阿久比町の寺院で墓石工事開始

『頭を使ってお墓をつくる』

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

昨日は火曜日です。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日です。

→ http://haka.yatasekizai.com/media/

これから暑い季節になり、お墓づくりがドンドン加速します。

中にはお盆の完成を目指す方もいるでしょう。

恐らく今あるお墓を直したり、きれいにする方。

初盆を迎えるという方は、もうすでに動き出していないとヤバいです。

なぜなら、お墓づくりはご検討期間なども含めると、半年ほど時間をとっていただきたいから。

今から半年後となりますと、ちょうど年末。

ということで、年末までにお墓を完成させ、新年に家族が集まったときに

『新しいお墓をお披露目したい!』

と思う方向けに、お墓づくりの流れを解説いたしました。

※ラジオ放送のたびに、回は進んでゆきます。

ということで、第一回目です。

まずはじめに取り組んでいただきたいことは、

『お墓のコンセプトづくり』

です。

お墓づくりを意識しだすと、まず頭に思い浮かぶのは形やデザイン。

当然それらも、重要事項として検討項目に含まれます。

しかし、その前に一番大切な

【なぜお墓をつくるのか】

という部分をハッキリさせていただきたいのです。

お墓づくりを決意され、前に進もうとされている方が陥る間違いとして、

【石】ですとか、【デザイン】などの

目に見えるところを一生懸命に考えたり、比較してしまうことです。

確かにそれらのことも大切です。

でも、お墓づくりの核となる部分

【何のためにお墓をつくるのか】

【誰のためにお墓をつくるのか】

ということを、真剣に考えて頂きたいと思うのです。

とはいえ、何もないところから、

『お墓のコンセプト』は?

と言われても、うまく出てくるわけがありません。

お墓づくりには、考えをまとめたりするいろんな【ツール】が必要なのです。

そこで、矢田石材店が主催している

【お墓づくり勉強会】

で使っている、コンセプトづくりのワークシートの出番です。

【お墓の5w1Hを考えよう】

というものです。

5W1Hとは、

「いつ(When)、

どこで(Where)、

だれが(Who)、

なにを(What)、

なぜ(Why)、

どのように(How)」という

6つの要素をまとめた、情報伝達のポイントのことです。

5W1Hに沿って整理し、5W1Hにあたる内容を相手に伝えるようにすると、情報がわかりやすくなり、抜け・漏れがなく伝達することができるのです。

この情報伝達の考え方を、お墓づくりにも応用するのです。

・いつ【When】

お墓を何時までにつくらなければいけないのでしょうか?
また、最適な時期はいつなのでしょう。

・どこで【Where】

何処にお墓をつくる予定ですか?

墓地がある方は所在地、無い方は墓地の希望を思い描いてください。

自宅から観た最適方位が気になる方は、ご検討項目に追加してください。

・誰が【Who】

お墓をつくるメンバーは誰ですか?

完成したお墓に対し、お参りする方は誰ですか?

・どのように【How】

お墓そのものについてお考え下さい。

宗派のしきたりに沿ったお墓なのか、地域的な慣例に沿ったお墓なのか、それとも自由に家族の意見をまとめたお墓にするのかなど。

お骨の納め方や、形、石材の種類などについても希望を出してみましょう。

・何のため【What】

お墓で祭られる方は誰でしょうか。

また、今後お墓で祭られる可能性があるのはどなたでしょうか。

考えられるすべての方、可能性を広げて考えて下さい。

・なぜつくるのか【Why】

そもそもの話ですが、なぜお墓をつくるのですか?

お墓をつくることで期待されることは何でしょうか?

出来上がったお墓をどのように守って行くのですか?

これらの6項目について、ご家族皆さんで意見を出し合い、その上でお墓づくりのコンセプトを一言で表します。

例えば、

『家族みんなが帰ってこれる場所づくり』

ですとか、

『母へ感謝をお墓にする』

とか、

『私たちらしさの象徴としてお墓をつくる』

などです。

このような内容を考えるのは大変ですし、正直骨の折れる作業です。

しかし、今お話しした項目に対して、お墓づくりに携わる皆さんの意見が反映され、意識が統一されていれば、お墓づくりを進めていった後、その事業自体が頓挫することはないはずです。

後々、

『こんなはずじゃなかったのに・・・』

という後悔も起こりません。

実際に動き始める前に、まずはコンセプトづくりに取り組んでみて下さい。


〔本日のお墓ことば〕

挑む気持ちが勇気をつくり、勇気がお墓を完成へと導く


ということで、コンセプトをしっかり練り上げたお墓づくり。

昨日は阿久比町の寺院さまで、新しくお墓工事を開始いたしました。

20160601 (2)

こちらの墓所にお墓をつくります。

20160601 (3)

まずは穴掘りです。

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ドンドン掘ります。

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掘り終えた穴に対し、機械を使って叩いて締めます。

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砕石を敷き詰め、再び固めます。

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固められた地盤の上に、石製納骨室を配置します。

穴が大きいので、人が入って調節します。

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周囲に鉄筋を組みます。

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格子状に組まれた鉄筋が、立体的に配置されます。

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振動機を使いながら、コンクリートを奥まで流し込みます。

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大きなバケツでコンクリートを練って、次々運びます。

20160601 (1)

表面を水平に均して工事終了です。

数日間の養生を経て、次回は墓石の土台設置工事。

大きなお墓の仕事です。

そして、昨日は名古屋市内、半田市でお墓づくりのお打合せ。

午後からは岡崎にご来店頂けました。

ありがとうございます。

さて、今日お伺いするのはどこでしょうか?

豊明市と西尾市の墓地。

どちらも新しく始まるお墓工事です。

基礎工事からのスタート。

そして、石割式が予定されています。

お墓づくりの始まりの儀。

素敵な時間となるように、しっかり努めさせていただきます。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

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