幸田町で墓石工事開始

『仕事を続ける=ご縁が広がる』

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

昨日は火曜日。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演しました。

→ http://haka.yatasekizai.com/media/

この時期の恒例行事になりつつあります、石臼についてお話し致しました。

国府宮神社の灘追神事(なおいしんじ)。

はだか祭りで奉納される、大鏡餅をつくるための石臼です。

こちらの製作を、一宮市奥町奉賛会から依頼されました。

只今、資材置き場で出荷を待っている状態。

20160210

きれいにつくられて、保護のため、透明フィルムが巻かれています。

日曜日に、稲沢にお住まいのお客さまが来られて、石臼を見て

「お、あれは、はだか祭りの石臼じゃないか!」

と、興奮されていました。

重量は約700キロほどあります。

以前つくった時は800キロ。

今回のは少し小ぶり。

それでも700キロありました。

800も700も重たい事には変わりありません。

サイコロ状の石材の中心部を半球くりぬいて、ここを臼として使います。

これが毎年12個、用意されるという訳です。

きねやせいろも、毎年新しいモノを用意します。

ところが今年はうるう年。

13個つくらせて頂きました。

実は、2月29日は、一日でひと月と考えるそうです。

さて、

その大鏡餅をつくるため、必要なもち米は50俵です。

出来上がった鏡餅の大きさは、直径2m40㎝。

高さは台座なども含めて2mを超え、重さは約4トンにもなります。

このお祭りが始まった明治のころは5、6俵の鏡餅だったそうです。

昭和30年ころから年々巨大化しはじめました。

ただ、50俵で成長が止まったそうです

その理由といたしましては、これ以上大きくなると、神社の鳥居から入れなくなるから。

人間の欲望には限界がありませんね。

さて、そんな大鏡餅、はだか祭りに奉納するなので、事前につくっておく必要があります。

今年は2月14日のバレンタインデーに餅つきが行われます。

矢田石材店の職人たちも参加する予定です。

ところが、一番の力持ちと2番目の力持ちが何といないんです。

元自衛官の職人なのですが、ちょうど予備自衛隊の訓練に召集されています。

なので、ひ弱な私と、名古屋ショールームの店長と、一番若手の職人が参加させていただきます。

まあ、その3名も実は元自衛官。

そこそこ役に立つとは思います。

どうぞよろしくお願い致します。

そして、2月20日がはだか祭りの当日。

数年前からお付き合いのある、稲沢市のお施主さまは、ちょうど今年が厄年。

はだか祭りに参加されると言ってました。

私も誘われたのですが、残念ながら行くことが出来ないんです。

なぜなら、その日は矢田石材店岡崎展示場で【墓石見学会】が開催されます。

私はポップコーン係りを任されています。

なので、残念ながら祭りに伺う事が出来ません。

その日には、石臼の役目は終わっています。

ですが、遠く離れた岡崎から、裸男の皆さまの無事をお祈りさせて頂きます。

このようなお墓以外の石製品の製作を時折頂きます。

やはり神社やお寺がらみのご依頼が多いです。

狛犬やおキツネ様、昨年は賽銭箱もつくりました。

他はお地蔵さまや墓地の造成などでしょうか。

それらの仕事は全般的に、奉納する方からのご依頼になります。

損はしませんけど、儲けも出来ない仕事です。

まあ、名誉と楽しいから請け負っています。

基本墓石をつくる会社なので、得意ではありません。

ですが、職人たちの技術向上や、経験につながります。

そういったご依頼は、ほとんどが元々お墓でご縁が出来たお施主さまからの話。

ありがたいですね。

全力で、目の前の仕事に打ち込み、その姿が次の仕事につながる。

これこそが最高の職人仕事。


〔本日のお墓ことば〕

お墓づくりが出来るかできないか

それを決めるのはすべて自分自身


さて、ここからはそんなご縁が広がるお墓づくり。

昨日は幸田町の地域墓地で、新しくお墓工事が始まりました。

20160210 (2)

こちらのお地蔵さまを解体・移動して、新しくお墓をつくります。

20160210 (4)

お施主さまの手で、ご遺骨上げを行って頂きました。

20160210 (5)

長い年月のお陰で、骨壺の中に土が入りこんでしまいました。

お骨を判別して、袋に入れて安置します。

20160210 (6)

ここからは職人たちの出番。

力いっぱい掘り進めます。

20160210 (7)

だいぶ掘り進めてきました。

さらに溝を掘ります。

20160210 (8)

傷んでいる、余分なブロックを切り取ります。

20160210 (9)

砕石を敷きつめ、機械で叩いて地盤を安定させます。

20160210 (3)

墓所の広さに合わせ、鉄筋を組んでいきます。

20160210 (10)

中心部は納骨室になるため、木枠で囲います。

20160210 (12)

振動機を使いながらコンクリートを流し込みます。

20160210 (11)

表面を固めながら水平に調節します。

20160210 (1)

工事終了です。

次回からは外柵の設置工事。

そして墓石本体へと続きます。

外柵は工夫を凝らした新構造。

出来栄えが楽しみです。

そして、昨日は安城市、東浦町、岡崎市でお打ち合わせ。

有意義なお話し合いが出来ました。

大切なお時間を頂きまして、誠にありがとうございました。

さて、本日のお墓工事です。

お伺いするのは、名古屋市営のみどりが丘公園墓地。

和型墓石の建立工事。

そして、地元岡崎の市営墓地。

こちらは外柵の設置工事を行います。

そして午前中にご来店の予約を頂いてます。

お伺いしてのお墓づくりお打ち合わせは、これまた地元岡崎市。

少しづつ、地域の方々に認められてきたのでしょうか?

ありがたいですね。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


過去のブログはこちら

→ http://ohakaman.yatasekizai.com/


お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

『心が強くなるお墓参りのチカラ』
心が強くなるお墓参りのチカラ
心が強くなるお墓参りのチカラ

詳しい本の御案内はこちらから
→ http://haka.yatasekizai.com/media/chikara.html
インターネットの本屋さん「アマゾン」でも販売しています。
⇒『心が強くなるお墓参りのチカラ』


お墓職人がつくる注文墓石専門店   矢田石材店

フリーダイヤル通話料無料  0120-336-772

岡崎本店 愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
電話    0564-73-2018
ファックス 0564-73-2058

名古屋店 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
電話    052―768―6620
ファックス 052―768-6647

営業時間  月~土曜日:8:00~18:00/日曜・祝日:9:00~17:00
※名古屋店は水・木曜は定休日です。

私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」

お墓づくり情報満載のホームページ→ http://haka.yatasekizai.com

e-mail: info@yatasekizai.com