名古屋市、稲沢市で墓石工事

『100パーセント天然素材』

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

先日、お客さまと山に行きました。

山と言っても登山ではありません。

お墓用の石材を採掘している丁場です。

採石場とか鉱山ともい言いますね。

お客さまにお越しいただいた時、

「石掘ってる山見たいなぁ」

的な話題になり、その場で山へ電話しました。

「全部は見せられないけど、いいよ」

快い返事を採石場の社長から頂きました。

会社の車に乗車して、そのまま山へレッツゴ―!!

途中、泥っドロの道もありましたが、まあ、無事に到着。

お客さまは、始めてる光景に驚きの連続でした。

そして、

「こんなに苦労して石を掘っているんですね」

と、墓石づくりが大変であることを体感して下さいました。

ダイヤモンドは炭素を圧縮して、【人工ダイヤ】をつくりだすことが出来ます。

墓石の材料となる花崗岩は、人間の力ではつくれないのです。

マグマがゆっくりと固まり、地表に出てきたもの。

生成方法は分かっても、人の力ではつくれないのです。

天然素材100%。

だから、キズもあるし、見た目のばらつきもある。

サビも出ます。

そんな石材を、奇麗な墓石に加工するのです。

中々、大変な仕事ですよ。

やりがいはありますが。

都会の石材店で働く人の中には、山で採掘された石がどのように加工されて墓石なるか、知らない方もいるそうです。

お魚が、切り身の状態で泳いでいると信じる、幼児レベルの話ですね。

実話だそうです。

山の社長が話していました。

そんな事も知らないで、墓石屋さん出来るのかと、驚きと残念な気持ちになりました。

さて、実際に石を掘っている丁場以外にも、そこら中に石が積んであります。

その石を見てお客さまが、

「ここにある石は、これから加工するのですか?」

と、質問されました。

答えは NO です。

そこに積まれていたおびただしい石材は、墓石にならないのです。

先ほどお伝えした、

【キズ】

【ムラ】

【色合いの悪さ】

【石目のばらつき】

【サビ】

などが原因で、墓石材としては使用できないのです。

その数はものすごい量なのです。

「これが使えたら大金持ちなのにね」

と、

さみしそうに【大金持ち】ではない【お金持ち】の社長が話していたのが印象的でした。

墓石は人造物ではありません。

加工すると表現していますが、原材料ほぼそのままなのです。

そして石油などと同じく、地球にとって有限の資源。

お墓をつくる私たちは、その事を強く意識して、大切に石を取り扱う必要があります。

そして、お客さまへは、その事実を正しく伝える説明責任があると思いますが、いかがでしょうか?


〔本日のお墓ことば〕

お墓は無限だが墓石は有限


まあ、地球の石が無くなったら、月や火星から調達すればいいだけなのですけどね。

さてここからは、そんな大切な地球資源を贅沢に使ってつくられた、墓石建立工事のご紹介。

まずは名古屋市のみどりが丘公園援墓地。

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外柵を構成する石材を、順番に設置します。

20160206 (3)

段々とカタチが整ってきました。

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石材と石材、石材と基礎コンクリートをステンレス製金具で補強します。

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ねじれの起こらないように、上下2箇所を固定します。

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石製納骨室を配置し、周囲に鉄筋を組みます。

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振動機を使いながらコンクリートを流し込みます。

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コテを用いて、表面を固めながら水平に均します。

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きれいになりました。

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石材と石材の継ぎ目をシーリング。

お化粧と防水効果。

ここまでで工事終了です。

次回は墓石本体の設置です。

完成が楽しみですね。

続きまして、こちらは稲沢市の寺院さま墓地。

和型墓石の建立工事です。

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墓石最下層を構成する【4つ石】を据え付けます。

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設置された4つ石を、ステンレス製の金具で固定します。

石材それぞれに加工されている、凸凹を組み合わせます。

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4つ石の上からは、無垢の材料。

中台を設置。

中台底面の凸が4つ石内側の凹にはまります。

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無垢の石材が上下に連なる場合、中心にン脱落防止の【要石】4隅には地震対策の緩衝材【安震はかもり】を配置します。

出来る限り頑丈につくることを心掛けています。

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いよいよメインの竿石の設置。

要石の凸が竿石底面の凹にはまります。

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竿石を微調整。

位置、傾き、バランスを確認。

見た目の美しさを整えます。

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石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了。

次回仕上げを行い完成の予定です。

出来上がりが楽しみですね。

もう少しだけお待ちください。

さて、昨日は急なご来客もあり、慌ただしくも楽しい一日でした。

今日は大府市、岐阜市、東海市、そして地元岡崎市内にて、お伺いしてのお墓づくりお打ち合わせ。

午後からはご来店の予約を頂いてます。

頂いた時間を無駄にしないように、楽しい時間を過ごして頂けるように、工夫を凝らしご一緒します。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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