岡崎、瀬戸、名古屋の墓地で墓石工事

『現実は想像と違う』

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

昨日はCBCラジオに
出演してきました。

→  http://haka.yatasekizai.com/media/

とい言う事で、数日続けてきた彫刻の話しはお休みして、放送内容をまとめてお伝えいたします。

明日以降、彫刻の話題は続けます。

基本的には

【地元岡崎の石】

について、お話しを致しました。

青色ではないというご指摘を頂きながらも、

【青石】

ですとか、

【三州みかげ】

と呼ばれています。

ですが、実は、もっと細かく、採掘される山によって名前が付けられています。

有名なのは

【牛岩石】
うしいわいし

【吉祥石】
きちじょういし

【小呂石】
おろいし

の3種類。

その中でも一番人気があり、高級とされているのが

【牛岩石】

です。

矢田石材店でも、一年を通じて最も出荷数が多いのは、この【牛岩石】。

これらの石の特長と致しまして、山から石を切り出して、工場で加工して墓地までの流通がとっても透明である事。

岡崎以外にも有名な石が日本にはたくさんあるのですが、それらは採掘業者だけでも何十社も有り、どこの石かハッキリしないものもあるんです。

例えば、
香川県の【庵治石】ですとか、
愛媛県の【大島石】です。

だから、産地証明書なんてものが必要になるのです。

ですが、岡崎の石は違います。

牛岩石であれば、出元は一つしかありません。

だから、私たちのようなお墓を最終消費者にお届けする石屋からすると、一番安心して使える石でもあるのです。

そして、以前もお伝えいたしましたが、安心できるということ以外に、人気の秘密は石そのものの質が良い事ではありません。

見た目の美しさ、品の良さ、そして最高級の石であるというブランドとしての価値です。

ハッキリ言いますが、岡崎の石などの高級石材は、他の石に比べ、お手入れに手間がかかります。

ブランドのバックなどと同じです。

私は持っていませんが、エルメスなどのブランドバックと同じように考えて下さい。

エルメスのバックに八百屋さんで買った土の付いた大根入れますか?

さすがにないと思います。

一回使うごとにクリーム塗って、ちゃんとした保管場所にしまいますよね。

土の付いた大根を入れるのは、100円均一で売っている買い物かご。

最高級と呼ばれる石も同じです。

正しくお手入れしないと、見た目の美しさが損なわれ、表面に汚れが付き、傷みも激しくなってしまいます。

そうならないためにも、矢田石材店では、定期的なメンテナンスやお施主さま対象のお手入れ講習会を行なっています。

そんな岡崎の石をはじめ、日本の高級石材はどちらかというと加工やお手入れのしやすいデザインで、四角い部材が多い和型墓石に用いられてきました。

しかし、最近では、こういった高級な石材を使った洋型のお墓や、デザイン墓石が増加する傾向にあります。

洋型デザインのお墓は、丸く加工したり、斜めにカットおするので、歩留まりが悪く、本来は石そのものの値段が高額な日本石は敬遠されてきました。

しかし、大きな部材ひとつで形づくるのではなく、細かい石材の組み合わせで石材のロスを減らしたり、すべてを国内産の高級石材でお墓をつくるのではなく、一部に安価な海外の石を使うなどして、組み合わせを工夫したお墓をつくる事もできるようになりました。

強度に関しては、ひとつの石から削り出しでつくる方が強いと言いきれます。

ですが、お墓としての使用に十分耐えられる強度を出すために、金具であったり、中の構造を工夫して、なるべく安く、カッコいいデザインのお墓をつくることが可能になっています。

ただ、このように、岡崎の高級石材を使ってお墓をつくる場合は、お施主さま其々の価値観がとても重要になってきます。

「お金さえ払えばいいだろ」

という方は、
正直厳しいです。

私達墓石屋さんも、時間をかけていろんな工夫や研究を行って、より価値のあるお墓づくりを心掛けています。

その姿勢にご共感下さり、一緒になってお墓をつくろうという方には、これでもかというほどに至れり尽くせりのお墓になります。

お墓づくりの際はどうかご検討下さい。


〔本日のお墓ことば〕

目の前のお墓環境を受け入れれば

新しい祈りの世界が広がって行く


さて、ここからは自らの環境を受け入れ、その中で独自の世界をつくり上げた方々のお墓づくり。

先ずのご紹介は地元岡崎市でのお墓工事。

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まずは穴掘りからです。

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きれいに掘り終えました。

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石製納骨室を配置し、周囲に砕石を敷きつめ、叩いて締めます。

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墓所の広さに合わせて鉄筋を組みます。

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振動機を使いながら、コンクリートを流し込みます。

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表面を水平に均しながら固めます。

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工事終了です。

次回は、土台の設置、そして墓石本体へと続きます。

変わりまして、こちらは瀬戸市の寺院さま墓地。

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先回の工事でつくらせて頂いた、コンクリートの基礎に下地をつくります。

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石材を設置して、コンクリートに固定します。

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石材と石材の組み合わさる部位は、ステンレス製金具で固定します。

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継ぎ目をシーリングして工事終了です。

最後は名古屋市営の八事霊園。

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こちらの墓所で基礎工事を行います。

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まずは穴掘りから。

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掘り終えた溝に砕石を敷きつめ、叩いて締めます。

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鉄筋を組みます。

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振動機を使いながらコンクリートを流し込みます。

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コテを用いて、表面を水平に均します。

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工事終了です。

次回は墓石本体の設置工事。

どのお墓も完成が楽しみですね。

さて、本日の矢田石材店はいつもと違います。

専門家をお呼びして、職人一同で研修を行います。

まるっと一日を費やす研修。

どんな内容か、今から楽しみです。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

『心が強くなるお墓参りのチカラ』
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