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豊川市の永代供養を考えるあなたへ|知っておきたい基礎知識と地域の事情


はじめに――「終活」をめぐる、世代間のすれ違い

少し前のことですが、中日新聞にこんな調査結果が載っていました。

「子供世代が親と一緒に取り組みたい終活」と「親世代が自分自身の終活でやりたいこと」を比べると、「お墓」に関心を持つ割合が子供側72%に対して親側はわずか7%と、非常に大きな開きがあったというのです。「お葬式」でも同様で、子供72%に対して親14%。親世代が終活に求めるものは「持ち物の整理」や「思い出づくり」が上位に来ていました。

終活に関する世代間意識ギャップを示す横棒グラフ。お墓への関心:子供世代72%、親世代7%。
「終活」で取り組みたいことについて、子供世代と親世代には大きな意識の差があります。特に「お墓」については子供世代の72%が関心を持つのに対し、親世代はわずか7%。この差を知ることが、家族での話し合いの第一歩です。

この数字が示しているのは、「送る側」と「送られる側」が、まったく異なることを考えているという現実です。

弊社にご相談いただく方々の中にも、似たような場面は少なくありません。生前にお墓を考えている親御さんが「自分のため」と「子供たちが困らないように」、どちらを優先するかで悩まれています。大切なのは、独断で進めるのではなく、家族でじっくり話し合うこと。お墓は、亡くなった方を偲ぶために存在するものです。「誰かのために」という気持ちを大切にしながら、ご家族の間で方向性を共有しておくことが、のちのちのトラブルを防ぐ一番の近道です。

そのうえで今回は、豊川市にお住まいの方や、豊川市に親御さんのお墓をお持ちの方へ向けて、豊川市の永代供養事情を分かりやすくお伝えしたいと思います。


豊川市の現状――高齢化と「お墓の継承」問題

まず、豊川市の社会的な背景を数字で確認しておきましょう。

豊川市の総人口は約18万3千人(2026年)。ここ数年は人口を概ね維持してきましたが、第7次豊川市総合計画策定 将来人口目標検討資料(2025年2月公表)によれば、2050年には約16万人へと12.5%の減少が見込まれています。

また、豊川市の高齢化率(65歳以上の割合)は近年で約26.3%に達しており、市全体で少子高齢化が着実に進んでいます(豊川市公式HP「年齢別住民登録人口」より)。世帯数は約7万6千世帯(令和7年4月時点)で、一世帯あたりの人数は年々減り続けています。全国的な傾向と同じく、一人暮らし世帯の増加も続いています。

豊川市の人口と高齢化率を示すデータ図解。高齢化率約26.3%、2050年推計人口約16万人。
豊川市の高齢化率は約26.3%(65歳以上)に達しており、2050年には人口が約16万人まで減少する見込みです。お墓の継承問題は、豊川市でも身近な課題になっています。

こうした変化の中で、お墓の問題は身近になってきました。

「子供がいないので、お墓を継いでくれる人がいない」「遠くに住む子供に、お墓の管理を頼みにくい」「先祖代々のお墓があるが、自分の代で守れなくなるかもしれない」――そういった声を、私たちは日々受け取っています。

こうした悩みに応える選択肢のひとつが、永代供養です。


永代供養とは何か――分かりやすく解説

「永代供養(えいたいくよう)」という言葉を耳にする機会が増えましたが、正確にはどういう意味でしょうか。

永代供養とは、お寺や霊園が、ご家族に代わってお骨の管理と供養を続けてくれる仕組みのことです。

お参りに来られなくなった場合も、施設の側が定期的に法要を行い、故人を弔い続けてくれます。継承者がいなくなった後も、お骨を合祀(ほかの方のお骨と一緒に納めること)して、供養が続けられます。

永代供養の主な種類

永代供養墓には、大きく3つの形があります。

合祀墓(ごうしぼ)は、最初から多くの方のお骨をまとめて納める形です。費用は比較的抑えられます(目安として5万~30万円程度)が、一度納骨すると個別に取り出すことはできません。

集合墓は、墓石は共有しながら、お骨の納骨スペースは個別に確保する形です。一定期間(たとえば33回忌まで)は個別に安置され、その後合祀されます(費用目安は10万~60万円程度)。

個別墓(単独墓)は、ご家族ごとに墓石を持ち、将来的に継承者がいなくなったときにお寺が管理を引き継ぐ形です。一般的なお墓に近い形で、費用は30万~150万円程度とさまざまです。

永代供養の3種類(合祀墓・集合墓・個別墓)の違いを説明した比較図解。
永代供養には「合祀墓」「集合墓」「個別墓」の3種類があります。費用・納骨方法・将来の管理方法がそれぞれ異なりますので、ご家族の状況に合わせてお選びください。

豊川市の永代供養事情

市営墓地について

豊川市内には、市営の墓地がいくつかあります(以下は公開情報をもとにした参考情報です。最新状況は豊川市役所にご確認ください)。

豊川市内の市営墓地4か所(御油墓園・御油第二墓園・金沢墓園・諏訪墓地)の案内図。
豊川市内には市営墓地が4か所あります。ただし諏訪墓地は対象者が限られており、一般の方は御油墓園・御油第二墓園・金沢墓園をご参照ください。
詳細・最新情報は豊川市役所 環境課(TEL:0533-89-2141)にご確認ください。
  • 豊川市御油墓園(昭和51年度設置)
  • 豊川市御油第二墓園(平成10年度設置)
  • 豊川市金沢墓園(昭和53年度設置)
  • 豊川市御油合葬式墓園 (令和6年度設置)

市営墓地は管理費が比較的抑えられる反面、申込資格の確認や募集時期の確認が必要です。また、市内に民営霊園はありませんが、寺院墓地でも募集が行われているところがあります。

お問い合わせ先:豊川市役所 産業環境部 環境課〒442-8601 豊川市諏訪1丁目1番地 TEL:0533-89-2141

改葬(お墓のお引越し)や墓じまいに伴う行政手続き(埋葬証明書・改葬許可申請書など)についても、市役所にご相談ください。


永代供養のメリットと、気になる点

永代供養のメリットと気になる点を並べて比較したインフォグラフィック。
永代供養には様々なメリットがある一方で、事前に確認しておきたい点もあります。特に合祀タイプは一度納骨すると取り出しが難しいため、ご家族でよく話し合ってからご決断ください。

選ばれる理由

継承者がいなくても安心できるのが最大の理由です。少子化や未婚化が進む中で、「自分の後にお墓を守ってくれる人がいない」という不安を抱える方に、永代供養は大きな安心をもたらします。

また、管理の手間が不要になることも助かるという声が多いです。遠方に住むお子さんや親戚が、定期的にお墓参りや草取りをしなくて済みます。

費用が比較的明確な点も選ばれる理由のひとつです。一般的なお墓の建立にかかる費用(永代使用料・墓石代・工事費などを合わせると100~200万円とも言われています)と比べると、形によっては費用を抑えやすい選択肢です。

宗旨・宗派を問わず受け入れているところが多いのも、現代の多様な暮らしに合っています。

気になる点も正直にお伝えします

合祀の場合は後からお骨を取り出せないという点は、事前によく確認が必要です。将来、改葬や分骨を考える可能性がある方は、個別安置のプランを選ぶほうが安心かもしれません。

「お墓参りの場所がなくなるのでは」という不安を持つ方もいらっしゃいます。ただし多くの永代供養墓では、合祀された後も共同の墓碑の前でお参りすることができます。

また、年間管理費が別途かかるケースもあります。「永代供養=管理費不要」と思われる方もいますが、個別安置の期間中は年間管理費が必要な場合があります。契約の際に内容をよく確認することが大切です。


豊川はなえみ墓園のご紹介

こうしたお墓の継承問題を解決する場として、豊川市内にあるのが「豊川はなえみ墓園」です。

豊川市平井町の浄土宗寺院・浄泉寺の境内に設けられた寺院墓地で、矢田石材店が浄泉寺と共同で運営しています。花と緑に囲まれた、明るい雰囲気の庭園墓地です。

豊川はなえみ墓園の「購入→お参り→法要→永代供養」の4ステップを示したフロー図。矢田石材店と浄泉寺が共同運営。
豊川はなえみ墓園では、浄泉寺(豊川市)と矢田石材店が共同でお墓を運営しています。継承者がいなくなった後も、お寺が永代にわたって供養を続けるため、将来の心配をせずにご利用いただけます。

はなえみ墓園の特徴

完成済みの建て売り型なので、すぐに安置が可能です。使用料・墓石・彫刻費などがすべてセット価格に含まれており、費用が分かりやすいのが特徴です。

年間管理料は1万円(口座引き落とし)。春と秋の年2回、ご住職による供養が行われます。

継承者がいなくなったら、お骨を合祀して永代供養が行われます。その際の追加費用の負担はありません。今あるお墓も、寺院が責任を持って整理し、お骨を合祀墓に移して供養されます。

宗旨・宗派は問いません。どなたでもご利用いただけます。

はなえみ墓園は現在、愛知県内35か所以上に広がっており、全墓園を合わせて1,600基以上のご契約をいただいています(2026年時点)。豊川はなえみ墓園は完売となった時期もあるほど、地域の方々に受け入れていただいています。

豊川はなえみ墓園 所在地:豊川市平井町坂田前90(浄泉寺)

お問い合わせ:フリーダイヤル 0120-335-665(9:00~18:00)


矢田石材店について

矢田石材店は、1955年(昭和30年)に愛知県岡崎市で創業し、2025年で創業70年を迎えました。墓石の建立から始まり、はなえみ墓園の運営、お寺でのお葬式をサポートする「お寺でおみおくり愛知」、そして使われなくなった墓石を路盤材として再資源化する「愛知県石材リサイクルセンター」まで、供養に関わる一連のお手伝いを行っています。

建設業許可を取得しており、お墓ディレクター1級・2級の資格者が在籍しています。「お墓ディレクター」とは、日本石材産業協会が認定するお墓の専門資格で、石材・供養・法律などの幅広い知識を持つ専門家です。

岡崎本店と名古屋ショールームを拠点に、愛知県全域でご相談に対応しています。豊川市は本社から程近く、地域に根ざした石材店として活動してきました。

社長の矢田敏起は「お墓参りこそ最高の人間教育」という信念のもと、CBCラジオへの出演や書籍の出版(『心が強くなるお墓参りのチカラ』経済界)を通じて、お墓の大切さを発信し続けています。

矢田石材店の1955年創業から2025年・創業70年までの歩みを示したタイムライン。
1955年(昭和30年)の創業から約70年。矢田石材店は愛知県岡崎市を拠点に、お墓づくり・永代供養・お寺でのお葬式・石材リサイクルと、供養に関わる事業を一歩一歩広げてきました。

家族で話し合うことの大切さ

先ほどの新聞記事に戻りますが、お墓に関するトラブルのほとんどは「独断で進めてしまった」ことから起きています。

家族に内緒でお墓を建てたまま亡くなってしまったケース。逆に、誰にも相談せずお墓を片付けてしまい、親戚から強く非難されたケース。どれも、「自分だけ」の判断で動いてしまったことが原因でした。

お墓は「誰かを想ってつくるもの」です。生前に準備するなら「残された家族が困らないために」。どうかご家族の間で、一度ゆっくり話し合ってみてください。


最後に

「永代供養を考えているけど、何から始めればいい?」「実家のお墓をどうしたらいいか分からない」「豊川市内でお墓を探している」――そんな方は、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

矢田石材店では、押しつけがましいセールスよりも、みなさまの状況に寄り添ったご説明を大切にしています。お墓のことは、決して急ぐ必要はありません。でも、少しでも気になったら、話を聞いてみることが最初の一歩です。


参考資料・データ出所

  • 中日新聞(終活に関する世代間意識調査に関する記事)
  • 総務省統計局「令和7年 国勢調査」
  • 第7次豊川市総合計画策定 将来人口目標検討資料(2025年2月公表)
  • 豊川市公式HP「年齢別住民登録人口・世帯数」
  • 豊川市役所(市営墓地情報)
  • 矢田石材店公式HP(https://yatasekizai.com/
  • はなえみ墓園公式HP(https://yatasekizai.com/hanaemi/
  • お寺でおみおくり愛知(https://yatasekizai.com/oteomi/

矢田石材店 岡崎本店 〒444-0912 愛知県岡崎市大平町字南田潰28-1 TEL:0564-73-2018 / フリーダイヤル:0120-336-772

矢田石材店 名古屋ショールーム 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213 TEL:052-768-6620 / フリーダイヤル:0120-928-014

はなえみ墓園 共通フリーダイヤル 0120-335-665(9:00~18:00)

※掲載情報は執筆時点のものです。市営墓地の募集状況や価格などの最新情報は、各施設・豊川市役所にご確認ください。