皆さまのお目にかかる事以外も大切。

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

岡崎本店の北側に、近接する会社の駐車場がありました。

トヨタ系の何かをつくっている大きな工場です。

そこの社長さんとは馴染みで、会えばよく世間話をしています。

先日、その方が青白い顔でやってきました。

「車を4台ほど止めてもらえませんか!」

「はい?」

どうやら、駐車場として借りていた土地が売られてしまい、社員さんの車が置けなくなってしまうそうです。

それで矢田石材店敷地内に、少し車を置けないかというご相談。

あいにく、うちも余裕があるわけではありません。

緊急で、一週間ほどという話なら受けられますが、恒久的にとなるとお断りになっていまします。

詳しく話を聞くと、始めは駐車場として借りていた土地の大家さんから、お買い上げを打診されたそうです。

しかし、資金的に断念。

泣く泣く手放したという事。

矢田石材店も、自社保有地と借地と双方あります。

確かに言われてみると、この辺りは家がドンドン建っています。

将来的には、借地の契約更新時にお買い上げを打診されるかもしれません。

その時の為に、なるべくたくさん貯金しておこうと思いました。

一億円以上必要になりますから。

天文学的数字を前に、現実逃避な思想に陥りそうです。

ですが、そんな時ほど見たくない現実を直視し、地に足をつけて仕事を進めます。

さて昨日、職人達は山間部にある資材置き場へ。

整地をして、使える敷地を広げました。

森の中ですし、小川も近くを流れます。

体感温度が2、3度低く感じられました。

そして、工場では石材の加工が粛々と。

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石材を削り、形成します。

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加工し終えた石材を梱包して、墓地へ運びやすくします。

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出荷用の石材を、トラックに積み込みます。

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石材を磨きます。

完成した姿を思い浮かべながら、黙々とひたすらに。

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ダンボールで納骨室をつくり、使い勝手を試します。

お墓の設計・デザインは、専務の榊原が中心になって行います。

机の上で線を引くのではなく、実際に体を使ってデザインをつくります。

手の長さ、足を置く場所、腰を沈めた時の隙間。

あらゆるお墓参りを想定して、デザインを考えます。

見た目も大切ですが、お墓は参るからこそ価値があります。

観賞用ではなく、実用的なお墓づくりが信条。

このような地道な行いが、出来上がったお墓を伝説にします。

さて、本日のお墓づくりはいつも通り。

墓地へ伺ってお墓を建立します。

まずは、おとなり岐阜県の岐阜市。

地域墓地でデザイン墓石の設置工事を行います。

当店オリジナルの人気デザインがベース。

出来栄えが楽しみですね。

そしてもう一か所は地元岡崎市。

地域墓地におきまして、和型墓石の設置工事。

豊田市産出の花沢石を使用したお墓です。

工場では、午後からお墓づくり始まりの儀【石割式】が営まれます。

素敵な時間となるよう、しっかりと介添え。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

『心が強くなるお墓参りのチカラ』
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私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」

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