岡崎市、豊田市で墓石工事開始

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

昨日は火曜日。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日。

→ http://haka.yatasekizai.com/media/

今回は、【お墓にかようび】ではなく、【神社にかようび】でした。

実は新潟県の長岡市がご出身のお客さまがいらっしゃいまして、その方から、ご自身の故郷に在る神社へ、石の賽銭箱を寄付されたいという依頼を受けました。

色々と試行錯誤を重ねたのですが、なんとか、その賽銭箱が完成いたしました。

今から設置に伺います。

雪が降り始めると、4メートルほど積もる地域。

10月ならば、まだ大丈夫という事らしいです。

実は、新潟県中越地震で1番被害の大きかった地域。

震災直後は神社そのものが壊れました。

復興のために、その時も寄付をされたと言っていました。

最近になって賽銭箱の中のおカネが盗まれたり、賽銭箱そのものが盗まれてしまったり、悲しい出来事が重なったそうです。

そこで、石の賽銭箱を寄付することを思いついたという訳です。

石であれば、壊す事も盗み出す事も相当困難です。

氏子さん達からも「これなら安心できる」と、待ち望んでいらっしゃいます。

しかし、その賽銭箱にはいくつかの条件をつけられました。

まず一つめが音色です。

お金を入れた際、奇麗な音で【チャリン・チャリン】となるようにと、注文をつけられました。

お賽銭を入れた人が、うれしく、しあわせな気持ちになるような音を目指しました。

そこまで崇高な音が鳴るかどうかはちょっぴり自信がありませんが、石の種類を変えたり、内部の構造を工夫することによって、音色はかなり良いと思います。

それと、扉もかなり工夫いたしました。

賽銭箱の盗難事件を調べてみますと、やはり扉を壊されて、中のおカネを取られてしまった事例がたくさん出てきました。

なので、扉自体の強化も課題の一つ。

取っ手は重厚な金属製で、当然カギ付きです。

カギは防犯用の特殊なものを採用しました。

それと、石材と金属の継ぎ目が一番弱く、狙われやすい事も分かりました。

なので、特別に隙間を無くす構造。

一度設置すると、絶対に取り外せられないつくりに致しました。

このブログで構造上の秘密をたくさんお伝えすると、危ないので、この辺りで控えさせて頂きます。

このブログをご覧頂いている方は良い人ばかりだと思います。

しかし、泥棒さんが見ていないという保証もありません。

構造上の秘密がバレて、せっかく作った扉が壊されてはいけません。

とにかく頑丈で、壊すことが困難であるとだけ覚えておいてください。

今回、賽銭箱をつくったのは初めての経験でしたが、色々と勉強になる事がたくさんありました。

石の種類によっての音が違うことであったり、厚みによる反響の違い。

それとお金が滑り落ちる角度。

500円は重たいので、ゆるい角度でも落ちていくきます。

一円は中々滑らないんですよ。

まるで賽銭箱が拒否しているみたい。

何故か紙のおカネはスルスル滑るんですよ。

そうとう良いお賽銭箱が出来ましたので、もしお墓屋さん廃業したら石の賽銭箱専門店でもやっていけるかなと思いました。

それは冗談ですが、今回の仕事はご寄付で成り立っている事業。

いつものお墓づくりとは違った緊張感もありました。

無事に設置出来ましたら、神社関係者の皆さまはぜひ、何か石でご寄付をする時は、矢田石材店をご指名ください。

よろしくお願い致します。

さて、ここからは本職である日々のお墓づくりのご報告。

まずは岡崎市の地域墓地。

お墓の解体・移動工事です。

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山間部に在るこちらのお墓を解体し、麓まで運びます。

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上に乗る石材から順番に下げて行きます。

設置とは逆工程で解体します。

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お墓の中に眠るご遺骨、そして墓石の下の土を救いあげます。

ご遺骨上げは、想い汲みです。

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ここからは再び職人たちの出番。

石材をていねいに運び出します。

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墓石を台車に縛りつけ、慎重に山道を下ります。

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トラックまで一往復10分の道のり。

気が遠くなる伝説の仕事になりました。

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工事完了です。

きれいな更地になりました。

今回、改修させて頂いたお墓は、一部改修して再建予定。

新たな命を吹き込まれ、再建します。

その時まで、しばし当店工場でお眠りください。

さて、続きましては豊田市の地域墓地。

こちらはお墓工事開始に伴います基礎工事。

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まずは穴掘りからです。

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きれいに掘り終えました。

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砕石を敷きつめ、ランマーを使って地盤を踏み固めます。

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納骨室スペースを確保し、墓所の広さに合わせて鉄筋を組みます。

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振動機を使いながら、コンクリートを流し込みます。

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コテを使い。表面を水平に均します。

20151014 (8)

工事終了です。

次回は外柵の設置、そして墓石本体へと続きます。

さて、今から出発です。

どんな道中になるのでしょうか?

お土産話をご期待下さい。

遠征に選ばれなかったメンバーは、いつも通りお墓づくり。

豊橋市で洋型墓石の改修工事を行います。

そして豊田市内の寺院さまでは、お墓づくりのお打ち合わせ。

今日もお墓づくりに精進します。

感謝


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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

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