墓地あまり?

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

雨続きですね。

予定されていた仕事が雨で出来ないときは、

「今日のお墓工事は延期させて頂きます」

と、お施主さまへ電話で伝えています。

このところ、ほぼ毎朝の恒例行事になってしまいました。

ドンドンと予定が押してきています。

すべての仕事が間に合うかな?と、若干の緊張感でドキドキします。

このまま、ずっと雨だったらどうしよう・・・・。

まあ、そんなことないと思いますので、基本は気楽です。

さて、そんな雨の中ですが、雨音がまったく気にならないのはラジオ放送室。

CBCラジオ「つボイノリオの聞けば聞くほど」
10:30頃~【お墓にかようび】出演してきました。

ラジオの音を録りますから、当然防音。

しかも、今の部屋は窓がありませんから、雨が降っているかどうかも分かりません。

慣れない環境と緊張とで、我を失いそうになりますが、出来る限りの言葉を発しています。

昨日は市営墓地についてのお話しを、ほんの少し致しました。

お墓を建てる時には必ず必要になる【墓地】。

運営主体によって、色々な墓地があります。

市営墓地は、その名の通り、【市】が管理しています。

以前、市営墓地は相当な人気でした。

分譲区画の数よりも、申し込みをする方の数の方が多く、抽選になることがほとんどでした。

しかし、最近では分譲数を増やすために新しく区画を増やしたりして、倍率が3倍とか4倍なんて事は無くなってきました。

例えばですけれども、私が墓石屋として修業を始めた20数年前、名古屋市営のみどりが丘公園墓地は中々手に入りにくい墓地として認識されていました。

しかし、昨年度の募集に関しては、驚くべく数字が出ています。

約1000区画の分譲に対して募集があったのは500件ほど。

言い方は悪いですが、半分が売れ残っている状況です。

場所の贅沢を考えずに申し込めば、100%手に入る状況です。

なぜ、そのような状況になったのか。

以前もお伝えしたように、個別のお墓をつくらない人が増えました。

いわゆる、永代供養のお墓の需要が高まってきた事も原因のひとつです。

それと、そもそもお墓をお持ちの方が増えています。

この事実も、墓地を求める方が少なくなってきている原因です。

お墓をつくらなくなったのではありません。

もうすでに手に入れている方が多くなったのです。

通常、本家を継いだ方は、ご先祖さまの眠るお墓を引き続き守っていくことが前提となります。

新しくお墓をつくる必要はありません。

なので、一般的な考え方で行きますと、お墓をつくるのは、分家初代を親に持つ、その子供世代。

要は2代目の方。

しかし、意外とご自身が分家初代にあたるので、生前にお墓を用意していたという方が多いのも隠れた事実。

それと、お墓建立までのご決断について、時間をかけられるようになったという時代背景もあります。

仕事の都合や、利便性から、親と離れて暮らす世代が増えました。

そのため、周囲の御親戚やお寺さまも、お墓の完成を急かすことが少なくなったと聞きます。

極端な地域ですと、かつては49日までにお墓を用意しないといけないと言われていました。

しかし、最近ではそこまで急かすことは少なくなってきたみたいです。

お墓についてもそうですが、お亡くなりになられた故人のご供養に関して、一同集まれるのが、お盆休み・お正月休みの年2回くらいしかない世の中になりました。

なので、お話し合いを行なって、次の工程に進む間隔が長くなったのです。

ということは、どちらかと言えば、じっくりとお墓について考える事が出来るようになり、急いで墓地を購入しなくなったとも言えます。

このような状況に対応するため、各自治体も手をこまねいているだけではありません。

以前はお亡くなりになった方のご遺骨がないと、墓地の申し込みは出来ませんでした。

しかし、最近では生前でも分譲されている市営墓地も増えてきました。

先ほどご紹介した、名古屋市営のみどりが丘公園墓地もそのひとつです。

それと、期間を設け、一斉に申し込みを受け付けるのではなく、一年を通じて随時受付中の市営墓地もございます。

それらの情報は、役所に問い合せたり、市のホームページから得る事が出来ます。

気になる方は、ご自身が住んでいる地域の公共墓地はどうなっているのか、元気なうちから調べておくと、イザという時、慌てなくて済むと思います。

流行りの終活にもつながります。

ご家族で将来を話し合う機会として活用してみてはいかがでしょうか。

さて、CBCでお話しをした後、矢田は名古屋店へ。

お店番と、そうじをしていました。

先日、やっと完成した古代型五輪塔の飾り付けも。

20150415 (2)

手づくりの、のみぎり仕上げ。

 
地元岡崎市の小呂石を使用しています。

20150415 (3)

バックが黒石なので、石ならではの自然な風合いが、寄り映えます。

素敵なお墓です。

これからのお墓づくりを考えている方は、ぜひ一度ご覧いただきたい。

そしてこちら。

20150415 (1)

表通りから、ガラス越しに見える応接室。

素敵なお部屋です。

お客様にリラックスして頂こうと、ゆったりなイスと部屋の雰囲気に致しました。

そのお陰で、ここに座っていると、

「あの人、仕事サボっている」

と思われそうな感じです。

一応お伝えしておきますが、サボってはいません。

かなり、リラックスして仕事をしているかもしれませんが。

名古屋店、ぜひご利用下さいね。

→ http://haka.yatasekizai.com/about/nagoya.html

さて、雨は上がったみたいですね。

やっと、墓地に伺えます。

今日は西尾市、安城市、蒲郡市へ伺います。

3件とも、新しくお墓工事の開始です。

不安定なお空の感じは、まだまだ続く模様です。

出来る時に、出来ることをしっかり行う。

この精神で仕事をやり抜きます。

お墓づくりのお打ち合わせのため、豊田市、碧南市に伺う予定も。

お天気が悪く、サクサク仕事が出来ないときも、出来ることをていねいに行います。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

『心が強くなるお墓参りのチカラ』
心が強くなるお墓参りのチカラ
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愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1

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「お施主様が自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主様と一緒につくる」

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