お客様インタビュー 梅田さま
梅田様は、2年ほど前にお亡くなりになられたお父様のお墓をつくられました。
さらに、お墓をつくる工程を取材協力していただき、ドキュメント番組で全国放送されました。
御坊さんの紹介で知った矢田石材店
─こんにちは、お久しぶりです。テレビ放映されて、反響とかいかがでしたか?
梅田さま:
友達とか結構見てるみたいで、直接じゃないけど、 いろんな人が 見てたみたいですよ。矢田さんの方はどうでした?
─結構、いろんな人から声かけていただきましたよ。今までにお墓工事させていただいたお施主様とか。知らないところで見てるものなのですね。
梅田さま:
そうですか。全国ネット放送でしたからね。
─始めに、矢田石材店の仕事振りについていかがでしたか?
梅田さま:
工事自体は見ていないので、なんとも言えませんが、 その他のとき、例えば納骨の時や、墓開きの時に、 色々と良く気がついてやってくれるなぁって思いましたよ。
テント張ってくれたりとか、お寺さんが何か行動すると、 先読んで台を持ってきたりとか、ホント、思った以上に良くやって くれましたよね。
─ありがとうございます。 梅田さまとは、御坊さんを通じてご紹介でご縁を頂きましたね。
梅田さま:
信頼できる人からの紹介だったので、安心していたのもありますが、 会ってみて、すごく接しやすい人だったので、OKでした。
─そうですか、我々も、常に墓石業者というよりは、 お施主様の側に立って物事を考えようと努めていますので、 そのお言葉はありがたいですね。
梅田さま:
そういえば、父の友人だった人が霊感が強い人でね、 よく夢に父が出て来るらしいんですが、お墓が出来てから 父の顔が穏やかになったって言うんです。 そんなことばを聞くと 『お墓つくってよかったな』ってホントに 思いますよ。
大好きなものをデザインに取り入れたお墓
─梅田さまのお墓ですが、結構いろんな要素を盛り込みましたよね、 どこに一番こだわりましたか?
梅田さま:
父の好きだったパンチ(犬)の彫刻かな。それと車。
自分の好きなものを、デザインとして取り入れてくれたのは、 やっぱり嬉しいですよ。
─出来上がったお墓と、完成するまでのイメージとの違いは ありましたか?
梅田さま:
想像以上に良かったです。イメージしていたのより全然良い。 特に彫刻モノと、車のパーツを取り入れた墓誌。 今思うと、矢田さんが言ったとおり、車そのまんまよりも、 分かる人だけ分かるようなデザインでよかったと思いますよ。
─そう言って頂けると思ってました。 梅田さまなら、あの良さがわかっていただけるのではないかなと。ご主人の愛車のエンジンのカムカバーを墓誌にデザインしました。プラグの穴まで、精巧にデザインした自慢の逸品です。
他には、お墓のどの部分が気に入っているとかありますか?
梅田さま:
基本的には100点満点ですので、全部気に入っています。
石も想像してたよりきれいでカッコイイし、彫刻は犬も桜の花も、 誇張無しでホントにすごいと思います。 車は、お墓の上に乗せなくて本当に良かったですよ。 矢田さんが反対しなかったら、きっととんでもないお墓になってましたね。
─確かにそうかもしれませんね。でも、梅田さまならご理解いただけると思い、 あえて失礼を承知で反対させていただきましたが、喜んでいただけて嬉しいです。
矢田さんじゃなかったら、お墓のことなどあまり考えなかったかもしれません
─お墓の出来栄えと、お値段のバランスなどはどうでしたか?
梅田さま:
まあ、お金はこれくらい掛かるだろうと思って用意しておいた 範囲内でしたので合格点ですし、出来上がりを見て、このお墓で この金額なら安いと思いました。
─ありがとうございます。
梅田さま:
他の人のお墓が、一体どれくらいの金額なのか分からないけど、 反対に矢田さん頑張りすぎて大丈夫?と思っちゃいましたよ。
─そう思っていただけるだけでとても嬉しいですね。
まあ、商売なので赤字になってはいけませんが、出来る限り喜んで いただけるように、仕事内容も、金額もいつも悔いの無いように 全力で取り組んでいます。
梅田さま:
でも、ホントに矢田さんに出会えてよかったと思いますよ。
お墓を建てるって、展示場にたくさん有るお墓の中から、 これかこれ、てな感じで選んで、字を彫って、建てて、 それで終わりみたいなものだろうと思っていたんです。
実際に、妻の実家のお墓のときは、いつの間にか決まっていて、 石屋さんも、こんなことが出来るとか、あんなことはどうですか? なんてまったく無くて、パッパと出来てましたよ。
─確かにそうすることが石材店としては効率がよく、 仕事をたくさんこなせるのは間違いないですからね。
梅田さま:
そうですよね。 でも、矢田さん逆に僕達をお墓をつくるっていうことに、 巻き込んでくれるじゃないですか。
─そうですね。良い意味でお墓をつくるということを、お互い真剣に行ないたいのですよ。
梅田さま:
そうですね。 もし矢田さんじゃなかったら、僕達も普通にお墓の事などあまり 考えずにパッとお墓建ててたかもしれないですね。
こだわりをふんだんに入れた注文住宅のようなお墓
─最後に、今後の矢田石材店に、期待することは何か ありますか?
梅田さま:
別に無いですよ。ホントに色々とやってもらって満足してますから。
矢田さんお会いすると、毎回ハガキとか送ってくれるじゃない ですか。 細かいことだけど、ああいうのもすごく嬉しいし、 大きな企業とかだと、分業化していて相手の顔が見えないって 言うか、そんなとこありますよね。
─まあ、僕達はお墓職人ですからね。
梅田さま:
矢田さんなら・・・・なんていうのかなー・・・・ こう、友達として?接することが出来るって言うか・・・
ホント、なんでも相談できるし、何でも聞ける、みたいなね。
─ありがとうございます。 これからも細々とやらせていただきますね。
梅田さま:
いや、その辺は頑張ってくださいよ。
なんていうのかなー、他のお墓は、マンションとか建売住宅みたいな 感じで、どれも一緒の間取りで、外観も一緒とかね、そんなん だけど、ウチはこだわりをふんだんに入れた注文住宅って、そんな 感じ。
─ありがとうございます。
梅田さま:
あと、あえて期待することって言えば、何気にいつもお墓がきれいに なっていると嬉しいよね。
─その辺はですね、毎年一回お掃除はさせていただきますし、 近くのお墓で工事があったらチョット雑巾がけくらいしますよ。 僕が生きている限りは。
梅田さま:
矢田さん、くれぐれも長生きしてくださいよ。
─もちろんです。今日はどうもありがとうございました。
【 インタビューを終えて・・・ 】
梅田さまにはテレビ局の取材の件で、いろいろとお世話になりました。
テレビ放映ではあっという間でしたが、実際にはたくさんのお時間を頂き、撮影にご協力していただけました。
【お墓をつくる】ということは、石材店として行っていることを出来る限りオープンにしなければいけないと思っておりますが、お施主様にとっては見せたくない、知られたくない部分もあると感じています。
そんな状況の中、ご理解いただけたご家族皆さんには、感謝の言葉をいくら言っても足りないくらいです。
これから共に梅田さまのお墓を守っていきますので、末永くよろしくお付き合い下さい。