岡崎市、豊橋市で墓石の工事

『我慢を忘れた日本人』

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

昨日はCBCラジオ出演の日。

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まず、【墓石見学会】の盛り上がりをお伝えしました。

3連休で、なおかつ春のお彼岸中日を真ん中に挟んで行いました。

ですから、お墓意識の高い方々がお越し下さいました。

そこで、見学会にお越しになられた方からのご相談や、最近増えているお悩み事の中から、

『お金がないけどお墓をつくりたい』

という題材を中心に、お墓に関わるお金の話をお伝え致しました。

結構対大切な考え方です。

まずお墓をつくったり、直したりするためのお金について。

大体、いくらくらいを考えておけばいいか。

もちろん相場というものがあります。

しかし、相場って皆さんのお墓に関係ありますか?

極端な話、相場と言われている金額を持ちあわせていなかったら、ガッカリします。

もし、相場に満たないお墓をつくれば、ご自身で安いお墓をつくったと、必要ない負い目を感じてしまいます。

なので、実はお墓の相場なんてものは気にしなくても良いんです。

もちろん、お金を借りてまでお墓をつくる必要はありません。

お墓などのご供養に関わるものを購入するためのローンもございます。

しかし、この低金利時代に置いても、まあまあの金利が設定されています。

何故かといえば、ローンで買う物の代表格として、

・家

・車

・土地

は、担保になります。

いざとなれば、転売してお金に換金することも出来ます。

もし、貸りたお金が払えなくなっても、購入した物品そのものを売って、お金に変えることが出来ます。

しかし、お墓はそうはいきません。

お墓を売っても、お金になりません。

むしろお金を払って、解体撤去してもらうという話になります。

なので、お墓は借金してまでつくる必要はないと思っています。

ただ、誤解してほしくないのですが、だからと言って何もしなくて良いという訳じゃありません。

ご自身で出来る範囲の目一杯の事をして頂ければいいんです。

逆もまた然りです。

余力を残したご供養なんて、効果があるとは思えません。

自分や、家族の大切な時間やお金を使うからこそ、敬う気持ちが生まれるし、お気持ち、心の変化が起こるんです。

お寺さまへのお布施なども同じです。

『いくらですか?』

とよく聞かれますが、基本はご自身で決めるべきなのです。

世間一般で言われている相場が分からないと、

【恥をかいてしまわないか?】

というような卑しい気持ちで見栄を張るのではなく、払えるめいっぱいで良いんです。

たとえそれが
100円でも、
1000円でも、
10000円でも、
100000円でも、
ご自身の納得感が大切なのです。

納得せずにお布施を人任せに払うから、お寺への不信感につながるんです。

お墓も同じです。

親のお墓をつくるために、人が決めた相場に習うのではなく、自分たちが出来るめいっぱいはこの金額だから、この金額で収まるお墓をつくろうと、そうお考えいただくことが一番大切です。

お金がなければ借りてきたり、お墓をつくることをあきらめるのではなく、我慢をして下さい。

『今はまだお墓つくれないけど、 いつかお金をためて 立派なお墓をつくってあげるから待っててね』

と、毎日お位牌に話しかけて下さい。

うちのお客さまの中には、そういった方々がたくさんいらっしゃいます。

子どもの頃お父さんが亡くなって、当時は余裕がなかったから木の墓標をつくり、祭っていた方が、
大人になって事業を起こされ、成功して、晴れてお墓をつくられたという話もあります。

他には、若い時墓地でお墓そうじしていたら偶然、お爺さんに話しかけられました。

『どうにもお墓が傷んでいて直したい』

『お墓屋さん、いくらくらいかかりますか?』

と、聞かれました。

そこで私は答えました。

『あなたの墓地は広いので、300万円は必要です』

そうしたら

『申し訳ないが、今はそんな大金は持ち合わせていない。

でも、今からお金をため始める。

300万円出来た時に、お墓をきれいにしてもらえるか』

と言われました。

そして5年後、その方は約束通り300万円を握りしめてやってきてくれました。

『これでご先祖さまに申し訳が立つ』

と、きれいになったお墓の前で涙を流しておられました。

このように、お墓を手掛けるのは別に今じゃなくても良いんです。

ご先祖さまや仏さまには待ってもらいましょう。


〔本日のお墓ことば〕

お墓は今できる目一杯が基本


さて、そんな試練を乗り越えて、お墓づくりが始まります。

それはそれは楽しい時間。

こちらはその一部。

場所は豊橋市の市営墓地です。

20160323 (2)

先回の工事でつくらせて頂いた、コンクリートの基礎に下地をつくります。

20160323 (3)

ひとつ石の芝台を設置します。

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芝台とコンクリートの基礎をつなぎます。

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きれいに整えられた納骨室内部。

中心部は土に入れ替えられ、大地と直結致します。

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台座となる石材を設置。

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地震対策として、中心部には脱落防止の【要石】、4隅にはゲル状の衝撃吸収材【安震はかもり】を配置。

2重3重の施策でお墓を守ります。

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このように、上に乗る石材の底面に凹がつくられ、【要石】の凸にはまり込みます。

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メインの竿石を据えます。

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石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了です。

次回は仕上げを行い完成の予定です。

出来栄えが楽しみですね。

続きましては、岡崎市の寺院墓地で行なわれました墓石の外柵設置工事。

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入口の階段となる石材を設置。

この部分がすべての基本になります。

20160323 (12)

段々と囲いの形状になってきました。

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組み終えた石材はステンレス製金具で補強いたします。

ねじれの起こらないように、上下2か所を固定。

コンクリートの基礎とも繋ぎ、ズレ、倒壊を防ぎます。

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墓石本体用の基礎をつくります。

石製納骨室を配置し、鉄筋を組み、コンクリートを流し込みます。

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コテを使い、固めながら水平に均します。

20160323 (1)

工事終了です。

次回は墓石本体の設置工事。

完成が楽しみですね。

そして昨日は、午後からご来店が続きました。

武豊町、名古屋市八事霊園、一宮市へは、お伺いしてのお墓づくりのお打ち合わせ。

粛々と仕事は進みます。

さて、本日のお墓工事です。

お伺いするのは瀬戸市と西尾市。

瀬戸市は新しく始まるお墓工事。

西尾市では墓石建立工事が行われます。

そして今日は午前中に【石割式】が行われます。

お墓づくり始まりの儀式。

さらに午前・午後と、ご来店が続きます。

お伺いするのは蒲郡市、岡崎市の寺院さま。

お墓づくりのお打ち合わせです。

今日もにぎやかな一日になりそうですね。

お墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

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