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はじめに|「お墓をどうしようか」と思い始めたあなたへ

ある日ふと、こんな気持ちになることがあります。

「実家のお墓、このままでいいのだろうか」 「子どもたちに負担をかけたくない」 「遠方に住んでいて、なかなかお参りに行けない」

豊川市でも、こうしたお墓に関するご相談が年々増えています。これはけっして珍しいことではありません。社会の変化とともに、お墓との向き合い方も変わってきているのです。

この記事では、豊川市でお墓じまいを検討されている方のために、地域の実情・手続きの具体的な流れ・お骨の行き先まで、わかりやすくお伝えします。


豊川市で「お墓じまい」が増えている背景

人口と高齢化の実態

豊川市の人口は、住民基本台帳(2026年3月末現在)によると18万人台で推移しています。住民基本台帳・介護保険事業状況報告によると、65歳以上の割合(高齢化率)は約26.3%。これは全国平均(29.3%)をやや下回るものの、内閣府ホームページでは、2040年までにその割合が30.6%前後まで上昇すると見込まれており、約10人に3人近くが高齢者という時代がやってきます。

少子高齢化は、お墓を引き継ぐ担い手が減ることを意味します。「子どもが県外に出てしまい、誰もお参りできない」「後継ぎがいない」という状況は、豊川市でも多くのご家族が直面している現実です。

全国で急増する改葬件数

厚生労働省「令和4年度衛生行政報告例」(2023年10月公表)によると、2022年度の全国の改葬件数は15万1,076件と、統計開始(1997年度)以来の過去最多を記録しました。お墓の引越しや整理は、今や全国的な潮流となっています。

全国の改葬件数の推移。お墓の引っ越しはこの10年で約2倍に増え、2024年は過去最多の176,105件。
お墓のお引越しはこの10年で約2倍に増えました。

(参考:厚生労働省「令和4年度衛生行政報告例」)

豊川市は豊川稲荷で知られる信仰の深い土地柄でもあります。だからこそ、「お墓を片付けること」に抵抗を感じる方も少なくありません。しかし、お墓じまいとは「先祖を粗末にすること」ではなく、次の世代への思いやりであり、ご先祖さまの供養を続けていくための、新しい選択肢のひとつです。


お墓じまいとは何か|基本をおさえておきましょう

「お墓じまい」とは、現在のお墓を解体・撤去し、お骨を別の場所に移すことです。正式には「改葬(かいそう)」と呼びます。

お墓じまいの主な理由

  • 子どもや孫が遠方に住んでおり、定期的なお墓参りや管理が難しい
  • 後継ぎがなく、将来的に無縁墓になることへの不安
  • 家族のお墓をひとつにまとめて管理しやすくしたい
  • 老後の住まいを変えるのにあわせて、お墓も近くに移したい
  • 経済的な管理費の負担を軽くしたい

いずれの理由も、けっして不謹慎なことではありません。むしろ、ご先祖さまのことを思い、真剣に向き合っているからこそ生まれる気持ちです。

お骨を勝手に動かすことはできません

大切なことをひとつ。

たとえお墓の石を撤去することは業者に依頼できても、お骨を別の場所へ移すには、必ず役所が発行する「改葬許可証」が必要です。これは「墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)」第5条で定められた法的なルールです。

「家族のお墓だから自由に動かせる」という誤解をされている方もいらっしゃいますが、無許可での改葬は法律に違反します。手続きはそれほど複雑ではありませんので、次の章で順を追ってご説明します。


豊川市でお墓じまいをする際の手続き|改葬許可申請の流れ

豊川市の改葬許可申請(お骨を別の場所へ移すための法的手続き)5つのステップの図解。①移転先(新しい納骨先)を決める②豊川市市民課で申請書を受け取る③現在のお寺・霊園に埋葬証明をもらう④市役所で改葬許可証を受け取る⑤新しい供養先へ納骨して完了
詳しくは豊川市役所 市民部 市民課(0533-89-2136)へお問い合わせください。

豊川市でお骨を移す場合、以下の手順で進めます。

ステップ1|移転先(新しいお骨の行き先)を決める

まず「お骨をどこへ移すか」を決める必要があります。移転先が決まらないと、次の手続きが進められません。移転先としては、別のお墓・永代供養墓・納骨堂などが一般的です。

移転先が決まったら、そこから「受入証明書」を発行してもらいます。

ステップ2|現在のお墓がある場所で改葬許可申請書を受け取る

現在お骨が埋葬されている市区町村(豊川市内ならば豊川市)の窓口に行き、「改葬許可申請書」を受け取ります。

📍 豊川市の窓口 市民部 市民課(豊川市諏訪1丁目1番地) 電話:0533-89-2136

書類は窓口で受け取るほか、市のホームページからダウンロードできます。

(参考:豊川市「遺骨の埋葬場所を変えたいのですが、どうすればできますか?」公式FAQ)

ステップ3|現在のお墓の管理者(寺院・霊園等)に証明をもらう

改葬許可申請書を、現在のお墓を管理しているお寺や霊園に持参し、お骨が確かにそこに納骨されているという「埋葬証明書(または納骨証明)」に相当する記載・確認をしてもらいます。

※ お寺の場合は、住職さんにご相談の上、丁寧に進めることが大切です。

ステップ4|豊川市役所に申請書を提出し「改葬許可証」を受け取る

必要事項を記入した改葬許可申請書と、ステップ1の受入証明書を市民課に提出すると、「改葬許可証」が発行されます。この書類がいわば「お骨の引っ越し許可証」です。

ステップ5|お骨を移転先へ運び、改葬許可証を提示する

改葬許可証をお骨とともに移転先に持参し、提示することで手続きが完了します。


【豊川市の市営墓園をご利用の方へ】

豊川市が管理する市営墓園でお墓じまいをされる場合は、上記の改葬許可証に加えて、別途「豊川市墓園焼骨埋蔵・改葬届(様式第7号)」の提出が必要です。詳細は豊川市役所環境課(産業環境部 環境課)にお問い合わせください。

(参考:豊川市「市営墓園」公式ページ)


お墓じまいにかかる費用の目安

お墓じまいの費用は、墓石の大きさや立地条件、移転先によって大きく異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

移転元でかかる主な費用

  • 閉眼供養(魂抜き)のお布施:約3万〜5万円程度(寺院により異なる)
  • 墓石の解体・撤去・処分費用:約10万〜50万円程度
  • 離檀料(檀家をやめる場合):お寺によって異なる

移転先でかかる主な費用

  • 永代供養墓・合祀墓への納骨:約3万〜30万円程度
  • 個別のお墓を新たに建てる場合:別途費用が発生

総費用は条件によって幅がありますが、50万円〜100万円程度を目安にしているケースが多いようです。


お骨の「行き先」をどう考えるか|永代供養という選択

お墓じまいで一番悩まれるのが、「お骨をどこに移すか」という点です。

特に豊川市にお住まいの方にとって身近な選択肢のひとつが、豊川市平井町にある浄土宗の寺院・治寶山 浄泉寺の境内に開かれた「豊川はなえみ墓園」です。

豊川はなえみ墓園の写真。浄泉寺境内にある永代供養付きの墓園です。
豊川はなえみ墓園(浄泉寺)。永代供養付きのお墓です。

豊川はなえみ墓園は、豊川市のはずれに位置する静かな寺院の境内にあり、永代供養つきのお墓を提供しています。永代供養つきとは、後継ぎがいなくなっても寺院が責任を持って供養を続けてくれる仕組みです。「子どもたちに管理を引き継がせたくない」という方にとって、心強い選択肢です。

浄泉寺の住職は「お墓のことで悩んでいたら、気兼ねなく来てください。ここを、そういう場所にしたいと思っています」と話しています。御朱印でも知られる住職が迎えてくれる、敷居の低いお寺です。

(参考:はなえみ墓園公式サイト「豊川はなえみ墓園」)


撤去した墓石はどうなるのか|「石と想いを循環させる」という考え方

お墓じまいで意外と見落とされがちなのが、撤去した墓石の処分です。

墓石は非常に頑丈な素材でできており、通常の産業廃棄物処理では埋め立て処分になることがほとんどでした。しかし現在は、愛知県内でも墓石を適切にリサイクルする仕組みが生まれています。

石材リサイクル循環フロー図。①役目を終えたお墓②墓石の解体・撤去③愛知県石材リサイクルセンターへ搬入④破砕して路盤材(砕石)に再生⑤道路や地盤の下地材として社会へ還る
ご先祖さまが大切にしてきた石が、静かに次の世代へつながっていくのです。

岡崎市に本拠を置く矢田石材店が運営する「愛知県石材リサイクルセンター」(岡崎市樫山町野中2番3)は、不要になった墓石を専門的に破砕処理し、道路の路盤材(地盤の下地となる砕石)として100%再資源化する施設です。2023年に開業し、愛知県内では同種の施設として先駆的な取り組みとしてCBCテレビ(2025年8月)や中部経済新聞(2023年)でも取り上げられました。

矢田石材店代表の矢田敏起はこう語っています。「お墓を守り切れない人が社会的にどんどん増えている。役目を終えた墓石がリサイクルされる世の中にしていかないと、墓石をつくる事業も成り立たなくなると思った」。

墓石1トンあたりの処分費は13,200円(税込)。平均的な墓石は1基1〜2トン程度で、リサイクルセンターには県内外から多くの墓石が運び込まれています。破砕されたのち砕石となり、新たな道路や地盤として社会に戻っていく。ご先祖さまが大切にしてきた石が、静かに次の世代へつながっていくのです。

(参考:CBCテレビ報道、中部経済新聞2023年8月)


矢田石材店について|豊川市に深く根ざした石材の専門店

矢田石材店の会社紹介インフォグラフィック。創業70年、建設業許可取得済み、お墓ディレクター1級・2級在籍。
矢田石材店は愛知県の墓とおみおくりの会社です。

矢田石材店は、1955年(昭和30年)に愛知県岡崎市で創業しました。2025年で創業70年の石材店です。石の名産地である岡崎を本拠地とし、建設業許可を取得。社内にはお墓ディレクター1級・2級有資格者が在籍しており、愛知県内でも有数の規模を誇ります。

豊川市との関わりも深く、豊川市平井町の浄泉寺と一緒に豊川はなえみ墓園を運営するなど、地域に寄り添った活動を続けています。陸上自衛隊豊川駐屯地の記念碑製作なども手がけており、豊川市とのつながりは多岐にわたります。

矢田石材店の理念は「仕事を通じて人助け」。お墓づくりにとどまらず、お寺でのお葬儀をサポートする「お寺でおみおくり愛知」、そして廃墓石のリサイクル事業まで、人々の供養とお別れに関わる一連のことを支える会社として歩んできました。


「石と想いを循環させるお墓じまい」という考え方

矢田石材店では、お墓じまいをこのように捉えています。

「家族の歴史を紐解いて自分たちが何者かを知る『過去』から始まり、お墓を片付けることで過去と未来をつなぐ『現在』があり、将来どのような家族でありたいかを筋道づける『未来』を考える。お墓じまいは、家族の愛そのものです。」

(出典:矢田石材店公式サイト「矢田石材店のお墓じまい」)

この言葉は、長年にわたってお墓や供養と向き合い続けてきた人々の言葉だからこそ、深く響きます。

お墓を片付けることは、ご先祖さまを忘れることではありません。形を変えながら、想いをつないでいくことです。


よくあるご質問

Q. 豊川市以外にお骨があっても、手続きは豊川市でできますか? A. 改葬許可申請は、お骨が「現在埋葬されている場所」の市区町村で行います。豊川市にあるお骨は豊川市市民課へ。他市にあるお骨は、その市区町村の窓口で手続きを行ってください。

Q. お寺との関係が心配です。住職に失礼にならないか不安です。 A. 丁寧にご相談すれば、多くの住職さんが理解を示してくださいます。一人で抱え込まず、石材店や第三者に相談役に入ってもらうと話がスムーズになることもあります。

Q. 墓石は撤去したらゴミになるのですか? A. 愛知県石材リサイクルセンターに依頼すれば、墓石は路盤材として100%再資源化されます。「捨てる」ではなく「循環させる」という選択肢があります。

Q. 一人で抱え込んでいて、どこに相談すればいいかわかりません。 A. まず矢田石材店にご相談ください。お見積もり・ご相談は無料です(愛知県内は交通費も無料)。「なんとなく話を聞いてみたい」という段階で構いません。


まとめ|豊川市のお墓じまいは、一歩ずつ、一緒に

「お墓をどうしようか」という気持ちが芽生えたとき、それはご先祖さまへの想いがあるからこそです。焦る必要はありません。

大切なのは、

  1. お骨の移動には改葬許可証が必要であることを知ること
  2. 移転先をじっくり選ぶこと(豊川はなえみ墓園は選択肢のひとつです)
  3. 墓石の処分もきちんと行うこと(愛知県石材リサイクルセンターという選択肢があります)
墓じまいで知っておきたい3つのこと。①改葬許可が必要でであること②移転先をじっくり選ぶこと(豊川はなえみ墓園は選択肢のひとつです)③墓石の処分もきちんと行うこと(愛知県石材リサイクルセンターという選択肢があります)

どこに相談すればいいかわからなければ、豊川市と深いご縁のある矢田石材店に、まず気軽にお問い合わせいただければと思います。


参考情報・お問い合わせ先

矢田石材店 岡崎本店 愛知県岡崎市大平町字南田潰28-1 電話:0564-73-2018

矢田石材店 名古屋ショールーム 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213 電話:052-768-6620

愛知県石材リサイクルセンター 愛知県岡崎市樫山町字野中2番3 電話:0564-64-4114

豊川はなえみ墓園(治寶山 浄泉寺内) 愛知県豊川市平井町坂田前90 お問い合わせ:0120-335-665(受付9:00〜18:00)

矢田石材店公式サイト:https://yatasekizai.com/


参考文献・データ出典

  • 総務省 国勢調査(2020年)/ 住民基本台帳人口(2026年現在)
  • 内閣府「1 高齢化の現状と将来像|令和7年版高齢社会白書(全体版)」
  • 厚生労働省「令和4年度衛生行政報告例」(2023年10月公表)
  • 千葉日報「増える『改葬』千葉県内8000件超」(2025年11月)※全国の改葬件数推移として参照
  • 国立社会保障・人口問題研究所「将来推計人口」
  • GD Freak「豊川市の人口と世帯 高齢化率の推移」
  • 豊川市公式FAQ「遺骨の埋葬場所を変えたいのですが、どうすればできますか?」
  • 豊川市「市営墓園」公式ページ
  • CBCテレビ「墓じまいで撤去された墓石を砕いてリサイクル」(2025年8月13日)
  • 中部経済新聞「ゲンバを歩く 矢田石材店 愛知県石材リサイクルセンター」(2023年8月)
  • 矢田石材店公式サイト「矢田石材店のお墓じまい」「お寺に関わるすべての皆さまへ」
  • はなえみ墓園公式サイト「豊川はなえみ墓園」
  • 鎌倉新書「第2回改葬・墓じまいに関する実態調査」(2020年)

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はじめに――「終活」をめぐる、世代間のすれ違い

少し前のことですが、中日新聞にこんな調査結果が載っていました。

「子供世代が親と一緒に取り組みたい終活」と「親世代が自分自身の終活でやりたいこと」を比べると、「お墓」に関心を持つ割合が子供側72%に対して親側はわずか7%と、非常に大きな開きがあったというのです。「お葬式」でも同様で、子供72%に対して親14%。親世代が終活に求めるものは「持ち物の整理」や「思い出づくり」が上位に来ていました。

終活に関する世代間意識ギャップを示す横棒グラフ。お墓への関心:子供世代72%、親世代7%。
「終活」で取り組みたいことについて、子供世代と親世代には大きな意識の差があります。特に「お墓」については子供世代の72%が関心を持つのに対し、親世代はわずか7%。この差を知ることが、家族での話し合いの第一歩です。

この数字が示しているのは、「送る側」と「送られる側」が、まったく異なることを考えているという現実です。

弊社にご相談いただく方々の中にも、似たような場面は少なくありません。生前にお墓を考えている親御さんが「自分のため」と「子供たちが困らないように」、どちらを優先するかで悩まれています。大切なのは、独断で進めるのではなく、家族でじっくり話し合うこと。お墓は、亡くなった方を偲ぶために存在するものです。「誰かのために」という気持ちを大切にしながら、ご家族の間で方向性を共有しておくことが、のちのちのトラブルを防ぐ一番の近道です。

そのうえで今回は、豊川市にお住まいの方や、豊川市に親御さんのお墓をお持ちの方へ向けて、豊川市の永代供養事情を分かりやすくお伝えしたいと思います。


豊川市の現状――高齢化と「お墓の継承」問題

まず、豊川市の社会的な背景を数字で確認しておきましょう。

豊川市の総人口は約18万3千人(2026年)。ここ数年は人口を概ね維持してきましたが、第7次豊川市総合計画策定 将来人口目標検討資料(2025年2月公表)によれば、2050年には約16万人へと12.5%の減少が見込まれています。

また、豊川市の高齢化率(65歳以上の割合)は近年で約26.3%に達しており、市全体で少子高齢化が着実に進んでいます(豊川市公式HP「年齢別住民登録人口」より)。世帯数は約7万6千世帯(令和7年4月時点)で、一世帯あたりの人数は年々減り続けています。全国的な傾向と同じく、一人暮らし世帯の増加も続いています。

豊川市の人口と高齢化率を示すデータ図解。高齢化率約26.3%、2050年推計人口約16万人。
豊川市の高齢化率は約26.3%(65歳以上)に達しており、2050年には人口が約16万人まで減少する見込みです。お墓の継承問題は、豊川市でも身近な課題になっています。

こうした変化の中で、お墓の問題は身近になってきました。

「子供がいないので、お墓を継いでくれる人がいない」「遠くに住む子供に、お墓の管理を頼みにくい」「先祖代々のお墓があるが、自分の代で守れなくなるかもしれない」――そういった声を、私たちは日々受け取っています。

こうした悩みに応える選択肢のひとつが、永代供養です。


永代供養とは何か――分かりやすく解説

「永代供養(えいたいくよう)」という言葉を耳にする機会が増えましたが、正確にはどういう意味でしょうか。

永代供養とは、お寺や霊園が、ご家族に代わってお骨の管理と供養を続けてくれる仕組みのことです。

お参りに来られなくなった場合も、施設の側が定期的に法要を行い、故人を弔い続けてくれます。継承者がいなくなった後も、お骨を合祀(ほかの方のお骨と一緒に納めること)して、供養が続けられます。

永代供養の主な種類

永代供養墓には、大きく3つの形があります。

合祀墓(ごうしぼ)は、最初から多くの方のお骨をまとめて納める形です。費用は比較的抑えられます(目安として5万~30万円程度)が、一度納骨すると個別に取り出すことはできません。

集合墓は、墓石は共有しながら、お骨の納骨スペースは個別に確保する形です。一定期間(たとえば33回忌まで)は個別に安置され、その後合祀されます(費用目安は10万~60万円程度)。

個別墓(単独墓)は、ご家族ごとに墓石を持ち、将来的に継承者がいなくなったときにお寺が管理を引き継ぐ形です。一般的なお墓に近い形で、費用は30万~150万円程度とさまざまです。

永代供養の3種類(合祀墓・集合墓・個別墓)の違いを説明した比較図解。
永代供養には「合祀墓」「集合墓」「個別墓」の3種類があります。費用・納骨方法・将来の管理方法がそれぞれ異なりますので、ご家族の状況に合わせてお選びください。

豊川市の永代供養事情

市営墓地について

豊川市内には、市営の墓地がいくつかあります(以下は公開情報をもとにした参考情報です。最新状況は豊川市役所にご確認ください)。

豊川市内の市営墓地4か所(御油墓園・御油第二墓園・金沢墓園・諏訪墓地)の案内図。
豊川市内には市営墓地が4か所あります。ただし諏訪墓地は対象者が限られており、一般の方は御油墓園・御油第二墓園・金沢墓園をご参照ください。
詳細・最新情報は豊川市役所 環境課(TEL:0533-89-2141)にご確認ください。
  • 豊川市御油墓園(昭和51年度設置)
  • 豊川市御油第二墓園(平成10年度設置)
  • 豊川市金沢墓園(昭和53年度設置)
  • 豊川市御油合葬式墓園 (令和6年度設置)

市営墓地は管理費が比較的抑えられる反面、申込資格の確認や募集時期の確認が必要です。また、市内に民営霊園はありませんが、寺院墓地でも募集が行われているところがあります。

お問い合わせ先:豊川市役所 産業環境部 環境課〒442-8601 豊川市諏訪1丁目1番地 TEL:0533-89-2141

改葬(お墓のお引越し)や墓じまいに伴う行政手続き(埋葬証明書・改葬許可申請書など)についても、市役所にご相談ください。


永代供養のメリットと、気になる点

永代供養のメリットと気になる点を並べて比較したインフォグラフィック。
永代供養には様々なメリットがある一方で、事前に確認しておきたい点もあります。特に合祀タイプは一度納骨すると取り出しが難しいため、ご家族でよく話し合ってからご決断ください。

選ばれる理由

継承者がいなくても安心できるのが最大の理由です。少子化や未婚化が進む中で、「自分の後にお墓を守ってくれる人がいない」という不安を抱える方に、永代供養は大きな安心をもたらします。

また、管理の手間が不要になることも助かるという声が多いです。遠方に住むお子さんや親戚が、定期的にお墓参りや草取りをしなくて済みます。

費用が比較的明確な点も選ばれる理由のひとつです。一般的なお墓の建立にかかる費用(永代使用料・墓石代・工事費などを合わせると100~200万円とも言われています)と比べると、形によっては費用を抑えやすい選択肢です。

宗旨・宗派を問わず受け入れているところが多いのも、現代の多様な暮らしに合っています。

気になる点も正直にお伝えします

合祀の場合は後からお骨を取り出せないという点は、事前によく確認が必要です。将来、改葬や分骨を考える可能性がある方は、個別安置のプランを選ぶほうが安心かもしれません。

「お墓参りの場所がなくなるのでは」という不安を持つ方もいらっしゃいます。ただし多くの永代供養墓では、合祀された後も共同の墓碑の前でお参りすることができます。

また、年間管理費が別途かかるケースもあります。「永代供養=管理費不要」と思われる方もいますが、個別安置の期間中は年間管理費が必要な場合があります。契約の際に内容をよく確認することが大切です。


豊川はなえみ墓園のご紹介

こうしたお墓の継承問題を解決する場として、豊川市内にあるのが「豊川はなえみ墓園」です。

豊川市平井町の浄土宗寺院・浄泉寺の境内に設けられた寺院墓地で、矢田石材店が浄泉寺と共同で運営しています。花と緑に囲まれた、明るい雰囲気の庭園墓地です。

豊川はなえみ墓園の「購入→お参り→法要→永代供養」の4ステップを示したフロー図。矢田石材店と浄泉寺が共同運営。
豊川はなえみ墓園では、浄泉寺(豊川市)と矢田石材店が共同でお墓を運営しています。継承者がいなくなった後も、お寺が永代にわたって供養を続けるため、将来の心配をせずにご利用いただけます。

はなえみ墓園の特徴

完成済みの建て売り型なので、すぐに安置が可能です。使用料・墓石・彫刻費などがすべてセット価格に含まれており、費用が分かりやすいのが特徴です。

年間管理料は1万円(口座引き落とし)。春と秋の年2回、ご住職による供養が行われます。

継承者がいなくなったら、お骨を合祀して永代供養が行われます。その際の追加費用の負担はありません。今あるお墓も、寺院が責任を持って整理し、お骨を合祀墓に移して供養されます。

宗旨・宗派は問いません。どなたでもご利用いただけます。

はなえみ墓園は現在、愛知県内35か所以上に広がっており、全墓園を合わせて1,600基以上のご契約をいただいています(2026年時点)。豊川はなえみ墓園は完売となった時期もあるほど、地域の方々に受け入れていただいています。

豊川はなえみ墓園 所在地:豊川市平井町坂田前90(浄泉寺)

お問い合わせ:フリーダイヤル 0120-335-665(9:00~18:00)


矢田石材店について

矢田石材店は、1955年(昭和30年)に愛知県岡崎市で創業し、2025年で創業70年を迎えました。墓石の建立から始まり、はなえみ墓園の運営、お寺でのお葬式をサポートする「お寺でおみおくり愛知」、そして使われなくなった墓石を路盤材として再資源化する「愛知県石材リサイクルセンター」まで、供養に関わる一連のお手伝いを行っています。

建設業許可を取得しており、お墓ディレクター1級・2級の資格者が在籍しています。「お墓ディレクター」とは、日本石材産業協会が認定するお墓の専門資格で、石材・供養・法律などの幅広い知識を持つ専門家です。

岡崎本店と名古屋ショールームを拠点に、愛知県全域でご相談に対応しています。豊川市は本社から程近く、地域に根ざした石材店として活動してきました。

社長の矢田敏起は「お墓参りこそ最高の人間教育」という信念のもと、CBCラジオへの出演や書籍の出版(『心が強くなるお墓参りのチカラ』経済界)を通じて、お墓の大切さを発信し続けています。

矢田石材店の1955年創業から2025年・創業70年までの歩みを示したタイムライン。
1955年(昭和30年)の創業から約70年。矢田石材店は愛知県岡崎市を拠点に、お墓づくり・永代供養・お寺でのお葬式・石材リサイクルと、供養に関わる事業を一歩一歩広げてきました。

家族で話し合うことの大切さ

先ほどの新聞記事に戻りますが、お墓に関するトラブルのほとんどは「独断で進めてしまった」ことから起きています。

家族に内緒でお墓を建てたまま亡くなってしまったケース。逆に、誰にも相談せずお墓を片付けてしまい、親戚から強く非難されたケース。どれも、「自分だけ」の判断で動いてしまったことが原因でした。

お墓は「誰かを想ってつくるもの」です。生前に準備するなら「残された家族が困らないために」。どうかご家族の間で、一度ゆっくり話し合ってみてください。


最後に

「永代供養を考えているけど、何から始めればいい?」「実家のお墓をどうしたらいいか分からない」「豊川市内でお墓を探している」――そんな方は、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

矢田石材店では、押しつけがましいセールスよりも、みなさまの状況に寄り添ったご説明を大切にしています。お墓のことは、決して急ぐ必要はありません。でも、少しでも気になったら、話を聞いてみることが最初の一歩です。


参考資料・データ出所

  • 中日新聞(終活に関する世代間意識調査に関する記事)
  • 総務省統計局「令和7年 国勢調査」
  • 第7次豊川市総合計画策定 将来人口目標検討資料(2025年2月公表)
  • 豊川市公式HP「年齢別住民登録人口・世帯数」
  • 豊川市役所(市営墓地情報)
  • 矢田石材店公式HP(https://yatasekizai.com/
  • はなえみ墓園公式HP(https://yatasekizai.com/hanaemi/
  • お寺でおみおくり愛知(https://yatasekizai.com/oteomi/

矢田石材店 岡崎本店 〒444-0912 愛知県岡崎市大平町字南田潰28-1 TEL:0564-73-2018 / フリーダイヤル:0120-336-772

矢田石材店 名古屋ショールーム 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213 TEL:052-768-6620 / フリーダイヤル:0120-928-014

はなえみ墓園 共通フリーダイヤル 0120-335-665(9:00~18:00)

※掲載情報は執筆時点のものです。市営墓地の募集状況や価格などの最新情報は、各施設・豊川市役所にご確認ください。

情報提供

知多市にお住まいの方や、ご実家のお墓が知多市にある方から、「そろそろお墓のことを考えないといけない気がする」というお話を聞く機会が増えてきました。

これは知多市だけで起きていることではありません。日本全体で進んでいる人口の変化が、知多市というひとつの地域のなかに、はっきりと表れているからです。

この記事でわかることは、次の4点です。

  • 1.知多市の人口データから見える、お墓を取り巻く環境の変化
  • 2.お墓の土地が「買えない」理由と、「永代使用権」の正しい考え方
  • 3.知多市で「継承の心配がいらないお墓」を選ぶという方法(知多はなえみ墓園)
  • 4.これまでと同じように、シンプルな墓石を建てたい方の選択肢(普通でいいお墓)

知多市で墓石やお墓のことを考えはじめた方に向けて、データと選択肢を整理してお伝えします。

知多市八幡新町の本覚寺にある知多はなえみ墓園の園内、緑に囲まれた墓石が並ぶ様子
永代供養が付いた知多はなえみ墓園(知多市・本覚寺)

目次

  1. 知多市の人口は、これからどう変わっていくのか
  2. 出生数と死亡数の変化が示すもの
  3. なぜ今、「お墓を継いでいく人」が話題になるのか
  4. そもそも、お墓の土地は「買う」ものではない
  5. 知多市で「継承の心配がいらないお墓」という選び方
  6. 「特別でなくていい」という方には
  7. お寺での見送りを考えている方へ
  8. すでにあるお墓をどうするか悩んだら
  9. よくある質問
  10. まとめ

1. 知多市の人口は、これからどう変わっていくのか

知多市の総人口は、2025年1月1日現在で83,017人です(総務省・住民基本台帳に基づく人口)。男性が41,810人、女性が41,207人となっています。

このうち65歳以上の方は28.7パーセントを占めています。およそ3.6人に1人が65歳以上という計算です。15歳から64歳までの現役世代と65歳以上の方の比率は、およそ2.1対1で、全国平均とほぼ同じ水準です。

2020年の国勢調査では知多市の人口は84,364人で、5年前と比べて0.3パーセント減少しました。国立社会保障・人口問題研究所が2023年12月に公表した将来推計によると、知多市の人口は2020年から2050年までの間に約18パーセント減少し、6万9千人程度になる見込みです。2050年の平均年齢は51.6歳と予測されており、2020年の46.8歳から約5歳上がる計算になります。

知多市の人口構成を示すインフォグラフィック、65歳以上が28.7パーセントを占めるグラフ
知多市の総人口は83,017人(2025年1月1日時点)。65歳以上の方が28.7%を占めています

2. 出生数と死亡数の変化が示すもの

知多市が2016年にまとめた「知多市人口ビジョン」によると、知多市では2013年に初めて、1年間の死亡数が出生数を上回りました。それ以降、この傾向は続いています。

2013年から2017年の5年間でみると、知多市で生まれた赤ちゃんは年平均638人。人口千人当たりでは7.7人で、全国平均の7.9人よりやや少ない数字です。1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率は1.49でした。

こうした数字から見えてくるのは、知多市に限らず日本の多くの地域で起きている、ごく自然な世代構成の変化です。お子さんやお孫さんの世代が、以前よりも少なくなっているということでもあります。

知多市の出生数と死亡数の変化を示すグラフのイメージイラスト
知多市では2013年に死亡数が出生数を上回り、その傾向が続いています

3. なぜ今、「お墓を継いでいく人」が話題になるのか

人口構成が変わっていくと、お墓にもひとつの変化が訪れます。それが、「お墓を継いでいく人」についての話です。

お墓は、建てて終わりではありません。お墓参りをして、掃除をして、年間の管理料をお寺や霊園に納めて、はじめて維持されていくものです。これを担う人が、以前は家族の中に何人もいましたが、これからは少なくなっていく可能性があります。

実際に、跡を継ぐ人がいなくなった「無縁のお墓」が増えていることは、社会全体の課題として知られるようになってきました。これは知多市だけの問題ではなく、人口構成が同じように変化している全国の市町村に共通する話です。

ここまでは、知多市の現状を示すデータのお話でした。ここからは、お墓そのものの基本的な仕組みを確認していきましょう。


4. そもそも、お墓の土地は「買う」ものではない

お墓のことを考えるとき、最初に知っておきたいのが「永代使用権」という言葉です。

結論から言うと、個人がお墓の土地を売ったり買ったりすることはできません。法律は、墓地を個人が所有する権利を認めていないのです。代わりに取得するのが、長くお墓の土地を使い続けることができる「永代使用権」です。これは、土地の所有権ではなく、使うことのできる権利にあたります。

イメージとしては、持ち家ではなく借家に近いと考えるとわかりやすいかもしれません。墓地の所有者は、市区町村などの自治体か、お寺などの宗教法人です。年間の管理料は、借家でいう共益費のようなものと考えていただくと近いでしょう。家賃にあたる分は、最初にまとめてお支払いする形になっています。

お墓を使い続けている間は、誰かに文句を言われることはありません。ただし、他の人にその土地を譲り渡すことはできません。もし使わなくなった場合は、もともとの持ち主であるお寺や自治体に一度お返しし、それから別の方が新たに使うという流れになります。

なお、お墓を返したとしても、お金が戻ってくることは基本的にありません。多くの墓地で、返納時の返金はしないという規則が設けられています。お墓の返納とは、もともとお借りしていたものをお返しするということなのです。

このような仕組みになっているのは、お墓を片付けたあとに、ご遺骨が納められたままの状態で他人に売られてしまうようなことを防ぐためです。お墓は、ご先祖さまや大切な方を祀り、家族の幸せを願う神聖な場所です。お金のためにやり取りされる対象ではなく、お墓が建てられてはじめて意味を持つ場所、という考え方が、この法律の背景にあります。

持ち家と借家を比較したイラストで永代使用権の仕組みを説明する図解
お墓の土地は「永代使用権」というかたちで借りるものです

5. 知多市で「継承の心配がいらないお墓」という選び方

ここで、先ほどお話しした「お墓を継いでいく人」についての悩みに戻ります。

この悩みに対するひとつの答えとして広まっているのが、最初からお寺による永代供養が付いたお墓です。もし将来、お参りに来られる方がいなくなった場合は、お寺がご遺骨を合祀し、永代にわたって供養を続けてくれます。継ぐ人がいなくなることを心配しなくてよい、という安心感が特徴です。

知多市では、知多市八幡新町にある本覚寺で「知多はなえみ墓園」が運営されています。本覚寺は、坐禅を中心とした修行を大切にする曹洞宗のお寺で、地域に長く根づいたお寺です。知多はなえみ墓園は宗旨宗派を問わずどなたでも利用でき、すべてのお墓に永代供養が付いています。墓地と墓石がセットになった建売の形で提供されているため、現地でお墓を直接見たうえで選ぶことができます。

知多市八幡新町にある本覚寺の山門と参道
知多市八幡新町、嶺松山・本覚寺。曹洞宗の教えを大切にする、地域に根づいたお寺です

「はなえみ墓園」は知多市だけでなく、愛知県内に35の墓園を展開しており、これまでに1,600件を超えるご契約をいただいています。各墓園では、年に2回、僧侶による供養も行われています。

はなえみ墓園の墓地・墓石・永代供養が一体になった仕組みを示す図解
墓地・墓石・永代供養が一体になった「建売型」のお墓です

この「はなえみ墓園」を、お寺さまとともに運営しているのが矢田石材店です。岡崎市に本社を置き、1955年の創業から71年にわたって墓石づくりに携わってきました。岡崎市は、香川県の庵治や茨城県の真壁と並ぶ、国内でも知られた石の産地です。矢田石材店は知多市を本拠とする石材店ではありませんが、知多市の本覚寺と一緒に墓園を運営するほど、地域に深く関わってきました。建設業の許可を受けており、お墓づくりの専門知識を持つ「お墓ディレクター」の1級・2級資格を持つ担当者も在籍しています。愛知県内では規模の大きい石材店で、各地のお寺や霊園にすぐに駆けつけられる対応力も特徴のひとつです。

矢田石材店の職人が墓石を設置している様子
1955年の創業から71年。岡崎の地で石と向き合い続けてきました

6. 「特別でなくていい」という方には

一方で、永代供養や墓園という形ではなく、これまでと同じように、ご家族のお墓を新しく建てたい、あるいは建て替えたいと考える方もいらっしゃると思います。

そうした方に向けて、矢田石材店では”普通で「いい」お墓”という考え方を用意しています。これは、お墓として大切な部分を丁寧につくり込み、必要以上の装飾を削ぎ落とした、シンプルで質の高い和型の墓石です。特別な飾りがなくても、ご先祖さまを大切に思う気持ちは、十分に形にすることができるという考え方に基づいています。

装飾を抑えたシンプルな和型墓石
大切な部分を丁寧につくり、装飾を削ぎ落とした 普通で「いい」お墓

7. お寺でのおみおくりを考えている方へ

お墓のことと合わせて、葬儀の場所について考える方もいらっしゃいます。かつては、お寺の本堂で葬儀を行うことは珍しくありませんでした。長年大切にされてきたご本尊が見守るなかで、住み慣れた地域のお寺で、落ち着いて故人を見送る。そうした形を再び選べるようにという思いから、矢田石材店では「お寺でおみおくり」という取り組みを愛知県内で行っています。


8. すでにあるお墓をどうするか悩んだら

墓じまいなどで不要になった墓石を、その後どうするのかという点も、知っておいて損はない話です。

矢田石材店は、岡崎市内に「愛知県石材リサイクルセンター」という施設を運営しています。これは、不要になった墓石を専門に処理する施設で、愛知県内では現在のところここだけにある取り組みです。持ち込まれた墓石は重機で砕かれ、道路の舗装の下に使われる路盤材として、すべて再利用されます。平均的な墓石1基の重さは1トンから2トンほどあり、年間にリサイクルされる量は4,600トンにのぼります。役目を終えたお墓を、廃棄物としてただ埋めるのではなく、新しい形で役立てていく。こうした受け皿があることも、お墓について考えるときの安心材料のひとつになるはずです。

愛知県石材リサイクルセンターで墓石が砕石として再資源化される様子
役目を終えた墓石は、道路の路盤材として新しい役割を持ちます(愛知県石材リサイクルセンター)

9. よくある質問

Q. 知多市にお墓を建てる土地がない場合はどうすればいいですか?

A. 知多市内に墓地をお持ちでない方には、知多はなえみ墓園のように、墓地・墓石・永代供養がセットになった建売型のお墓をご紹介できます。墓地探しから始める必要がなく、現地で実物を見てから決めることができます。

Q. お墓を継ぐ人がいない場合、どうすればいいですか?

A. 知多はなえみ墓園のように、最初から永代供養が付いたお墓を選ぶと、将来お参りに来られる方がいなくなった場合もお寺が合祀・供養を続けてくれるため、継承の心配を減らすことができます。

Q. 知多市でお墓の土地(永代使用権)を購入することはできますか?

A. 個人がお墓の土地を所有する制度はありません。お墓の土地は「永代使用権」という、長く使い続けることができる権利を取得する形になります。

Q. 古いお墓を片付けたあと、墓石はどうなりますか?

A. 矢田石材店が運営する愛知県石材リサイクルセンターでは、不要になった墓石を破砕し、道路の路盤材として再資源化しています。


10. まとめ ―知多市でお墓を考える、はじめの一歩

ここまで見てきたように、知多市の人口構成は、これから緩やかに変化していきます。それは、お墓を継いでいく人の数にも、少しずつ関わってくる話です。

ただ、お墓づくりは、多くの方にとって一生に一度の経験です。何から始めればよいかわからないのは、当然のことだと思います。永代供養が付いた知多はなえみ墓園のような選択肢もあれば、これまでと同じように、シンプルで質の高い”普通で「いい」お墓”を建てるという選択肢もあります。

どちらが正解ということはありません。ご自身やご家族にとって、納得できる形を見つけていただくことが、何よりも大切です。お墓のことで迷ったときは、知多市の本覚寺と知多はなえみ墓園を運営している矢田石材店のような、専門知識を持つ石材店に、一度相談してみるのもよいかもしれません。

相談者と専門家が向かい合って話している様子のイラスト
お墓のことで迷ったときは、専門知識を持つ石材店に相談してみるのも一つの方法です

参考資料

情報提供

蒲郡市 覚性院の蒲郡はなえみ樹木葬。樹齢300年のオリーブの古木がシンボルツリーとして建つ明るい庭園墓地。
蒲郡市・覚性院に誕生した「蒲郡はなえみ樹木葬」。
樹齢約300年のオリーブがシンボルツリーとして墓園を見守っています。


はじめに――蒲郡市でも「お墓どうする?」という声が増えています

愛知県蒲郡市は、三河湾に面した温暖な海辺のまちです。竹島や形原温泉で知られるこの地で、近年、「お墓のことを、そろそろ考えなければ」とおっしゃる方が増えています。

その背景には、数字がはっきり示す変化があります。

蒲郡市の人口は2024年に約7万3926人(15年連続減少)、高齢化率30.1%。2050年には人口約6万7千人まで減少予測
蒲郡市の人口と高齢化率の推移

総務省の住民基本台帳によると、蒲郡市の人口は2024年1月1日時点で約7万3,926人(日本人)。15年連続で減少しており、10年前と比べると約5,000人(6.7%)少なくなりました。

一方で、65歳以上の方の割合は全体の30.1%(2024時点)。つまり、市民のおよそ3人に1人が高齢者という社会になっています。

出生率も全国平均を下回っており、合計特殊出生率は1.33(2018年~2022年平均)。また、将来推計では2040年までに人口が現在の約90%、約6万7千人に減少するとも見込まれています。

こうした流れの中で、「お墓を引き継ぐ人がいなくなるかもしれない」「子どもたちに負担をかけたくない」という声が、蒲郡市でも多く聞かれるようになりました。

お墓のことを考えるのは、決して縁起が悪いことではありません。むしろ、大切な人のために、あるいは自分のために、今だからこそ、落ち着いて向き合える大切なテーマです。


蒲郡市の墓石事情――三河の石と、地域のお寺文化

三河は、日本有数の石材産地の近くにあります

三河エリアの石材産地マップ。蒲郡市から岡崎市まで車で約30〜40分。岡崎市は日本三大石材産地のひとつ「石都・岡崎」
蒲郡市から車で30〜40分圏内に「石都・岡崎」があります。
牛岩青石・花沢石・宇寿石など三河の銘石が、
蒲郡市のお墓にも多く使われてきました。(地図はイメージです)

蒲郡市から車で30〜40分ほどの岡崎市は、日本三大石材産地のひとつ「石都・岡崎」として全国に知られています。良質な花崗岩(御影石)が近くの山から産出され、室町時代後期から石工の技術が育まれてきた地です。

岡崎周辺で採れる代表的な石材には、次のようなものがあります。

  • 牛岩青石(うしいわあおいし):岡崎近郊産の高級石材。深みのある青灰色が特徴で、墓石の最高級品として知られます
  • 花沢石(はなざわいし):愛知県産の白みかげ石。温かみのある白さが好まれます
  • 宇寿石(うすいし):岡崎周辺産。きめ細かく吸水率が低い良質な石材です

こうした地元産の石を使ったお墓は、三河の風土と歴史をそのままに受け継ぐ「地元の石で地元に眠る」という選択でもあります。もちろん、インドや中国などの輸入石材を使えば、同等品質の石をより手ごろな価格で入手することもできます。石材の産地や価格については、専門家に相談しながらじっくり選ぶのがよいでしょう。

蒲郡市のお寺とお墓

蒲郡市内には多くの寺院があり、それぞれの寺院の墓地でご先祖を供養してきた家が多くあります。特に浄土宗・浄土真宗・曹洞宗などの宗派が広く根付いており、宗派ごとの作法や墓石の形にも地域ならではの慣例があります。

一方で、近年は「宗派を問わず入れる墓地を探したい」「継承の心配がない永代供養つきのお墓を選びたい」というご要望も増えています。


お墓づくりで最初にすること――「5W1H」で考える

石の種類やデザインより先に、もっと大切なことがあります。それは「なぜ、このお墓をつくるのか」という問いに向き合うことです。

矢田石材店の「お墓づくり勉強会」では、情報伝達の基本的な考え方である「お墓の5W1H」というワークシートを使って、家族みんなでお墓のコンセプトを整理していただいています。

お墓の5W1H図解。いつ・どこで・誰が・何のため・なぜ・どのように、の6項目を整理するフレームワーク
「お墓の5W1H」ワークシート
お墓づくりを始める前に、ご家族で話し合ってみてください。

この6つを家族みんなで話し合い、一言でコンセプトをまとめてみてください。たとえば「家族みんなが帰ってこられる場所をつくる」「母への感謝をかたちにする」「子どもたちに負担をかけない、自分たちらしいお墓にする」などです。

コンセプトが決まれば、石の種類やデザインを選ぶときに迷いが少なくなります。お墓は一度建てたら長く残るものですから、後から「こんなつもりじゃなかった」とならないよう、出発点をしっかり定めておくことが大切です。


蒲郡市のお墓、3つの選択肢

蒲郡市でお墓を考えるとき、大きく分けて3つの方向性があります。

1. 伝統的な和型墓石を、きちんとつくる

お墓といえば「縦長の竿石が立つあのかたち」と思う方は多いと思います。この和型のお墓は、何百年もの間、日本各地で先祖を供養してきた形です。

「普通のお墓で十分。でも、ちゃんとしたものをつくりたい」という方に向けて、矢田石材店では「普通でいいお墓」というシリーズを用意しています。

「過度な装飾をそぎ落とし、大切なところをしっかりつくる」というコンセプトのもと、石材費・加工費・施工費・文字彫刻費・地震対策加工費がすべて含まれた価格を明示しています。

矢田石材店「普通でいいお墓」スタンダード77万円・ハイクラス121万円・プレミアム286万円の3プラン比較
矢田石材店「普通でいいお墓」3プランの比較。
石材費・加工費・施工費・文字彫刻費・地震対策加工費がすべて含まれた価格です。
  • スタンダード(外国産厳選石材):77万円(税込)〜
  • ハイクラス(国産石材・海外加工):121万円(税込)〜
  • プレミアム(国産最高級石材・国内職人仕上げ):286万円(税込)〜

見えないところもきちんとつくる。鉄筋コンクリートの基礎、ステンレス製の補強金具、震度7の地震に対応したゲル状の緩衝材——そういう「当たり前のこと」を当たり前にやる、という姿勢が「普通でいいお墓」の根本にあります。

→ 詳しくは:普通でいいお墓 | 矢田石材店

2. 継承の心配がいらない「蒲郡はなえみ樹木葬」

「子どもや孫にお墓の管理を任せるのは申し訳ない」「将来、お墓を見てくれる人がいなくなりそうで心配」——そういう思いをお持ちの方にとって、大きな選択肢となるのが、蒲郡市内の覚性院(かくしょういん)で運営されている「蒲郡はなえみ樹木葬」です。

蒲郡はなえみ樹木葬の特徴:樹齢300年オリーブのシンボルツリー、宗旨宗派不問、永代供養つき、建て売り価格(使用料・墓石・彫刻費込み)
蒲郡はなえみ樹木葬(蒲郡市・覚性院)の4つの特徴

このお墓の特徴は、樹齢約300年のオリーブの古木がシンボルツリーとして植えられていること。スペイン産のこのオリーブは、地元三河の園芸業者さんを通じて見つかった縁ある木で、オリーブは2,000〜3,000年生きるといわれる生命力の強い樹木です。石の代わりとなるシンボルとして、長い年月にわたって眠る場所を見守ってくれる存在です。

覚性院の住職・中村真一さんはこのように話しています。

「昔ながらの『お墓』というイメージとは違って、おしゃれなガーデニングみたいな感じです。いい意味でびっくりされているのではないでしょうか」

はなえみ墓園のしくみは、墓石・使用料・彫刻費がすべて含まれた建て売り形式。草花や樹木の手入れも行われ、毎年2回、お坊さまによる供養が執り行われます。そして、将来的にお墓を見ていく方がいなくなったときは、お骨を合祀して永代供養してもらえます。追加費用の負担はありません。

宗旨宗派を問わず、どなたでも利用できます。ペット用のお墓もあります。

「自分の代はよいが、次の代が心配」という蒲郡市や近隣の方が安心して選べるお墓です。

→ 詳しくは:蒲郡はなえみ樹木葬 → 覚性院 中村住職のインタビューはこちら:矢田石材店 note

蒲郡はなえみ樹木葬写真
蒲郡はなえみ樹木葬

3. 現在のお墓の見直し・墓じまい・改葬

「すでにお墓はあるけれど、遠くて管理できていない」「古くなってきたので建て替えたい」「墓じまいを考えている」という方もいらっしゃいます。

お骨の改葬(引っ越し)や、古いお墓の解体・撤去、新しいお墓への移転なども、矢田石材店では対応しています。


矢田石材店について――蒲郡市に根ざす、愛知の石材店

矢田石材店の4つの信頼ポイント:創業70年・建設業許可取得済み・お墓ディレクター1級2級在籍・リサイクルセンター運営
矢田石材店の信頼を裏付ける4つのポイント。 創業70年(昭和30年創業)、建設業許可(石工事業)取得済み、 お墓ディレクター1級・2級在籍、愛知県石材リサイクルセンター運営

矢田石材店は、1955年(昭和30年)に愛知県岡崎市で創業し、2025年で創業約70年を迎えた石材店です。

「愛知県内の規模が大きめの石材店」として、豊橋市・田原市・豊川市など東三河エリアでも多くのお墓づくりに携わってきました。蒲郡市の覚性院と一緒に「蒲郡はなえみ樹木葬」を運営するくらい、蒲郡市との縁も深い会社です。

信頼の目安として、いくつかご紹介します。

建設業許可(石工事業)取得済み 石工事の建設業許可は、税込500万円以上の墓石工事を請け負う際に必要とされる資格で、許可を持たない石材店も少なくない中、取得していることは施工の基準を守るという姿勢のあらわれです(参考:一般財団法人 建設業振興基金)。

お墓ディレクター1級・2級 在籍 日本石材産業協会が認定する「お墓ディレクター」は、お墓の種類・歴史・文化・石材・埋葬に関する法律・供養に至るまで幅広い知識を問う検定試験に合格した専門資格者です。1級の合格率は約30%とされており、矢田石材店にはこの1級・2級の有資格者が在籍しています(参考:一般社団法人 日本石材産業協会)。

愛知県石材リサイクルセンターの運営 使わなくなった墓石の適切な処分・リサイクルにも取り組んでいます。お墓のライフサイクル全体を考えた会社の姿勢が、ここにもあらわれています。

お寺でおみおくり(寺院葬)の運営 葬儀についても、お寺での厳かな本堂葬を提案する「お寺でおみおくり」を愛知県内で展開しています。

お墓づくりに限らず、お葬式、墓じまい、改葬、樹木葬——供養に関わるひと通りのことに対応できる体制があります。


よくある疑問に、率直に答えます

Q. 蒲郡市内に矢田石材店の店舗はありますか?

蒲郡市内に常設の展示場はありませんが、蒲郡市内や近隣への出張見積もり・現地確認は無料で対応しています。お電話やLINEでお問い合わせいただければ、担当者が伺います(愛知県内、交通費無料)。

Q. お墓を建てる時期の目安はありますか?

一般的には四十九日や一周忌のタイミングに合わせる方が多いですが、お墓づくり全体には検討から完成まで半年ほどかかることもあります。「まずどこから手をつければいいか」という段階からでも相談に乗ってもらえます。

Q. 生前にお墓を準備することはできますか?

できます。「寿陵(じゅりょう)」といい、生前にお墓を建てることは縁起のよいこととされています。はなえみ墓園の区画も生前購入できます。

Q. 宗派が分からない、または宗派にこだわりがない場合はどうすれば?

はなえみ墓園は宗旨宗派を問わずどなたでも利用できます。「普通でいいお墓」などの一般墓石についても、宗派に合わせた対応と、宗派不問の自由な設計、どちらも相談できます。


まとめ――蒲郡市でお墓のことを考え始めたら

お墓づくりの流れ:コンセプト作り→墓地・形式の決定→石材選び→施工→完成・開眼供養→アフターフォローまでのフローチャート
一般的なお墓づくりの流れ(半年〜1年が目安)
矢田石材店では「何から手をつければいいか」という段階からご相談を受け付けています。

高齢化と人口減少が進む蒲郡市では、「お墓のこと、そろそろ」という声が確実に増えています。でも、最初の一歩は難しくありません。

まず、家族でこの問いを話し合ってみてください。

「私たちは、なぜお墓をつくるのか。誰のためのお墓なのか。」

その答えが、蒲郡市での墓石選びの出発点になります。

継承の心配をなくしたいなら「蒲郡はなえみ樹木葬」。しっかりとした和型墓石を適正価格でつくりたいなら「普通でいいお墓」。どちらか決めかねているなら、まず無料相談から——。

創業約70年、愛知県内で長く地域のお墓づくりに関わってきた矢田石材店が、蒲郡市の皆さまのご供養をお手伝いします。


お問い合わせ・ご相談

矢田石材店 電話:0120-336-772(受付時間:年中無休 9:00〜18:00)


参考資料・データ出典

  • 総務省「住民基本台帳に基づく人口・世帯数」(2024年1月1日現在)
  • 国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」(2023年12月公表)
  • 厚生労働省「平成25〜29年 人口動態保健所・市町村別統計」
  • 愛知県蒲郡市公式ホームページ「人口及び世帯数統計資料」
  • 岡崎市公式ホームページ「岡崎石工品」
  • 一般社団法人 日本石材産業協会「お墓ディレクター」
  • 矢田石材店 公式note

数値・データは記事執筆時点のものです。最新情報は各出典をご確認ください。

情報提供

愛知県刈谷市の龍江寺境内。緑に囲まれた墓石と柔らかな自然光。
刈谷はなえみ樹木葬のオリーブ区画。
自然豊かな緑とともに、静かに手を合わせることができます。

〇 目次

  1. 「樹木葬にしたい」という声が、刈谷市でも増えています
  2. 樹木葬とは、どういうお墓なのか
  3. 「継承者がいなくても大丈夫」が選ばれる最大の理由
  4. 刈谷市の現状――人口と高齢化について
  5. 刈谷市のお墓事情:市営・寺院・民間それぞれの特徴
  6. 刈谷市で選べる樹木葬:刈谷はなえみ樹木葬のこと
  7. 矢田石材店について
  8. 樹木葬を選ぶ前に確認しておきたい5つのこと
  9. お墓のことは、早めに「話しておく」ことが大切
  10. まとめ・ご相談窓口

➀「樹木葬にしたい」という声が、刈谷市でも増えています

最近、ご供養のご相談をいただく中で、こんな言葉をよく耳にするようになりました。子どもたちに、お墓のことで苦労をかけたくないんです。 一人っ子だし、将来お墓を守っていく人がいなくなるのが心配。遠方に住む子どもに、管理を頼むのは申し訳ない。

こうした思いを抱えている方が、刈谷市内でもとても多くなっています。そして、その解決策のひとつとして注目を集めているのが「樹木葬」です。

この記事では、刈谷市の樹木葬事情を、公的なデータや現地の情報をもとにできるだけわかりやすくお伝えします。「まだ何も決めていない」「まず情報を集めたい」という段階の方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。

②樹木葬とは、どういうお墓なのか

樹木葬とは、墓石の代わりに樹木や草花を墓標とするお墓の形式のことをいいます。現在では寺院の境内に設けられるものから、霊園の一角を自然のように整えたもの、庭園風に仕立てたものまで、さまざまな形があります。

大切なのは、「樹木葬」という言葉で一括りにされていても、その内容は場所によって大きく異なるということです。たとえば――

  • 納骨の方法(個別・はじめから合祀・一定期間後に合祀)
  • 埋葬できる人数(一人用・夫婦用・家族用)
  • 宗派の制限の有無(宗派不問のところもあれば、檀家になる条件があるところも)
  • 管理する主体(寺院・霊園・自治体)
  • 永代供養の有無

こうした条件は、実際に現地で確認することがとても大切です。

③「継承者がいなくても大丈夫」が選ばれる最大の理由

お墓の消費者全国実態調査(2026年)によると、購入したお墓の種類では樹木葬が47.4%と最も多く選ばれています。樹木葬は2020年から現在まで、お墓選びの主流となっており、跡継ぎの心配が少ない供養のかたちとして多くの方に支持されています。

つまり、樹木葬を選ぶ理由は「自然の中に眠りたいから」という思い以上に、「将来のお墓のことで、子どもに心配や負担をかけたくない」という家族への愛情から来ていることが多いのです。

④刈谷市の現状――人口と高齢化について

刈谷市は愛知県のほぼ中央に位置し、トヨタ系企業の集積地として知られる、ものづくりが盛んな街です。2020年の国勢調査では人口が15万人を超えており、その後は増加のペースが落ち着いてきています。

現役世代が多い一方で、全国と同様に高齢化が静かに進んでいます。戦後間もない時期にお生まれになった方々が80代を超え、お墓の継承についての相談も増えてきているのが実情です。

「お墓をどうしよう」「実家のお墓をどうしたらいいの」――そんな声が、刈谷市内でも年々大きくなっています。

⑤刈谷市のお墓事情:市営・寺院・民間それぞれの特徴

刈谷市で「樹木葬」を探そうとしたとき、どのような選択肢があるのでしょうか。大きく3つの運営形態に分けて整理します。

市営墓地・寺院墓地・民間霊園の違いを比較した表。左から「種別」「主な特徴」「注意点」の3列で構成され、市営墓地は応募多数の場合は抽選、寺院墓地は寺院ごとに条件や護持費が異なる、民間霊園は運営主体や管理体制の確認が必要であることを示している。
市営墓地・寺院墓地・民間霊園の特徴と注意点を比較した一覧表です。
それぞれのメリットや確認事項を把握し、ご自身に合ったお墓選びの参考にしてください。

市営の墓地・施設

刈谷市には、市が運営する総合施設として「刈谷市営 青山斎園墓園」があります。斎場・火葬場・納骨堂・墓園を備えた施設で、通夜から告別式・火葬・初七日まで一貫した利用が可能です。休憩施設や車いす用駐車場なども整えられており、お参りしやすい環境が整っています。ただし、公営霊園は応募倍率が高くなりやすく、希望の区画がすぐに確保できない場合もあります。

寺院の墓地・樹木葬

刈谷市内にはいくつかの寺院が墓地を管理しており、中には樹木葬を設けているところもあります。寺院の墓地は、住職が直接ご供養に関わってくださることが大きな安心感につながります。一方で、その寺院の宗派の檀家になることを求められる場合や、護持費の体系が場所によって異なりますので、事前によく確認されることをおすすめします。

民間霊園

刈谷市内および近隣には、民営の霊園も存在します。民間霊園は宗教・宗派を問わないことが多く比較的自由度が高い反面、管理体制や将来の運営主体についてしっかり確認する必要があります。

➅刈谷市で選べる樹木葬:刈谷はなえみ樹木葬のこと

こうした選択肢の中で、刈谷市に根ざした取り組みとしてご紹介したいのが、刈谷はなえみ樹木葬です。

龍江寺と矢田石材店が一緒に運営する「刈谷はなえみ樹木葬」

刈谷市小垣江町の龍江寺の写真
刈谷市にある龍江寺。曹洞宗の寺院で、刈谷市の歴史あるお寺です。

刈谷市小垣江町に位置する龍江寺は、延宝4年(1676年)、刈谷藩主・稲垣重明によって建立された歴史あるお寺です。昭和48年に今川八幡社、昭和51年に今川八幡宮と改称されました。新たに本殿を建立した際、旧本殿を権現宮として龍江寺へ移築し、現在も大切に受け継がれています。

この龍江寺と一緒に「刈谷はなえみ樹木葬」を運営しているのが、矢田石材店です。

⑦矢田石材店について

矢田石材店は、1955年(昭和30年)に愛知県岡崎市で創業し、今年で創業70年を迎えました。墓石づくりから始まり、はなえみ墓園・樹木葬の運営、お寺でのおみおくりのサポート、役割を終えたお墓石材のリサイクル事業(愛知県石材リサイクルセンター)まで、ご供養に関わるさまざまな役割を担ってきました。愛知県内に35か所のはなえみ墓園・樹木葬を展開しており、龍江寺をはじめとした刈谷市内のお寺とも長年にわたってお付き合いがあります。

はなえみ樹木葬の特徴:すべてのお墓に永代供養がついています

刈谷はなえみ樹木葬の永代供養の流れ。①建立済みのお墓を選ぶ、②家族でお参りを続ける、③将来は合祀・永代供養という3ステップの図解
はなえみ樹木葬の仕組み。
今は家族でお参りしながら、将来はお寺が永代にわたってお守りします。

STEP 1 お墓を選ぶ

完成建立済みのお墓から、お好みをお選びいただけます。はなえみ樹木葬では、すべてのお墓を建て売りでご用意しています。墓地使用料・墓石・彫刻費などがすべてセットになった価格です。一般区画やオリーブ区画など、ご家族のご希望に合わせてお選びいただけます。

STEP 2 ご家族でお守りいただく

お参りができる環境であれば、いつまでもご家族でお墓守を続けていただけます。毎年2回、僧侶による供養が行われます。遠方にお住まいのご家族がいても、ご都合に合わせてお参りいただければ大丈夫です。お寺がそばで見守ってくださいます。

STEP 3 将来、お参りが難しくなったら

お骨を合祀し、お寺が永代にわたってご供養します。お参りが難しくなった段階でお骨を合祀・永代供養し、お墓の整理までしっかりとお引き受けします。ご家族に負担はかかりません。

🌿 「継承の心配がいらない」ことが、はなえみ樹木葬の最大の安心です。
今は家族でしっかりお参りしたい。でも将来のことが心配——そんな方のために、この仕組みがあります。すべてのお墓に永代供養がついています。

はなえみ墓園・樹木葬の名前は、「花笑み」という大和ことばから来ています。花のように美しい笑顔を意味し、お墓参りで皆さまが笑顔になって帰っていただきたいという願いが込められています。彩り豊かな花や樹木で、お祀りされる方だけでなく、お参りする方の心も満たされる空間を目指しています。

⑧樹木葬を選ぶ前に確認しておきたい5つのこと

樹木葬を選ぶ前に確認したい5つのチェックポイントをまとめた和風デザインのイラスト
樹木葬を選ぶ前に確認しておきたい5つのポイント。どの墓地でも共通して確認が必要な項目です。

どの樹木葬を選ぶにしても、以下の5点は必ず事前に確認しておくことをおすすめします。

①個別のお参りはいつまでできるか

合祀になるまでの期間(十三回忌まで、三十三回忌まで、など)を確認しましょう。「いつまで個別でお参りできるか」は、ご家族にとって最も大切な条件のひとつです。

②納骨の方法はどうなっているか

壺のまま納めるのか、土に還る形なのか、将来の可能性も含めて確認しましょう。

③宗派・宗教の条件はあるか

「宗派不問」と書いてあっても、特定のお寺の護持費(管理費)の支払いが必要な場合があります。どのような関係性が求められるのか、率直に確認しましょう。

④維持管理の費用はトータルでいくらか

年間管理費・護持費・永代供養料などが別途かかる場合があります。最初に支払う費用だけでなく、将来にわたってトータルでいくらになるかを確認しましょう。

⑤運営主体の安定性はどうか

長く安心してお任せできる運営主体かどうかが大切です。お寺の場合は、住職のお考えや寺院の歴史・地域との関わりも、確認の参考になります。

⑨お墓のことは、早めに「話しておく」ことが大切

お墓について家族と話し合っておくことは、「縁起が悪い」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし実際には、元気なうちに意思を伝えておくことが、残された家族への大きな思いやりになります。

「どんな形のお墓にしてほしいか」「どこに入りたいか」「費用はどのくらいまで考えているか」——こうした会話があるかないかで、万が一のときのご家族の負担は、大きく変わります。 「まだ何も決めていないけれど、まず話を聞いてみたい」という段階でのご相談も、もちろん歓迎しています。刈谷市のお墓のこと、はなえみ墓園のこと、お気軽にどうぞ。

⑩まとめ

刈谷市においても、樹木葬への関心は確実に高まっています。

  • 市営の青山斎園墓園
  • 地域の寺院
  • 民間霊園

大切なのは、写真やパンフレットだけで決めるのではなく、実際に現地に足を運び、雰囲気を感じてみることです。そして、疑問に思うことを遠慮なく質問できる相手を選ぶことが、長く安心できるお墓選びにつながります。

刈谷はなえみ樹木葬:お問い合わせはこちらまで

刈谷市の樹木葬・お墓のご相談は、お気軽にどうぞ

「何となく気になっている」「まず情報を集めたい」という段階でのお問い合わせも歓迎しています。
はなえみ墓園・樹木葬について、わかりやすくご案内します。

また、はなえみ墓園ホームページより資料請求も承っております。

皆様のご連絡を心よりお待ちしております。

情報提供

刈谷市でお墓のことを考え始めた方へ。「戒名はどこに彫ればいいの?」「お墓を継ぐ人がいなくなったらどうなる?」――そんな疑問に、創業70年の矢田石材店がひとつひとつ丁寧にお答えします。刈谷市の地域データや、刈谷市の龍江寺と一緒に運営する「刈谷はなえみ樹木葬」の紹介も含め、地域の皆さまのお役に立てるよう書きました。

  1. 刈谷市のお墓事情と人口データ
  2. 竿石に戒名を刻む方法
  3. 墓誌(霊標)をつくる場合
  4. 彫刻の前後に行う「お精抜き・お精入れ」の流れ
  5. 矢田石材店について
  6. 刈谷はなえみ樹木葬について
  7. 「普通でいいお墓」という選択
  8. まずはご相談ください

刈谷市のお墓事情と人口データ

刈谷市は、トヨタ自動車グループの主要メーカーが集積する、愛知県でも活気のある工業都市です。一方で、全国と同様に少子高齢化の波は着実に進んでいます。

また、高齢化率は年々上昇しており、今後は2060年に約30%に達する見込みとされています。一方で、刈谷市の合計特殊出生率は愛知県平均や全国平均を上回る水準で推移しており、若い活力も残っています。

こうした状況の中で、「親のお墓をどうしよう」「お墓を継ぐ人がいなくなったら」と、静かに心配されている方が刈谷市内でも増えています。このブログがその疑問を解くひとつの手がかりになれば幸いです。

竿石に戒名を刻む方法

矢田石材店には、以前に耐震補強工事をご依頼いただいたお客様から、こんなご相談が届きました。

「祖父・祖母・母の戒名を追加で彫りたいのですが、お墓本体に彫った方がよいのでしょうか。それとも墓誌を新たに建てた方がよいのでしょうか。」

このご相談を通じて感じるのは、「戒名をどこに刻むか」という問いが、実は「自分たちらしい供養をどう形にするか」という、とても大切な問いでもあるということです。順を追ってご説明します。

和型墓石の構造図。竿石・上台・中台・四ツ石のパーツ名と、墓誌の設置例を解説したイラスト。
和型墓石の基本構造と「竿石」(上)、墓誌(霊標)が建てられた状態(下)
どちらの方法を選ぶかは、ご家族の意向によります。

※こちらはイメージ画像です

お墓のいちばん上に立つ縦長の石を「竿石(さおいし)」といいます。「○○家之墓」などと彫られた、あの石です。戒名を追加で刻む場合は、通常この竿石の側面・もしくは裏面に彫ります。

工場で彫る場合と、現場彫りの場合

竿石が取り外せる場合は、工場に引き上げてから機械と職人の手で丁寧に彫刻します。
ただし、耐震工事が施されているお墓は石同士が接着されているため取り外しが難しいことがあります。その場合は職人が現地に出向き、「現場彫り」という方法で刻みます。矢田石材店は建設業の許可を取得しており、こうした現場作業にも安心してお任せいただけます。

墓誌(霊標)をつくる場合

「墓誌(ぼし)」とは、お墓本体の横に建てる、板状の石材のことです。地域や宗派によって、墓標・霊標・戒名板・法名碑などとも呼ばれています。

本来は、お墓本体に刻めるスペースがなくなった場合に増設するものですが、最初から設ける方もいらっしゃいます。祀る方が多い、あるいは知らないご先祖様も含めて記録しておきたい、という気持ちからです。

墓誌が向いているケース

・お祀りする方が多く、竿石に刻みきれなくなりそうな場合
・自分が直接知らないご先祖様も含めて記録として残したい場合
・お墓を「仏塔」として純粋な礼拝の対象にしたい場合(個名を本体に刻まない)

ただし、お墓に必ず必要なものではありません。本体にまだスペースがある方には、無理にお勧めしていません。

彫刻の前後に行う「お精抜き・お精入れ」の流れ

竿石に戒名を刻む際には、彫刻の前後にお寺の住職様にお経をあげていただく必要があります。これは大切なしきたりです。

戒名を墓石の竿石に刻む3ステップのフロー図。STEP1「お精抜き(おしょうぬき)」、STEP2「現場での彫刻作業」、STEP3「お精入れ(おしょういれ)」の順に説明している。
竿石に戒名を刻む際の3つのステップ。彫刻の前後に住職様のお経が必要です。

STEP 1 お精抜き(おしょうぬき)

彫刻を始める前に、お寺の住職様に「お精抜き」のお経をあげていただきます。石に宿った仏様の御魂(みたま)を、一時的にお移しいただく儀式です。

STEP 2 職人による彫刻作業

矢田石材店の職人が現地に出向き、丁寧に戒名を刻みます。工場で取り外せる場合は工場での彫刻も可能です。

STEP 2 お精入れ

彫刻が完了したあと、再び住職様に「お精入れ」のお経を唱えていただきます。仏様の御魂をお戻しいただく、大切な儀式です。

竿石に彫る vs. 墓誌をつくる ― どちらを選ぶか

竿石に彫るか、墓誌をつくるか。正解はひとつではありません。最終的に決めるのはご自身とご家族です。「お墓に手を合わせるとき、どちらの方が自分たちらしい供養を感じられるか」という視点でお考えください。迷われたときは、どうぞお気軽にご相談ください。

矢田石材店について

矢田石材店の創業70年の歴史を示すタイムライン。1955年の岡崎市創業から現在の刈谷はなえみ樹木葬運営まで主要な歩みを図解。
1955年の創業から70年。矢田石材店は愛知県のお墓文化とともに歩んできました。

矢田石材店は、1955年(昭和30年)に愛知県岡崎市で創業した石材店です。初代・矢田金次がお墓づくりの仕事を始め、現在は3代目・矢田敏起が代表を務めています。

また、建設業許可を取得済み。日本石材産業協会認定「お墓ディレクター」1級・2級の有資格者が在籍しています。

矢田石材店はお墓の建立だけでなく、戒名の追加彫刻・墓誌の設置・お墓のお手入れ・墓じまい・改葬まで、お墓に関わることを幅広くサポートしています。
刈谷市のお客様からは「岡崎からわざわざ来てくれるの?」と言われることもありますが、刈谷市は矢田石材店の営業エリアのひとつであり、古くから多くのご縁をいただいてきた地域です。

刈谷はなえみ樹木葬について

愛知県刈谷市の刈谷はなえみ樹木葬(龍江寺境内)の全景。オリーブ区画の墓石が並ぶ明るいガーデン墓地。緑に囲まれた落ち着いた雰囲気。
刈谷市小垣江町・龍江寺の境内に広がる「刈谷はなえみ樹木葬」
お墓が整然と並び、草木に囲まれた明るいガーデン墓地です。

「将来、お墓を継ぐ人がいなくなったらどうしよう」――そんな不安を持つ方が刈谷市でも増えています。少子化・核家族化・単身世帯の増加という社会の変化の中で、これはとても自然な悩みです。

その不安に正面から向き合って生まれたのが、刈谷はなえみ樹木葬です。

「このお墓なら、自分たちなりの供養ができそう」と思っていただける場所を目指しています。

「普通でいいお墓」という選択

矢田石材店「普通でいいお墓」の紹介バナー。
誠実に、長く使えるお墓をご提案します。

「普通でいいお墓」とは

過度な装飾や高額な石材を追いかけず、地震対策・基礎工事など重要な部分はしっかりつくった墓石です。外国産の厳選石材を使うことでお値打ちにご提供するプランから、国産石材を国内職人が丁寧に仕上げるプランまで、ご予算に合わせて選べます。詳しくは 矢田石材店「普通でいいお墓」のページ をご覧ください。

まずはご相談ください

刈谷市でお墓のことを考え始めたとき、最初に何をすればよいか分からない、という方は多いと思います。

矢田石材店では、まずお話を伺うことから始めています。「戒名を彫りたい」「墓誌を建てたい」「耐震が心配」「墓じまいを考えている」「刈谷はなえみ樹木葬を見てみたい」「普通でいいお墓について聞いてみたい」――どんなことでも、遠慮なくお声がけください。

矢田石材店は愛知県内どこへでも伺います。
撤去のお見積もり・現地計測の交通費は無料です。
刈谷はなえみ樹木葬の見学も随時受付中です。

☎ 0120-336-772

受付時間:年中無休 9:00〜18:00

岡崎本店:愛知県岡崎市大平町字南田潰28-1
TEL:0564-73-2018 年中無休 9:00〜18:00

名古屋ショールーム:名古屋市名東区平和が丘2-213
TEL:052-768-6620 9:00〜17:00(水・木定休)

はなえみ墓園では、定期的に墓園のご案内会を開催中。
詳しくはお電話でお問い合わせください。

まとめ

今回は「刈谷市の墓石」をテーマに、戒名の彫り方(竿石か墓誌か)・お精抜き・お精入れの流れ・刈谷はなえみ樹木葬・「普通でいいお墓」まで、幅広くお伝えしました。

お墓は、建てたその日で終わりではなく、毎年お参りを重ねることで、ご家族の心に根付いていくものです。どうかあわてず、納得のいくかたちでお決めください。何かあれば、いつでも矢田石材店にご相談ください。

情報提供

刈谷市龍江寺にある刈谷はなえみ樹木葬の写真
刈谷市でのお墓選び――家族の想いをつなぐ大切な場所

はじめに――刈谷市のいま、そして未来

愛知県刈谷市。トヨタグループの企業城下町として知られるこの街には、約15万人の方々が暮らしています。

総務省統計局が発表した「国勢調査」(2020年)によると、刈谷市の人口は緩やかに増加してきました。しかし人口の内訳を詳しく見ると、大きな変化が起きています。50代以上の世代は増加している一方で、若い世代は減少傾向にあるのです。

このような人口の変化は、お墓や供養のあり方にも影響を与えています。

「子どもたちが遠方に住んでいて、将来お墓を守れるか心配」 「自分たちの代で、お墓をどうするか考えないと..」

刈谷市でも、こうした声が聞かれるようになりました。

お墓は一生に一度あるかないかの大きな決断です。だからこそ、基本的な知識を持ち、信頼できる相談相手を見つけることが大切です。

今回は、お墓づくりの基本から、石材店選びのポイントまで、分かりやすくお伝えします。


お墓の建立日が教えてくれること

お墓の側面や後面をよく見ると、こんな文字が刻まれていることがあります。

「令和○年○月吉日 建之 ○○○○」

「建之」という文字、見たことはあるでしょうか。

墓石側面の建立日刻字の解説図。令和○年○月吉日建之と建立者名が刻まれた例。各要素に矢印と説明が添えられている。
お墓の側面に刻まれる建立日と建立者の名前。

「建立」ではなく「建之」を使う理由

一般的にお墓には「建立」とは刻まずに「建之」と刻みます。

「建立」は神社の鳥居や灯籠、大きな石造物に使われることが多い表現です。お墓の場合は「建之」を用いるのが慣例となっています。

なぜでしょうか。

実は、お墓において大切なのは「いつ建てたか」よりも「誰が建てたか」なのです。

お墓は家族の想いをつなぐもの

お墓は、人と人とのつながりを形にしたもの。次の世代へ想いを伝えること自体に意味があります。

お墓を建てた方のお名前は増えることはありません。お墓がつくられた時の情報がすべてです。

一方、お墓で祭られている方のお名前は別の面に刻まれます。ご家族が増えるたびに、追加でお名前を刻んでいきます。


建立日はいつにすればよいのか――現代のお墓づくり

「お墓に刻む建立日を、いつにしたらよいのでしょうか」

これは、お墓を建てる方からよくいただく質問です。

昔と今のお墓づくりの違い

昔は、お墓を一日でつくり上げていました。

完成したお墓にその場でご遺骨を納め、住職が来て入魂のお経をあげる。建立日は、まさにお墓が建った日だったのです。

しかし現代のお墓づくりは違います。

より頑丈にするために、基礎のコンクリートをつくります。工程も細かく管理されていて、外柵、土台、墓石本体、そして仕上げと進みます。それぞれの工程に養生期間も必要です。

そのため、工事は数週間から1ヶ月以上かかることも珍しくありません。

「建立日はいつなのか?」と、皆さまお迷いになられるのも当然です。

建立日の決め方

結論を申し上げますと、今は墓石が建ち上がった日ではなく、完成したお墓にご遺骨を納めたり、お精入れの式をした日を建立日とします

具体的な日付ではなく「吉日」と入れることが一般的です。

「令和○年○月吉日 建之 ○○○○」

このような表記になります。

ただし浄土真宗の場合は、教えとして日の吉凶がないため、「○月建之」となります。

知らなくて当たり前

このような決まりごとは、普通に暮らしていては知る機会がありません。

いざお墓をつくる時になって、初めて気にかける程度。しかも正解がわからない。だから皆さんお迷いになられるのです。

他にも「誰の名前を刻んだらよいのか」「石はどう選べばよいのか」など、疑問は次々と湧いてきます。

こうした不安を解消するには、知っている人に聞くのが一番です。そしてそのためには、信頼できる石材店を見つけることが大切になります。


刈谷市の石材店事情――どう選べばよいのか

刈谷市には、地元で長く営業されている石材店がいくつかあります。

しかし石材店選びで大切なのは、単に「刈谷市内にあるかどうか」ではありません。

お墓は建てたら終わりではないからです。

その後の法要での納骨、追加の刻字、墓石の修繕、そして何十年後の墓じまいまで、長いお付き合いが続きます。

だからこそ、技術力、専門知識、そして何より信頼性が重要になるのです。

ポイント1:お墓ディレクター資格

石材店の信頼性を測る一つの目安として、「お墓ディレクター」という資格があります。

これは一般社団法人日本石材産業協会が認定する資格です。お墓の種類や歴史、石材の知識、埋葬に関する法律、供養についての知識など、幅広い専門知識を持つことを証明します。

ポイント2:建設業許可

建設業許可を取得しているかも重要なポイントです。

墓石工事において建設業許可を取得しているということは、石工事に対してきちんと向き合っている企業姿勢の表れといえます。

基礎工事の品質、耐震構造、長期的な安定性など、技術的な裏付けがあることを示しています。

ポイント3:長期的なアフターフォロー

お墓は建てた後も、定期的なメンテナンスや追加の刻字、将来的には墓じまいまで、様々な場面で石材店のサポートが必要になります。

長く営業している石材店かどうか、アフターフォロー体制が整っているかを確認しましょう。

ポイント4:相談しやすい環境

お墓のことは分からないことだらけ。だからこそ、気軽に質問できる雰囲気があるかどうかが大切です。

展示場があって実物を見られるか、見学会を開催しているか、相談スペースが設けられているかなど、「相談しやすさ」も重要な判断基準です。

ポイント5:地域に根ざした実績

地域の気候や風土を理解していること、地域の寺院や霊園との関係性があることも、安心材料の一つです。

何かあった時にすぐに駆けつけられる、地域密着の石材店は頼りになります。


刈谷市に密着した石材店という選択肢

刈谷市でお墓を考える場合、市内の石材店だけでなく、刈谷市に深く根差して活動している近隣の石材店も選択肢に入ります。

その代表例が、岡崎市に本社を置く矢田石材店です。

創業70年を数えるこの石材店は、刈谷市の龍江寺と共に「刈谷はなえみ樹木葬」を運営しています。

刈谷市の寺院・龍江寺

刈谷市龍江寺の本堂。延宝4年(1676年)創建の歴史ある曹洞宗寺院建築。落ち着いた雰囲気の中に厳かさがある。
延宝4年(1676年)創建の龍江寺。

龍江寺は刈谷市の歴史ある曹洞宗の寺院です。

刈谷はなえみ樹木葬――花と緑に囲まれた明るい墓園

刈谷はなえみ樹木葬の全景。緑に囲まれた明るいガーデン墓園。
刈谷はなえみ樹木葬。豊かな緑に囲まれた明るいガーデン墓園です。

この墓園の大きな特徴は3つあります。

1. 明るいガーデン墓園
自然豊かな緑に囲まれた、明るい雰囲気の墓園です。お墓参りに来られた方が、少しでも心穏やかになれるよう、環境整備に力を入れています。

2. すべて完成建立済み
すべてのお墓が完成建立済みです。実際に見て、気に入ったお墓を選ぶことができます。

3. 宗派不問
宗旨宗派を問わず、どなたでもご利用いただけます。


継承の心配が少ないお墓という新しいかたち

「子どもに負担をかけたくない」
「将来、お墓を守る人がいなくなったらどうしよう」
「無縁墓になって放置されたらどうしよう」

このような不安を抱えている方は、決して少なくありません。

こうした将来への不安に応えるのが、永代供養付きの墓園という新しいかたちです。

刈谷はなえみ樹木葬の安心システム

刈谷はなえみ樹木葬では、すべてのお墓に永代供養が付いています。

【ステップ1】お墓の購入
完成建立済みのお墓の中から、お好みの区画を選んでご購入いただけます。

【ステップ2】お墓参り期間
ご家族でお墓参りできる間は、従来通りにお参りができます。年2回、僧侶による供養も行われます。

【ステップ3】永代供養へ
お墓を守る方がいなくなった場合は、お寺が責任を持って合祀・永代供養します。個別のお墓も丁寧に片づけます。追加費用の負担はありません。

永代供養の流れを示すフローチャート。家族でのお墓参りから合祀永代供養までのプロセス
ご家族でお墓参りできる間は従来通り、その後はお寺が永代供養します。

このシステムなら、お子さんやお孫さんに負担をかける心配がありません。


矢田石材店の特徴――創業70年の信頼と実績

刈谷はなえみ樹木葬を運営する矢田石材店は、どんな会社なのでしょうか。

愛知県内最大規模の石材店

矢田石材店は、創業70年の歴史を持つ石材店です。

愛知県内で最大規模の石材店の一つとして、年間多くのお墓づくりをサポートしています。

矢田石材店の岡崎本店。清潔感のある店舗と駐車場。訪れやすい雰囲気
矢田石材店 岡崎本社。創業70年、愛知県内最大規模の石材店です。

確かな資格と許可

  • 建設業許可取得済み
  • お墓ディレクター1級・2級在籍
  • 産業廃棄物収集運搬業許可

これらの資格・許可により、お墓づくりからメンテナンス、将来的な墓じまいまで、すべての工程で確かな技術とサポートを提供できます。

地域に寄り添った総合サービス

矢田石材店の事業は、墓石だけにとどまりません。

はなえみ墓園・樹木葬
刈谷市を含め、愛知県内に30カ所以上のはなえみ墓園・樹木葬を展開。それぞれの地域の寺院と協力し、永代供養付きの安心な墓園を提供しています。

お寺でおみおくり愛知
寺院でのお葬儀サービス。お寺の本堂で、心のこもったお別れができます。

愛知県石材リサイクルセンター
役目を終えた墓石を、環境に優しい形でリサイクル。あいくる材の認定を受けた砕石として、新たな用途に生まれ変わらせています。

墓石から始まり、供養の最初から最後まで。地域に寄り添った総合的なサービスを提供しているのです。


知っている人に聞くことの大切さ

「建立日はいつにすればよいのか」
「誰の名前を刻んだらよいのか」
「どんな石を選べばよいのか」
「費用はどれくらいかかるのか」
「将来、墓じまいをする時はどうすればよいのか」

お墓に関する疑問は、次々と湧いてきます。

でも、こうした知識は普段の暮らしの中では身につきません。いざお墓を建てる時になって初めて気にかける程度で、しかも正解がわからないのです。

気軽に相談できる場所がある

こうした疑問や不安を解消するには、知っている人に聞くのが一番です。

はなえみ墓園では、ご案内会を随時開催しています。

お墓づくりの「はじめの一歩」として、気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。

はなえみ墓園で石材店スタッフが家族に親身に説明している様子。
はなえみ墓園では、随時ご案内会を開催。お気軽にご相談いただけます。

見学は無料、予約も不要です。「ちょっと見てみたい」「話だけでも聞いてみたい」という気持ちで、お気軽にお越しください。

押し売りは一切ありません。納得されてから、じっくりとお考えいただければと思います。


おわりに――刈谷市でのお墓選び

刈谷市でお墓を考える際、選択肢は決して少なくありません。

市内の石材店、近隣の石材店、そして刈谷市に密着して活動している石材店。

大切なのは、技術力と専門知識、そして何より、長いお付き合いができる信頼性です。

刈谷市の龍江寺という歴史あるお寺と共に墓園を運営し、創業70年の実績を持つ矢田石材店。刈谷市に深く根差した、こうした石材店も選択肢の一つです。

お墓は、ご先祖様と私たちをつなぎ、そして未来の家族へと想いを伝える大切な場所です。

だからこそ、じっくりと時間をかけて、信頼できる相談相手を見つけることが大切です。

お墓について迷っていること、わからないことがあれば、遠慮なく専門家に相談してみてください。

知っている人に聞くことが、一番早く、そして一番安心できる方法なのですから。


お問い合わせ・ご相談

矢田石材店

本社: 愛知県岡崎市大平町字南田潰28-1
名古屋ショールーム: 名古屋市名東区平和が丘2-213
フリーダイヤル: 0120-336-772


情報提供

地域に寄り添う新しいお見送りの形

刈谷市龍江寺外観。曹洞宗の寺院
刈谷市小垣江町にある龍江寺の本堂。

はじめに

大切な方とのお別れは、人生で最も心に残る時間の一つです。

今回は、刈谷市のお寺での葬儀について、分かりやすくお伝えします。

刈谷市の現状を見てみましょう

刈谷市の人口は令和8年2月1日現在で約15万人です。愛知県内でも工業都市として栄え、トヨタ系企業を中心に発展してきた歴史があります。この10年間で人口は増加しましたが、50代以上の年代は増加傾向にある一方、若い世代は減少傾向にあることが分かっています。

こうした社会の変化に伴い、葬儀のあり方も大きく変わってきています。

お寺での葬儀とは

お寺での葬儀は、決して新しいものではありません。むしろ、かつては地域で当たり前に行われていた光景でした。住み慣れた地域にあるお寺や、先祖代々からお付き合いの続くお寺で、安心して故人を見送る。本堂には長年拝まれてきたご本尊がまつられています。その厳かな雰囲気に包まれて、故人との惜別の時間を過ごすことができるのです。

お寺での葬儀の特徴

お寺での葬儀には、いくつかの特徴があります。

お寺での葬儀の3つの特徴を示すイラスト。荘厳な雰囲気・地域密着・シンプルな形式
お寺での葬儀には、本堂の厳かな雰囲気、地域に根ざした安心感、必要なものに絞った形
という3つの特徴があります。

1. 本堂の荘厳な雰囲気

お寺の本堂には、ご本尊や須弥壇があり、長い歴史の中で培われてきた厳かな空間があります。葬儀会館とは異なる、特別な雰囲気の中で故人を送ることができます。

2. 地域に根ざした場所

ご自宅の近くにあるお寺であれば、移動の負担も少なく、家族でゆっくりとお別れの時間をとることができます。

3.必要なものに絞った葬儀

お寺には本来、祭壇や仏具など葬儀に必要なものが備わっています。そのため、過剰な設営が不要で、本当に必要なものだけでご葬儀を行うことができます。

お寺での葬儀をサポート

刈谷市には、龍江寺という曹洞宗の寺院があります。刈谷市の歴史あるこのお寺では、「刈谷はなえみ樹木葬」も運営されており、地域の方々のご供養に寄り添っています。

このような刈谷市内のお寺での葬儀をサポートしているのが「お寺でおみおくり」という取り組みです。この事業は、お寺での葬儀を希望される方とお寺とを結び、スムーズな葬儀の実施をお手伝いしています。

矢田石材店について

矢田石材店は、愛知県岡崎市で創業70年を迎える石材店です。日本三大石材産地の一つである岡崎市で、墓石の加工から販売、そして「はなえみ墓園」の運営、「お寺でおみおくり」のサポート、さらには愛知県石材リサイクルセンターの運営まで、石とご供養に関わる幅広い事業を手がけています。

建設業許可を取得し、お墓ディレクター1級・2級が在籍する県下最大規模の石材店として、地域の皆さまの「最期のお別れ」から「お墓でのご供養」まで、一貫してサポートできる体制を整えています。

矢田石材店の4つの事業。墓石・はなえみ墓園・お寺でおみおくり・石材リサイクル
矢田石材店は墓石事業から始まり、はなえみ墓園の運営、お寺での葬儀サポート、
石材リサイクルまで、供養に関わる事業を一貫して展開しています

お寺での葬儀の実際

お寺での葬儀には、確かに不便な点もあります。夏は暑く冬は寒い、駐車場から本堂まで屋根がないなど、近代的な葬儀会館と比べると設備面での課題はあります。

しかし、こうした不便さを解消するための工夫がされています。本堂に広く敷くホットカーペットや扇風機、足元を照らす照明、注意を促す立て札など、必要な道具を徹底して準備し、お寺との事前の打ち合わせや下見をしっかりと行うことで、安心して葬儀を執り行うことができるのです。

葬儀の形は変わっても、想いは変わらない

最近では、都市部を中心に家族葬や小規模な葬儀が増えています。

大切なのは、形式よりも「どのように故人を送りたいか」という想いです。お寺での葬儀は、荘厳な雰囲気の中で、きちんとお別れができたという満足感を得られる選択肢の一つとなっています。

お墓との繋がり

葬儀とお墓は、切っても切れない関係にあります。

はなえみ墓園は、墓地区画に墓石、そして将来の墓じまいや永代供養までを一体化した価格設定の建て売り型墓園です。すべてのお墓が完成建立済みで、お好みのお墓を選んでいただくことができます。ご家族でお墓参りできる環境の間はいつまでも皆さまで墓守でき、墓守ができる方がいなくなった場合は、お骨をお寺で合祀・永代供養し、個別のお墓は責任を持って墓じまいをするという仕組みになっています。

お墓の正面文字について

お墓をお考えの際、多くの方が悩まれるのが「正面に何と刻むか」ということです。

一般的には「○○家之墓」が多く見られます。現代のお墓は「家墓」と呼ばれ、家族全員がお墓で祀られますから、このような表記が主流です。元々お墓は「一人に一基」で、以前はお墓の正面に祀られる方の戒名が刻まれていました。それが次第に「夫婦墓」となり、夫婦二人の連名が刻まれるように。そして家族みんなが入るお墓へと変化してきた歴史があります。

ご先祖さまがたくさんいらっしゃるお家柄の方であれば「○○家先祖代々」「○○家先祖代々之墓」という表記もあります。

宗派によっては「南無阿弥陀仏」や「南無釈迦牟尼仏」などの名号や本尊を刻みます。日蓮宗では「南無妙法蓮華経」のお題目です。お寺の境内にある墓地でお墓をつくる時は、お坊さまからのご指示で宗派のしきたりに沿った文字を刻むよう勧められることがあります。

最近では、横型のお墓やデザイン墓石の方が、「ありがとう」「感謝」「愛」「絆」「和」といった言葉や、「みんな仲良く」「来てくれてありがとう」などのメッセージを刻むケースも増えてきました。お墓は信仰の対象であり、故人を仏さまとしてお祀りし、お墓参りを繰り返して供養することが目的ですが、その本筋から逸脱しない範囲で、ご自身の想いを込めた文字を選ぶことができます。

書体に関しては主に「楷書体」でつくられます。読みやすさから9割以上のお墓が「楷書体」です。時折「行書体」のこともありますし、稀には「草書体」や「隷書体」などの書体でつくられることもあります。ご自身で書いた文字や、お気に入りの書家先生に書いてもらった文字を刻む方もいらっしゃいます。

ていねいにお墓をつくるために

亡くなられた方やご家族の今後のことを考えて、どうしたら一番よい供養になるのかと話し合ってください。どんな文字を刻んだら喜んでくれるのかなと想像することが、お墓づくりを通じて、ていねいにお祀りするということなのです。

矢田石材店のサポート体制

矢田石材店岡崎本店の展示場 様々なお墓のデザインが展示されている。
矢田石材店岡崎本店。
様々なデザインのお墓を展示し、実際に見て触れて相談できる環境を整えています。

矢田石材店は、岡崎本店(愛知県岡崎市大平町字南田潰28-1)と名古屋店(愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213)の2つの店舗があります。刈谷市をはじめ、愛知県内の広い地域に対応しており、フットワークの良さにも定評があります。

お墓のことはもちろん、お寺での葬儀についてのご相談も承っています。何時でもお待ちしております。

おわりに

お寺での葬儀は、地域に根ざした、心のこもったお別れの形です。荘厳な本堂で、ご本尊に見守られながら、大切な方を送る。そして、同じお寺にあるお墓で、これからもご供養を続けていく。

人生の最期の時間を、どのように過ごしたいか。大切な方を、どのように送りたいか。そのお手伝いを、矢田石材店と地域のお寺が一緒にさせていただきます。

ご不明な点やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

矢田石材店への無料相談バナー
お寺での葬儀、お墓のことなど、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。

お問い合わせ

有限会社 矢田石材店
フリーダイヤル:0120-336-772
受付時間:9:00〜18:00

情報提供


お墓じまいは、ご先祖さまへ最後の感謝を伝える機会です

はじめに

「お墓を守り続けることが、だんだん難しくなってきた」。そんな声が、知多市でも年々増えています。

遠方に住むご家族、後継者がいないご家庭、高齢でお墓参りが難しくなってきた方——それぞれの事情がありますが、こうした悩みを持つのは決して珍しいことではありません。

今回は、知多市でお墓じまいをお考えの方に向けて、手順・改葬許可申請・費用・お骨の行き先について、分かりやすくお伝えします。

知多市の現状から見える、お墓を取り巻く環境

人口構成の変化が示すもの

国立社会保障・人口問題研究所の推計(2023年12月公表)によると、知多市の人口は2030年に79,129人となる見込みです。そのうち65歳以上の高齢者は30.4%を占め、約3.3人に1人が高齢者という計算になります。

また、知多市の人口は2020年の84,364人から2050年には69,197人へと減少し、約18%の人口減少が予測されています。高齢化と人口減少が進む中、お墓の継承や管理に不安を感じるご家庭も増えています。


知多市の人口推移グラフ。2020年84,364人から2050年には69,197人に減少する見込み。高齢化率は2025年時点で29.4%。
知多市の人口は2050年までに約18%減少する見通し。高齢化が進む中、お墓の継承に悩むご家族が増えています。(出典:国立社会保障・人口問題研究所 2023年12月公表)

この数字が示すのは、多くのご家庭で「そろそろお墓のことを考えなければ」という時期を迎えているということです。お墓じまいを考えるのは珍しいことではなく、時代の流れの中で自然な選択のひとつになっています。

お墓じまいとは何か

お墓じまいとは、今あるお墓を閉じること。お墓を解体・撤去し、ご遺骨を別の場所に移して、墓地をもとの更地に戻すことを指します。

よく「罰が当たるのではないか」「ご先祖さまに申し訳ない」とおっしゃる方がいらっしゃいます。しかし、荒れ果てて誰にも手を合わせてもらえないお墓より、丁寧にお別れを告げ、しっかりご供養のできる場所へお骨を移し、最後の感謝を伝えること——それはご先祖さまへの、立派な御供養です。

負い目を感じる必要はありません。ご家族が集まり、しっかりと話し合ったうえでの決断は、それ自体がご供養のひとつです。


 秋の日差しの中、花に囲まれた墓地で静かに手を合わせる女性の後ろ姿。感謝と安らぎのある情景
お墓じまいは、ご先祖さまへの最後の感謝を伝える、立派な御供養です。

知多市でお墓じまいをするまでの6つのステップ


お墓じまいの6つのステップ。①改葬先を決める②お墓の管理者に相談③改葬許可申請④閉眼供養⑤墓石撤去工事⑥納骨の順序で進む
お墓じまいの6つのステップ。手順通りに進めれば、どなたでも対応できます。

お墓じまいは、次の順で進めます。特に③の改葬許可申請は、お骨の行き先が決まっていないと申請できません。最初に移転先を決めておくことが大切です。

ステップ1 お骨の移転先(改葬先)を決める

一番最初に決めること。永代供養墓・合葬墓・樹木葬・納骨堂などから選びます。ここが決まらないと行政の手続きが進められません。

ステップ2 現在のお墓の管理者に相談する

お寺の墓地であれば住職に、霊園であれば管理事務所にお墓じまいの意向を伝えます。閉眼供養の相談もこのタイミングで。

ステップ3 改葬許可申請をする(重要)

知多市役所 環境政策課で手続きします。書類3点を準備して申請します。詳細は次の章で説明します。

ステップ4 閉眼供養(魂抜き)を行う

石材店が工事に入る前に、住職にお経をあげてもらいます。お墓に宿った霊を丁寧にお送りする大切な儀式です。

ステップ5 墓石の撤去工事(石材店が担当)

墓石・外柵・基礎まで含めて撤去し、更地に戻します。外柵は隣のお墓への影響も確認しながら進めます。

ステップ6 改葬先へ納骨する

改葬許可証を持参のうえ、お骨を取り出し、あらかじめ決めておいた移転先へ納骨します。

改葬許可申請について

お墓じまいで多くの方が戸惑うのが、行政手続きです。ここを分かりやすく整理します。

なぜ許可が必要なのか

お骨の移動は「改葬」といい、墓地埋葬等に関する法律(昭和23年法律第48号)によって、必ず市区町村の許可を受けることが義務づけられています。無許可でお骨を動かすことはできません。

申請窓口(知多市の場合)

知多市にある墓地のお骨を移す場合は、知多市役所の環境政策課が申請窓口です。

知多市役所 環境政策課
住所:愛知県知多市緑町1番地
電話:0562-33-3151(代表)
受付時間:月〜金曜日(閉庁日除く)午前8時30分〜午後5時15分

知多市以外(名古屋市・半田市・常滑市など)にあるお墓のお骨を移す場合は、そのお墓がある自治体の役所が申請先になります。

必要な書類3点

改葬許可申請に必要な書類3点。①改葬許可申請書(知多市役所)②埋蔵証明書(現在のお墓の管理者が発行)③受入証明書(新しい改葬先が発行)の3点が揃って申請できる
この3点が揃って初めて、知多市役所への申請ができます。(出典:墓地埋葬等に関する法律・知多市役所窓口案内をもとに作成)

① 改葬許可申請書
知多市役所の窓口またはホームページで入手できます。知多市では1枚に4名まで記入可能です。5名以上を一度に改葬する場合は、別紙(続紙)を添付して申請します。

② 埋蔵証明書
現在のお墓の管理者が発行します。お寺の場合は住職に、霊園の場合は管理事務所に依頼します。お骨が実際に埋葬されていることを証明する書類です。

③ 受入証明書
新しい改葬先から発行してもらいます。たとえば知多はなえみ墓園で契約後、受入証明書(使用許可証)を発行してもらうことができます。

手続きのポイント

申請から許可証の交付まで、1〜2週間かかることがあります。工事日程より余裕を持って手続きを進めましょう。

申請者は原則として墓地の使用者(名義人)ですが、代理人による申請も可能です(委任状が必要な場合があります)。

同じお寺の境内に移す場合でも、改葬許可申請は必要です。「寺院内の移動だから不要」という思い込みにご注意ください。

分からないことがあれば、知多市環境政策課に問い合わせると丁寧に教えてもらえます。

お骨の行き先として——知多はなえみ墓園(本覚寺)

お墓じまいの後、「お骨をどこに移すか」は多くの方がとても悩む部分です。


知多はなえみ墓園(本覚寺)の外観。花壇に囲まれた明るい墓園の様子
知多はなえみ墓園(本覚寺・知多市八幡新町)。緑と花に囲まれた明るい墓園です。(撮影:矢田石材店)

知多市八幡新町の本覚寺にある知多はなえみ墓園は、矢田石材店と本覚寺が共同で運営する墓園です。

「はなえみ」は「花笑み」と書く大和言葉で、お墓参りに来た皆さんが花のような笑顔でお帰りになれるよう、という願いが込められています。

最大の特徴は、すべてのお墓に永代供養が付いているということです。継承者がいなくなったときは、お寺が永代にわたって供養・管理を続けてくれます。「子どもたちに負担をかけたくない」「将来お墓が無縁になる心配をしたくない」という方に選ばれています。

宗旨宗派を問わずどなたでも利用でき、すべて建売となっているため、現地で実物を見ながらお好みのお墓を選ぶことができます。

毎年春と秋のお彼岸には「はなえみ祭り」を開催しており、地域の方々がお墓参りに集う、温かな場所として親しまれています。


知多はなえみ墓園内の様子。永代供養墓と手入れされた植栽
知多はなえみ墓園の墓石区画。清潔に管理された環境の中、すべてのお墓に永代供養が付いています。(撮影:矢田石材店)

矢田石材店について——知多市とのつながり

お墓じまいは、墓石の撤去工事を伴います。これは専門の技術と建設業許可が必要な工事です。石材店選びには実績・資格・地域との関係性が大切です。


矢田石材店の実績。創業70年、愛知県下最大規模、お墓ディレクター1級・2級在籍、建設業許可取得済み、はなえみ墓園35か所以上運営
矢田石材店の実績。70年の歴史と確かな技術で、お墓じまいをサポートします。

愛知県岡崎市に本店を構え、創業70年の歴史を持つ矢田石材店は、知多市の本覚寺と共同で知多はなえみ墓園を運営するなど、知多市とのご縁が深い石材店です。

本社は岡崎市にありますが、愛知県全域を対応エリアとしており、知多市へのフットワークも軽く、現地見積もりや相談は無料で対応しています。

建設業許可を取得しており、お墓ディレクター1級・2級の資格保有者も在籍しています。愛知県内では最大規模の石材店のひとつとして、地域のお墓づくりや供養の相談窓口として長年にわたり活動しています。

愛知県石材リサイクルセンターの取り組み

矢田石材店を特徴づける取り組みとして注目されているのが、愛知県石材リサイクルセンター(岡崎市樫山町)の運営です。


愛知県石材リサイクルセンター(岡崎市)の外観。矢田石材店が2023年に開業した墓石専門の産業廃棄物処理施設
愛知県石材リサイクルセンター(岡崎市樫山町)。全国的にも珍しい墓石専門のリサイクル施設として2023年3月に開業。TBS・CBC系列でも紹介されました。

通常、撤去された墓石は産業廃棄物として埋め立て処分されることがほとんどです。しかし矢田石材店では、役目を終えた墓石を同センターで破砕処理し、道路の路盤材として100パーセント再資源化しています。これは愛知県内では同社のみが行っている、全国的にも珍しい取り組みです。

令和6年度(2024年7月〜12月の集計分)だけで、約3,931トンの再生石材が造成地の地盤補強などに活用されたと報告されています。(出典:CBC・TBS系列ニュース 2025年8月)

矢田石材店の矢田敏起代表はこう話しています。

「お墓を守り切れない人が社会的にどんどん増えている。お墓は片付けることを前提につくられていない。役目を終えた墓石がリサイクルされる世の中にしていかないと、墓石をつくる事業も成り立たなくなると思った」

(CBC・TBS系列ニュース 2025年8月)

ご先祖さまが大切にしてきた墓石が、新たな社会の基盤として生まれ変わる。この考え方が「石と想いを循環させるお墓じまい」というコンセプトにつながっています。


矢田石材店のスタッフが墓石撤去工事を行っている様子。専門の職人が丁寧に作業を進めている
専門の職人が外柵・基礎まで含めて丁寧に撤去し、更地に戻します。

お墓じまいで後悔しないために

お墓の撤去では、墓石だけでなく外柵・土台の石垣・基礎の撤去も含まれます。外柵の塀を外してしまうと隣のお墓に影響が出るケースでは、完全撤去ではなく一部を残す場合もあります。このような場合には、周辺のお墓の持ち主や管理者と事前に協議を行ってください。

お墓じまいを進める前に、以下の点を確認しておくと安心です。

・お骨の行き先(改葬先)は先に決めておく——これがないと改葬許可申請ができません

・墓石だけでなく外柵・基礎の撤去費用も見積もりに含まれているか確認する

・親族との合意を事前に得ておく——特にお骨の移転先については、関係するご家族全員で合意を

・改葬許可証は大切に保管する——遺骨の取り出しと納骨先への収納の両方で必要


矢田石材店のスタッフがお客様にお墓じまいについて丁寧に説明している様子
「ちょっと聞いてみたい」という段階から、どうぞお気軽にご相談ください。

これからお墓じまいをお考えの方へ

「石材店に相談すると、すぐに工事の話になってしまいそう」と心配される方もいらっしゃいます。しかし矢田石材店では、まずじっくりお話を聞くことを大切にしています。お墓じまいをすると決めていなくても、「ちょっと聞いてみたい」という段階から気軽にご相談ください。

現地見積もり・調査は無料です。知多市へのお伺いも対応しています。

ご相談・展示場のご案内

知多はなえみ墓園(本覚寺)
〒478-0054 愛知県知多市八幡新町三丁目5-10
電話:0562-32-1951

はなえみ墓園フリーダイヤル
0120-335-665
受付時間:9:00〜18:00

矢田石材店 岡崎本店
〒444-0007 愛知県岡崎市大平町字南田潰28-1
電話:0564-73-2018

矢田石材店 名古屋店
〒465-0097 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
電話:052-768-6620

愛知県石材リサイクルセンター
愛知県岡崎市樫山町字野中2番3
電話:0564-64-4114(月〜金 8:00〜17:00)

知多市役所 環境政策課(改葬許可申請の窓口)
愛知県知多市緑町1番地
電話:0562-33-3151(代表)
受付時間:月〜金曜日(閉庁日除く)午前8時30分〜午後5時15分

公式ウェブサイト
矢田石材店:https://yatasekizai.com/
知多はなえみ墓園:https://hanaemiboen.jp/h16/


この記事のまとめ

知多市でお墓じまいをお考えの方にとって、手続きの流れと信頼できる相談先を知っておくことは大切です。

改葬許可申請は手順通りに進めれば難しくありません。お骨の行き先を先に決め、書類3点(改葬許可申請書・埋蔵証明書・受入証明書)を揃えて知多市役所 環境政策課へ申請する——それだけです。

お骨の移転先としては、継承の心配が少ない知多はなえみ墓園(本覚寺)が選択肢のひとつです。お墓じまいの工事については、建設業許可を取得し、石材リサイクルにも取り組む矢田石材店にご相談ください。

まずは「ちょっと聞いてみたい」という段階からで構いません。お気軽にどうぞ。

情報提供

蒲郡駅の風景写真。
蒲郡市でのお墓じまいと、その先にある「石と想いを循環させる」という考え方をご紹介します。

この記事でわかること

  • 蒲郡市でお墓じまいが増えている理由と、地域の現状
  • 改葬許可申請の具体的な手順(蒲郡市役所への手続き案内つき)
  • お墓じまいの流れ全体(閉眼法要から墓石の処分まで)
  • お骨の行き先として「蒲郡はなえみ樹木葬」という選択肢
  • 役目を終えた墓石を100%再資源化する「愛知県石材リサイクルセンター」の取り組み

はじめに――「気になり始めたら、そのタイミングが正しい」

「いつかは整理しなければ」と思いながらも、なかなか踏み出せずにいるお墓のこと。そのお気持ち、よくわかります。

「今やっていいのだろうか」「私がやっていいのだろうか」――そんなふうに自信が持てなくなる方は、とても多くいらっしゃいます。お墓は目に見えない世界とも深く結びついているため、周囲から「お墓を触るとよくないことが起きる」といった話を耳にするだけで、心が揺らいでしまうものです。

ひとつ、はっきりお伝えします。お墓やご先祖様と正しく向き合い、誠実に行動することは、いつであっても、誰がやっても、正しいことです。ご自分の心の赴くままに、ご先祖様と向き合ってください。

ただ、「向き合い方」が分からなくて困っている方も多い。この記事では、蒲郡市でのお墓じまいに必要な知識を、法的な手続きから地域の実情まで含めてお伝えします。


蒲郡市のお墓事情――数字が語る、静かな変化

人口と高齢化の現実

蒲郡市の総人口は、2020年の国勢調査で79,538人でした。5年前(2015年)と比べて約2.0%の減少です。2040年には、約6.7万人になると見込まれています。

蒲郡市の人口推移の将来推計のグラフ。この20年で約13,000人が減少し、2050年には約60,000人になると推計されています。
蒲郡市の人口推移の将来推計

出生数は年平均482人ほど(2019〜2023年平均)で、全国平均を下回っています。一方で平均寿命は男性が81.9歳、女性が87.5歳(2020年)と、高齢化が着実に進んでいます。

こうした人口の変化は、お墓を取り巻く環境にも大きな影響を与えています。30年ほど前は、墓地の区画確保にくじ引きが必要なほど需要があった地域でも、今は後継者がいないお墓が増えているのが現実です。蒲郡市西浦町にある覚性院(かくしょういん)の住職も、こうした変化をまのあたりにしてきた一人です。

愛知県のお墓じまい件数

愛知県全体でも、お墓じまいは急増しています。2022年の愛知県の改葬件数は6,096件で、この10年間でおよそ3.8倍に増加しました。

愛知県の改葬件数推移(2013〜2022年)。2022年は6,096件と過去最多を記録。10年間で約3.8倍に増加しています。
愛知県の改葬件数の推移

全国では同年に151,076件(過去最多)の改葬が行われています。

お墓じまいは、もはや特別なことではなく、多くのご家族が向き合う、時代の変化の一部となっています。


蒲郡市でお墓じまいをするときの法的手続き

お墓じまいとは、お墓からご遺骨を取り出し、墓石を撤去・更地に戻すことです。ご遺骨を別の場所に移す場合(これを「改葬」といいます)には、法律に基づいた手続きが必要です。

根拠法律は「墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年法律第48号)」第5条で、「改葬を行おうとする者は、市町村長の許可を受けなければならない」と定められています。

蒲郡市でのお墓じまい・改葬許可申請の6ステップフロー図。
お墓じまいのステップガイド

改葬許可申請の流れ

① 改葬先(新しい納骨場所)を決める

最初に、ご遺骨の行き先を決めます。新しいお墓・樹木葬・永代供養墓・納骨堂など、行き先が決まったら、その管理者から「受入証明書」を発行してもらいます。

② 現在のお墓の管理者(住職・霊園管理者)に連絡する

お墓じまいの意向を早めに伝え、現在のお墓に誰が埋葬されているかを証明する「埋蔵証明書」(または「埋葬証明書」)を発行してもらいます。ご遺骨が複数体ある場合は、1体ごとに1通必要です。

③ 市役所で改葬許可申請書を入手・提出する

改葬許可申請書は窓口で受け取るか、市の公式ホームページからダウンロードできる場合があります。申請書には次の情報を記載します。

  • 故人の氏名・生年月日・死亡年月日
  • 現在の埋葬場所の住所・墓地名
  • 改葬先の住所・墓地名
  • 申請者の住所・氏名・続柄

「受入証明書」「埋蔵証明書」を添えて提出すると、改葬許可証が交付されます(通常数日〜1週間程度)。手数料は無料の場合もありますが、事前にご確認ください。

④ 閉眼法要(魂抜き)を行う

改葬許可証が交付されたら、現在のお墓で閉眼法要(魂抜き・性根抜きとも)を行います。ご住職に墓前で読経していただく儀式です。浄土真宗では「遷仏法要(せんぶつほうよう)」と呼ばれます。

この法要を経て、はじめてご遺骨を取り出すことができます。

⑤ ご遺骨を取り出し、墓石を撤去する

石材店に依頼して、墓石の撤去・更地化工事を行います。工事前に、石材店へ改葬許可証を提示します。

⑥ 新しい納骨先に改葬許可証を提出し、納骨する

新しい納骨先の管理者に改葬許可証を提出し、納骨します。納骨の際には、開眼法要(魂入れ)をご住職に行っていただくと、ご先祖様も安心して新しい場所に落ち着いていただけます。


【注意点】

  • 改葬許可申請は、「今のお墓がある市区町村」の役所で行います(引っ越し先ではありません)。
  • ご遺骨が複数体ある場合は、人数分の申請が必要です。
  • 手続きの詳細は自治体によって異なります。事前にご確認ください。

お墓じまいにかかる費用の目安

お墓じまいの費用目安一覧表グラフ。
一般的な1基(墓石1トン程度)の場合の費用目安。墓石の大きさ・立地・工事内容によって変動します。

お墓じまいの費用は、墓石の大きさや立地条件によって異なりますが、一般的な1基(墓石1トン程度)の場合、工事費・撤去費・供養費などを含めて、おおよそ15万円〜30万円前後が目安とされています。

なお、役目を終えた墓石は法律上「産業廃棄物(がれき類)」に分類されます。適切な許可を持つ業者でなければ、収集・運搬・処分ができません。これは石材店を選ぶうえで重要なポイントです。


お骨の行き先として――「蒲郡はなえみ樹木葬」という選択肢

お墓じまいで最も気になるのが、「ご遺骨をこれからどこに」ということではないでしょうか。

蒲郡市西浦町の覚性院(浄土宗西山深草派・神田山覚性院)の境内に、「蒲郡はなえみ樹木葬」が開園しています。蒲郡市に密着して活動を続ける矢田石材店と、覚性院が一緒に運営するお墓です。

樹齢300年のオリーブが見守るお墓

蒲郡はなえみ樹木葬のシンボルは、スペイン産の樹齢約300年のオリーブ。2,000年から3,000年生きるとも言われる生命力の強い古木で、長い年月にわたって眠る場所を守り続けてくれます。ガーデニングのような明るい雰囲気は、「こんなお墓もあるんだ」と訪れた方が驚かれるほどです。

はなえみ墓園・樹木葬の特長

「はなえみ」とは「花笑み」と書く、花のような美しい笑顔を表す大和ことば。お墓参りに来る皆さんが笑顔になれるような場所を、という想いが込められています。

主な特長は次のとおりです。

  • 永代供養がついている安心感――お墓をお参りできる間は、ご家族でお守りいただけます。お墓を見ていただける方がいなくなった後は、お骨を合祀して永代供養されます。追加費用の負担はありません。
  • 宗旨・宗派を問わない――どなたでもご利用いただけます。
  • 料金がわかりやすい――使用料・墓石・彫刻費などがセットになった建て売り価格です。
  • ペット用のお墓もある――人間と同じ敷地内でご供養できます。
  • 生前のお申し込みにも対応――事前に契約していただくことも可能です(「オリーブ葬」プランなど)。
蒲郡はなえみ樹木葬の特徴縦長カード。矢田石材店と覚性院の共同運営。
蒲郡はなえみ樹木葬(覚性院・矢田石材店運営)の5つの特長と価格帯。
区画墓石タイプは66万円〜(税込)。

また、愛知県内30か所以上に展開する「はなえみ墓園」のネットワークを活かし、墓園内での引っ越しにも対応しています。「今の場所が遠くて通いにくくなった」という場合にも、柔軟に相談できます。

覚性院は、副住職が地元で引き継いで守っているお寺。地域のご先祖様を長く見守り続けてきた場所に、大切な方をお預けできるのは、蒲郡市にお住まいの方にとって、心強いことではないでしょうか。


墓石の行き先として――「石と想いを循環させる」仕組み

お骨の行き先と同様に気になるのが、役目を終えた墓石はどこへ行くのか、ということです。

一般的には、お墓じまいで撤去された墓石は産業廃棄物として埋め立て処分されてきました。しかし、それではご先祖様が長年拝み続けた石が、ただ土に埋まるだけです。

石と想いを循環させるお墓じまいの仕組み図。
「石と想いを循環させるお墓じまい」の仕組み。ご遺骨ははなえみ樹木葬へ、墓石は愛知県石材リサイクルセンターで路盤材RC-40へ。どちらも「次の形へつなぐ」選択です。

愛知県石材リサイクルセンターの取り組み

岡崎市で創業70年の矢田石材店は、2023年3月、愛知県内で初めてとなる墓石専門の産業廃棄物処理施設「愛知県石材リサイクルセンター」を開業しました。

この施設では、役目を終えた墓石を適正に破砕処理し、道路の路盤材(「RC-40」という砕石)として100%再資源化しています。地面の中から掘り出され、墓石に加工された石が、役目を終えてまた地面に戻る。「石を循環させる」という仕組みです。

天然石のみを使用しているため環境にやさしく、愛知県の「あいくる材」認定も受けています。また、SDGsの考え方とも一致する取り組みとして、東海テレビ「石をつなぐ」でも取り上げられました。

現在、愛知県内外から搬入される墓石は、多い月で月間600トン近く。年間4,600トン以上をリサイクル(令和5年7月〜令和6年6月の実績)しています。県内の石材店の約6割(約200業者)が契約しており、石材店以外の造園業者や建設会社なども利用しています。

矢田石材店の社長はこう話します。「お墓を守り切れない人が社会的にどんどん増えている。役目を終えた墓石がリサイクルされる世の中にしていかないと、墓石をつくる事業も成り立たなくなると思った」と。

「石と想いを循環させるお墓じまい」

矢田石材店が提案するのは、この二つの仕組みを組み合わせた考え方です。

家族の歴史を紐解いて、自分たちが何者かを知る「過去」から始まり、お墓を整えることで過去と未来をつなぐ「現在」があり、将来どのような家族でありたいかを考える「未来」につなげる。

ご遺骨は、はなえみ墓園で永代供養へ。墓石は、愛知県石材リサイクルセンターで社会に還元へ。どちらも、ただ「処分する」のではなく、次の形に変えてつないでいく。それが「石と想いを循環させるお墓じまい」という考え方です。


矢田石材店について

矢田石材店は、1955年(昭和30年)に愛知県岡崎市で創業し、今年で創業70年を迎えます。「日本三大石材産地」として知られる岡崎の地で、長年、墓石の加工・販売を手がけてきました。

蒲郡市のご相談には、覚性院と一緒に蒲郡はなえみ樹木葬を運営してきた実績があり、地域のご事情に寄り添ったご提案ができます。

主な資格・実績は次のとおりです。

  • 建設業許可取得済み(般-7 第75836号)
  • お墓ディレクター1級・2級 在籍
  • 産業廃棄物中間処理業・収集運搬業 許可取得済み
  • 愛知県内に30か所以上のはなえみ墓園を展開
  • CBCラジオ「つボイノリオの聞けば聞くほど」にレギュラー出演(毎週火曜日)

フットワークの軽さにも定評があり、愛知県内の交通費・お見積もりは無料です。

矢田石材店の会社紹介インフォグラフィック。
矢田石材店(岡崎市・創業70年)。4つの事業を通じて、愛知県内の「お墓・供養・おみおくり」をサポートしています。

まとめ――悩みを払拭する一番の早道は、動き出すこと

お墓のことが気になり始めたなら、それはすでに「動き始めるタイミング」です。

手続きは確かにいくつかありますが、ひとつひとつは決して難しいものではありません。「改葬許可申請書の入手」も「蒲郡市役所への提出」も、順を追って進めれば必ずできます。ご住職との関係が気になる方も、誠実に伝えれば、多くの場合は丁寧に対応してもらえます。

お骨の行き先は「蒲郡はなえみ樹木葬」へ。墓石は「愛知県石材リサイクルセンター」を通じて社会へ。そのサポートは、矢田石材店に気軽にご相談ください。

一人で悩まずに、まず話すことから始めてみてください。


関連情報・お問い合わせ先

矢田石材店(本社・名古屋店)

  • 本社:愛知県岡崎市大平町字南田潰28-1
  • 名古屋店:愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
  • フリーダイヤル:0120-336-772
  • 公式サイト:https://yatasekizai.com/
  • 営業時間:月〜日曜・祝日 9:00〜18:00

蒲郡はなえみ樹木葬(覚性院)

  • 所在地:愛知県蒲郡市西浦町北馬相11(神田山 覚性院 境内)
  • 宗派:浄土宗西山深草派

愛知県石材リサイクルセンター

  • 所在地:愛知県岡崎市樫山町字野中2番3
  • 電話:0564-64-4114

改葬許可申請の窓口(蒲郡市)

  • 蒲郡市役所 市民生活部 環境清掃課
  • 電話:0533-57-4100
  • 受付:平日 8:30〜17:15

参考文献・データ出典

  • 総務省 国勢調査(2020年)
  • 国立社会保障・人口問題研究所 将来推計人口(2023年12月公表)
  • 厚生労働省「令和2年市区町村別生命表」
  • 厚生労働省「平成25年~29年 人口動態保健所・市町村別統計」
  • 厚生労働省 衛生行政報告例(改葬件数)
  • 墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年法律第48号)
  • 矢田石材店 公式サイト https://yatasekizai.com/
  • 蒲郡市公式ホームページ https://www.city.gamagori.lg.jp/
  • CBCテレビ「墓じまいで撤去された墓石を砕いてリサイクル」(2024年8月13日放送)

この記事は矢田石材店のお役立ちブログに掲載されたものです。 記載の情報は執筆時点のものです。手続きの詳細は関係機関に直接お問い合わせください。