西尾市、岡崎市で墓石工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

昨日は火曜日でした。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日。

→ https://www.yatasekizai.com/media/

先週の番組内でも取り上げられていましたが、

【デジタル墓石】

が話題となっております。

確かスロベニアという国の出来事。

お墓に48インチの画面をつけて、亡くなった家族などの写真や動画を映すことができるという代物。

以前、液晶取り付けた墓石つくってみたいとお伝えしていました。

正直、

『やられた!』

という思いがあります。

しかし、主流にはならないでしょうね。

お墓は石の方が落ち着くと思います。

負け惜しみですけど。

ということで、昨日は、

『そもそもお墓はなぜ石でつくられているのか』

ということについてお話を致しました。

まず、日本における葬送の歴史から紐解きます。

平安時代ぐらいから、位の高い方々を火葬にする事が始まりました。

ですが、一般の方は結構最近まで土葬でお祭りされています。

で、火葬、土葬、どちらにしても、ご遺骨やご遺体を埋葬します。

埋めたその上に土をもって土饅頭にしたり、石を置いたり、樹を植えたりと、何かしらの印をつけたのがお墓の始まりと言われています。

その中で次第に【石】が主流となっていったのです。

理由としては、お亡くなりになられた方の魂を封じ込めるための【重し】としての意味があったり、古事記に出てくる

『千引き岩(ちびきいわ)』

が、この世とあの世をふさぐものとされ、石が私たちの住むこの世界と、仏さまやご先祖さまのいる世界の境界となる象徴的なシンボルになったからです。

そんな経緯もあり、お墓の目印として、石が使われるようになりました。

では、なぜ石という素材が選ばれたのかを考えます。

私たちはお墓をつくって、遺骨をまつり、その対象となる墓石に手を合わせ、お亡くなりになられた方々の幸せを想い願います。

お亡くなりになられた方々は、存在としては形がすでになく、魂や意識として、石にその想いを宿していきます。

新しい対象であるシンボルが朽ちてしまうことは、基本的には好まれません。

石は人間と比較すると圧倒的に長い時間、形を崩さずに存在し続けてくれます。

なので、そういった性質を持つ石に惹かれ、魂を宿し、礼拝の対象としていったのはすごく自然な感覚だったと想像されます。

しかも、日本をはじめ、世界各地には大きな石そのものを信仰の対象としている地域が沢山あります。

神社なども、今でこそお社に参拝いたしますが、もとはそこにあった大きな石を拝んでいたという伝承が各地に残されています。

石は、私たち人間が惹かれ、祈りの対象となる魅力を持った自然界にある素材です。

大切な家族やご先祖様を祭るお墓の材料として、最も適しているのです。

このような経緯から、世界各国、昔からお墓は石でつくられてきました。

余談ですが、最近ミネラルマルシェやミネラルショーと言って、天然鉱物を取り扱うイベントが結構人気らしいです。

墓石の材料である石の、そのまた材料である鉱物そのものに焦点を当てたイベント。

ミネラル好きな人たちが集っているそうです。

ちなみに天然鉱物をこよなく愛する女性は

【鉱物女子】

と言われて、各地のミネラルイベントに出没するらしいです。

※つボイさんは女子が好物とおっしゃられていました。

今のところ、まだ矢田石材店の【墓石見学会】でお目にかかれたことはありません。

鉱物女子のみなさん、お待ちしていますので、いつでもお越しくださいね。

昨日はつボイさんの目玉おやじも飛び出したりして、楽しい放送でした。

ということで、鉱物女子を待っていても仕方ありませんので、職人たちは墓地へ出かけます。

昨日のお墓工事は西尾市と岡崎市。

西尾市では寺院さまの墓地でお墓の土台作り。

20170419 (2)

石を積み上げて外柵の土台をつくります。

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敷地をくるりと囲います。

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内側をコンクリートで固めます。

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しっかり補強も終え、工事終了です。

次回は巻き石の設置。

その上には岡崎の青石【牛岩石】でつくられたお墓が建立されます。

完成を楽しみにお待ちくださいね。

続いては地元岡崎の市営墓地。

墓石の外柵設置工事を行いました。

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墓所を石材で囲います。

ひとつづつ石材をていねいに設置します。

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据え付けられた石材に補強金具を取り付けます。

コンクリートの基礎ともつなぎ、災害などに備えます。

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石製納骨室を配置し、周囲に鉄筋を組みます。

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振動機を使いながらコンクリートを流し込みます。

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コテを使い、表面を水平に均します。

20170419 (1)

石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了です。

次回はいよいよ墓石本体の設置工事。

茨城県の石材を使ったお墓。

もうしばらくお時間頂きますね。

楽しみにしていて下さい。

そして墓地にお伺いしてのお打合せ、墓所のご計測・観測は安城市、刈谷市、蒲郡市、そして岡崎市へ。

名古屋店、岡崎店、共に午後からご来客さま。

夕方ごろからバタバタとにぎやかかったです。

お越し頂き、誠にありがとうございました。

さて、本日のお墓工事です。

お伺い致しますのは西尾市の寺院さま墓地。

昨日の続きを行います。

そして豊橋市の地域墓地では和型墓石の建立工事。

佐賀県の天山石でつくられたお墓です。

完成が待ち遠しいですね。

そしてそして、岡崎工場では体験入隊者の受け入れが!

一日使って墓石屋の魅力を思う存分お伝えします。

ご期待ください!

故人が喜ぶ明るく元気なご供養のため、今日もお墓づくりに精進します。

感謝


お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を

『心が強くなるお墓参りのチカラ』

矢田が書いた本です。

詳しい本の御案内はこちらから
→ http://haka.yatasekizai.com/media/chikara.html
インターネットの本屋さん「アマゾン」でも販売しています。
⇒『心が強くなるお墓参りのチカラ』


お墓職人がつくる注文墓石専門店   矢田石材店

フリーダイヤル通話料無料  0120-336-772

岡崎本店 愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
電話    0564-73-2018
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名古屋店 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
電話    052―768―6620
ファックス 052―768-6647

営業時間  月~土曜日:8:00~18:00/日曜・祝日:9:00~17:00
※名古屋店は水・木曜は定休日です。

私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」

お墓づくり情報満載のホームページ→ https://yatasekizai.com/
e-mail: info@yatasekizai.com

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日です。

→ https://www.yatasekizai.com/media/

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