お客様インタビュー 西山さま
「墓石」とインターネットで検索して働いた直感
―今回、西山さまが矢田石材店に頼んだ経緯を教えてください。
鉄雄さま:
父と母のお墓の設置を依頼しました。もともと長久手市営の卯塚墓地というところに墓所を保有していました。そこには以前から父と姉を祭っていましたが、墓石は建てていませんでした。今回母の死をきっかけに墓石の建立をお願いしたということになりますね。
―お父さまは何年ほど前から祭られていたのですか?
鉄雄さま:
お恥ずかしい話、父には20年以上、お墓を待ってもらっていました。父が亡くなった時、私自身が若かったこともあるのですが、仕事柄各地を転々としていまして、お墓どころではなかったんですよ。で、今回母が亡くなりまして、いよいよお墓を整えないといけないと思いました。と言いますのも、実は母が亡くなる2年ほど前から、お墓について家族で調べたりしていたんです。近所の墓石屋さんを回ったりして。
美代子さま:
でも、あまり気乗りするお店が無かったんですよ。並んでいるお墓はきれいだし、接客も悪くないんですけど、お墓の内部のことなんかは、あまりお話して頂けなかったんです。
―そうだったんですね。その後、どのように石材店を探されましたか?
鉄雄さま:
ある日、インターネットで【墓石】って調べてみたんですよ。確か、お正月休み頃。そしたら【矢田石材店】っていうのがトップに出てきました。覗いてみると書いてあることが納得のいく話ばかり。直感でピーンときましたね。
お墓の地震対策について実践を交えて教えてくれた時に、他とは違うと感じた
―具体的にはホームページのどこに惹かれましたか?
鉄雄さま:
私はモノを買う時にいつも人を見るんです。なので、スタッフ紹介のページをすぐに見ました。これがまた良いんですよ。矢田さん本人はもちろんですが、工事部長の弟さんや職人さん達が良い顔をして仕事しているんです。
奥さんのコメントも素敵ですし。で、最後に矢田さんのお父さんでドーンととどめを刺されました。すぐ妻に「岡崎行くぞ!」って車を走らせていました。
美代子さま:
主人は自分で決めたことは覆さない人なので・・・・・岡崎に向かう車の中で、今から行く石材店でお墓を買うのだろうなって思いました。
―実際にお越しいただいた矢田石材店のスタッフはいかがでしたか?
鉄雄さま:
正月休みの最中だったので、工場は稼働していませんでした。でも、奥さんと弟さんが当直だという事で出社されていましたので、2人に話を聞きました。思った通りの誠実な人柄で、お墓の構造などの話を一生懸命にしてくれました。それで、もうこの人達に任せようと。
―早いご決断ですね。ちなみに美代子さまのご感想はいかがでしょうか?
美代子さま:
来る前から矢田さんにお願いすることになるだろうとは思いましたが、実際に話をお聞きしたり、説明を受けて、今まで行ったことのある石材店とは違うなって分かりました。説明してくれる内容が納得できるんです。
―例えばどんな話でしたか?
美代子さま:
地震対策についてでも、他社さんでは、「やっていますよ」の一言で済ませられたところを、実際にお墓を揺らしたりして、様々な工夫で教えてくれました。非常に分かりやすかったですよ。
鉄雄さま:
お願いしようとなってからはトントン拍子で話が進みました。
ただ、契約後に「石割式を行います。」と告げられた時には戸惑いました。
【 石割式について矢田石材店から 】
石割式とは、矢田石材店のお施主さまに行なっていただいている、お墓づくりはじまりの儀です。
弊社のお墓には、すべて 要石(かなめいし)と呼ばれる石の塊が埋め込まれています。これはお墓が倒壊しそうになった時、最後の最後にお墓をお守りする支えとなる石です。その要石をつくる材料となる原石を、お施主さまはじめご家族皆さんに割って頂く儀式を行っています。その儀式を「石割式」と呼んでいるのです。
- お墓づくりの安全と成功を祈願します。
- 次世代の方々も参加していただくことで、墓守としての意識が高まります。
- 普段触れることのない、お墓の材料となる石を知って頂けます。
- ご家族皆さんでお墓づくりに参加しているという一体感が生まれます。
- お墓の大切な部分をつくって頂くことにより、より一層の念が込められます。
多くのお施主さまにご参加いただいている石割式ですが、西山家の皆さんにもご体験して頂き、たいへん嬉しく思います。
鉄雄さま:
非常に原始的な体験でした。石を叩いて割るなんてことは一生涯ないからね。石を叩いているうちに「音が変わりますよ!」って言われてね。ホントかな?と思っていたらホントに音が変わってきてパーンと割れました。良い経験をさせてもらいました。
―西山さまには石割式のみならず、お墓工事の開始前に、墓地で御遺骨上げを行っていただきました。
ご自身の手でお父さまとお姉さまの御遺骨を上げていただいた時のお気持ちはいかがでしたか?
鉄雄さま:
正直な話、その時はこれといった感情が湧かなかったんです。結構日も経っているし。それよりも、「これから始まるんだなあ」という思いの方が強くて。一つの区切りとしては良かったと思います。
周りに流されずに自分たちの意思をもってお墓づくりを
―実際に出来上がったお墓を見て気持ちの変化などあれば教えてください。
鉄雄さま:
出来上がったお墓を初めて見たときは、頭の中で描いていた通りでした。シンプルでスッキリしたイメージそのもので、とても納得のいく出来栄えだったね。気持ちの上では、今まで離れ離れだった父と母を一緒にしてあげられたという達成感が大きいと思います。
美代子さま:
主人の直感に従って良かったと思いました。たまに失敗するんですよ、失敗の方が多いくらいで。でも、お墓は矢田さんに頼んで正解でした。
―最後に、これからお墓をつくる方々へのアドバイスをお願いします。
鉄雄さま:
周囲の人たちの声に惑わされないようにしてほしいですね。ご年配者や親戚の方など、好意で接してくれることが稀に重荷になることもある。でも、流されずに自分達の意思を持ってお墓づくりに臨んで下さい。
美代子さま:
良い意味での先回りというのかな、先手を打って行動することが良いと思いますよ。相手に言われてからでは遅いこともありますから。
―貴重なご意見ありがとうございました。