安城市の地域墓地、知北霊園で墓石工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

昨日お伝えしたラジオの内容。

結局、雨は降りませんでしたが、雨降りの話題でした。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】。

→ http://haka.yatasekizai.com/media/

基本的に雨の多いこの時期は、墓地でのお墓工事が進みません。

今年はカラ梅雨なので、比較的遅れも無く助かっています。

とは言え、望むのは夜、雨が降って、朝になったら止んでいるという状態。

まあ、そんな都合よくはいきませんよね。

実は今から20年以上前、私が墓石屋になりたてのころや、修行時代は結構な雨が降ってもテントを張って、その下でお墓をつくっていました。

しかし、現代は無理です。

なぜなら、石の結合に接着剤を用いるから。

以前は石をただ積んだだけ、もしくはセメントで固定するだけで、お墓をつくっていました。

しかし、昔ながらの工事方法では地震の揺れを防ぐことが出来ません。

お墓が壊れてしまいます。

なので、最近は金具での固定、そして接着材を使います。

そうする事で、お墓をより頑丈にすることが出来ました。

しかし、接着剤に湿気は禁物なのです。

水分を含みやすい石などは、晴れの日でも風を送って乾燥させてから施工することもあります。

雨が降っていなくても、湿気が多い日は気を使いながら施工しています。

尚更、雨の日は厳禁。

絶対に施工できません。

基礎のコンクリートづくりは出来ますが、お墓の建立工事はありえないですね。

それでも、どうしても施工しなければいけないときがあります。

それは、週末に開眼・納骨式が予定されているのに、水曜日になっても雨続きでお墓が完成していないときなど。

こんな時はどうするかと言えば、石材を乾かしながら施工します。

大きな扇風機や、ジェットヒーターと言う、巨大ドライヤーを使って、強制的に乾燥させます。

墓地で使うと見た目的にも迫力がありますので、本当に最終手段となります。

基本的に今日のような雨の日は、墓地での工事を専門としている職人たちも、工場の中で加工を手伝います。

人が増えるので、溜まっているときは仕事が一気に進みます。

ただ、元々工場内は2人ぐらいで運営することを前提に仕組みをつくっています。

なので、工事部の者が4人も5人も手伝うと、人があふれてしまします。

そもそも、持っている技術に差があります。

誰もが均等に石材の加工が出来るわけではありません。

小さな石材の加工や、検品や仕上げはみんな出来ます。

しかし、始めの方の工程である、大きな切削や磨きなど、経験の必要な仕事は、結局ベテランの職人が行います。

人が多くても、簡単な仕事に集中してしましい、劇的にはかどるわけでもありません。

なので、2日も3日も連続で雨降りが続きますと、さすがにやることがなくなってきます。

そうなると、工事部の職人たちは休日になります。

ですから、職人たちは中途半端な雨は嫌がります。

どうせ降るなら大量に何日も。

そうすると突然休みが増えます。

ただ、工事の遅れがひどくなってきますと、逆に晴れの日に休日出勤してもらう事になります。

一番良いのは、雨の日で遅れが出ても大丈夫なように、余裕を持って仕事の予定を組むこと。

日程がギリギリだと、ほんのちょっと歯車がかみ合わなくなるだけで、バタバタしてしまいます。

そんなことがないように、早め早めに行動されることをお願いしています。

何時までにお墓をつくらなければいけないという期限のある方でも、意外とのんびりしがちです。

しかし、いざお墓づくりを始めると、時間は案外少なくて、慌てる事も多々あります

ご家族のご状況、墓地の環境に合わせてアドバイス致します。

何時でも遠慮なく御相談下さい。

お待ちしています。

相談予約電話 → 0120-336-772

さて、ここからは順調に進むお墓づくりのご紹介。

安城市の地域墓地におきまして、墓石の土台となる石積の工事を行いました。

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墓地の大きさに合わせ、順番に石を並べます。

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石を組んだ上に、枠の石をさらに積みます。

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組み終えた石材に金具を取り付けます。

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枠の石材同士、そして土台の石とも繋ぎます。

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狭い場所もしっかり補強。

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内部に石製納骨室を配置し、鉄筋を組みます。

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振動機を使いながら、隅々までコンクリートを流し込みます。

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表面を水平に均します。

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工事終了です。

次回は墓石本体の設置工事。

完成が楽しみですね。

続きまして、こちらは知多半島の知北霊園。

お墓工事の開始です。

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まずは穴掘りからの開始となります。

20150701 (12)掘り終えた溝を、機械で叩いて固めます。

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砕石を敷きつめ、鉄筋を組みます。

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鉄筋組み完了。

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コンクリートを流し込みます。

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表面を固めながら、水平に均します。

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基礎工事の完了です。

次回は外柵の設置、そして墓石本体へと続きます。

インドの黒石を使った素敵なデザインのお墓。

完成が楽しみですね。

さて、本日のお墓工事ですが、刈谷市へ伺う予定。

寺院さまの墓地で基礎工事を行う予定です。

ただ、現在は雨降り。

ポツリポツリなら何とか施工できるのですが、いかがでしょうか。

お天気と相談しながらの仕事になりそうですね。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

『心が強くなるお墓参りのチカラ』
心が強くなるお墓参りのチカラ
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