岐阜県で墓石建立工事

「何も知らない最強の猛者」

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

先日、あるお寺の住職から、お会いする約束を頂き、お寺へと車を走らせました。

もうすぐ到着と、思った所で携帯電話が鳴り響きました。

道路沿いにあったコンビニ駐車場に停車。

電話をちらっと見たところ、着信が今から行くお寺の住職からでした。

『何かあったのだろうか?』

慌てて電話に出ました。

すると、

「ゴメン

急用が入ったから

別の日にして (^_^) 」

という事でした。

『ええっ!?

本当に?

当日の、

この時間に、

それ言うか?

もうすぐ着くのに・・・・』

と心の中で思いつつ。

お寺の住職は、檀家さんたちの都合や急な葬儀やお通夜などで時間が取られてしまう事もあります。

その事を理解しながらも、でも、残念な気持ちもあり、結局は納得。

「ハイ

分かりました。

では、また別の機会に」

と、電話を切りました。

さて、引き返そうかと思いましたが、せっかく目の前まで来ていましたから、お寺へは行く事に致しました。

駐車場に着き、車を止めました。

そこにはすでに2台の先客がいました。

一台は、近所の方が勝手に止めている車。

よく見るので周知の事実。

もう一台は見慣れぬ車だったので、

『誰かお参りに来ているのかな?』

と思いました。

本堂で礼拝し、墓地へと伺います。

しかし、本堂にも墓地にも人はいませんでした。

あれ?

さっきの車、まさか、また勝手に駐車が増えたのか?

お寺の駐車場を私物化する人が続出するとは、この世も荒れ果ててしまったなぁと思い、墓地をフラフラと歩いてました。

すると、どこからともなく聞こえてくる
【般若心経】。

ん?

どこだ?

どこからなのだ?

とあたりをキョロキョロ。

しかし、参拝者らしき人影、ひと気はまったくありません。

これは・・・・。

まさか・・・・・。

ついに・・・・・・。

霊能力が・・・・・・・。

開眼?

と、思ってしまいました。

霊の声が
聞こえてしまった・・・・。

面白い!

と喜び反面、

毎回墓地行くと聞こえるのか?

めんどくさいなぁ

と、思ってしまいました。

でも、明らかにおかしい。

霊の声が聞こえるとしてもハッキリ過ぎる。

※聞いたことありませんけど。

そう思い、墓地をくまなく散策。

すると、端っこの方で、人の気配が致しました。

近寄って見ると、おばあちゃんが地べたスレスレに頭を垂れて、お経を読んでいました。

ああ、
このおばあちゃんだったのか。

安堵感に包まれました。

と同時に、

『やっぱ霊能力ありえないよね』

と、自ら納得。

墓地行って、霊の声が聞こえたらどう考えても面倒。

改めて、生涯霊能力ゼロであり続けたいと思いました。

墓石屋ですけど、
ノンスピリチュアル。

そして、おばあちゃんの鬼気迫るお経に対し、妙に感心してしまいました。

その音色がまあ、本物。

何か、そうとうな想いが込められていたみたいです。

邪魔してはいけないと思い、そっと墓地を後に致しました。

お経といえば、お寺の住職が読まれるお経は、同じお経でも千差万別。

スゴイ!

しびれる!

というお経を読まれる方もいれば、

何だこりゃ?

というお経の方もいます。

失礼は承知ですが、まあ、本当なのです。

住職が読まれるお経は、いわばお金のとれるプロフェッショナル。

お布施ではありますが、誰もが周知の事実です。

どんなに矢田が修行しても、誰もお金を払いはしません。

しかし、人の心を動かす事は出来るかもしれない。

先ほどのおばあちゃんのように。

そう考えると、プロの日常よりも、素人の真剣な一生に一度の方が勝ってしまうのかと、なにか、不思議な感覚に見舞われました。

いや、やっぱり無い。

テニスの錦織選手が、真剣に草テニスやってるおっさんに、どう転んでも負けるわけないですもの。

あるとしたら、両腕骨折して、口にラケット持った時くらい。

我々も、お客さまかがご覧になって

『これなら自分でも出来るんじゃないか?』

と、思われないように、圧倒的に技術を磨かなければ。

常に精進ですね。

じゃあ、あのおばあちゃんより下手と思ってしまった住職のお経って
一体・・・・・・・?


〔本日のお墓ことば〕

一生に一度、本気のお墓参りが出来たら

思い残すことはない


さて、そんな圧倒的な一流の仕事。

昨日は岐阜県岐阜市の地域墓地で、墓石建立工事を行いました。

20160129 (2)

先回の工事でつくらせていただいた、土台となるコンクリートに下地をつくります。

このひと手間が、そそられるお墓の外観、強度を増すのです。

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台座となる石材を設置します。

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石材が上下に重なる部分には、地震対策の補強を行います。

中心には脱落防止の【要石】。

4隅にはゲル状の衝撃吸収材【安震はかもり】を配置。

専用接着剤も併用し、2重3重の施策でお墓を守ります。

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メインの竿石を設置して、整えます。

位置、傾き、バランスを微調整。

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石材と石材の継ぎ目をシーリング。

ご遺骨を新しいお部屋に収めます。

20160129 (1)

工事終了です。

次回、仕上げを行い完成の予定。

素敵なお墓が出来上がりそうですね。

もうしばらくお待ちください。

さて、今日はどうやら雨模様。

お墓工事は、名古屋市と地元岡崎市で行なわれる予定。

しかし、これでは延期になりそうですね。

上へ昇る事が出来ない時は、下へ下へと根を張って、基礎づくり、安定づくり。

いつか来る、力試しの日まで永遠に刀を研ぎ続けます。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

『心が強くなるお墓参りのチカラ』
心が強くなるお墓参りのチカラ
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