雰囲気に加工されています。

完成が楽しみですね。

そして名古屋店。

午後からご来店の予約を頂いてます。

お伺いしてのお打ち合わせは、名古屋市内、半田市、そしてみよし市の墓地へ。

昼時には岡崎本店へご来客さまも。

午後からお天気が崩れるそうなので、早め早めに前倒しで仕事を行います。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

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