おはようございます。
矢田石材店の矢田です。
先日、玉砂利に詳しいお客さまから那智石について質問されました。
「これ、本物?」
本物と偽物。
その区分が正しいかどうか分かりませんが、本物と称されるのは三重県熊野の那智黒石。
碁石などの材料にされる石。
今の那智石と呼ばれる石の元です。
墓石用としては使っていません。
よって、別の同じような石を使っています。
ただいま使用中はフィリピン原産の那智石。
同じように、墓石の玉砂利には不可思議な呼び名や慣例が多いです。
例えば、白黒の石を砕いた「白河砂(しらかわすな)」
砂と表記されていますが、石、砂利です。
砂といえば、砂浜などを想像されますが、まったくもって違います。
これも名称で誤解されます。
あと、五色石。
白、緑、赤、茶、あと何なのでしょう?
子どものころから、疑問には思っていました。
五色石っていうけど本当は4色?
他の色が入っている事もあります。
「たくさんの色・種類」を「五色」と表わしているのでしょうね。
これも名称の謎です。
商品目が「五色石」なんですね。
そして、赤土。
これも、本物の赤土と、着色した赤土(浄土)はまったくもって別モノ。
墓相などで用いられるているのは、着色された赤土。
矢田はこれがどうにも好きではありません。
なので、本物の赤土を山からもらってきて、ふるいでこしてパウダー状にして使っています。
ものすごい労力が必要ですが、感動的な赤土が出来上がります。
お墓の出来栄えはピカイチ。
お墓用語には、他にも???なものがあります。
また機会があったら考察してみます。
さて、そんなどうでもよい話が思い付くのも、雨降りで工事が進まないから。
午前は待機。
雨が上がった午後からは、人を増員して墓地へ向かいました。
こちらは岡崎市の寺院さま墓地。
次回は外柵の設置工事。
そして墓石本体へと続きます。
個性的な黒い洋型のお墓。
完成が楽しみです。
続きまして、こちらは安城市の地域墓地。
かなり生い茂った草を一掃します。
数日間の養生を経て、次回の工事。
湿気がよい基礎をつくりますね。
さて、本日のお墓工事も新しく始まる所ばかり。
春日井市の市営潮見坂平和墓地。
そして地元岡崎市の地域墓地。
今日は朝から出発出来そう。
午前中はご来店、墓所のご計測のご予約も頂いてます。
午後からは少しゆったりペースな感じ。
午後は少し時間がありますので、ご相談などありましたらぜひ。
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今日もお墓づくりに精進します。
感謝
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