おはようございます。
矢田石材店の矢田です。
昨日は火曜日なので、ラジオ出演してきました。
CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】です。
→ http://haka.yatasekizai.com/media/
時間が少し押し気味で、36~7分頃からの放送だったと記憶しています。
テーマは『お墓の大そうじ』。
矢田石材店では、お墓をつくって頂いたお施主さまのお墓に伺って、おそうじをするという活動を続けています。
今だと一年の間に大体600から700件ほどのお墓をお掃除しています。
今月は、年末という事もあり、100件ほどおそうじすると思います。
大変ですねとよく言われるのですが、自分たちがお掃除しますので、墓石の表面が汚れないように加工していますし、一年に一回、専門の職人がきれいにするので、そんなに汚れが定着しません。
お墓の汚れは長い年月の積み重ねですから、最低でも10年間は通う事になります。
その間は、そんなに汚れませんので、意外と時間はかからないです。
大変なのが、リフォームや改修、おそうじからご縁を頂くケース。
これらのお墓は私どもがつくったお墓ではありません。
なので、汚れの蓄積が違います。
そして一番困るのが、お施主さまがご自身で何かしらの補強や修繕を加えている場合。
逆効果でお墓が傷んでいたり、手間が増えているケース。
良かれと思ってやられていますから、あまり無碍にも出来ないのです。
『あーあ、やってしまったのか・・・・』
というケースは少なくありません。
原因は、概ね薬や洗浄剤の不適合。
何度もお伝えしていますが、お墓のおそうじは基本水洗いです。
水と根気が一番です。
ちょっと寒いと思いますが、お墓には、とにかくお水をたくさんかけてあげて、スポンジやブラシで何度もブラッシングです。
細かい部分のキツイ汚れには、使い古した歯ブラシなども有効です。
ただ、彫刻された文字をお掃除する場合、塗料が入っていますと、逆に傷めてしまう恐れがあります。
彫刻部分の細かい汚れには、筆やハケをお使い下さい。
もし、白い塗料が剥げてしまい、見苦しいなという時は、迷わずご相談下さい。
過去に何人かの方がご自身で修繕されているのを見ましたが、どれも酷い状況でした。
文字から塗料がはみ出していたり、石材表面にある細かい穴の中に塗料が入りこみ、ポツポツと白い斑点模様になってしまいます。
お墓の塗料が剥げた場合に、私たちが行う仕事では一端すべての塗料をはがします。
塗料専用の除光液みたいなものを塗り込んで、根気よく何度も撫でて剥がします。
その後、石材表面に透明なラッカーを使って下地をつくります。
そのあと塗料を入れています。その際も一度にたくさん塗るのではなく、薄―く何度も重ね塗りを致します。
そうしないと、塗料の塊がボテッとして、美しい塗り面になりません。
塗料を何回も塗り込み、安定したところで、再び表面処理を致します。
これらの流れが、彫刻された部分の塗料の剥がれを直し、その後の剥がれを防ぎ、汚れにくくするための処方です。
大変な仕事量で時間は相当かかります。
しかし、見合った金額を頂けないのが実情です。
『労多くして功少なし』の職人泣かせの仕事の一つになります。
おそうじ自体は皆さまで行って頂く事が、お墓も中に入っている方も喜ばれると思うのですが、修繕に関しては、素人の付け焼刃だと2度手間3度手間になってしまいます。
無理せず、専門家にお声掛けください。
最後にお知らせをひとつ。
今週末の18、19、20日の金・土・日の3日間、今年最後の墓石見学会が岡崎本店で行なわれます。
お墓をつくらないといけないのに、手をつけていられない方へ。
年末年始は親族が集まり、お墓についての話し合いが行われる絶好の機会。
そのための下準備、ネタの仕入れとして、ぜひ、お墓のご相談にお越し下さい。
人員を増やし、ていねいにお話しを伺わせて頂きます。
お墓づくりはじめの一歩を踏み出して下さい。
お待ちしています。
さて、墓石見学会の告知も済んだところで、ここからは昨日行われましたお墓工事風景。
先ずのご紹介は、豊橋市で行われました墓石建立工事。
基礎のコンクリートに下地を作ります。
ねじれの起こらないように、上下2か所を固定します。
中心には脱落防止の【要石】を埋め込みます。
4隅にはゲル状の衝撃吸収材【安震はかもり】を配置。
専用接着剤も併用し、お墓を強固に守ります。
吊り下げて運びます。
残すは仕上げ工事のみ。
完成が楽しみですね。
続きましては地元岡崎市の地域墓地。
お墓の外柵づくりです。
まずは基本となる角の石材を設置。
ここを決めないと、仕事が進みません。
今日は引き続き、2段目を積み上げます。
そして刈谷の市営墓地へ。
洋型墓石の建立工事。
一宮市の地域墓地へも伺います。
こちらは移転工事です。
地域墓地から寺院墓地へ。
墓石のお引っ越しです。
大小合わせて7つのお墓を移動します。
そして今日は名古屋店にご来客。
午後からは岡崎本店にご来客。
12月も折り返し地点です。
残りの仕事量を見るとドキドキします。
【年末までに終わらせることが出来るのだろうか?】
緊張感を持って日々の仕事に臨みます。
今日もお墓づくりに精進します。
感謝
過去のブログはこちら
→ http://ohakaman.yatasekizai.com/
お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。
『心が強くなるお墓参りのチカラ』
心が強くなるお墓参りのチカラ
詳しい本の御案内はこちらから
→ http://haka.yatasekizai.com/media/chikara.html
インターネットの本屋さん「アマゾン」でも販売しています。
⇒『心が強くなるお墓参りのチカラ』
お墓職人がつくる注文墓石専門店 矢田石材店
フリーダイヤル通話料無料 0120-336-772
岡崎本店 愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
電話 0564-73-2018
ファックス 0564-73-2058
名古屋店 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
電話 052―768―6620
ファックス 052―768-6647
営業時間 月~土曜日:8:00~18:00/日曜・祝日:9:00~17:00
※名古屋店は水・木曜は定休日です。
私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」
お墓づくり情報満載のホームページ→ http://haka.yatasekizai.com
e-mail: info@yatasekizai.com
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