高浜市、岡崎市で墓石工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

先日、いつも使っていた石が手に入らなくなってしまった。

そんなお話をいたしました。

その理由は?

ご商売を止めるそうです。

どうして止めてしまうのか?

仕事が減って、成り立たなくなったからだそうです。

需要が減ってしまった。

お墓で石を使う方が、以前より減ったということでしょうか?

もし、そうなった場合、取りうる手段は以下2つ。

今回の取引先のように、必要とされていないのだから、

【止める】

という選択をする。

そしてもう一つは、数が減ったなら、

【単価を上げる】

という選択です。

例えば、今まで毎月1つ1万円の石を100個売って、100万円の売り上げがあったとします。

※10,000×100=1,000,000円

しかし、売れる数が減って、半分になったとします。

※10,000×50=500,000円

収入も半分です。

想像してみてください。

仮に今のお給料が半分になったら・・・・。

生活して行けませんよね。

そして考えます。

【止める】か【続ける】か。

続ける場合、また100万円を維持するにはどうするか考えます。

答えはいろいろあると思います。

ですが、原材料としての【石】の場合、値上げという形をとらざるを得ない。

他に付加価値が無いとしても。

そして、今まで10,000円だったものが、20,000円になるのです。

そうすれば、

20,000円×50=1,000,000円

という式が成り立ち、商売としても成り立つのです。

ですが、単純に値上げしてすむ話ではありません。

値上しても、

『欲しい』

という人がいれば成り立ちます。

しかし、中には

『値上がりするならいらない』

という人もいるでしょう。

先日止めてしまった方も、はじめは値上げを模索したと思います。

しかし、結局は

『要らない』

と、烙印を押されてしまった。

悲しい話ですが、これが現実です。

恐らく、この傾向は今後さらに加速します。

なぜなら、日本の墓石需要の9割を担っているという、中国からの石材輸入量は、最盛期の半分になっています。

その現状に耐えきれなくなった工場は、止めるか、値上か、どちらかの選択を迫られています。

日本の墓石産業に関わる私たちも、状況は同じです。

そして、お墓をつくる、そして守る皆さまに置かれましても同様。

高額でも需要のある石、お墓はもっと高くなる。

そして、それ以外は無くなる。

違う言い方をすると、お金がたくさんある方はお墓をつくれる、守って行ける。

それ以外の方はお墓をつくれない、守って行けない。

厳しいですが、これが事実。

このまま進めば、上記妄想は現実のものとなるでしょう。

そうならないためにも、私たちは何かしらの工夫が必要です。

お墓が、一部のお金持ちの特権にならないように。

誰でもお墓に手を合わすことができる世の中をつくり、維持できるように。

そんな内容も含め、ラジオでお話ししています。

今日は火曜日。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日です。

→ http://haka.yatasekizai.com/media/

決して悲観的なお話ばかりではありません。

大体が、矢田の失敗談です。

失敗談をかっこつけておしゃべりしているだけです。

お時間のある方は、ぜひぜひお聞きくださいね。


〔本日のお墓ことば〕

みんなが欲しがるお墓をつくれたら最高の職人になれる


さて、ここからはみんなに欲しがられるような、素敵なお墓づくりのご報告。

昨日は高浜市、岡崎市で墓石工事を行いました。

まずは高浜市の地域墓地での墓石建立工事。

20160531 (3)

コンクリートの基礎の下地をつくります。

20160531 (4)

一枚石でできた芝台を設置いたします。

20160531 (5)

芝台内部の石製納骨室の中。

中心部はきれいな土に入れ替えられ、大地と直結します。

20160531 (6)

芝台の上には4つ石を設置いたします。

分割された、墓石本体の最下層となる部分。

20160531 (7)

組み終えた石材同士は、ステンレス製金具で固定されます。

ねじれの起こらないように上下2箇所を固定し、芝台とも繋ぎます。

20160531 (8)

ここから上の台座は、すべて無垢石を積み上げます。

20160531 (9)

石材が上下に積まれる部分には、地震対策を施します。

中心には脱落防止の【要石】。

4隅にはゲル状の衝撃吸収材【安震はかもり】。

そして、四周はお墓の強度を2,5倍にするシーリング。

2重3重の施策でお墓を守ります。

20160531 (10)

いよいよメインの竿石を設置。

20160531 (11)

石と石の継ぎ目をシーリングして工事終了です。

次回、仕上げを行い完成の予定です。

出来栄えが楽しみですね。

続きましては、地元岡崎の地域墓地。

墓石の外柵設置工事を行いました。

20160531 (13)

分割型の芝台を据えてゆきます。

20160531 (14)

コンクリートの基礎とつなぎます。

20160531 (1)

結合部を金具でつなぎ、石材同士を固定します。

20160531 (2)

ここで雨が降ってきたので、仕事を中断。

次回の工事に繰り越します。

安全第一です。

同じ愛知県内なのに、雨の降る地域と降らない地域があるのですね。

さて、昨日は午後からご来客様が順にお越しくださり、にぎやかな一日になりました。

名古屋市、豊田市、そして地元岡崎市です。

ご提案をしばらくお待ちくださいね・。

さて、今日のお墓工事です。

今日は快晴、最高のお墓日和になりそうですね。

お伺いするのは阿久比町の寺院さま。

新しく作られるお墓工事の始まります。

今日は基礎工事から。

お墓づくりのお打合せで、名古屋市内へ伺います。

半田市の寺院さま墓地へも伺う予定。

午後からは岡崎店にご来客さま。

楽しい一日になりそうですね。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

『心が強くなるお墓参りのチカラ』
心が強くなるお墓参りのチカラ
心が強くなるお墓参りのチカラ

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私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」

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CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
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