刈谷市、安城市で墓石建立工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

 

昨日は火曜日でした。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日。
https://yatasekizai.com/media-3/

 

お墓掃除で役に立つ、石の特徴と汚れについてお伝えさせて頂きました。

 

先週もお話致しましたが、秋のお彼岸も近づいてまいります。

お彼岸にお墓参りに行かれて、その時にご家族そろってお墓掃除をされる方も居ると思います。

みんなでお参りに行く前に、代表して事前にお墓掃除をされる場合もあると思います。

そんな時にお役立ていただきたい、お墓の素材である石と汚れについてのお話。

 

まずお墓の材料である石についてです。

通称御影石(みかげいし)と呼んでいますが、正式には花崗岩といいます。

 

石は生成される場所の違いで3つ分類されています。

花崗岩はマグマが地中深くで熱と圧力を受けてゆっくり固まった【深成岩】となります。

それに対して、地表などの地中上部で固まったものを【火山岩】。

その間で固まったものを【半深成岩】と呼びます。

 

深成岩の中で、石英、長石、黒雲母で形成されている結晶体が花崗岩となります。

特徴としては地球上で最も多く存在する岩石であるということ。

そして強い強度と美しさ、耐久性を持っています。

なのでお墓用の石として重宝されているという訳です。

 

花崗岩の事を御影石と呼ぶ語源としては、兵庫県の神戸で本御影石が採掘されていたのですが、その地名が御影であったからと伝えられています。

ちなみに岡崎市にも花崗(みかげ)町があり、やはり花崗岩が採掘されていた町です。

 

その花崗岩の特徴ですが、圧縮には非常に強いということが上げられます。

その反面、引っ張りには弱く、あまり強い接着剤を用いると表面が剥離してしまします。

 

そしてここが大切なのですが、皆さまがお掃除するときに気をつけて頂きたい事柄といたしまして、多孔質の結晶体であるということを覚えておいて下さい。

今作られているお墓はピカピカに磨きをかける本磨き仕上げでつくられています

鉄やガラスのような素材と違い、石には目に見えない小さな穴があります。

細かい孔と書いて細孔(さいこう)といいます。

そこから空気や水分が出入りして、健康な状態を保て要るのですが、場合によってはその穴に水が留まってシミになってしまったり、不純物が紛れ込んで石の表面が汚くなってしまう事がございます。

 

それらの石の見た目が変化する原因のほとんどが水を原因として起こります。

墓石の汚れを落とすには水が欠かせませんが、汚れを招くのもまた水ということです。

 

なので、皆さまにお墓掃除のとき気をつけて頂きたいのは、お掃除後、墓石表面についている汚れ水をしっかりと拭き取っていただく事です。

どうぞご参考ください。

 

今回のお話は矢田石材店でお墓をつくって下さったお施主様向けに、春と秋の年2回開催している「お墓掃除講習会」でお伝えしている内容の超抜粋版です。

本来は1時間の講習と30分の実技指導の合計90分ほどで伝える内容なので、分かりにくかったかもしれません。

何かご参考頂けることがございましたら是非ご活用ください。

 

そして今週末からは9月の「墓石見学会」が始まります。

 

岡崎、西尾、豊川、名古屋の順番で各週末に行われます。

詳しい日程などはこちらをご参考下さい。
→ https://yatasekizai.com/news/post-8871/

 

お待ちしています。

 

さてここからは昨日のお墓づくり。

お伺い致しましたのは刈谷市の地域墓地。

和型墓石の建立工事を行いました。

まずは外柵を設置致します。

据え付けた石材に補強金具を取り付けます。

続いて墓石本体を設置。

外柵と同じように補強金具を取り付けます。

石製納骨室の中心は大地と直結。

砕石は綺麗な土に入れ替えられます。

表面は洗砂でほんのりお化粧。

大切な方のご遺骨を納める聖地。

ていねいにつくらせて頂きます。

お預かりしていたご遺骨を換骨致します。

続いて台座石を積み上げます。

石材が上下に重なる部位には地震対策を施します。

中心には脱落防止の【要石】。

4隅にはゲル状の衝撃吸収材【安震はかもり】を配置。

バック材で四周を囲い、接着剤の結合強度を均一に高めます。

一つだけではなく、色々な施工方法を織り交ぜてお墓を守ります。

いよいよメインの竿石の設置。

力を合わせ吊り上げます。

竿石底面の凹に要石の凹が収まります。

竿石を微調整。

傾き、位置、バランスを整えます。

再建する墓誌の台座を据え付けます。

墓石周辺、外柵内部を整えます。

石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了です。

次回は仕上げ工事の予定。

完成までもう少しお待ち下さいね。

 

続きましては安城市で行われました、和型墓石の建立工事風景です。

まずは外枠の設置です。

設置された石材に補強金具を取り付けます。

続いて墓石本体最下層の4つ石を設置。

外柵と同じように補強金具を取り付けます。

その上には台座石を積み上げます。

石材が上下に重なる部位には地震対策を施します。

中心には脱落防止の【要石】。

4隅にはゲル状の衝撃吸収材【安震はかもり】を配置。

バック材で四周を囲い、接着剤の結合強度を均一に高めます。

一つだけではなく、色々な施工方法を織り交ぜてお墓を守ります。

メインの竿石を設置。

傾き、位置、バランスを微調整いたします。

石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了です。

残すは仕上げ工事。

完成を楽しみにしていて下さいね。

 

そしてお伺いしてのお打合せは豊川市、碧南市、刈谷市、そして岡崎市。

ご来店は岡崎本店、西尾店、名古屋ショールームへお越し下さいました。

皆さまお時間を頂きまして、誠にありがとうございました。

次回のご提案などを楽しみにしていてください。

 

そして今日のお墓づくり予定。

 

職人たちがお墓工事でお伺いするのは豊川市の墓地。

和型墓石の建立工事×2を行います。

少々雨が気になりますが、元気に墓地へ出かけています。

 

お伺いしてのお打合せは碧南市へ。

ご来店予約を岡崎本店に頂いております。

 

今日もにぎやかな一日になりそうですね。

故人が喜ぶ明るく元気なご供養の為、お墓づくりに精進します。

感謝


お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を

『心が強くなるお墓参りのチカラ』

矢田が書いた本です。

詳しい本の御案内はこちらから
→ http://haka.yatasekizai.com/media/chikara.html

インターネットの本屋さん「アマゾン」でも販売しています。
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お墓職人がつくる注文墓石専門店   矢田石材店

フリーダイヤル通話料無料  0120-336-772 (岡崎・西尾・豊川 共通)

岡崎本店 愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
電話    0564-73-2018
ファックス 0564-73-2058
ご参考→https://yatasekizai.com/access/showroom/

 

西尾展示場 愛知県西尾市徳次町明大寺22-1
電話    0563-65-0773
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名古屋店 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
電話    052―768―6620
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名古屋店フリーダイヤル 0120-928-014

 

豊川稲荷前展示場 愛知県豊川市旭町15-1
電話    0533-95-9902
ご参考→https://yatasekizai.com/access/toyokawa/

 

営業時間  月~土曜日:8:00~18:00/日曜・祝日:9:00~17:00
※名古屋店は水・木曜は定休日です。
※西尾展示場・豊川稲荷前展示場は自由見学なのでいつでも開いています。

私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」

お墓づくり情報満載のホームページ→ https://yatasekizai.com/
e-mail: info@yatasekizai.com

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