豊橋市で新しく墓石工事開始

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

昨日は火曜日という事で、CBCラジオに行ってきました。

※ CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演です。

→ http://haka.yatasekizai.com/media/

リスナーさんからの質問にお答えするという話でした。

長野県がご実家で、今は半田市に住む男性からのご相談です。

ここからご相談です。

4人兄弟の3男さんで、実家近くには平成元年に亡くなられたお父さまのお墓がある。

そのお墓には、1年に3回ほどお墓参りに行っている。

兄弟もみな故郷を離れ、お母さまは老人ホームに入居。

なので、生家には誰もおらず、自身も70の齢を迎え、今後のお墓守が心配。

片付けたり、移転をした方が良いのでしょうか。

ちなみにお父さまは土葬。

↑ここまで

遠方の故郷にある、お墓を守って行く事が出来くなるというご不安を抱え、どうすればいいのか悩まれているという事ですね。

こういったご相談は今、本当に多いですね。

その理由として、テレビなどで【終活】【墓じまい】の特集が組まれたり、永代供養のお墓がいろんな意味でクローズアップされている事も考えられます。

その影響で、現状、大した問題がないのに煽られて、お墓をどうにかしないといけないと考えてしまう事が発端です。

まず、今回のケースでは、過去、現在のことは分かるのですが、未来についてはイマイチ不透明です。

仮にお子さんがいるとして、お話し致しました。

大切なことは、お墓をどうされたいか、真剣にお考え頂くことです。

お墓を片づけてしまい、つくった時のみんなの想いや、願いを破棄してしまわないか心配であれば、そのまま残せるご状況なら残す方が精神衛生上はとても良い事になります。

大切なことは、なぜ、今の状況だと問題がある、と考えてしまうかです。

お墓が遠方にあること自体がそもそもの問題であれば、近くに来ていただくしかない。

今回のケースでは、ご相談者は3男さんなので、基本は長兄の生活圏内になると思われます。

しかし、お墓参りに行けない事が心的負担になってしまうのであれば、お参りに行くことを想定していないお墓に改装すればいいのです。

矢田石材店では、「在り墓」とも呼んでいます。

お墓参りをそもそも想定していないお墓。

そこにあること自体に価値があり、ご先祖さまや親御さんのご遺骨や魂が眠っている場所として価値を見出します。

お墓があること自体が嫌な訳ではなく、お参り出来ない自分や、放っておかざるを得ない状況に対して、引け目といいますか、心的な負担を感じてしまう方には、このようなお状態にする事がおススメです。

具体的には、お花を生けたり、おローソクや線香を手向けないのが当たり前の状況に致します。

お墓の表面や継ぎ目が傷む構造であれば、傷み自体が味わいとなったり、気にならない表面加工に致します。

草も生えなくして、汚れてしまう可能性を極力排除するのです。

そうすることにより、お参りするのではなく、故郷にあって、遠くからその方角に向けて手を合わせることでお墓の存在を感じられる状態にするのです。

このお墓は、海外にいて、名古屋が故郷であるというお施主さまからヒントを頂きました。

ご本人は海外永住者なので、お墓参りにはまず来られない。

ご実家の両親もお亡くなりになり、兄弟も皆関東に移り住んでいる。

そうなると、育った家も処分することになり、この地に戻る理由がなくなってしまう。

ただ、自分達が生まれ育った名古屋という場所を大切にしたいという思いがある。

このような想いを頂き、お伝えしたような、遠くにありて想う墓を考えつきました。

この方法がベストという訳ではありません。

身近にお墓がない事をご負担と考えている方であれば、引っ越しという選択もありです。

実際に、ちょうど先週ご相談を頂いたお客さまは長野出身の方でした。

ご両親や兄弟が長野にいらしたのですが、皆御病気で亡くなられたという話。

それならばという事で、ご遺骨をコチラで納めるために、新しく受け入れるお墓をつくります。

このように、ご遺骨の移動前には必ず受け入れ先が必要になります。

ご相談者の場合、土葬ですから、再火葬の申請もしなければいけません。

どちらにしても、時間のかかることです。

ご兄弟で一度時間をしっかり取って、その事について話し合いをされてみると良いですね。

年齢が心配であれば、早めに動かれることが大切です。

目標があると人は強くなれます。

お墓をつくられる方それぞれに、特別で素敵な想いがあります。

私たちは、その実現のお手伝いを任されているだけ。

という事で、こちらは豊橋市で始まりましたお墓工事風景です。

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コチラの墓所で基礎工事を行います。

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まずは穴掘りから。

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古い石の枠もすべて取り除きます。

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そしてドンドンと掘り進めます。

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掘り終えた墓所に砕石を敷きつめ、機械を使って地盤を叩き固めます。

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頑丈な地盤が出来上がりました。

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墓所の広さに合わせ、鉄筋を組みます。

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排水口、納骨室部分の確保も行い、鉄筋を組み終えました。

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振動機を使いながら、コンクリートを流し込みます。

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表面を固めながら水平に均します。

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工事終了です。

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カバーを被せて養生し、次回の工事に備えます。

もう一か所のお墓工事は、朝方の大雨で早々に延期が決定。

後になって、

「仕事出来たね」

「延期の決定早すぎた」

と、後悔の念。

仕方ありませんね。

受け入れましょう。

そして前を向いて歩み続けましょう。

さて、本日のお墓工事です。

今日は豊田市の墓地へ伺う予定。

和型墓石の再建工事と新規建立工事。

どちらもお施主さまと一緒に、ご遺骨を収める予定。

雨さんよ、どうか落ちてきませんように。

岡崎本店は、午後からご来店の予約を頂いてます。

午前中には、名古屋市営のみどりが丘公園墓地でお墓づくりのお打ち合わせ。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

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心が強くなるお墓参りのチカラ
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