稲沢市、豊橋市で墓石工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

昨日は火曜日ということで、CBCラジオに行ってきました。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日です。

→ http://haka.yatasekizai.com/media/

地元愛知県・岡崎市で採掘されている石について、詳しくお話を致しました。

以前から、何回もお伝えしていますが、お伝えしきれていないこともあります。

というか、実は山の方からおしかりを頂きました。

と言いますのも、以前、庵治石の山に行ってきた話を中心に、庵治石のご紹介を致しました。

そしたら

「矢田君、庵治石もいいけど、せっかくなんだから地元の石の事もっと話してよ」

と山に行ったときにお願いされまして。

そのお約束を今果たしたという訳です。

まあ、石のお話については、一度行えばそれで終わりという訳ではではありません。

その時期によって、石がたくさん採れているのかどうか、掘れている石はどんな状態なのか、全く違います。

なので、最新の情報は常に更新されているのです。

まず岡崎の青石と言われて真っ先にご紹介するのは牛岩石。

当店のメイン商品でもあります。

青みが深く、品があるといわれる牛岩石。

岡崎の最高級石材です。

お客様から

「お宅で一番いい石もってこい!」

と言われましたら、まず筆頭がこの牛岩石です。

有名な方のお墓ですと、豊田自動車創業の豊田家のお墓がこの牛岩石でつくられています。

続きましては吉祥石。

この石は牛岩石と同じ地層からつくられているそうです。

若干石目が大きく、牛岩ほどきめ細かくありません。

しかし、その分非常に力強い雰囲気を持っています。

石を採掘する山の丁場は、この吉祥石が岡崎の青石の中で一番広いですね。

そして何より名前が良い。

吉祥とは、めでたい事、祝い事を表す意味があります。

お墓の建立は基本めでたいことになります。

なので、矢田石材店で行うお墓づくり始まりの儀式、【石割式】はすべてこの吉祥石を使って行います。

海外の石材を使ってお墓をつくる場合でも、中心に埋め込まれる大黒柱となる【要石】はこの吉祥石でつくることにしています。

そして最後のご紹介が小呂石。

岡崎の青石の中では最も色が濃く、きめが細かいため、細目を通り越して糠目と呼ばれています。

石の硬さや吸水率の低さは岡崎の石の中では№1です。

なので、この辺りだと潮風の影響を受ける沿岸部でよく使われています。

昔の石工さんも、この石が硬くて強いということをよくわかっていたのでしょうね。

ただ、この石硬いが故に鉄分を多く含んでいます。

建立されてから、後でポツリポツリと赤い斑点が生まれれることがあります。

なので、弊社では一年ほど、野外で石を寝かして問題ない材料のみをお墓にしています。

良い石はそれなりに苦労も多く、加工に関しては工夫が必要になります。

ということで、ここでお知らせがあります。

以前、行いました「見本の石の即売会」。

今回は「日本の石の特別販売会」を行います。

見本ではなく日本です。

今週末の30日(土曜日)、31日(日曜日)の2日間の開催です。

本日ご紹介した地元岡崎の青石、牛岩石、吉祥石、小呂石は当然ですが、その他に香川の庵治石、愛媛の大島石、九州佐賀の天山石、そして茨城の真壁石、宮城の伊達冠石。

すべてのお墓が通常よりもかなりお値打ちになっています。

あんまりこんなことやってると、儲けが無くなっちゃいますので、多分今回限りです。

先日ご紹介した地質研究の第一人者であられる服部仁先生とお会いして、

「矢田さん、日本の石でがんばってお墓つくって!」

と励まされて実現した企画です。

何十種類も取り扱いがあるわけではないですが、厳選した日本の石をそろえております。

ご興味ある方はぜひ、お越しいただいて、実物をご覧いただければと思います。

よろしくお願いいたします。

と、イベントの告知を無事に済ませることが出来ましたので、ここからは楽しいお墓工事のご紹介です。

まずは稲沢市英祖父江霊園。

新しく始まるお墓工事です。

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こちらの墓所に基礎を打ちます。

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まずは穴掘りから。

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掘り終えた墓所に砕石を敷き詰め、機械を使って地盤を固めます。

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墓所の広さに合わせ、鉄筋を組みます。

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コンクリートを流し込み、きれいに均して工事終了です。

数日の養生期間を経て、次回は墓石の外柵設置工事を行います。

そして墓石本体へと続きます。

もう一カ所のお墓工事は豊橋市。

市営の飯村墓地で和型墓石の建立工事を行いました。

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一枚石の芝台を設置します。

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芝台の上には4つ石を設置します。

分割された4つの石を組み上げ、ひとつの台座をつくります。

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組み終えた石材同士をステンレス製金具で固定いたします。

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4つ石から上は無垢の石材を積み上げます。

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石材が上下に重なる部位には、しっかりと地震対策を施します。

中心には脱落防止の【要石】。

4隅にはゲル状の衝撃緩衝材【安震はかもり】を配置。

バック材で4周を囲い、接着剤の強度安定を図ります。

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いよいよメイン竿石の設置です。

竿石底面の凹に要石の凸がはまり込みます。

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しっかりと叩き込んで、竿石を安定させます。

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お墓本体の周囲をきれいに整えます。

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工事終了です。

次回、仕上げを行い完成の予定です。

出来上がりが楽しみですね。

そして工場での石材加工。

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自動研磨機で石材を磨きます。

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石材を切断します。

ダイヤモンドのブレードで少しづつ切ります。

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文字を彫り終えた墓誌。

出荷前の養生を施します。

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補強用の金具を打ち込む準備です。

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現場組も戻って、人数が増しています。

工場は日中人は少ないのですが、夕方に職人たちが戻ってくるとにぎやかになります。

そして、昨日は安城の地域墓地へ。

お墓づくりのための計測・観測・並びにお打合せを行いました。

ご提案を楽しみにお待ちください。

さて、本日のお墓工事です。

お伺いするのは地元岡崎の市営墓地。

お墓の外柵設置工事を行います。

そして同じく岡崎の寺院墓地。

こちらは新しくお墓工事の開始となります。

同時に、完成したお墓のお引き渡しも行われます。

雨も上がり、お盆前のお墓づくりもクライマックスですね。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

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