岡崎市、みよし市で墓石工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

今日は火曜日です。

『お墓にかようび』
に出演します。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~です。

→ http://haka.yatasekizai.com/media/

洋型墓石のデザインのヒミツについてお話し致します。

ご期待下さい。

という事で、こちらは和型墓石について、少し解説を致します。

お墓の種類と選び方の中でも、

『カタチ』

をテーマにした内容です。

伝統的なカタチと言われる

【和型墓石】

どんな形状を思い浮かべられますか?

四角四面の石が、3段、もしくは4段に積まれ、一番上の石はタテに細長い。

これが、皆さまが想像する和型墓石ではないでしょうか?

もしくは、

『お墓』

『墓石』

と言われ、頭に思い描く形。

少し話が飛びますが、矢田石材店の採用面接では、

『お墓を描いて下さい』

という時間が設けられます。

その際に、どなたもが描かれるのは、上記に示した形状。

上手い下手は別として、和型墓石を描いてくれます。

皆さまの頭の中にある

『お墓』

は、やっぱり和型墓石なのです。

ですが、実はその歴史はそんなに古くありません。

せいぜい100年、あるかないかほど。

それ以前は、

『五輪塔』

と呼ばれる供養塔の類であったり、
現在では

『位牌型』

という、位牌のように平たい石がメインとなっているお墓が主流でした。

古い墓地に行って、歴史あるお墓を見ると、概ねこの形状です。

だから、実は伝統的なお墓じゃないんです、と言うつもりは毛頭ありません。

矢田家のお墓もいわゆる

『和型墓石』です。

子供のころから見慣れているので、落ち着くお墓はやっぱり

『和型墓石』です。

そして、つくり手としても、和型墓石は優秀です。

まず、石のロスが少なくて済みます。

ほとんどの部材が四角四面。

石を丸く加工したり、削る部分が少ないです。

なので、必要な材料と、出来上がる見栄えが正比例します。

和型墓石の原則から外れるほど、デザインは個性的になりますが、その反面ロスも大きくなります。

どちらが正しいという訳ではありません。

ただ、『和型墓石』も選択肢が無い訳ではありません。

例えば、大きさで示される個性。

大きさを表す

【8寸角】

【9寸角】

【尺角】。

それぞれの比率が決まっていて、順番に大きくなります。

墓石は【尺貫法】で明記されてきましたから、上記のような表現になります。

8寸は約24センチ。

9寸は約27センチ。

尺は30センチです。

そして、「角」ですから、四角い形状。

数字は四角の一片を表しています。

愛知県で最も多くつくられているお墓は

【8寸角和型墓石】

です。

しかし、地域が変われば、標準の大きさも変わります。

一般的にですが、山間部に向けて北上するとお墓は大きく、海辺に南下すると小さくなります。

地域性もありますが、周りの方と同じくらいのお墓にすると収まり良く、見栄えも間違いありません。

そして、細かいカタチの話になると、仏教各宗派の考え方によって、てっぺんの頭の形状が変わります。

神道のお墓は、仏教のお墓と比べタテに長く、頭のカタチは

【トキン型】

といって、四角錘。

線香立ては無く、ローソク立と八足台と呼ばれる台座が必要になります。

花立は神仏共通。

仏教式では、線香立、ローソク立、水鉢などの小物類が墓石の前に設置されます。

そして気になる納骨方法。

現代の墓石は、線香立、もしくは水鉢を退けると、納骨室へ繋がる入口が設けられています。

中の構造は、ご遺骨をそのまま納めるのか、お骨壺のまま収めるのかで変わってきます。

長くなりますので、その辺りのお話しはまた別の機会に致しましょう。

その他、和型墓石として分類されるお墓は、

・墓相式

・五輪塔

・仏塔の類

そして、最近では

・デザイン和型

・モダン和型

などという形も表れています。

時代と共に、その表現方法は変化しています。

しかし、あくまでもお墓の本質は変わりません。

大切な人に対して、あちらの世界でのしあわせを願い、残された家族への感謝を示す。

行けば心が落ち着く、

【家族の聖地】

それがお墓だと思います。

なので、和型のお墓の前に立ち、自然と手が合わせられるのであれば、それが最適なお墓となります。


〔本日のお墓ことば〕

見て落ち着く

拝んで鎮まる

これがお墓の基本です


さて、そんな心に平安をもたらしてくれるお墓づくり。

昨日は地元岡崎の地域墓地で、新しくお墓工事が始まりました。

20160426 (2)

まずは基礎づくりのため穴掘りです。

20160426 (3)

ていねいに掘り終えました。

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砕石を敷きつめ、機械で叩いて地盤を固めます。

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墓地の広さに合わせ、鉄筋を組みます。

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振動機を使いながらコンクリートを流し込みます。

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表面を水平に均しながら固めます。

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工事終了です。

数日の養生期間を経て、次回は外柵の設置、そして墓石本体へと続きます。

続きましては、みよし市でのお墓工事。

こちらは外柵の設置工事。

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先回の工事でつくらせて頂いた、コンクリートの基礎上に下地をつくります。

石材との結合強度を高めます。

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囲いを構成する石材を設置します。

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4方をくるりと、4本の石材で囲います。

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石材と石材、石材とコンクリートを、ステンレス製金具で固定します。

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金具は見えなくなってしまう補強ですが、とても大切です。

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石製納骨室を配置し、周囲に鉄筋を組みます。

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振動機を使いながらコンクリートを流し込みます。

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コテを使い、水平に均します。

20160426 (1)

石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了です。

次回はいよいよ墓石本体の設置工事。

完成が楽しみですね。

さて、昨日は午後からお客さまがご来店。

建立者の表記方法などに悩まれていらっしゃいましたが、あるべき姿に落ちついて、無事にご契約頂けました。

お墓の完成をどうか楽しみにお待ちください。

さて、本日のお墓工事です。

お伺いするのは碧南市と知立市。

どちらも和型墓石の建立工事。

素敵なお墓が出来上がりそうです。

そして、名古屋市八事霊園お墓づくりのお打ち合わせ。

地震に対しての補強も含め、様々なご提案をお持ちします。

ご期待下さい。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

『心が強くなるお墓参りのチカラ』
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