西尾市で五輪塔と和型墓石を建立

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

世の中狭いですね。

昨日、出演させて頂いたCBCラジオでの出来事。

先週、テレビに出ていたことが、リスナーさんのお便りから知れていました。

他局でしたから、話題にしていなかったのです。

放送室に入り、着席して、コマーシャルが終わる寸前に告げられました。

「矢田さん、テレビ出てました?」

「え?はい、出てましたけど・・・・」

「お便りがたくさん来てるので、少し触れますね」

そういう流れは早めに言ってほしい。

こちらは素人なのですから・・・。

という事で、番組冒頭に予定外の話題を入れられましたが、基本は「ペットの石像」についてのお話し。

そこまでたどり着くのに、かなりの時間を要しました。

事の起こりは、先週の放送で、つボイさんのお墓を元にしたお墓づくりのご依頼が増加している半面、リスのすけの引き合いはイマイチというお話をさせて頂きました。

その後、会社に帰りましたら営業の中山さんから

「リスのすけ欲しがっているお客さま居ますよ」

と叱られました。

お打ち合わせの度に、

『いいなーいいなー』

と、恋焦がれていらっしゃるという話。

いよいよ、お婿さん入りが近いかもしれません。

さらにその翌日、自転車に乗ってある方がつボイさんのお墓をご参拝に来られました。

墓前でお経を唱えられ、貯金箱になっているリスのすけに拝観料を納めて行かれました。

昨日はそのお金を、つボイさんに奉納いたしました。

※その後のお金の行き先ですが、CBCも窓口になっている、ユニセフに寄付という事で話は落ち着きました。

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参拝者のため、毎朝中山さんがつボイさんのお墓を掃除しています。

そして、ここからが本題。

「お地蔵様ならまだしも、そもそも動物の石像をお墓に置いていいの?」

というご相談を頂きました。

昨日はその辺りの事をお話し致しました。

まず、動物の置き物をお墓に置いても良いのか?ということですが、お骨を祭るわけでなければ、大抵許可される事が多いです。

以前は、動物は人の魂とは違うから、墓地に連れてくる事すらいけないとされていました。

しかし最近では、通り考え方がだいぶ変わりました。

皆さんもご存じの通り、ペットは家畜ではなく、家族の一員です。

なので、家族の絆を繋ぎとめる役割を果たすお墓に、お亡くなりになったペットの石造を置くことに抵抗がなくなってきたとは思います。

しかし、霊園にはそれぞれの規則や、お寺さまの墓地ではご住職さまなど管理者のご意向が反映されます。

「私にとっては大切な家族」

でも、他人から見たら、神聖な墓地に何をしてくれるんだと、争いごとにつながります。

世界の紛争を見ても、争いの元は宗教や考え方の違いです。

ペットは大切だとは思いますが、それを良しとしない方もいる事を念頭に、節度あるお墓づくりを行って下さい。

なので、石像は置いても良いけど、動物を人間と同じように納骨することは禁止とされている墓地が多いです。

特別な墓地、【ペットと入れる霊園】などのように、謳っている墓地であれば大丈夫です。

実は、今もいくつかのお寺さまから、動物と入れる墓地をつくってくれないかと、ご依頼を頂きます。

即答できる仕事ではありませんので、色々下調べが必要となりますが、今後は需要が伸びてくるのではと思われます。

ここで気になるのが、実際に墓地に置かれた動物の石像は、どんなものがあるのか。

過去の経験では、犬、ネコ、ウサギ、小鳥などですね。

立体的な石像ではありませんが、チョウチョやカブトムシなどもあります。

いちばんご依頼が多いのはネコちゃんです。

結構かわいく、精巧につくれます。

逆に、意外と少ないのがイヌ。

と言いますか、犬が苦手。

何かダメなんですよ。

上手くつくれません。

これは矢田石材店の技術的な問題だと思います。

そもそも、墓石の専門店で、彫刻が得意な訳ではありません。

難しい彫刻などは、彫刻の専門家に協力して頂き、つくっています。

これからは、犬もつくれるように、若い職人たちを中心に腕を磨いておきます。

何事も精進ですね。

さて、そんなペットの彫刻は、一年に何度もつくるわけではありません。

基本はこちら。

和型墓石と五輪塔設置工事のご紹介。

場所は西尾市の地域墓地です。

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まずは、コンクリートの基礎に下地をつくります。

石材とコンクリートの結合強度を高めます。

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墓石本体の土台となる芝台を設置。

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元々墓地に納められていた、ご先祖さまのご遺骨を納骨室深くに納めます。

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五輪塔、和型墓石と2つ並んで土台を設置。

その後、墓石本体の最下層である4つ石を設置。

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4つの石材に凸凹が加工されていますので、それを組みながら設置。

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 組み終えた石材は、ステンレス製金具で固定。

電動工具を使い、しっかりとボルトを締めます。

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ねじれの無いように、上下2ヶ所を固定し、芝台とも繋ぎます。

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ここからは無垢材の積み上げ。

中台を据え付けます。

水平、位置、傾き、バランスを調節します。

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石材と石材が上下に重なる部位には、中心に脱落防止の【要石】、4隅にはゲル状の衝撃吸収材【安震はかもり】を配置。

2重3重の施策でお墓を守ります。

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五輪塔の笠を設置。

ていねいに一つづつ、仕事の工程を進めます。

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こちらは石材運搬組。

駐車スペースから、かなり長い坂道を登った墓地。

キャタピラ車の恩恵に頼っています。

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和型墓石の要石です。

石割式の日付が刻みこまれています。

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いよいよメインの竿石を設置。

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石材と石材の継ぎ目をシーリング。

防水とお化粧効果。

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お世話になった坂道を掃除します。

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掃除します。

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さらに掃除します。

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掃除も終えて、工事終了。

次回は仕上げを行い完成の予定です。

岡崎の牛岩石を使用したお墓。

素敵な雰囲気になりそうです。

出来栄えが楽しみですね。

こちらは、名古屋店の貼り石を終えて戻ってきた職人部長。

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溜まっていた石材の加工を、急ピッチで進めます。

地元岡崎市の石材を使っての墓石づくり。

まずは、機械で磨きをかけます。

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こちらは再建墓石の石材修繕。

汚れを落とし、塗料を再塗布。

彫刻文字をきれいにします。

やはり、彼がいると職人たちが一層締まりますね。

頼もしい限り。

さて、本日のお墓工事は豊田市へ伺います。

地域墓地におきまして、お墓の再建工事。

先回までで、土台部分の設置は終えています。

修繕された墓石本体の再設置を行います。

そして、もう一か所。

こちらは名古屋市の平和公園墓地。

既設墓石のリフォーム工事です。

どちらも、見違えるように美しくなるはず。

完成が楽しみです。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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