豊橋で洋型墓石完成、お引き渡し

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

先日、息子と2人で留守番する機会がありました。

妻と娘は、学校の部活動のため外出。

2人でお昼ご飯をつくることになりました。

台所を物色したところ、めぼしい食材はご飯とラーメン。

そこで、

「チャーハンとラーメン、どちらが食べたい?」

と、息子に尋ねました。

すると、

「両方!」

という答えが返ってきます。

「どちらか選べ!」

と迫っても、

「選べない!」。

そこで、質問を変えました。

「好きな方は?」

そして答えは

「両方!」

ならば、

「片方しか食べられないとしたら?」

「選べない!」

まあ、こんな感じで優柔不断なのです。

選べないのです。

なぜだか聞けば、両方好きで、どちらでも良いから。

情けなくなる答えではありますが、世の中にはこのような事が意外と多くあります。

最近お伝え続けている、

【墓石の彫刻】

についても、どちらも正しいが、違う事があります。

例えば、正面文字。

【 南無阿弥陀仏 】

【 南無阿彌陀佛 】

【 南无阿彌陀佛 】

言わずもがなの浄土系宗派の名号です。

意味としては、

『私は阿弥陀さまという仏に対して、すべて帰依します』

※いろんな解釈があると思いますが、
宗教家ではありませんので、一般論です。

その中で、文字としての

【無】と【无】

【佛】と【仏】

【彌】と【弥】

「どちらが正しいの?」

とよく聞かれます。

答えとしては、

「どちらも正しい」

※優柔不断な息子と
同じになってしまいました。

そもそも、

「南無阿弥陀仏」

は、文字に意味があるのではなく、インド言葉に対して漢字の当て字。

すこし乱暴な表現になってしまいますが、読んだ音が同じであれば、何でも正しいのです。

文字自体に意味はありません。

音に意味があるのです。

だから、刻まれる文字は何でも正しいのです。

そして、お名前に関しても同じ事が言えます。

旧字体と新字体。

これに関しても、どちらも正しい。

昔使われていた文字と、今使われている文字。

昔書かれたお名前ならば、旧字体でしょうが、今書くならば新字体。

どちらも正しいはずです。

そして、使うご本人が分かっていると思うのですが、

「実は私の名前は、本当は○○でして・・・・」

という話を、時折頂きます。

通常使う文字と、戸籍にある文字が違う時。

で、

「どちらが正しいのか?」

と聞かれれば、相変わらず

「どちらも正しい」

としか、答えようがありません。

では、選ぶ指針は無いのか?

と言われれば、あります。

それは、

【どちらの文字がしっくりきて、どちらの文字を愛せるか】

だと思います。

結局、お墓というものは、愛の塊です。

であるならば、愛せる文字で刻めばいいじゃないんでしょうか?

ご本人の感覚で、

・落ち着く

・馴染む

・しっくりくる

・ふさわしい

・見慣れた感じ

・腑に落ちる

・納得できる

・見あきない

・覚悟が決まる

何でも構いません。

とにかく、自分で決めることが大切です。

なぜならば、誰よりも多く、出来上がったお墓に手を合わせるのはご自身とそのご家族ですから。


〔本日のお墓ことば〕

お墓の決め事は誰が何と言おうが

自分で決める


さて、こちらは昨日完成し、お引き渡しをさせて頂いたお墓のご紹介。

場所は豊橋の市営墓地。

素敵な洋型墓石です。

20160410 (1)

正面に想いの込められた文字を刻みます。

20160410 (4)

やさしい色合いの石が、曲線を含む落ち着いたデザインに合いますね。

20160410 (2)

お施主さま達の手により、お墓をお守りするさらしが巻きつけられます。

20160410 (3)

保護カバーを被せ、開眼・納骨式当日まで養生します。

素敵なお墓づくりでした。

引き続きよろしくお願い致します。

そして、昨日はお墓づくり始まりの儀【石割式】が行われました。

ご来店のお客さまも引っ切り無しで、にぎやかな一日に。

ありがとうございます。

さて、本日は納骨式が2件行なわれます。

西尾市の地域墓地。

お施主様同士に面識はないはずですが、何と同じ墓地。

ニアミスです。

どちらも担当がしっかりお手伝い致します。

どうぞよろしくお願い致します。

そして、午前中は岡崎展示場にご来店の予約を頂いてます。

午後からは岐阜市、高浜市でお墓づくりのお打ち合わせ。

引き続きにぎやかなお墓日和になりそうですね。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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