西尾市、名古屋市で墓石工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

 

昨日は火曜日。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日。

→ https://www.yatasekizai.com/media

 

前回に続きまして、お墓に使われる“石”のお話第3弾。

日本一の石、【庵治石】をご紹介。

庵治石は、「日本三大産地」の一つ、香川県の石となります。

“花崗岩のダイヤモンド”

と呼ばれることもあり、お墓用の高級石材として、日本中で高く評価されています。

全国的に使われている石材の中では希少性が高く、採掘場に行くと、防犯カメラとバリゲートでガードされています。

ひとことで言ってしまえば、日本一高額な石なのです。

 

そして、庵治石の特徴に関しましては、きめ細かな石肌で、風化に強く、磨けば磨くほどツヤを増していきます。

「フ(斑)」と呼ばれる斑点が石の全面に綺麗に入り、他の石には無い珍しい表情が現れてきます。

本当にきれいな石になると、表面が立体的に見える程です。

で、実はこの斑点に関しては、庵治石以外の石材でも時折みられる特徴です。

ただ、切り出した石全体きれいに斑点がそろい、美しい見た目になるのはこの庵治石だけ。

他の石材の場合は、ムラなどと呼ばれ、高級材どころか、排除対象になってしまうほど。

広い範囲できれいな斑点を見られるのが、庵治石最大の特徴になります。

 

で、庵治石以外の石材全般に言えることなのですが、花崗岩は、石の組織の大きさによって、言い方が変わります。

細目(ほそめ)、中目(ちゅうめ)、粗目(あらめ)と分類されます。

ちなみに岡崎の石は細目と中目に分類されます。

この中で高額なのは細目となり、庵治石も同じく、細目と中目、そして中細目に分類されており、貴重品種として高い値で取引されるのはきめ細かな模様の細目となります。

 

また、水晶に近い硬度を持つことも庵治石の特徴です。

彫られた文字・模様が200年以上も崩れず、変色やツヤが無くなったりしないといわれているのもこの硬さのお蔭。

庵治石は、高額なため、誰にでもお勧めできる石材ではありません。

弊社でも今年は3基しか建立していません。

岡崎の石でつくられたお墓を十数基つくっていることを考えても、この地域では建立数が少ない希少な墓石であることは間違いありません。

しかしながら、岡崎の石は地元愛知を中心に、東海エリアだけで流通しているローカルブランド。

庵治石は日本全国から注文が入るナショナルブランド。

実は、採掘されている量自体は岡崎の石よりもはるかに多いのですが、日本全国から注文が入るので、分母が大きく、希少価値が高まるのです。

とはいえ、数が少ないのが人気の秘密ではなく、やはり特徴的な見た目がキモです。

建立された時の存在感は圧倒的。

数少ない、人を惹きつける力を持った石となっております。

 

最近では安いお墓はインターネットの通販でも買えますが、庵治石はちょっと厳しい。

山には3つの採掘場があり、その中にもいろんな業者が石を掘っています。

なので、初心者が良い石を手に入れるのは非常に難しいのが現状です。

良い石を選ぼうとすると、実績がモノを言うのはどんな世界も同じ。

弊社は以前から強い交流がありますし、名古屋店の店長中山は

【庵治ソムリエ】

の資格を持っているのでご安心下さい。

 

そんな庵治石の展示墓石もご覧いただける墓石見学会が行われます。

→ https://yatasekizai.com/news/post-7895/

今週末の11月25日土曜日から、12月3日の日曜日までの9日間。

岡崎本店、西尾展示場での開催となり、普段無人の西尾店もお墓に詳しい専門家が常駐して詳しくご案内いたします。

年末年始にご家族そろってお墓会議を行われる方は、その時のネタ集めとしてもご活用いただけます。

ぜひ、お越し下さい。お待ちしています。

 

さて、ここからは昨日行われましたお墓工事のご紹介。

お伺い致しましたのは西尾市の寺院さま墓地。

新しくお墓工事の開始です。

20171122 (14)

こちらのお墓を片付け、新しくお墓をつくります。

20171122 (16)

石とお骨をすべて移動させ、基礎づくりのため穴を掘ります。

古いコンクリートは傷んでいるので機械で削ります。

20171122 (17)

隅の方まで丁寧に掘ります。

20171122 (18)

きれいに掘り終えました。

20171122 (19)

石製納骨室を配置し、周囲に砕石を敷き詰め叩いて締めます。

20171122 (20)

振動機を使いながらコンクリートを流し込みます。

20171122 (21)

表面を固めながら水平に均します。

20171122 (1)

工事終了です。

次回は土台を設置して、墓石本体へと続きます。

実はこの寺院さま、5月に事故が起きた時と同じ現場。

伺った職人たちも当時と同じメンバー。

さすがに今回は、信号無視したダンプは突っ込んできませんでした。

ほっと一安心です。

 

続きましては名古屋市の平和公園墓地。

墓石の外柵再設置工事です。

20171122 (7)

コンクリートの基礎に下地をつくります。

20171122 (8)

再加工された石材を設置します。

20171122 (9)

内部に鉄筋を組みます。

20171122 (10)

振動機を使いながらコンクリートを流し込みます。

20171122 (11)

コテで表面を水平に均します。

20171122 (12)

工事終了です。

20171122 (13)

次回の工事までシートを被せ養生します。

再建の日まで、もう少しお待ち下さい。

只今墓石本体は、工場で鋭意再研磨中です。

 

続きましては、完成したお墓への開眼・納骨式のご様子。

場所は豊田市の地域墓地。

20171122 (2)

お寺様の読経が響き渡る中、皆さまでご焼香。

20171122 (4)

お墓をお守りしていたさらしを除幕。

20171122 (5)

ご遺骨をお墓にお納め頂きました。

20171122 (6)

入魂され、佇むお墓。

思い出に残る素敵なお墓づくり。

本当にありがとうございました。

そしてこれからはお墓守として、改めて宜しくお願い致します。

 

昨日のご来店は午前中に岡崎本店へ。

午後からは名古屋店で2組。

次回のご提案など楽しみにしていて下さいね。

 

さて、本日のお墓工事です。

お伺い致しますのは、知立市の地域墓地。

デザイン墓石の建立工事を行います。

そして刈谷の市営墓地。

墓石の外柵設置工事を行います。

 

ご来店は岡崎本店で午前中に2件。

お伺いしてのお打ち合わせは豊田市、知立市、安城市、そして地元岡崎市です。

今日もにぎやかな一日になりそうです。

故人が喜ぶ明るく元気なご供養のため、お墓づくりに精進します。

感謝


お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を

『心が強くなるお墓参りのチカラ』

矢田が書いた本です。

詳しい本の御案内はこちらから
→ http://haka.yatasekizai.com/media/chikara.html
インターネットの本屋さん「アマゾン」でも販売しています。
⇒『心が強くなるお墓参りのチカラ』


お墓職人がつくる注文墓石専門店   矢田石材店

フリーダイヤル通話料無料  0120-336-772 (岡崎・西尾 共通)

岡崎本店 愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
電話    0564-73-2018
ファックス 0564-73-2058
ご参考→https://yatasekizai.com/access/showroom/

西尾展示場 愛知県西尾市徳次町明大寺22-1
電話    0563-65-0773
ファックス 0563-65-0773
ご参考→https://yatasekizai.com/access/nishio/

名古屋店 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
電話    052―768―6620
ファックス 052―768-6647
ご参考→https://yatasekizai.com/access/nagoya/

名古屋店フリーダイヤル 0120-928-014

営業時間  月~土曜日:8:00~18:00/日曜・祝日:9:00~17:00
※名古屋店は水・木曜は定休日です。
※西尾展示場は自由見学なのでいつでも開いています。

私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」

お墓づくり情報満載のホームページ→ https://yatasekizai.com/
e-mail: info@yatasekizai.com

Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.