幸田町・西尾市で墓石工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

再び助けられました。

矢田の至らなさを、いつもカバーして下さいます。

つボイ師匠。

昨日はラジオの出演日。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日です。

→ http://haka.yatasekizai.com/media/

先週に引き続き、矢田の垂れ流しネタ話に対し、つボイさんの上手い比喩、切り返しで番組が締まりました。

当たり前といえば当たり前ですが、やはり流石としか言いようがありません。

何時も助けられますし、勉強の連続です。

そんなラジオでお伝えした内容なのですが、先週はお墓のサイズ、寸法の話を致しました。

その流れを汲んで、お墓の形状といいますか、基本的な和型墓石のデザインについてお伝えいたしました。

この地域のお墓の名称は「名古屋型」と呼ばれています。

愛知県全般を含め、東海3件あたりでも建てられていますかが、東海型とか、中部型とは呼ばれていません。

なぜか名古屋型と呼ばれています。

以前は名前が付いていなかったそうですが、いつの間にか名古屋型と呼ばれるようになったそうです。

岡崎の石職人が考え出したお墓とされています。

名前の汎用性を考えて、名古屋型と名付けたのでしょうか。

子どもの頃は、

「岡崎の人がつくっているから、岡崎型にすれば良いのに」

と、心底思っていました。

その名古屋型ですが、何かと対比して、名古屋の型です。

比較されるのは関東型と呼ばれている、関東圏でつくられているお墓。

そして関西型と呼ばれているお墓です。

関西型は細かく大阪型・神戸型・京都型などにも分類されます。

具体的なカタチとして、関東型、関西型は花立や線香立ての形状が少し違うくらい。

ほぼ同じ形状になります。

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こちらが関東・関西型の簡単な説明モデルです。

細長い竿石、上台、そして中台と続きまして、土台となる芝台が一番下の部材になります。

対して名古屋型は、竿石、上台、中台とここまでは同じ構造なのですが、その下には、4つに分割された石材が組まれて大きな一つの台を構成しています。

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こちらが名古屋型。

4つの石を組んでひとつの台をつくるので、そのままなのですが、4つ石と呼ばれています。

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このような状態で組まれています。

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この4つ石のあるなしが、名古屋型の特徴になります。

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他の地域のお墓に比べ、一段多いので、立派に見えますし、形状としてのバランスも非常に安定します。

なぜこの地域の名古屋型だけ、他の地域と違い、一段多いのには理由があります。

それぞれの地域の、石材供給源となっている山の特長を考えると分かりやすくなります。

先ず、関東の墓石の供給源は、茨城県の真壁とよばれる地域。

そして関西の石材供給源は、香川県の庵治。

そして、この中部圏の石材供給源は、地元の岡崎市となっています。

地元岡崎近辺の山の特長は、他の産地の山と比べて、少し規模が小さい事。

なので、大きな石材があまり捕れません。

それで、職人さん達が知恵を出し、小さな石を組みあわせ、台座を分割式にして、かさを稼いだのです。

しかも、石材に黒や白の斑点があり、見栄え良く使えないとき、他の部材に転用しやすい寸法の割り出し方でつくられています。

大きな石材が贅沢に捕れない地域ならではの、知恵の結晶が詰め込まれているのが、この名古屋型墓石なのです。

モノづくりに長けたこの地域ならではの工夫が込められています。

ただ、4分割にされている分、強度は無垢の石材と比べおとります。

なので、矢田石材店では特殊な石の加工と組み方をして、壊れないような工夫をしています。

お店に来ていただければ、内部構造について、詳しくご説明いたしますので、ぜひお越し下さいね。

ご来店予約電話はこちら → 0120-336-772

さて、そんな名古屋型のお墓も、しっかりとした基礎の上に建てられなければ、あっという間に倒壊です。

こちらは昨日行われました西尾市での基礎工事。

場所は地域の墓地になります。

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機械を使い、硬い地盤をほぐしながら掘り進めます。

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掘りやすくなった後、皆で一気に土を出します。

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掘り終えた墓所に採石を敷きつめ、機械を使って叩いて締めます。

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納骨室を確保する木枠や、排水パイプを配置して、鉄筋を組みます。

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コンクリートを流仕込み、表面を水平に調節します。

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基礎工事の終了です。

数日間の養生の後、外柵の設置、そして墓石本体へと続きます。

近くの墓所を、同じ岡崎の石材店さんが計測していました。

自分達も負けてられないですね。

お互い良い仕事頑張りましょう。

続いては、幸田町の寺院さま墓地。

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特別につくった、大型納骨室を設置します。

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続いて外枠を設置。

慎重に、ひとつづつ石材を据え付けます。

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石材と石材の結合部は、ステンレス製の金具で補強します。

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石同士だけではなく、基礎のコンクリートとも繋ぎます。

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周辺にコンクリートを流し込みます。

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きれいに均して工事終了。

次回はいよいよ墓石本体の設置工事。

インドの黒石を使用した、家族の想いが込められたお墓。

大切な人との別れを乗り越え、前向きに新たな道を進み始める力となるように。

そんな願いを込めてつくっています。

さて、本日は専務を含め、3名の者が墓石デザインの研修。

専務榊原は、美術系大学を卒業しています。

かつて大企業で設計・デザインの仕事にも従事。

基本はおろか、応用まで洗練されています。

しかし、飽くなき探究心と向上心を持っています。

自身の持つスキルと、お墓特有の思想を融合。

さらなるデザイン力の向上のため、部下を引き連れ東京まで研修に出かけます。

無事に帰ってきてほしいものです。

その他のメンバーはいつも通り、お墓づくりを粛々と進めます。

今日は名古屋市の平和公園墓地、そして春日井市の潮見坂平和公園墓地で墓石工事。

午前中は地元岡崎市で、完成した墓石への納骨式も営まれます。

矢田は午後から名古屋で打ち合わせ。

今日もにぎやかな一日になりそうですね。

お墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

『心が強くなるお墓参りのチカラ』
心が強くなるお墓参りのチカラ
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営業時間  月~土曜日:8:00~18:00/日曜・祝日:9:00~17:00
※名古屋店は水・木曜は定休日です。

私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」

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