岡崎市、名古屋市で墓石工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

昨日は火曜日でした。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日。

→ https://www.yatasekizai.com/media/

年の瀬ということもあり、2016年を振り返る内容でした。

しかも矢田石材店という小さな話ではなく、お墓と供養を取り巻く世の中について。

ひとことでハッキリ言ってしまうと【大変革】の一年だったと言えます。

おそらく十数年後、もしくは数十年後にお墓を取り巻く環境などを振り返ったとき、この2016年が大きなターニングポイントであったと言われるかもしれません。

それほど、大きな変化が起こった一年だったと言えます。

具体的にはいろいろあるのですが、一番大きな出来事は、お墓建立数の減少です。

約10年前の2005年が最も多くお墓がつくられた年でした。

そこから少しずつ減り出して、何と、今年は最盛期の半分以下。

と言っても、お墓は建築許可のような届け出が必要な仕事ではありません。

なので、正確な数字はハッキリしていないのですが、墓石用の石材流通量や、文字彫刻用のゴムシートの数などから推測しています。

では、お墓の数が減った要因を一体何なのでしょうか。

いろいろ考えられますが、まずは【もうすでにお墓があるよ】という方が増えました。

分家初代、2代目、という方が少ないのです。

本家であれば、すでに先祖代々のお墓がありますから。

ちなみに、つボイさんのお父さんは11人兄弟。

非常にありがたいご家系です。

他には、生前にご準備されている方も多くなってきています。

お亡くなりになって、いざという時に、すでにお墓があるということです。

すでにお墓があるよ、というケース以外も考えてみます。

石でつくられたお墓以外の選択肢が増えてきたということも、お墓の数が減った原因ですね。

例えば、永代供養の合祀墓や納骨堂など。

従来からある個別のお墓ではなく、みんなと一緒のお墓に入ったり、ご遺族以外の方が供養するお墓が選択肢として受け入れられてきました。

他にも散骨とも呼ばれていますが、海に御骨を撒く海洋葬。

石のお墓ではなく、樹木を礼拝対象にする樹木葬なども、少しずつですが、一般の皆様の意識にも浸透し始めています。

そして、タンス預金ならぬ、タンスお骨と呼ばれる、自宅にずっと置き続けられている、行き場のないお骨。

その数を予測した人がいるのですが、およそ150万と言われています。

減ったとはいえ、一年でつくられているお墓の数が20万ほど。

およそ7から8倍のお骨が、ご自宅に安置されているのです。

なぜ、そのままなのかは3つの理由が考えられます。

まず1つめは納める場所がない。

そして2つめ。

離れられない。

最後の3つめ、どうしたらいいのか分からない、というものです。

お墓の多様化は、今後も加速していくと思われます。

従来から脈々と続いてきた、サザエさん風な家族が維持できなくなってきている社会。

最近ではクレヨンしんちゃんすら難しい。

世の中の変化が最も大きな原因です。

長男が跡を継いで、2男3男は分家して別の所帯を持ち、その子供たちが、親のお墓をつくるという流れが、あたりまえでなくなってきているのです。

独り身で生涯を終える方もかなりいらっしゃいます。

離婚される方も多くなりました。

一人子同士のご結婚も普通です。

家が絶えてしまう、いわゆる絶家。

今までは絶家することを防ぐために、養子縁組が行われてきました。

しかし、最近では絶家を普通のこととして皆さん受け入れています。

家族、社会の変化によって、色んな供養の選択肢が出来てきました。

ただ、これからも主になっていくのは、お墓を石でつくるいわゆる【王道供養】。

これからもその担い手として、多くの方にお役立ていただけますよう、精進してまいります。

ということで、その努力の過程。

昨日行われましたお墓工事風景です。

お伺いいたしましたのは、名古屋市営のみどりが丘公園墓地。

墓石の土台設置工事を行いました。

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コンクリートの基礎に下地をつくります。

石材とコンクリートの結合強度を高めます。

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石材を設置します。

移転墓石なので、元々の墓所と広さが変わります。

大きさに合わせて加工済みの石材を据え付け。

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石製納骨室を中心に配置し、内部にコンクリートを流し込み工事終了です。

次回は墓石本体の設置工事となります。

出来上がりを楽しみにお待ちくださいね。

続いては同じく名古屋市の地域墓地。

新しく始まるお墓工事のための基礎づくり。

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こちらの墓所で、新しくお墓を追加する仕事。

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まずは穴掘りからの開始です。

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きれいに掘り終えました。

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石製納骨室を配置します。

元々は墓葬式のお墓づくりでしたが、今後のことを考え、お墓の下に数名納骨出来る仕組みに仕様変更。

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納骨室周りに砕石を敷き詰め、鉄筋を組みます。

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振動機を使いながらコンクリートを流し込みます。

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表面を水平に均します。

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工事終了です。

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シートを被せ養生します。

次回は墓石の設置工事。

完成は2017年になってしまいますが、楽しみにお待ちください。

続いては地元岡崎の市営墓地。

デザイン墓石の建立工事です。

雨が上がってから出かけましたので、写真は一枚。

しかも暗闇の中です。

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工事終了です。

本日、仕上げを行い、お引き渡し、閉工式の予定です。

何とか年内に間に合いました!

ありがとうございます。

そして昨日のお打ち合わせ。

名古屋市内の平和公園墓地と市営の八事霊園。

午後からお客さまがお越しくださいました。

名古屋方面がにぎやかいですね。

それもそのはず、名古屋店は昨日が仕事納め。

今日からお休みです。

ということで、岡崎本社は今日が最終日。

みんなで大掃除を行います。

ですが、その合間を縫って豊橋方面で2件のお打合せ。

岡崎の市営墓地では墓石の仕上げとお引き渡しです。

午後からは来年度の新入隊員がやってきます。

楽しみです。

最期まで全力疾走!

今日も故人が喜ぶ明るいご供養のため、お墓づくりに精進します。

感謝


お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

『心が強くなるお墓参りのチカラ』

矢田が書いた本です。

詳しい本の御案内はこちらから
→ http://haka.yatasekizai.com/media/chikara.html
インターネットの本屋さん「アマゾン」でも販売しています。
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お墓職人がつくる注文墓石専門店   矢田石材店

フリーダイヤル通話料無料  0120-336-772

岡崎本店 愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
電話    0564-73-2018
ファックス 0564-73-2058

名古屋店 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
電話    052―768―6620
ファックス 052―768-6647

営業時間  月~土曜日:8:00~18:00/日曜・祝日:9:00~17:00
※名古屋店は水・木曜は定休日です。

私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」

お墓づくり情報満載のホームページ→ https://yatasekizai.com/
e-mail: info@yatasekizai.com

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