岡崎市と名古屋市で墓石工事

『墓石の種類について、国で比較』

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

ここ最近、

【墓石の種類と選び方】

の中でも、結構重要な、石の選び方に関して、その指標などについてお伝えいたしました。

吸水率、圧縮強度、そして耐久性。

どれも大切な項目です。

ご参考頂けましたら幸いです。

さて、今日からは墓石の特長について、もう一つ皆さんが気になる

【国別の特徴】

などについて、お伝えしていきます。

先ず皆さん気にされるのが、

【日本の石】と【海外の石】

今日は日本の石について、お伝えいたします。

よく、

【国産墓石】

という表記のされ方を致します。

実はこの国産墓石、大きく2つにわかれます。

日本で採掘され、日本で加工された石。

そして、日本で採掘され、海外(中国)で加工された石。

どちらも日本で採掘された石です。

しかし、加工地が違う。

海外に渡っているのは、すべての石材ではありません。

例えば、岡崎の青石。

これらはすべて、日本から海外に渡る事はありません。

山が禁止しています。

海外に渡っている石は意外と多いです。

愛媛の大島石、佐賀の天山石、茨木の真壁石など。

採掘量の多い石は、たいがい中国に送られています。

その理由は加工費を抑えるため。

なので、中国で加工された日本の石は、日本で加工された石よりも、価格が低く抑えられます。

輸出して、もう一度輸入されているのに、安いってすごい!
と思いません?

その理由は、加工費における人件費の違い。

中国の方々の賃金は過去と比較しても上がっているのですが、それでも日本でつくるよりは断然安い。

この事実があるため、日本の石は中国に送られ、加工されて日本に帰ってきます。

価格が安いなら、どの石も中国に送ればいいじゃないかと思われるかもしれません。

しかし、細かいところを比較致しますと、加工の差は出ます。

例えば、表面の仕上げ。

そして、研磨の工程。

さらに、接合部の精度。

角部の精密さなど、比較すれば違いはあります。

そして、日本の職人が加工する場合、やはり、

【まごころ】

という部分で、差が出るのです。

お施主さまのお顔や、お墓づくりの背景が見えるため、妥協ポイントが高いのです。

お墓の素材である石は、天然の素材です。

キズもあれば、見た目のムラもあります。

加工精度においても、一般の方々が見分けられるものと、そうでないものがあります。

簡単に言ってしまえば、手抜きをしようとすれば、けっこう出来るものなのです。

でも、それをしない、出来ないのは、やはりお施主さまを近くに感じる事が出来るから。

気持ち悪いと思われるかもしれません。

しかし、結局人間のやることです。

そういった想いの部分はとても大きいと思っています。

同じ日本人であるが故に、
・どのような方が、
・どのような背景で、
・誰のためにお墓をつくるのか、
想像できるのです。

同じ文化を共有しているからこそ、出来得ることだと思います。

石を加工しているのではありません。

お墓をつくっているのです。

日本の石でお墓をつくる場合、石の性質などではなく、その部分が大きく影響していると思います。

だからこそ、出来上がったお墓の前で、お施主さま達が

「何故か落ち着くね」

と言って下さるのだと思います。

石がお墓の素材として、何万年も使われてきた理由。

それは、やはり想いが伝わるから。

お施主さま達の想いも伝わりますし、お手伝いする私たちの想いも伝わるのだと信じています。


〔本日のお墓ことば〕

まごころをこめたお墓づくりは

100パーセントを越える


さて、そんな【まごころ全開!】のお墓づくり。

昨日は地元岡崎の市営墓地へ伺いました。

和型墓石の建立工事。

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コンクリートの基礎に下地をつくります。

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墓石の最下層である4つ石を設置します。

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設置された4つ石は、ステンレス製金具を使い補強します。

ねじれの起こらないように、上下2か所を固定。

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4つ石の上には、中台、上台と無垢の石材を設置します。

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無垢の石材が上下に重なる部位には、地震対策を施します。

中心には脱落防止の【要石】。

4隅にはゲル状の衝撃緩衝材【安震はかもり】。

専用接着剤も併用し、3重4重の施策を施しています。

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竿石底面の凹に、要石の凸がはまり込みます。

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位置、傾き、バランスを細かく微調整。

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石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了です。

次回は仕上げを行い完成の予定。

母と子の想いをたくさん頂いたお墓づくり。

もう少しで完成です。

あとほんの少しお待ちください。

続きましては、名古屋市営の愛宕霊園。

こちらは新しく始まるお墓工事。

まずは基礎づくりです。

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墓所をドンドンと掘り進めます。

意外と硬い土で悪戦苦闘。

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掘り終えた墓所に砕石を敷きつめ、叩いて締めます。

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石製納骨室を配置し、鉄筋を組みます。

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振動機を使いながらコンクリートを流し込みます。

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コテで均しながら、表面を固めます。

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工事終了です。

次回は土台の設置、そして墓石本体へと続きます。

さて、こちら瀬戸市営の春雨霊園。

完成した墓石のお引き渡し、閉校式です。

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オリジナルデザインの素敵なお墓。

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石の自然な風合いを生かした、素晴らしいデザイン。

そして、家族の願いを込めた文字の彫刻。

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お施主さま達の手により、お墓を守るさらしが巻きつけられます。

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保護カバーを被せて、開眼・納骨式の日まで養生します。

素敵なお墓づくりをお手伝いさせて頂き、本当にありがとうございました。

引き続き、お墓守として、改めてよろしくお願い致します。

さて、本日は土曜日ですが、お墓工事に伺います。

お伺いするのは東海市の地域墓地。

既設墓石のお引っ越し。

そして、土葬で祭られているご遺骨の掘り越し。

墓地の雰囲気も素晴らしく、伝説の仕事になりそうです。

豊橋市、大府市では完成したお墓への開眼・納骨式が営まれます。

午後からは石割式。

お墓づくり始まりの儀式です。

豊山町へ伺って、墓地のご計測が予定されています。

名古屋ショール―ム、岡崎展示場、どちらもご来店の予約がいっぱいです。

にぎやかな一日になりそうですね。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

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