お墓のデザインしていいの?

『持ちこみ原稿大歓迎です!』

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

まずは業務連絡です。


矢田石材店は
5月1日(日曜日)から
5月5日(木曜日)まで、
5日間のお休みを頂きます。

メール・資料請求などのご返信は5月6日(金曜日)以降となります。

ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願い致します。


と言う事で、矢田石材店はお休み中。

しかし、昨日は火曜日です。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】
出演です。

→ http://haka.yatasekizai.com/media/

リスナーさんからのご質問にお答えするカタチで話を致しました。

せっかくなので、今日は放送された内容をお伝えいたします。

そのご相談事とは、

【素人の私がお墓のデザインしてもいいの?

もし可能であれば、何かルールのようなものはあるの?】

というもの。

うれしいですね。

お墓についてご興味を持って頂けて。

デザインの持ち込みに関しては、意外とあります。

チラシなどの裏に簡単な絵を描いて、持ってきて下さる方もいます。

本気のデザイン画を持ってきて下さる方もいます。

それと、愛知県はモノづくりの盛んな地域。

ですから、設計を仕事にしている方も多く、コンピューターCADなどで図面を引いて下さる方もいます。

いろんな事を考えて下さるので、参考になります。

勉強になります。

何より楽しいですね。

とは言え、その絵をそのまま使用できる事はまずありません。

私どもの方で、実際のお墓になるかどうか検証します。

その上で、改めてデザインを起こします。

中には描くだけじゃなくて、実際に立体的なカタチにして持ってきて下さる方もいます。

例えば、石膏を固めて、削ってきて下さった方がいました。

方眼紙に図面を引いて、切り取って、組み立てて来て下さった方もいました。

そして、彫刻を趣味で行なっている方がいまして、そのつくった作品をお墓にしたケースもあります。

さすがに立体的なカタチをつくってきて下さる方は、それなりに心得がありますので、ほぼそのまま使えるデザインが多いですね。

今のお話しは、墓石単体の場合。

ですが、墓地が広い方などは全体の配置などを描いて下さる時もあります。

例えば、

・中央奥にお墓があって

・墓誌を右側に置いて

・手前にはお供物台

そして、

・入口に灯籠

・参道はなるべく広くとる

こんななんて感じです。

これは、とても参考になるケースが多いです。

デザインというよりは配置図になるのですが、けっこう忠実につくることができると思います。

とは言え、持ち込みデザインはやっぱり手直しが必要になります。

まず一番多い手直しは、そもそも

【お墓として成り立っていない】

状態だという事です。

【納骨する場所が無い】

このケースが一番多いです。

まあ、どのような構造が必要で、納骨のしくみがどうなっているのか知っている方はいませんから、仕方ない話です。

なので、まず納骨出来ないデザインがほとんどと言っておきましょうです。

まあ、その辺こちらは慣れていますから、台座をつくるとか、入り口部分をつくるとか、改めて設計しますからご安心ください。

他には、花立、線香立などの備品は揃っているか、考えられているかどうか。

そして、形状の強度も含め、石という素材で加工できるかどうか。

カッコいい、オシャレである、だけども地震などの災害が起きたら絶対壊れるでしょ、というものは、お墓としてはふさわしくありません。

あと、意外に大変なのが、広い墓地をお持ちの方。

メインのお墓はデザインしたので、周りの外柵などを、似合う雰囲気でつくってほしいというケース。

持ちこんで頂いたデザインのクオリティーが高ければ高いほど、私どもは大変です。

そのデザインに至った経緯やコンセプトをお聞きして、意図を汲みとって考えます。

持ちこみデザインの場合、基本自由なのですが、最後に一つ大切なことをお伝えします。

自由とは言えあくまでもお墓です。

オブジェやモニメントをつくる訳ではありません。

祈りの対象としてふさわしい形になるかどうか。

実現可能なお墓になるかどうか。

この意識がとても大切。

自分以外の人が墓前に立った時、手を合わせてくれるかどうか。

これが基準です。

色々お伝えいたしましたが、ご自身でお墓のデザインを考えるのはとても楽しい事です。

ぜひチャレンジして下さい。

持ち込みは大歓迎です。

必ず拝見させていただきますから、遠慮なくお声掛けくださいね。

待ってます!


〔本日のお墓ことば〕

墓石のカタチを見て

そこに込められた願いを想像する訓練を行なえば

対人での悩みはほとんどなくなる


昨日はラジオに出演した都合で名古屋に滞在し、打ち合わせを数件。

いろんな計画が浮かび上がり、連休明けから、また忙しくなりそうですね。

社員のみなさん、職人たちはおやすみなので、ひとりで出来る仕事を粛々と行なっています。

※会社としては法令順守。

※個人としては、ワークライフバランスとか死んでも受け入れない。

お墓づくりに没頭して、気付いたら墓地で死んだたなんて本望です。

家族は困ると思いますが・・・。

ただ、実際に矢田石材店の初代、矢田金冶は、死ぬ間際まで自分がつくったお墓へ足を運び、力の入らない腕で一日中お墓を磨いていたそうです。

スゴイ!

シビレル!

憧れる!

そんな最後を送るには、まだまだ気迫が足りません。

生きること=お墓づくり

人生そのものが、お墓となる高みへ昇り詰めるその日まで、お墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

『心が強くなるお墓参りのチカラ』
心が強くなるお墓参りのチカラ
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ファックス 052―768-6647

営業時間  月~土曜日:8:00~18:00/日曜・祝日:9:00~17:00
※名古屋店は水・木曜は定休日です。

私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」

お墓づくり情報満載のホームページ→ http://haka.yatasekizai.com

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