九州の友人からぜひ伝えてほしいと言われた事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

昨日はいつも通り、CBCに行ってきました。

【お墓にかようび】

です。

CBCラジオ
『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~の放送でした。

→ http://haka.yatasekizai.com/media/

昨日は特別に、内容の変更をお願させていただきました。

実は、九州に居る何人かの知り合い、石材店の友人と連絡を取り合い、地震での被害について、情報を頂きました。

その内容と、今、自分たちにできる事を考え、お墓、石造物への地震対策について啓蒙をさせて頂きました。

被害は甚大らしいのですが、余震が続いているため危険で、まだまだ近寄れない墓地もあるそうです。

友人の一人に、去年新しく展示場を出された方がいます。

当時、

「展示墓石の地震対策をした方が良いよ」

と、何回もアドバイスしていました。

展示のお墓は仮に置いてあるものだから、出荷する時に面倒だと言ってたんですが、壊れたら元も子もないからと説得しました。

で、今回の地震で展示場の墓石はひとつも壊れていないという報告をもらいました。

矢田のアドバイスで、面倒だけど展示場の墓石をすべて地震対策してくれていたそうです。

無茶苦茶感謝されました。

近隣の墓石屋さんの中には、展示場が壊滅している所もあるそうで、

「あの状態じゃあ、お客さまのお墓を直すどころじゃない」

と話していました。

弊社も、月曜日に手の空いている職人たちで展示墓石と工場内の地震対策見直しを行いました。

このブログを読んで下さっている墓石屋さんもいらっしゃると思います。

シーリングをしておくだけでも効果があるそうです。

展示墓石の地震対策だけでなく、お花立や線香立ても含めて、お互いしっかりやりましょう。

家の中に墓石並んでいるのなんて墓石屋さんだけです。

本当に危ないですから、声掛けあって気をつけましょうね。

何か災害があった時、お墓に駆けつけて守ることが出来るのは何だかんだ言っても私たち墓石屋ですから。

そして、石造物や古いお墓が立ち並ぶ神社仏閣の関係者さん。

出入りの業者さんに連絡して、今すぐに参道や、人が集まる場所にある石造物に対して、地震対策を施しましょう。

石が倒れて下敷きになれば、ケガだけでは済まないケースもございます。

どうかお早目の対処をお願致します。

そして、古くからお墓を守っていらっしゃる方々。

恐らく、平成のひとけた以前のお墓に関しては、地震対策があまり成されていません。

ただ石を積み上げただけの場合が多いです。

お墓は倒れたら積み直せば良いというものではありません。

石がぶつかれば欠けてしまいますし、ヒビも入ります。

あの時やっておけばよかったと後悔されないためにも、ぜひ、お墓をつくった石材店に連絡を入れて下さい。

分からなければ、矢田石材店でも構いません。

墓地の管理者さんや、お寺の住職さまに置かれましては、墓地全体の地震対策をお考え下さい。

正直申し上げまして、お一人、お二人のお墓を頑丈にしても、墓地全体のお墓が崩れてしまっては、被害は防げません。

みんなで一緒に地震対策を施せば、かかる費用も低くおさえる事が出来ます。

ちょっとした対策だけでも、やるとやらないとでは雲泥の差があります。

ぜひぜひ、ご検討下さい。

墓地全域の地震対策については、いろんな方法があります。

私どもも一緒に考えます。

とにかく専門家に連絡を取り、

【まず何が出来るか】

話し合うだけでも、意識が高まります。

不謹慎だとは思いますが、この機会を逃したら、次は私たちが被災者になる番かもしれません。

どうか、真剣にお考え下さい。

九州の石材店さんが、

『墓地が全壊すると、お骨や崩れた石材が、誰のお墓なのかもわからない。

本当に悲惨だ』

と言ってました。

※弊社職人の大半は、東日本大震災の復興支援に参加しています。
災害後の状況は本当に大変です。

大きな地震が来たらお墓どころではない状況になるかもしれません。

であるならば、今できる対策をしておくことで、何かあった時にもお墓の事だけはある程度、安心していられます。

みなさんで意識を高め、声掛けあって、今できる事を粛々と行いましょう。


〔本日のお墓ことば〕

お墓を守ってきたからこそ

もしもの時には

私たちを守ってくれる


さて、そんな地震対策をしっかり行いながら進めるお墓づくり。

昨日は知立市の寺院さま墓地へ伺いました。

墓石の土台となるい石積工事です。

20160420 (11)

コンクリートの基礎上に下地をつくります。

20160420 (12)

順番に石材を並べて設置。

20160420 (13)

内側をコンクリートで固めます。

20160420 (1)

工事終了です。

続きまして、碧南市の地域墓地。

こちらは囲いとなる枠の設置。

20160420 (2)

下地をつくります。

20160420 (3)

細長い石を設置致します。

20160420 (4)

石と石のつなぎ目には、ステンレス製金具を取り付けます。

20160420 (5)

コンクリートともつなぎ、補強を施します。

20160420 (6)

中心部に石製納骨室を配置します。

20160420 (7)

内部に鉄筋を組みます。

20160420 (8)

振動機を使いながら、コンクリートを流し込みます。

20160420 (9)

表面を固めながら、水平に調節致します。

20160420 (10)

工事終了です。

次回の工事まで養生させていただきます。

さて、このブログでございますが、矢田の文章が拙いため、誤解を生んでいる模様です。

大変申し訳ありませんでした。

誰かを傷つけたり、蔑んだりといった意図は全くございません。

お墓をつくり、守る方々を応援しているつもりで書いています。

そして、お墓で悩み、あきらめる方が居なくなるようにとの願いを込めています。

特定のどなたかを誹謗中傷している訳でもありません。

今回たまたま、ご本人からそのような忠告を頂きました。

そういった助言は、頂けるだけで本当に幸せです。

もし、このブログなどの文章によって、傷ついたり、さみしい思いをされていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、遠慮なく矢田本人に教えて下さい。

どこまでいっても、所詮、墓石屋のオヤジが書いている文章です。

文筆家ではありません。

どうか、大目には見て頂きたいのですが、我慢ならない時は教えて下さい。

なるべく気をつけるようには致します。

さて、本日のお墓工事です。

地元岡崎市の寺院さま墓地、そして知立市の寺院さま墓地へ伺います。

午前中には、完成した墓石への開眼式が営まれます。

お伺いは岡崎市内と安城市。

お墓づくりのお打ち合わせを行います。

さらにさらに、今日からは宮城県出張。

精鋭若人が石の仕入れのため、山に行きます。

少々長旅になりますが、安全運転で行ってきます。

もうすぐ出発時刻。

今日も元気にお墓づくりに精進します。

感謝


過去のブログはこちら

→ http://ohakaman.yatasekizai.com/


お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

『心が強くなるお墓参りのチカラ』
心が強くなるお墓参りのチカラ
心が強くなるお墓参りのチカラ

詳しい本の御案内はこちらから
→ http://haka.yatasekizai.com/media/chikara.html
インターネットの本屋さん「アマゾン」でも販売しています。
⇒『心が強くなるお墓参りのチカラ』


お墓職人がつくる注文墓石専門店   矢田石材店

フリーダイヤル通話料無料  0120-336-772

岡崎本店 愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
電話    0564-73-2018
ファックス 0564-73-2058

名古屋店 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
電話    052―768―6620
ファックス 052―768-6647

営業時間  月~土曜日:8:00~18:00/日曜・祝日:9:00~17:00
※名古屋店は水・木曜は定休日です。

私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」

お墓づくり情報満載のホームページ→ http://haka.yatasekizai.com

e-mail: info@yatasekizai.com