岡崎市・豊田市で墓石工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

昨日は火曜日という事で、CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』に出演してきました。

出演と言っても、たった5分程度ですが・・・。

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お寺の住職さまのお墓「無縫塔」についてお話しさせていただきました。

墓地に行くと、墓石は通常一番上の石が細長く、四角い形状をしています。

本堂の横などに、丸くて細長いお墓をご覧になったことありませんか?

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こちらが「無縫塔」と呼ばれるお坊様のお墓になります。

他の呼び方で卵塔(らんとう)とも言います。

塔身とよばれるメインの部分が卵形なことから卵塔。

もしくは、縫い目のない塔身ということで、無縫塔。

どちらも見た目からつけられた呼び名です。

墓石屋になりたての頃、年輩の職人さんから「さといも」磨いとけ、と指示されて、「さといも」磨いて今日の晩飯にでもするのかと思ったのですが、この卵形の部分を「さといも」と呼んでいたという事です。

まんまるに加工するよりも、頭の部分をとがらせて、おぼっちゃまくんの頭みたいになっているお墓をつくることの方が多いです。

このお墓に文字を刻むのですが、だいたい額縁をつくって、その中に彫刻を致します。

内側の角部分が中々光らなくて、砥石を指でつまんでゴシゴシゴシゴシ磨きました。

今では道具が良くなり、そこまで苦労はしなくて済みます。

塔身の下には請花と言われる、蓮のお花を模して造られた台が置かれます。

その下に台座となります。

この台座部分にも、返り花といって、蓮の模様を彫刻いたします。

これが一般的な無縫塔のカタチです。

その他に、台座と請花の間に柱が入る形状もあります。

その場合は。メインの塔身がより丸っこい卵形になります。

最近頂くご依頼としては、個別のお墓をつくるよりは、歴代ご住職のお墓があり過ぎるので、歴代住職墓として、一つにまとめた無縫塔にするケースが多いです。

一般の方のお墓と同じく、お寺さんのお墓もまとめられる時代になってきたみたいです。

それと、新しくつくる仕事も頂きますが、それ以上に多いのが、地震対策。

普通のお墓よりも、輪をかけて頭でっかちで不安定な形状をしています。

重心が高く、倒れやすい。

見た目にも、倒れやすそうに見える事もあり、補強を施す仕事を頼まれます。

有名なところですと、京都の大徳寺大仙院や岡崎の大樹寺、稲沢の善光寺さんの住職墓も地震対策させていただきました。

→ http://haka.yatasekizai.com/grave/famous.html

もし、ご不安な方がいらっしゃいましたら、ぜひお声掛けください。

お寺さまのお墓とは言え、地震対策しておかなければ壊れてしまうのは、普通のお墓と同じです。

ご連絡お待ちしています。

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さて、ここからはいつも通りのお墓づくり風景。

墓石工事が各地で行われています。

まずはこちら。

岡崎の市営墓地で、墓石の外柵設置工事を行いました。

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下地をつくり、石材をひとつづつていねいに設置。

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段々と枠のカタチになってきました。

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石材と石材をステンレス製金具でつなぎます。

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コンクリートの基礎とも固定して補強。

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墓石設置位置に、石製納骨室を配置します。

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周囲に鉄筋を組みます。

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コンクリートを流し込み、均します。

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石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了です。

つづきましては豊田市の地域墓地。

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こちらの墓所にお墓をつくります。

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まずは穴掘りから。

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周囲の石材を壊さないように、慎重に地盤を叩いて締めます。

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きれいに掘り終えました。

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石製納骨室を配置し、周囲に砕石を敷きつめます。

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振動機を使いながらコンクリートを流し込みます。

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表面をコテで水平に均します。

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工事終了です。

次回は囲いの設置、そして墓石本体へと続きます。

完成が楽しみですね。

さて、本日のお墓工事ですが、お伺いするのはみよし市。

岡崎の石材でつくられた和型墓石の設置工事。

そして西尾市の地域墓地でも和型墓石の設置工事。

こちらも同じく岡崎の石材を使用したお墓。

どちらも素敵な雰囲気に仕上がっています。

完成が楽しみですね。

そして午後からは、幸田町へお墓づくりのお打ち合わせ。

楽しいお墓日和になりそうですね。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

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