豊橋市、名古屋市で墓石工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

昨日は火曜日でした。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日。

→ https://www.yatasekizai.com/media/

冒頭に弊社新メンバーのお便りも読んで下さり、和気あいあいとしたスタート。

お話自体は、先日お伺いした岡山県で仕入れた情報が元です。

もちろんお墓と石の話。

まず岡山県の石について。

北木石、万成石と呼ばれる有名な石がございます。

2つとも特徴のある石。

北木石は中目系で山が大きく、長く大きな材料が採れます。

その為お墓以外にも、色んな石の建物で使われています。

万成石は色がピンクの石材。

日本には同じような石があまりない為、重宝される石材です。

この石も素敵なのですが、今回は岡山の加工工場へ行ったのに、岡山の石の話ではありません。

実は愛媛の石についてのお話。

具体的には愛媛県の大島石です。

大島という名の島から採掘されている石材です。

大島石は日本全国で流通されている有名な石。

日本中の石材業者だけではなく、お墓をつくろうかなと思った方が、石の事など調べてみるとまず名前があがってくる、かなり認知度の高い石。

お墓関係の本やカタログにも必ず記載されている、日本を代表する石材です。

採掘されている量も半端なく、年間で12万才です。

※才とは石材を売買するときに使われる単位で約30㎝立法。

花崗岩の一才あたりの重さは約80キロですから、9600㌧。

日本一の採掘量です。

この数字が多いか少ないのか分かりづらいと思います。

日本第2位の採掘量は茨城県の真壁石。

何と大島石の約半分の採掘量です。

掘った石の全てがお墓になるわけではありませんが、とにかく日本最大の石材です。

丁場と呼ばれる石を掘っている場所は29か所あります。

その丁場ごとに1等材、2等材があり、ランク分けされています。

なので大島石と言ってもざっと60種類ございます。

そのすべてを私達のような外部の者が見分けることはほぼ不可能です。

ただ、地元の業者さんは石を見て、

「この石は○○さんとこの山の石だな」

「しかも、5年くらい前の石だ」

なんて分かるんですよ。

良く分かりますね、と驚きます。

ですが、逆に向こうの方は岡崎の石は皆同じに見えるらしい。

私達は見分けることが出来ると言う事で、まあお互い様ですね。

で、なぜ小さな島で採掘されている大島石が日本一の採掘量を誇ってっているのか?

その理由は小さな島で採掘されている為、石を運ぶ手段がすべて海運になるからです。

石は重たいので、陸を通って運ぶよりも、船で海を渡って運ぶ方が適した素材。

なので、関東、関西の都心に近い山で採掘されている石よりも、大島石の方が大きく、大量の石を安く供給できたのです。

こういった経緯もあり、日本全国で大島石は名が売れています。

そして、実際に多く使われています。

そんな大島石の特徴を地元の業者さんに聞いてみると、

「特徴の無いのが特徴」

と言われてしまいます。

実際、白色の中目系の石で、どこにでもあるような石材。

逆にその特徴の無さが、どんな地域の石造物やお墓とも愛称が良い理由。

食卓にならぶ白飯のように、どんなおかずにも合いますし、毎日食べてもあきがこない。

そんな石材が大島石と言えます。

ちなみに、矢田石材店の展示場にも大島石でつくられた墓石があります。

ところがお越し下さった皆さんは驚かれます、

「大島石ってこんなに色が濃くてきれいだっけ~?」

と、そして値段を見てさらに驚きます、

「よその墓石屋さんで見たモノよりもだいぶお高いね~」

実は、矢田石材店で取り扱っている大島石は、29ある大島石の丁場の中でも最上級のピッカピカの特級品を使っています。

当然、それ以外の大島石も取り扱っています。

ですが、墓石屋さんの展示場。

出来るだけ良いものを置いて、まずは一番を見て頂きたい。

大島石にご興味ある方はぜひ一度お越し下さい。

そして、その実物をご覧ください。

お待ちしています。

ご予約電話 → 0120-336-772

さて、ここからは昨日行われましたお墓工事のご紹介。

お伺いいたしましたのは豊橋市の寺院様墓地。

墓石の建立工事を行いました。20170426 (6)

コンクリートの基礎に下地をつくります。

石材との結合強度を高めます。

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墓石本体の最下層、4つ石を芝台の上に設置。

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組み終えた石材同士を、ステンレス製金具で固定します。

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芝台下につくられた石製納骨室の内部。

中心はご遺骨が土にかえるため、地面と直結しています。20170426 (12)

メインの竿石の設置。

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少し話が戻りますが、石材がを下に重ねる部位には地震対策を施します。

中心には脱落防止の【要石】。

4隅にはゲル状の衝撃吸収材【安震はかもり】を配置。

バック材で四周を囲い、接着剤の結合強度を均一に高めます。

一つだけではなく、色々な施工方法を織り交ぜてお墓を守ります。

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竿石底面の凹に要石の凹が収まります。

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石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了です。

次回は仕上げを行い完成の予定。

出来あがりが楽しみですね。

続きましては名古屋市営のみどりが丘公園墓地。

洋型墓石の建立工事を行いました。
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一枚石の頑丈な芝台を設置します。

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芝台の上には4つ石を設置。

4分割された石材を組み合わせ、台座をつくります。20170426 (21)

補強金具を取り付けます。

ねじれの起こらないように上下2ヵ所を固定。

芝台ともつなぎ、地震などの災害に備えます。20170426 (22)

ここから上は無垢の石材を積み上げます。

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石材が上下に重なる部位には地震対策を施します。

中心には脱落防止の【要石】。

4隅にはゲル状の衝撃吸収材【安震はかもり】を配置。

バック材で四周を囲い、接着剤の結合強度を均一に高めます。

一つだけではなく、色々な施工方法を織り交ぜてお墓を守ります。

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いよいよメインの竿石の設置。

慎重に要石の凸を凹穴に納めます。20170426 (25)

しっかりと叩きこんで石材を安定させます。

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工事終了です。

もう少しで完成です。

お待たせしています、もうちょっとだけお待ちください。

続いては一足お先に完成した墓石への開眼・納骨式のご様子。

場所は地元岡崎の地域墓地。20170426 (14)

お寺様の読経でお式が始まります。

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皆さま、それぞれの想いを込めてご焼香。

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ご遺骨をお墓にお納めいただきます。

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お墓をお守りしていたさらしを除幕。

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想いがいっぱい詰まったお墓が出来あがりました。

素敵なご縁を頂き、本当にありがとうございました。

今後はお墓守として、改めてよろしくお願致します。

そしてここからは工場での石材加工風景。20170426 (2)

クレーンで石を運びます。

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石を削り、水鉢をつくります。

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お墓の竿石を磨きます。

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文字彫刻の準備しています。

墓地での工事、工場での加工、職人達の仕事の両輪です。

日々魂を込める気概を持ってお墓づくりに臨んでいます。

さて、本日のお墓工事についてです。

お伺い予定は知立市の寺院様墓地。

洋型墓石の建立工事を行います。

そしてもう一ヵ所は安城市の地域墓地。

こちらは和型墓石の建立工事になります。

ただ、お天気が気になります。

降雨になれば工事は延期。

まさに運任せの仕事です。

どうか、夕方頃まで降らないでいてほしい。

故人が喜ぶ明るく元気なご供養のため、今日もお墓づくりに精進します。

感謝


お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を

『心が強くなるお墓参りのチカラ』

矢田が書いた本です。

詳しい本の御案内はこちらから
→ http://haka.yatasekizai.com/media/chikara.html
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お墓職人がつくる注文墓石専門店   矢田石材店

フリーダイヤル通話料無料  0120-336-772

岡崎本店 愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
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名古屋店 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
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ファックス 052―768-6647

営業時間  月~土曜日:8:00~18:00/日曜・祝日:9:00~17:00
※名古屋店は水・木曜は定休日です。

私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」

お墓づくり情報満載のホームページ→ https://yatasekizai.com/
e-mail: info@yatasekizai.com

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