豊田市、豊橋市で墓石の工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

お墓のいろんな形式が増えてきました。

そのひとつが「永代供養墓」。

永代供養墓とは、個々でお墓参りをしなくても、お寺側で責任を持って永代にわたり供養してくれるお墓のことです。

先日も、中日新聞の一面に長久手市に樹木葬型の永代供養墓が出来るという記事が特集されていました。

今、お墓業界では中々熱い話題です。

昨日のラジオ放送でも、少しご紹介させていただきました。

実は、私共のところにも、寺院さまなどから永代供養のお墓建立に関して、結構な数のお問い合わせが来ています。

お手伝いできる場合はお手伝いしています。

アドバイスさしあげる事しかできなこともあります。

まあ、ご相談は遠慮なく。

それなりにお役に立ちます。

これから永代供養のお墓を探そうという方も、遠慮なくご相談下さい。

話を戻しますが、永代のお墓には、大きく分けて2通りのつくり方があります。

一つは、ご遺骨をまとめて埋葬する合祀タイプ。

もう一つは、個別のお部屋、棚に骨壺を保管する個別保管タイプ。

どちらも、このような言い方が正しいかどうか分かりませんが、一般的には初期費用だけで、後々に掛かってくる金はありません。

では、どのような方がご利用されるのか。

都会にお住まいで、そもそも墓地を手に入れることが出来ない方。

愛知県はまだまだそこまでの環境ではありません。

墓地は手に入れる気になれば、手に入ります。

ただ、お金はそれなりに掛かります。

他には、元々お墓があったのですが、お墓を閉じたため、ご遺骨の行き場が無くなった方。

そのような方は、お寺の合祀墓で祭ってもらう。

それと、ご身内の中で、本家のお墓に入ることが出来ない方。

例えば、一人身で亡くなったおじさん、おばさんを供養してあげたいと思う方が永代のお墓を利用します。

先日も、CBCのイッポウという番組でお墓を片づける話が特集されていました。

私共のような墓石屋で墓石そのものを片づけることは出来ます。

しかし、ご遺骨の行先はやはり永代のお墓。

もしくは海、空みたいです。

そのまま放っておくことはできません。

大石アナウンサーも「自分達の世代が亡くなる頃にはどうなっているんでしょうかね」と心配されていました。

私どもにご相談下されば、何かしら不安は軽減します。

ご安心ください

ただ、注意して頂きたい事があります。

特に合祀のお墓に関してですが、一度ご遺骨を納めてしまうと取り出せません。

なので、後で移動させることは無理です。

それに、やっぱり個別で祭りたいと思っても、分骨することは不可能です。

自分独自の考えだけではなく、周りのご家族や親族のお話しもしっかりと聞いた上でご判断して下さい。

中には、訴訟になった事例もあります。

お気をつけ下さい。

何時もお伝えしていますが、お墓についてのトラブルで気をつけなければいけないのは、石の問題ではありません。

人の気持ち。

心の問題です。

手を合わせて祈る対象である以上、お墓やご遺骨を物として扱うと、後々大変なことになります。

邪魔だから片づけるとか、お墓やご遺骨の存在自体を負担に考えるとかなさらないで、家族でしっかりとお話し合いを行って下さい。

永代のお墓というのは、お墓守が途絶えてしまう方々の受け皿となっています。

今後はより重要な形式のお墓として位置付けられてくると思われます。

ただ、永代のお墓ばかりになってしまい、皆さんが普通のお墓をつくらなくなると、私らの仕事がなくなってしまいます。

それはそれで困ってしまうんですけどね。

まあ、そんなことはないでしょう。

さて、個別のお墓をつくろうと決意された方々のお墓づくり。

昨日は豊田市と豊橋市でお墓工事。

先ずのご紹介はおとなり豊田市です。

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こちらのお墓さんを解体・移動し、新しくお墓をつくります。

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まずはお墓を移動させます。

片づけるとはいえ、今まで大切に手を合わせてきたお墓。

粗末には扱えません。

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お施主さまと一緒に、ご遺骨を上げさせて頂きます。

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それぞれのお墓に眠られていた方々を、個別で一旦移動いたしました。

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ここからは穴掘りタイム。

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墓所の周囲を、ぐるりと掘り下げました。

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墓所の広さに合わせ、鉄筋を組みます。

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振動機を使いながらコンクリートを流し込みます。

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表面をコテで水平に均します。

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工事終了です。

数日間の養生を経て、次回は石材の設置工事となります。

少々お待ち下さいね。

続きまして、こちらは豊橋市で行われました墓石の設置工事。

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墓石の土台となる芝台を設置。

頑丈な一枚ものなので、吊り下げて設置します。

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芝台の上には、分割された4つ石を設置。

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組み終えた4つ石は、ステンレス製金具で補強します。

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ねじれの無いように、上下2か所を固定。

芝台ともステンレス棒でつなぎます。

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ここから上は、すべて無垢材を使います。

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上下に重なる部位に、脱落防止の【要石】を配置。

4隅には、地震対策のゲル状緩衝材【安震はかもり】を挟み込みます。

専用接着剤も併用し、2重3重の施策でお墓を守ります。

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いよいよメインの竿石の設置です。

慎重に、少しづつ合わせます。

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石材と石材の継ぎ目をシーリング。

防水とお化粧効果。

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墓誌を設置します。

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墓誌、台座に穴が開けられ、ステンレス棒でつなげます。

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工事終了です。

次回、仕上げを行い完成の予定。

落ち着いた、素敵な雰囲気のお墓が出来上がりそうですね。

完成が楽しみです。

さて本日は、岡崎市、豊田市で新しくお墓工事が開始される予定。

しかし、この雨。

おそらく延期となります。

新城市でのお墓工事も同じくですね。

天気の良い日でも環境がよくない墓所。

悪天候では、泥仕事になってしまいます。

ちょと、お待ちくださいね。

万全の状態で仕事を行います。

その他、ご来店のご予約を頂いております。

来ていただくは大丈夫ですが、午後から墓地でのお待ち合わせが2件あります。

共に豊田市内。

回復して下さるとありがたいのですが、どうでしょう。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

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心が強くなるお墓参りのチカラ
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