岡崎市と安城市で墓石工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

昨日は火曜日という事もあり、名古屋へ。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演してきました。

→ http://haka.yatasekizai.com/media/

その前に、平和公園墓地でひと仕事。

CBCへ行って、再び平和公園へ。

途中で名古屋に寄って打ち合わせ。

あっちこっちの一日でした。

ラジオの放送では、最近急激に増加しているご相談事について話しました。

そのご相談事とは、ズバリ基礎工事について。

例のマンションが傾いたという報道の影響だと思うのですが、

「うちのお墓の基礎工事大丈夫でしょうか」

とか、

「どんな構造の基礎にしたら良いのでしょうか?」

というご相談を、遠方からいただきます。

例えば東京や神奈川、他は大阪などの関西地域ですね。

大変ありがたいのですが、矢田石材店は地元密着の墓石屋。

愛知、岐阜、三重、静岡県辺りが施工可能地域なので、別の地域の状況はちょっと分かりません。

その旨をお伝えして、お引き取り願っているのですが、皆さん気になるようです。

そして意外と地元の方は気にしていない。

恐らく、地震経験がないからでしょうね。

致し方ないかとは思います。

経験していないことに対して、【当事者意識】を持つのは難しいです。

とは言え、私達墓石屋がノープランではいけません。

色々と気をつけて頂きたい事があります。

まず前提として、基礎の工事を行わないなんて言うのは一昔前の話。

今では基礎工事を行うこと自体は当たり前です。

やらないのは問題外です。

その内容が墓地の状況や、形状、特性に合わせたものであるかどうかがとても大切になってきます。

住宅やマンションなどの大掛かりな仕事と違い、お墓をつくる仕事は、私達のような石材店と、お施主さまとの個々の信頼関係の上に成り立つ仕事。

大手のハウスメーカーも地元の工務店も、結局下請けに任せて仕事をする職人は同じなんていう事は無いと思います。

念のため、墓地で仕事をしているところをご見学されると良いかと思います。

何事もそうですが、仕事場はウソをつきません。

隠そうと思っても、隠し通せるものではありません。

ぜひ、お墓のご契約前に仕事場をご見学下さい。

その他、基本的な事を抑えておきますと、大きく分けてお墓の基礎にはベタ基礎と布基礎があります。

上につくられるお墓の大きさや構造によって、どんな工法か決められます。

基本はベタ基礎なので、墓所スペース全部にコンクリート打ちを致します。

布基礎は、石材が設置される場所にのみ基礎を打つ工事方法となります

それと共に大切になってくるのが、基礎と墓石をどのようにつなげるか。

いくら頑丈な基礎をつくっても、その基礎と構造物である墓石とのつなぎがいい加減であれば、大きな衝撃で外れてしまいます。

当店は石をつなげるためにステンレス製の無垢棒で固定したり、アンカーを打ってボルトで固定しています。

他には、土地の状況や特性に合わせて基礎の構造をつくること。

上の墓石も併せて考えられているかどうか。

水をどのように墓所の外に流すのか。

ご遺骨を納める納骨室をどこにどのようにつくるのかなど。

通り一辺倒ではなく、ひとつひとつのお墓に合わせて基礎もつくらなければいけません。

軟弱な土地や水はけの悪い場所に基礎をつくる場合、コンクリートそのものよりも、その下の地盤をどのようにつくるかの方が重要となります。

杭を打つのか。

地盤改良するのか。

コマ型のコンクリートブロックを埋める工法にするのか。

栗石を積むのかなど。

状況に合わせて基礎をつくらないといけません。

専門的な内容もありますので、分かりづらかったかもしれません。

大切なことは、人任せにしている人はダメです。

今回のマンションの話も下請け任せにしていて、管理しきれなかったという話。

やはり、自社の職人がしっかり仕事しますよと、胸を張って言い切れる墓石屋は頼もしいと思います。

うちが良いという訳じゃありませんが、その辺りはお墓購入の際に大切な検討項目になると思います。

どうぞご参考下さい。

さて、そんな自信に充ち溢れた墓石屋の仕事とはどんなものか?

こちらは昨日行われましたお墓工事風景。

場所は地元岡崎市の市営墓地。

墓石の外柵設置工事を行いました。

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コンクリートの基礎上に下地をつくり、石材を設置致します。

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石材と石材の継ぎ目には、専用の接着剤をしっかりつけます。

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少しづつ、枠のカタチになってきました。

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石材と石材を組んだ角部は、ステンレス製の金具で固定します。

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コンクリートの基礎ともしっかりと繋ぎます。

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石製納骨室を配置し、鉄筋を周囲に組みます。

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振動機を使いながらコンクリートを流し込みます。

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コテを使い、表面を水平に均します。

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石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了です。

次回は墓石本体の設置工事。

完成が楽しみですね。

続きまして、こちらは安城市の地域墓地。

新しくお墓工事の開始です。

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こちらの墓所で基礎づくり。

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まずは穴掘りから。

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頑丈な地盤をつくるため、しっかりとした深さを確保致します。

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周囲の既設石材を壊さないように、砕石を入れながら地盤を叩いて締めます。

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石製納骨室を配置し、周囲に鉄筋を組みます。

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振動機を使いながら、コンクリートを流し込みます。

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表面を水平に均します。

20151028 (1)

工事終了です。

数日間の養生の後、墓石の建立工事を行います。

完成が楽しみですね。

さて、本日のお墓工事は岡崎市の寺院墓地。

外柵の設置工事を行います。

そして豊橋市の寺院墓地へも。

こちらは新しく始まるお墓工事。

基礎づくりからの開始です。

雨が夜中に振り、朝には止んでいる。

最高のお天気状態。

絶好のお墓日和になりそうですね。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝

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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

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心が強くなるお墓参りのチカラ
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