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新城

新城はなえみ墓園の全景。花と緑に囲まれた明るい雰囲気の墓園で、整然と並ぶ墓石と青空が見える
新城はなえみ墓園は、
花と緑に囲まれた明るい雰囲気の墓園です

はじめに:
変わりゆく墓石への
向き合い方

最近、お墓のことで相談に来られる方の言葉が、少し変わってきたように感じます。

「お墓は必要だと思うけれど、子どもたちに負担をかけたくない」 「自分の代でお墓のことをきちんとしておきたい」

こうした声を聞くたびに、時代とともに供養の形が変わりつつあることを実感します。新城市でも、同じような想いを抱えている方が増えているのではないでしょうか。

今回は、新城市の墓石事情について、データや地域の特性も踏まえながら、分かりやすくお伝えしていきます。

新城市の今:
数字が語る地域の変化

新城市は、愛知県の東三河地方に位置し、豊橋市や豊川市の北に広がる自然豊かな地域です。2005年に旧新城市、鳳来町、作手村が合併して誕生した市で、面積は愛知県内で2番目の広さを誇ります。

しかし、人口の面では大きな変化が起きています。

新城市の人口推移と高齢化率を示すグラフ。2005年から2025年にかけて人口が約53,000人から43,000人に減少し、高齢化率が23%から38%に上昇していることを示す棒グラフと折れ線グラフ
新城市の人口は年々減少し、高齢化が進んでいます
(出典:新城市公式統計データ、国勢調査)

2015年時点で約47,000人だった人口は、年々減少を続けています。特に注目すべきは高齢化率です。2015年の時点で32.7%に達しており、3人に1人が65歳以上という状況です。これは全国平均を上回る数字で、新城市だけでなく、日本全体が直面している「少子高齢化」という課題を、より鮮明に映し出しています。

この数字が意味するのは何でしょうか。それは、これからお墓を必要とする方が増える一方で、お墓を守り継ぐ世代が少なくなっているということです。

【参考データ】

  • 新城市人口(2015年):約47,000人
  • 新城市高齢化率(2015年):32.7%
  • 全国平均高齢化率(2015年):26.6%

※出典:総務省「国勢調査」、新城市公式ホームページ「住民基本台帳人口及び世帯」

墓石選びで多くの方が感じる
「分かりにくさ」

お墓づくりを考えたとき、多くの方が最初に戸惑うのが「石選び」です。

「石なんて、どれも同じに見える」 「何を基準に選べばいいのか分からない」

こうした声は、決して珍しいものではありません。実は、お墓の材料となる墓石を鑑定する専門の職業は存在しないのです。宝石鑑定士のような仕事はあっても、墓石の目利きについては、決まった鑑定方法がありません。石材店が長年の経験と知識で判断するしかないのが現実です。

和型墓石と洋型墓石など、それぞれ特徴があります
墓石には伝統的なデザインと、
現代的なデザインがあります。
ご家族の好みに合わせてお選びください

石選びの第一歩:
自分の感覚を信じる

では、どうすればよいのでしょうか。

答えは意外なほどシンプルです。
実物を見て、「きれいだな」「落ち着くな」と感じる石を選ぶこと。
これが一番大切なのです。

墓石を選ぶ3つの基準を示したインフォグラフィック。見た目で選ぶ、出身地で選ぶ、環境で選ぶという3つの方法が、アイコンと説明文で縦に並んで表示されている
墓石選びは難しく考えず、
自分が「いいな」と思える基準で選びましょう

石の色合いや柄、模様を見て、心が引かれるものを選んでください。難しく考える必要はありません。お墓は、亡くなった方を想い、手を合わせる場所です。そこに建つ石は、ご家族が「いいな」と思えるものであることが、何より重要なのです。

もし選んだ石が予算を超えてしまっても、心配はいりません。経験豊富な石材店であれば、似た雰囲気で予算に合う石を提案することができます。

出身地や
環境に合わせた石選び

石選びには、もう一つの方法があります。

それは、出身地域の石を選ぶという方法です。たとえば、新城市を含む愛知県の方であれば、地元岡崎や豊田で採掘される石を選ぶことができます。九州や四国のご出身であれば、故郷で採れる石材を選ぶこともできます。故郷の石で建てたお墓は、遠く離れていても、いつもふるさとを思い出させてくれる存在になるかもしれません。

また、お墓が建つ場所の環境を考えて石を選ぶことも大切です。

たとえば、海が近い墓所であれば、潮風に強い石材を選ぶ。湿気の多い地域であれば、吸水しても変化しにくい性質の石を選ぶ。こうした配慮が、お墓を長くきれいに保つことにつながります。

岡崎の石:
新城に近い銘石の産地

新城市の隣、岡崎市は「石都(せきと)」と呼ばれる石材の一大産地です。

新城市と岡崎市の位置関係を示す愛知県東部の地図。新城市が赤いピン、岡崎市が青いピンで示され、両市を結ぶ点線に「車で約30分」と記載。岡崎市の近くに「日本三大石材産地」の表記がある
新城市のお隣、岡崎市は
良質な御影石が採れる「石都」として知られています

岡崎市は、香川県の庵治町、茨城県の真壁町と並ぶ、日本三大石材産地の一つ。良質な花崗岩(御影石)が採れることで知られています。岡崎御影は、約400年前から使われており、岡崎城の石垣にも使用されています。

岡崎で採れる石には、「牛岩石」「吉祥石」「小呂石」「鍋田石」「花沢石」など、様々な種類があります。

岡崎産の4つの代表的な石材(牛岩石、吉祥石、小呂石、花沢石)の特徴を比較した表。各石材のテクスチャー画像と、色、特徴、光沢度が星評価で表示されている
岡崎では、様々な特徴を持つ良質な御影石が採れます
※注意※花沢石は豊田市産出の石です。

特に牛岩石(うしいわいし)は、青みを帯びた美しい色合いと、磨くと強い光沢が出ることで、高級墓石材として人気があります。

岡崎産御影石の表面のクローズアップ写真。青みを帯びた美しい色合いと、磨かれた表面の強い光沢、細かい結晶の粒子が見える
岡崎産の御影石は、
磨くと美しい光沢が出るのが特徴です

新城市から岡崎市へは、車で30分ほどの距離です。地元に近い場所で採れた石でお墓を建てることは、地域とのつながりを大切にすることにもつながります。

【岡崎の主な石材】

  • 牛岩石(青御影):最高級品、青みを帯びた美しい色合い
  • 吉祥石:硬質で耐久性が高い
  • 小呂石:緻密で美しい石目
  • 花沢石:明るく優しい印象

※参考:岡崎市観光協会「石都・岡崎!」、岡崎石工団地協同組合

石材店の経験が、失敗しないお墓づくりにつながる

石の見分け方は、一朝一夕で身につくものではありません。

実は、石材店も過去には様々な失敗を経験しています。海外の石材が輸入され始めた頃には、海外の石を日本の石だと偽って買わされることもありました。有名な銘石だと思って仕入れたら、実は違う山で採掘されていたこともありました。

こうした失敗を重ねながら、知識と経験を積み重ねてきたのが、石材店という仕事です。

お墓づくりの4つのステップを示した縦長のタイムライン図。相談・見学、墓地選び、石材選び、デザイン決定、施工、完成・お引渡しの順に、各ステップの内容がアイコンと説明文で表示されている
お墓づくりは相談から完成まで、
4つのステップで進みます

毎年時間をつくり、定期的に様々な地域や国へ足を運び、自分の目と手で石を確認する。この地道な積み重ねが、確かな目利きを育てます。

だからこそ、お墓づくりを考えたとき、経験豊富な石材店と一緒に進めることが大切なのです。

矢田石材店の職人が墓石を丁寧に加工している様子。真剣な表情で石材に向かう横顔と、熟練の手つきで工具を扱う様子が写っている
矢田石材店の職人は、
長年の経験と確かな技術でお墓づくりを行います
石材の磨き風景
石材の磨き風景

新城市で安心できる墓石選びのために:矢田石材店の取り組み

ここで、新城市と深いつながりを持つ石材店についてご紹介します。

矢田石材店岡崎本店の外観写真。看板が明確に見え、展示墓石が並ぶ清潔感のある店舗。駐車場も確認でき、入りやすい雰囲気が伝わる
キャプション: 矢田石材店岡崎本店。創業70年、地域に根ざした石材店です
矢田石材店岡崎本店。
創業70年、地域に根ざした石材店です

矢田石材店は、岡崎市で1955年(昭和30年)に創業した石材店です。今年で約70年の歴史を持ち、代々石工の家系として、岡崎の石とともに歩んできました。

 矢田石材店岡崎本店での撮影写真。朝のラジオ体操風景
矢田石材店岡崎本店での撮影写真
朝のラジオ体操風景

「新城市の石材店ではないのでは?」と思われるかもしれません。その通りです。しかし、矢田石材店は新城市の最勝院というお寺と一緒に、「新城はなえみ墓園」を運営しています。これは、新城市の地域の方々の供養とお弔いを支えたいという想いから生まれた取り組みです。

矢田石材店の4つの事業を示した円形図。中心に「矢田石材店」、周囲に墓石、はなえみ墓園、お寺でおみおくり、石材リサイクルの4事業が配置され、各事業の特徴がアイコンと共に表示。下部に建設業許可とお墓ディレクター資格の記載
矢田石材店は、お墓づくりから供養、墓じまいまで
総合的にサポートします

建設業許可と専門資格を持つ安心感

矢田石材店は、建設業許可を取得しており、お墓ディレクター1級・2級の資格を持つスタッフが在籍しています。

お墓ディレクターとは、お墓に関する幅広い知識と技能を認定する資格です。石材の知識はもちろん、供養や法律に関する知識まで、総合的な専門性が求められます。

また、愛知県内に複数の展示場を持ち、岡崎本店、名古屋店、西尾展示場、豊川稲荷前展示場で、実際の墓石を見ることができます。県下でも最大規模の石材店でありながら、一つ一つの仕事に丁寧に向き合う姿勢を大切にしています。

【矢田石材店の特徴】

  • 創業:1955年(昭和30年)、約70年の歴史
  • 許可・資格:建設業許可取得済み、お墓ディレクター1級・2級在籍
  • 拠点:岡崎本社/名古屋店/愛知県石材リサイクルセンター
  • 対応エリア:愛知県全域、
  • メディア実績:テレビ東京、TBS、読売新聞、CBCラジオなど多数

「はなえみ墓園」:
継承の心配がいらない新しい形

はなえみ墓園の3つの安心ポイントを示したインフォグラフィック。永代供養付き、明確な価格設定、寺院との共同運営という3つの特徴が、お寺・家・手を取り合う人々のアイコンと共に縦に配置され、花のイラストで装飾されている
はなえみ墓園は、お寺と一緒に運営する
「将来に不安を残さないお墓」です

新城はなえみ墓園は、JR飯田線の東新町駅近くにある浄土宗のお寺、最勝院の境内にあります。

新城市最勝院の山門
新城市最勝院の本堂正面写真。2023年に建て替えられた美しい本堂の屋根と柱、参道が写り、歴史と新しさが調和した厳かな雰囲気が伝わる
1624年開山の最勝院。2023年に本堂が建て替えられ、地域の信仰を集めています

最勝院は、1624年(寛永元年)に開山された歴史あるお寺です。鳳来寺と同木同体と伝えられる秘仏の薬師如来像があり、「新町薬師」として地域の方々に親しまれてきました。

この最勝院の神谷嘉則住職は、もともとサラリーマンでした。お寺の一人娘と恋に落ち、「檀家さんに育ててもらったので、裏切って出ていくわけにはいかない」という奥様の想いを受けて、会社を辞めて修行に出ました。そして、空き寺だった最勝院を引き継ぎ、2023年には雨漏りしていた本堂を建て替えました。

新しくなった本堂に集う方々
春と秋のお彼岸で行われるはなえみ祭り風景

はなえみ墓園の大きな特徴は、すべてのお墓に永代供養がついていることです。

「子どもがいない」「遠方に住んでいて、お墓を守れない」こうした心配をお持ちの方でも、安心してお墓を持つことができます。お寺が責任を持って、永代にわたって供養を続けてくれるからです。

新城はなえみ墓園
新城はなえみ墓園

【新城はなえみ墓園の特徴】

  • 所在地:愛知県新城市字屋敷28
    (最勝院内)
  • 宗旨宗派:不問
    (どなたでもご利用可能)
  • 永代供養:すべてのお墓に付帯
    (追加費用なし)
  • 価格:墓地・墓石・永代供養の一体価格
    (建売型)
  • 管理:最勝院と矢田石材店の共同運営
  • アクセス:JR飯田線東新町駅から徒歩3分
最寄り駅のJR東新町駅
最寄り駅の東新町駅

「普通でいいお墓」
という考え方

お墓を建てるとき、「どれくらいの費用をかけるべきか」「立派なお墓でないといけないのか」と悩む方は少なくありません。

「普通でいいお墓」というコンセプトを説明したインフォグラフィック。中心に大きな円があり「お墓の価値は金額ではなく想いの大きさ」と記載。周囲に4つのポイント(見栄を張らない、ご家族に合わせた、想いを大切に、長く大切に)が配置されている
矢田石材店の「普通でいいお墓」は、
ご家族の想いに寄り添ったお墓づくりです

矢田石材店では、「普通でいいお墓」という提案をしています。

これは、見栄を張った高価なお墓ではなく、ご家族の想いに寄り添った、ちょうど良いお墓という意味です。お墓の価値は、かけた金額の大小ではありません。お祀りする方々の想いこそが、最も大切なのです。

「普通でいい」という言葉には、飾らない誠実さがあります。必要以上に高価なものを勧めるのではなく、その家族にとって本当に良いお墓を、一緒に考える。そんな姿勢が込められています。

普通でいいお墓について詳しくは:
矢田石材店「普通でいいお墓」特設ページ

地域に寄り添う仕事:フットワークの良さ

石材店を選ぶとき、大切なのは「いざというときに、すぐに対応してくれるか」ということです。

お墓は建てて終わりではありません。年月が経てば、文字の追加彫刻が必要になることもあります。地震や台風で傾いてしまうこともあります。そんなとき、すぐに相談できる石材店があると安心です。

矢田石材店は、愛知県内であれば、三河はもちろん、名古屋、岐阜、三重、静岡での施工にも対応しています。また、他県からの移設や、他県への移設の手伝いも行っています。

新城市に密着した活動を続けていることで、地域の方々の声に耳を傾け、本当に必要とされるサービスを提供できるよう努めています。

時代とともに変わる
供養の形

日本全体が少子高齢化を迎える中、供養の形も変わりつつあります。

お墓は、故人を想い、心を込めて手を合わせる大切な場所です
はなえみ墓園でのお参り風景

従来型の先祖代々のお墓を持つことが難しくなっている方が増えています。しかし、だからといって供養の心まで失われているわけではありません。むしろ、「自分の代でできることをきちんとしておきたい」という想いを持つ方が増えているのです。

新城はなえみ墓園のような、永代供養のついたお墓は、こうした時代の変化に応える一つの形です。自分たちが元気なうちにお墓を用意し、将来の不安を減らす。子どもたちに負担をかけない。そんな選択ができるようになっています。

おわりに:
お墓のことは、気軽に相談してください

お墓のことを考えるとき、一人で悩む必要はありません。

「まだ具体的には決めていないけれど、話だけでも聞いてみたい」 「自分の場合は、どんな選択肢があるのか知りたい」

そんな段階でも、遠慮なく相談してください。

矢田石材店では、岡崎本店や名古屋店、各展示場で相談を受け付けています。また、新城はなえみ墓園の見学も可能です。実際に足を運んで、雰囲気を感じてみることが、納得のいくお墓選びの第一歩になります。

お墓は、亡くなった方への想いを形にする場所です。そして、残された家族が心穏やかに手を合わせられる場所でもあります。

新城市で墓石のことを考えたとき、地域に根ざし、確かな技術と経験を持つ石材店に相談することが、安心への近道です。

お問い合わせ

矢田石材店の展示場の位置を示した愛知県の地図。岡崎本店、名古屋店、西尾展示場、豊川稲荷前展示場、新城はなえみ墓園の5カ所がピンで示され、各拠点の営業時間が記載。フリーダイヤル0120-336-772が大きく表示されている
岡崎本社の展示場では、
実際のお墓をご覧いただけます。
お気軽にお越しください

矢田石材店

フリーダイヤル(全店共通)
📞 0120-336-772
🕐 受付時間:9:00~18:00(年中無休)

【岡崎本店】

📍 住所: 〒444-0007 愛知県岡崎市大平町字南田潰28-1
📞 電話: 0564-73-2018
🕐 営業時間: 9:00~18:00(年中無休)
🚗 アクセス: 東名高速道路岡崎ICから車で約5分

【名古屋店】

📍 住所: 〒465-0097 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
📞 電話: 052-768-6620
🕐 営業時間: 9:00~17:00
定休日: 水曜日・木曜日
🚇 アクセス: 地下鉄東山線「一社駅」から車で約10分

【新城はなえみ墓園】
(最勝院)

📍 住所: 〒441-1312 愛知県新城市字屋敷28
📞 電話: 0536-22-3379
🚃 アクセス: JR飯田線「東新町駅」から徒歩圏内
🌸 見学: 事前にお電話いただければご案内いたします

関連リンク

🏠 矢田石材店 公式ホームページ https://yatasekizai.com/

🌸 はなえみ墓園 公式サイト https://yatasekizai.com/hanaemi/

📖 「普通でいいお墓」について https://yatasekizai.com/iiohaka/

📝 矢田石材店公式note https://note.com/yatasekizai

♻️ 愛知県石材リサイクルセンター
https://yatasekizai.com/eco/

参考文献・データ出典

本記事は、以下の公的データおよび一次情報を基に作成されています。

統計データ

  • 総務省統計局「国勢調査」(2015年)
  • 新城市公式ホームページ「住民基本台帳人口及び世帯」
  • 新城市「男女別年齢別人口集計表」
  • 国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(令和5年推計)」

地域情報

  • 新城市公式ホームページ
  • 岡崎市観光協会「石都・岡崎!」
  • 岡崎石工団地協同組合

企業情報(一次情報)

  • 矢田石材店公式ホームページ
  • 矢田石材店公式note(住職インタビュー記事)
  • はなえみ墓園公式サイト
  • 最勝院の歴史資料

この記事のまとめ

新城市の人口は減少傾向、高齢化率は32.7%(2015年時点)

墓石選びは「見た目」「出身地」「環境」の3つの基準で

岡崎市は日本三大石材産地の一つ、新城市から車で約30分

経験豊富な石材店と一緒にお墓づくりを進めることが重要

新城はなえみ墓園は永代供養付きで継承の心配がない

矢田石材店は創業70年、建設業許可・お墓ディレクター資格を持つ信頼の石材店

「普通でいいお墓」という考え方:想いが何より大切


この記事に関するご質問・お墓のご相談は、お気軽に矢田石材店までお問い合わせください。

📞 フリーダイヤル:0120-336-772
🕐 受付時間:9:00~18:00(年中無休)

新城

新城市 永代供養墓 はなえみ墓園 明るい墓園 花と緑に囲まれたお墓
花と緑に囲まれた新城はなえみ墓園。
明るく開放的な雰囲気が特徴です

新城市の永代供養、これからのお墓の形を考える

「お墓の継承者がいないかもしれない」

新城市にお住まいの方から、最近こんな声をよく耳にします。実は今、新城市だけでなく、日本全体で「お墓をどうするか」という問題が大きな関心事になってきているのです。

この記事では、新城市の人口動態や社会情勢を踏まえながら、永代供養墓という選択肢について、分かりやすく解説していきます。

なぜ今、永代供養が注目されているのか

新城市の人口は約43,000人。世帯数は約18,000世帯です(令和5年10月時点)。この数字を見ると、「あれ、意外と多いな」と思われるかもしれません。

でも、ここで注目していただきたいのが世帯の中身なのです。

新城市 世帯構成 統計グラフ 単身世帯 高齢化率 永代供養 需要
新城市では単身世帯・高齢者世帯が増加中。
お墓の継承が課題となっています
(出典:令和2年国勢調査)

新城市の世帯構成が示すもの

新城市役所
新城市役所

新城市では単身世帯が全体の約26%を占めています。さらに、65歳以上の方だけで暮らす世帯(高齢単身世帯と高齢夫婦世帯)を合わせると、全体の約28%にもなります(令和2年国勢調査より)。

この数字、実は全国平均の23.8%と比べても4.6ポイント高い数字なのです。

つまり、こういうことです。

お墓を継承する人が少なくなってきている。

これが新城市だけでなく、日本全体で起きている現実なのです。

世帯人数の減少が
意味すること

かつて、お墓は「家」で守っていくものでした。何世代にもわたって、子から孫へ、孫から曾孫へと受け継がれてきました。

しかし、少子高齢化と核家族化が進む現代では、この前提が崩れつつあります。

  • 子どもが遠方に住んでいて、頻繁にお墓参りに来られない
  • 結婚しない方、お子さんを持たない方が増えている
  • 体力的にお墓の管理が難しくなってきた

こうした状況の中で、「将来、誰がお墓を見るのだろう」という不安を抱える方が増えているのです。

永代供養墓って、
いったい何?

「永代供養墓」という言葉を耳にしたことがある方も多いでしょう。でも、実際にどんなお墓なのか、しっかり理解されている方は少ないかもしれません。

簡単に言うと、永代供養墓とは「お墓参りができなくなっても、お寺が責任を持って永代にわたって供養してくれるお墓」のことなんです。

永代供養墓 種類 合祀 個別保管 比較 メリット デメリット 新城市
永代供養墓には大きく分けて2つのタイプがあります。
それぞれの特徴を理解して選びましょう

合祀タイプ

複数の方のご遺骨を一緒に埋葬するタイプです。

特徴:

  • 初期費用だけで、その後の管理費用がかからないのが一般的
  • 費用を抑えられる
  • 多くの方と一緒に供養される

注意点:
ただし、一度納骨すると、後から取り出すことはできません。この点は特に重要です。

個別保管タイプ

個別のお部屋や棚に骨壺を保管するタイプです。

特徴:

  • 一定期間は個別に供養される
  • その後、合祀墓に移されることが多い
  • 当初は個別にお参りできる

メリット: 合祀までに時間的な猶予があるため、気持ちの整理がしやすいという声もあります。

費用について

どちらのタイプも、基本的には初期費用のみで、年間管理費などの継続的な費用負担がない(または少額)のが特徴です。

ただし、施設によって内容が異なりますので、契約前にしっかりと確認することが大切です。

新城市のお墓事情

新城市には市営墓地として「新城市営鴨ケ谷墓園」があります。

市営墓地の利用条件

申し込みには以下のような条件があります:

  • 新城市に住所を有する方
  • 使用許可のあった日から3年以内に墳墓等を設置できる方

空き区画がある場合に、先着順で募集が行われています。詳しくは新城市役所環境政策課(電話:0536-23-7690)にお問い合わせください。

寺院墓地も選択肢に

また、市内には49の寺院があり、それぞれの寺院で永代供養に対応しているところもあります。

寺院墓地の利点は、長年地域に根差したお寺が管理してくれるという安心感です。代々受け継がれてきた歴史と、地域とのつながりの中で、故人を供養してもらえます。

「新城はなえみ墓園」
という選択肢

新城市 最勝院 浄土宗 寺院 新城はなえみ墓園 永代供養
400年の歴史を持つ最勝院。
地域の方々に「新町のお薬師様」として親しまれています

新城市の寺院の中でも、特に注目したいのが一行山最勝院です。

最勝院の歴史

最勝院は1624年(寛永元年)に開山された、400年以上の歴史を持つ浄土宗の寺院です。

JR飯田線の東新町駅近くにあり、秘仏である薬師如来は鳳来寺と同木同体と伝えられ、「新町のお薬師様」として地域の方々に親しまれてきました。

開山400年を記念して本堂も新築され、檀家さんに大切に守られてきたお寺です。

新城はなえみ墓園の特徴

この最勝院で、岡崎市に本社を置く矢田石材店と一緒に運営しているのが「新城はなえみ墓園」です。

「はなえみ」とは、『花笑み』と書く大和言葉。花のように美しい笑顔を表します。

お墓参りで皆さまが笑顔になり、しあわせな気持ちでお帰りいただきたい。そんな願いを込めた墓園なのです。

はなえみ墓園 墓石 種類 価格 和型 洋型 板型 新城市 永代供養付き
はなえみ墓園では3タイプのお墓から選べます。
すべて永代供養付きで安心です

はなえみ墓園の仕組み

新城はなえみ墓園には、大きく3つの特徴があります:

1. すべてのお墓が完成済み

お好みのお墓を選んで、すぐにご利用いただけます。墓石は和型・洋型・板型の3種類。

  • 和型墓石:99万円(税込)伝統的な形で安定感があり、幅広い年代に人気
  • 洋型墓石:89万円(税込)低重心で安定、お掃除がしやすく地震に強い
  • 板型墓石:69万円(税込)費用を抑えられ、シンプルで明るい印象

※すべて永代使用料・墓石費・彫刻費・工事費込み ※年間管理費は1万円

2. お墓参りできる間は、いつまでも墓守できます

継承者がいる間、または自分でお墓参りができる間は、普通のお墓と同じように使えます。

3. 墓守ができなくなったら永代供養

お墓を見ていく方がいなくなった場合は、お寺が責任を持ってお骨を合祀墓に移し、永代供養いたします。墓石は寺院が片付けます。

新城はなえみ墓園での永代供養
新城はなえみ墓園での供養の様子

その際の追加費用負担はありません。

これが「将来に不安を残さないお墓」の仕組みなのです。

永代供養墓を選ぶときの
注意点

永代供養墓を選ぶときには、いくつか注意していただきたい点があります。

永代供養墓 選び方 フローチャート 手順 相談 新城市 お墓選び
永代供養墓を選ぶときは、家族との相談から専門家への確認まで、段階を踏んで検討しましょう

合祀墓は特に慎重に

特に合祀タイプの永代供養墓は、一度ご遺骨を納めてしまうと、後で「やっぱり個別で祭りたい」と思っても、もう取り出すことはできません

ご自身だけの考えで決めるのではなく、ご家族やご親族とよく話し合うことが大切です。

実際に、このことをめぐって親族間で争いになったケースもあるのです。

お墓の問題は「心」の問題

お墓のことで一番大切なのは、石の問題ではなく、人の気持ち、心の問題です。

手を合わせて祈る対象である以上、お墓やご遺骨を単なる物として扱ってはいけません。

  • 「邪魔だから片づける」
  • 「負担だから処分する」

そういう考え方ではなく、故人への敬意を持ち、ご家族でしっかりと話し合うことが必要です。

確認すべきポイント

永代供養墓を選ぶ際は、以下の点を確認しましょう:

費用面:

  • 初期費用はいくらか
  • 年間管理費は必要か
  • 将来的な追加費用はないか

供養の内容:

  • 永代供養の具体的な内容
  • 供養の頻度(年何回など)
  • 合祀のタイミング

契約内容:

  • 契約期間の有無
  • 返還・解約の条件
  • 承継の可否

施設の管理:

  • お寺や霊園の経営状態
  • 管理体制
  • アクセスの良さ

矢田石材店という選択

新城市のお墓の相談をするなら、矢田石材店という選択肢があります。

「新城市の石材店ではないのに?」と思われるかもしれません。確かに、矢田石材店の本社は岡崎市にあります。

しかし、新城市とは深いつながりがあるのです。

愛知県 はなえみ墓園 展開図 矢田石材店 新城市 永代供養 実績
愛知県内31カ所に展開するはなえみ墓園。
矢田石材店は県下最大規模の実績を持ちます

新城市との深いつながり

矢田石材店は、新城市の最勝院と一緒に「新城はなえみ墓園」を運営しています。

単に墓石を販売するだけでなく、お寺と協力して、地域の方々が安心してご供養できる環境を整えているのです。

創業70年の実績

矢田石材店は、岡崎市で創業70年(昭和30年創業)の歴史を持つ石材店です。

初代矢田金次が興した石屋で、代々石工の家系。文字の彫刻を生業としていたのが始まりです。

技術だけでなく、お墓を大切にするという心を次の世代に伝え、守ってきたからこそできるプロとしての意識を持っています。

確かな資格と許可

建設業許可取得済み

500万円を超えるお墓工事には、法律で建設業許可が必要です。矢田石材店は、愛知県から正式な許可を取得しています。

これは、技術力と財務基盤がしっかりしていることの証でもあります。

お墓ディレクター資格者在籍

矢田石材店には、お墓ディレクター1級・2級の資格を持つスタッフが在籍しています。

お墓ディレクターとは、一般社団法人日本石材産業協会が認定する資格で、お墓に関する幅広い知識と教養を兼ね備えた専門家です。

お墓の種類や形状、歴史や文化、石材の種類、法律、供養に関する知識など、お墓に関するあらゆることに精通しています。

愛知県下最大規模の展開

矢田石材店は、愛知県内に31カ所のはなえみ墓園を展開しています。

  • 名古屋エリア
  • 岡崎エリア
  • 西三河エリア
  • 東三河エリア(新城含む)
  • 知多エリア
  • 尾張エリア

これだけの規模で展開できるのは、多くの寺院から信頼され、多くの方にご利用いただいている証です。

フットワークの良さ

大規模な会社でありながら、相談から施工まで迅速に対応できる体制を整えています。

お客様一人ひとりの状況に応じて、最適なご提案をすることができます。

矢田石材店 事業内容 はなえみ墓園 お寺でおみおくり リサイクルセンター 総合サポート
矢田石材店は”おみおくり”に関わる事業を
総合的に展開。
ライフサイクル全体をサポートします

トータルサポート体制

矢田石材店は、単なる石材店ではありません。

〇はなえみ墓園

永代供養付きのお墓を、愛知県内30カ所で運営。お墓を継ぐ人がいなくなっても安心です。

〇お寺でおみおくり愛知

お寺の本堂でのお葬儀をサポートする事業です。

住み慣れた地域にある、自分たちのお寺で、厳かな雰囲気の中、故人との惜別の時間を過ごす。そんなお寺でのお葬式を、再び選択肢として提案しています。

〇愛知県石材リサイクルセンター

増え続ける「お墓じまい」に伴う墓石の廃棄に対応するため、不要となった石材を産業廃棄物として破砕処理し、道路などの路盤材として再資源化する施設です。

愛知県初の墓石専門リサイクル施設として、循環型社会の形成に貢献しています。

“おみおくり”の総合会社

このように、矢田石材店は:

  • お墓の建立
  • 永代供養墓の運営
  • お葬儀のサポート
  • お墓じまいとリサイクル

という、「生まれてから亡くなった後まで」のご供養全体をサポートできる、まさに「おみおくりの総合会社」なのです。

これからのお墓の形

日本全体で少子高齢化が進み、お墓の継承者が減っていく中で、永代供養墓の重要性はますます高まっていくでしょう。

新城市の将来予測

新城市でも、今後さらに単身世帯や高齢世帯が増えていくことが予想されています。

国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、今後も人口減少と高齢化が進むとされています。

新しい選択肢としての
永代供養

でも、だからといって悲観的になる必要はありません。

永代供養墓という新しい選択肢があることで、「お墓を継ぐ人がいない」という不安から解放され、安心して人生を送ることができるのです。

大切なのは「心」

どんな形のお墓を選ぶにしても、大切なのは故人を想う心です。

  • 感謝の気持ち
  • 偲ぶ心
  • 敬う気持ち

これらは、お墓の形や大きさとは関係ありません。

自分たちに合った、無理のない形で、心を込めてご供養する。それが何より大切なのです。

まずはご相談を

お墓のことは、一生に一度あるかないかの大きな決断です。

  • 「うちはどうしたらいいのだろう」
  • 「実家のお墓をどうしよう」
  • 「子どもたちに負担をかけたくない」
  • 「一人身だけど、ちゃんと供養してもらえるだろうか」

そんな不安をお持ちの方は、まずは相談してみることをお勧めします。

矢田石材店 連絡先 電話番号 岡崎 名古屋 新城はなえみ墓園 問い合わせ
矢田石材店へのお問い合わせはフリーダイヤルへ。
丁寧にご相談を承ります

矢田石材店なら
安心してご相談いただけます

矢田石材店では、創業70年の経験と知識を持つスタッフが、お一人お一人の状況に応じたアドバイスをしています。

  • 押し付けがましい営業は一切いたしません
  • 売り込み電話は絶対にいたしません
  • 自宅への押しかけ営業は絶対にいたしません

お客様の立場に立って、最適な供養の形を一緒に考えます。

新城はなえみ墓園の見学も
随時受付中

実際に墓園を見て、雰囲気を感じていただくことで、より具体的なイメージを持つことができます。

新城はなえみ墓園では、随時見学を受け付けています。お気軽にお申し込みください。

お問い合わせ先

フリーダイヤル(通話無料)0120-335-665

受付時間:9:00〜18:00
「新城はなえみ墓園について」とお尋ねください

岡崎本店

  • 住所:愛知県岡崎市大平町字南田潰28-1
  • 電話:0564-73-2018
  • ホームページ

名古屋店

  • 住所:愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
  • 電話:052-768-6620

新城はなえみ墓園(最勝院)

大切なご家族のため、そして将来の安心のため、まずは一度、お気軽にご相談ください。

まとめ:新城市で永代供養墓をお考えの方へ

本宮山の山頂から望む街並み
本宮山の山頂から望む街並み

新城市では、単身世帯や高齢者世帯の増加により、お墓の継承が大きな課題となっています。

永代供養墓は、継承者がいなくても安心してご供養できる、これからの時代に合った選択肢です。

新城はなえみ墓園の特徴:

  • 400年の歴史を持つ最勝院が管理
  • すべてのお墓に永代供養付き
  • 3種類の墓石から選べる(69万円〜)
  • 年間管理費1万円のみ
  • 将来の墓じまい費用不要

矢田石材店が選ばれる理由:

  • 創業70年の実績と信頼
  • 建設業許可取得済み
  • お墓ディレクター1級・2級在籍
  • 愛知県内31カ所展開の実績
  • トータルサポート体制

お墓のことで不安や疑問がある方は、ぜひ一度ご相談ください。専門スタッフが丁寧にお答えいたします。


参考資料・出典:

  • 新城市統計データ(令和5年10月時点)
  • 総務省統計局「国勢調査」(令和2年)
  • 新城市役所環境政策課「新城市営鴨ケ谷墓園」
  • 国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」
  • 一般社団法人日本石材産業協会「お墓ディレクター制度」

最終更新日: 2025年10月2日 執筆: 矢田石材店 お役立ちブログ編集部 監修: お墓ディレクター1級資格者

新城

新城市の自然に囲まれた静かな墓所のイメージイラスト。山並みと川が描かれ、和型墓石が穏やかに佇んでいます。
新城市の豊かな自然の中で、
ご先祖さまとつながる供養のかたち

はじめに:新城市でお墓を考えるということ

愛知県新城市。長篠・設楽原の戦いの舞台として知られるこの地域は、豊かな自然に囲まれ、古くから人々の暮らしが営まれてきました。本宮山をはじめとする山々に囲まれ、市の中央を豊川が流れるこの土地で、多くの方々が代々、ご先祖さまを大切に供養してこられました。

近年、日本全体で人口構造が大きく変わりつつあります。令和5年時点で日本の高齢化率は29.1%に達し、新城市も例外ではありません。市の人口は減少傾向にあり、お墓を継ぐ方の問題や、遠方に住むご家族の事情など、お墓に関する悩みを抱える方が増えています。

本宮山山頂から見る風景写真。穏やかな空気の流れと豊かな自然が感じられます。
本宮山の山頂から見える新城市

しかし、ご安心ください。新城市には、こうした時代の変化に寄り添いながら、ご先祖さまへの想いを大切にできる様々な選択肢があります。今回は、新城市のお墓事情について、分かりやすくご説明していきます。

新城市のお墓、どんな選択肢がある?

新城市でお墓を考える際、大きく分けて三つの選択肢があります。それぞれに特徴がありますので、順番に見ていきましょう。

新城市で選べるお墓の種類を3つ比較した図表。市営墓地、寺院墓地、永代供養墓それぞれの特徴とメリット・注意点が一覧できます。
新城市のお墓は大きく3つの選択肢があります。
ご家族の状況に合わせて選びましょう。

1. 市営墓地(公共墓地)

新城市には「鴨ヶ谷墓園」という市営墓地があります。作手地区に位置し、緑豊かな環境の中にあります。

市営墓地の特徴は、何といっても行政が管理している安心感です。運営が市によって行われているため、長期的な管理について心配が少ないといえます。また、宗教や宗派を問わずに利用できるのも大きな特徴です。

ただし、利用には条件があります。新城市に住所がある方で、使用許可を受けてから3年以内にお墓を建てられる方が対象となります。募集は年に一度、申し込み期間が決まっており、空きがある場合のみ応募できる仕組みです。

永代使用料は15万円から(墓石代は別途必要)となっており、その後の管理費も必要になります。

2. 寺院墓地

新城市内には49の寺院があり、それぞれの寺院が墓地を管理しています。

寺院墓地の良さは、何といってもお寺という信仰の場でご先祖さまを供養できることです。住職が身近にいらっしゃるため、法要やお参りの相談もしやすく、お墓参りの際にお寺の本堂でお参りすることもできます。

たとえば、新城市には1624年(寛永元年)に開山された浄土宗の最勝院があります。鳳来寺の薬師如来と同木同体と伝えられる秘仏を祀り、地域の方々の信仰を集めてきたお寺です。このように、歴史あるお寺でご先祖さまを供養できるのは、心の安らぎにもつながります。

ただし、多くの場合、そのお寺の檀家になることが条件となります。檀家として、お寺の行事への参加やお布施などの義務が生じることもあります。

3. 民間霊園・永代供養墓

最近注目を集めているのが、お寺と民間企業が協力して運営する新しい形の墓園です。

こうした墓園の特徴は、「永代供養」が付いていること。つまり、お墓を継ぐ方がいなくなっても、お寺が責任をもって供養を続けてくださるという安心感があります。

また、宗教や宗派を問わず利用でき、生前にお墓を準備することもできます。お墓の維持管理もお寺や運営会社が行ってくれるため、遠方に住むご家族にとっても負担が少ないのが特徴です。

新城市のお墓選び、
何を考えればいい?

お墓を選ぶ際、多くの方が迷われるのは当然のことです。ここでは、考えるべきポイントを整理してみましょう。

お墓を選ぶ際の7つの確認ポイントをまとめたチェックリスト。継承者、家族の居住地、お墓参りの頻度、費用、宗教、お墓の形、サポート体制について質問形式で確認できます。
お墓選びで迷ったら、この7つを確認しましょう。
墓園見学の際にもお役立てください。

ご家族の状況を確認する

まず大切なのは、ご家族の状況です。

  • お墓を継ぐ方はいらっしゃいますか?
  • ご家族は新城市に住み続けますか?
  • お墓参りにどのくらいの頻度で来られそうですか?

これらの質問に答えることで、どんなお墓が向いているか見えてきます。

たとえば、お子さまが遠方に住んでいて、将来お墓を継ぐのが難しそうな場合、永代供養が付いているお墓を選ぶことで、将来の心配を減らすことができます

費用について考える

お墓にかかる費用は、大きく分けて以下の三つです。

  1. 永代使用料:お墓の土地を使う権利の費用
  2. 墓石代:お墓そのものの費用
  3. 管理費:毎年または定期的に支払う維持管理の費用
お墓にかかる費用の内訳を示した円グラフ。永代使用料35%、墓石代50%、管理費15%の割合で、それぞれの説明が添えられています。
お墓の費用は大きく3つ。
はなえみ墓園ならすべて込みで分かりやすい価格設定。

市営墓地は比較的永代使用料が抑えられていますが、墓石は別途必要です。一方、民間の永代供養墓の中には、墓石代や永代供養料が含まれているところもあります。

大切なのは、最初の費用だけでなく、長期的な維持費用も含めて考えることです。

場所とアクセス

お墓参りは、ご先祖さまとの大切な対話の時間です。ご家族が気軽にお参りできる場所にあるかどうかも重要なポイントです。

新城市の市街地風景。JR飯田線東新町駅周辺の様子で、穏やかな地方都市の雰囲気が感じられます。
新城はなえみ墓園は、JR飯田線東新町駅の近く。
アクセスしやすい立地です。

車で行きやすいか、駐車場はあるか、年を重ねても通いやすいかなど、実際に現地を見て確認することをお勧めします。

新城はなえみ墓園の水場。清潔で使いやすい設備が整っており、お墓参りの方への配慮が感じられます。
清潔で使いやすい水場など、
お参りしやすい環境が整っています。

お墓の形、どう選ぶ?

お墓には様々な形があります。ここで、お墓の形について少しご説明しましょう。

お墓の3つの形を比較した図。左から和型墓石(99万円〜)、洋型墓石(89万円〜)、板型墓石(69万円〜)が並び、それぞれの特徴が説明されています。
はなえみ墓園では、和型・洋型・板型の3種類から選べます。
※価格は新城はなえみ墓園の場合

宗教によって変わるお墓の形

実は、お墓の形を見れば、どんな宗教かある程度分かります

たとえば、一番上の竿石と呼ばれる部分。この先端が尖っている場合、それは神道のお墓です。神道では、竿石を四角錐のような形に加工し、日本神話の草薙の剣をイメージしているといわれています。

一方、仏教式のお墓で頭が丸くなっているものは、禅宗のお墓であることが多いです。円を大切にする考え方から、丸い形にするそうです。

また、正面の文字も違います。仏教では「〇〇家之墓」と刻むのが一般的ですが、神道では「〇〇家之奥津城(おくつき)」と刻みます

お墓のことで悩んだり、分からないことがあったりするのは当然のことです。実際にお墓を建てる際には、専門家に相談することが大切です。

お墓の花立のクローズアップ写真。蓮の花が彫刻された仏教式の装飾が見えます。
仏教式のお墓には、
蓮の花が彫刻された花立が一般的です。

最近は自由なデザインも

ただし、最近では市営墓地を中心に、自由なデザインのお墓を選ばれる方も増えてきました。

大切なのは形ではありません。お亡くなりになった方を偲び、ご先祖さまに感謝して手を合わせること。それがお墓の本来あるべき姿です。

もちろん、安全性や強度には配慮が必要ですが、許される範囲で自由にお墓づくりを考えることができる時代になっています。 はなえみ墓園の3つの墓石タイプ。実際の墓園での様子です。※価格は新城はなえみ墓園の場合

はなえみ墓園の和型墓石のクローズアップ写真。伝統的な縦長の墓石と周囲の花が見えます。
和型墓石(99万円〜)
はなえみ墓園の洋型墓石のクローズアップ写真。低重心で安定感のある形と周囲の雰囲気が分かります。
洋型墓石(89万円〜)
はなえみ墓園の板型墓石のクローズアップ写真。シンプルな形と花や緑に囲まれた様子が分かります。
板型墓石(69万円〜)

新城はなえみ墓園という選択肢

新城市には、「新城はなえみ墓園」という選択肢があります。

これは、新城市の最勝院と、愛知県岡崎市の矢田石材店が一緒に運営している墓園です。最勝院は1624年に開山された歴史ある浄土宗の寺院で、開山400年を記念して本堂も新築されました。

新城市の最勝院の外観。新築された本堂が美しく、1624年に開山された歴史ある浄土宗の寺院です。
新城はなえみ墓園を管理する最勝院。
開山400年を記念して本堂が新築されました。
新城はなえみ墓園の風景。花と緑に囲まれた明るい雰囲気の墓園で、整然と墓石が並んでいます。
花と緑に囲まれた新城はなえみ墓園。
明るく穏やかな雰囲気が特徴です。

新城はなえみ墓園の特徴

この墓園の最大の特徴は、すべてのお墓に永代供養が付いていることです。

お墓の将来を安心していただける墓園
お墓の将来を安心していただける墓園

将来、お墓を継ぐ方がいなくなっても、最勝院が責任をもって供養を続けてくださいます。これは、遠方に住むご家族や、継承者の心配がある方にとって、大きな安心材料となります。

また、宗教や宗派を問わずに利用できるため、ご家族の信仰に関わらず選ぶことができます。

花と緑に囲まれた明るい雰囲気も特徴的で、お墓参りが重苦しいものではなく、故人との穏やかな対話の時間となるよう配慮されています。

花と緑に囲まれた素敵なお墓
花と緑に囲まれた素敵なお墓
はなえみ墓園の仕組みを3ステップで説明した図。お墓参りできる期間、継ぐ方がいなくなった後、合祀後の永代供養まで、将来にわたる安心の流れが分かります。
はなえみ墓園なら、今も未来も安心。
お墓を継ぐ方の心配が要りません。

新城市でお墓のことを相談するなら

矢田石材店のサポート

新城はなえみ墓園を運営する矢田石材店は、1955年(昭和30年)に愛知県岡崎市で創業した石材店です。

矢田石材店 岡崎本社
矢田石材店 岡崎本社

岡崎市は、香川県の庵治、茨城県の真壁と並ぶ「日本三大石材産地」の一つ。良質な御影石の産地として知られています。矢田石材店は、この地で70年近く、お墓づくりに携わってきました。

現在では、はなえみ墓園を愛知県内31カ所で管理、運営し、お寺でのお葬儀をサポートする「お寺でおみおくり愛知」、そしてお墓の最後を看取る「愛知県石材リサイクルセンター」も運営しています。

建設業の許可も取得しており、お墓ディレクター1級・2級の資格者も在籍。技術と知識の両面から、お墓づくりをサポートできる体制が整っています。

矢田石材店の4つの事業(お墓づくり、はなえみ墓園、お寺でおみおくり、石材リサイクルセンター)とそのつながりを示した相関図。供養の循環を表現しています。
矢田石材店は、お墓の始まりから最後まで、すべての段階で地域の方々に寄り添います。

地域に密着したサポート

矢田石材店は岡崎市の会社ですが、新城市の最勝院と一緒に新城はなえみ墓園を運営するなど、新城市に深く関わっています。

県下最大規模の石材店として、社員は40人近くにのぼりますが、大きな組織だからこそのフットワークの良さと、きめ細やかな対応を心がけています。

お墓のことだけでなく、供養全般についての相談にも応じており、「仕事を通じて人助け」という理念のもと、地域の方々に寄り添ったサポートを続けています。

今、
考えておきたいこと

日本の人口構造は、今後さらに変化していきます。2025年には、団塊の世代の方々がすべて75歳以上になり、2040年には65歳以上の人口が全人口の約35%になると推計されています。

新城市も例外ではなく、人口減少と高齢化が進んでいます。こうした中で、お墓をどうするかという問題は、多くのご家族にとって避けて通れない課題となっています。

早めの準備が安心につながる

お墓のことは、縁起でもないと思われるかもしれません。しかし、元気なうちに考え、準備しておくことで、ご家族の負担を減らすことができます

実際に、最近では生前にお墓を準備される方も増えています。ご自身の目で墓園を選び、お墓のデザインを決めることで、納得のいくお墓を用意することができます。

ご家族で話し合うきっかけに

お墓のことは、ご家族で話し合う良いきっかけにもなります。

ご先祖さまのこと、家族の歴史、これからのこと。普段はなかなか話す機会のないこうしたテーマについて、お墓を通じて家族で語り合うことができます。

おわりに

新城市でお墓を考えるということは、単に墓石を選ぶということではありません。

それは、ご先祖さまへの感謝の気持ちを形にすること。ご家族の将来を見据えて、安心できる選択をすること。そして、これからもこの地域で、大切な方々を供養し続けていくことです。

市営墓地、寺院墓地、永代供養墓。それぞれに良さがあり、ご家族の状況によって最適な選択は異なります。

もし迷われたら、まずは気軽に相談してみることをお勧めします。新城はなえみ墓園をはじめ、地域に根ざした専門家が、一人ひとりの状況に合わせた提案をしてくれるはずです

大切なのは、形や費用だけでなく、心から納得できる選択をすることです。ご先祖さまへの想いを大切にしながら、ご家族にとって最良の選択ができることを願っています。

お問い合わせ・ご相談

新城市役所

新城市役所
新城市役所

所在地: 新城市字東入船115
電話: 0536-23-1111
環境政策課(墓地関連): 0536-23-7690

お墓関連の環境政策課は2階
お墓関連の環境政策課は2階

新城はなえみ墓園(最勝院)

所在地: 新城市字屋敷28
電話: 0536-22-3379

矢田石材店

フリーダイヤル: 0120-336-772
(通話料無料)
受付時間: 9:00-18:00
土日祝日も営業

お墓のこと、供養のこと、どんなことでもお気軽にご相談ください。
経験豊富なスタッフが、丁寧にお答えいたします。

この記事は2025年10月時点の情報に基づいています。最新の情報については、各施設に直接お問い合わせください。

参考データ・出典:

記事制作: 有限会社矢田石材店
取材協力: 最勝院(新城市)

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よくある質問(FAQ)

Q1. 新城市の市営墓地はいつ募集していますか?

A1. 新城市の鴨ヶ谷墓園は、例年1月下旬から2月中旬にかけて募集が行われます。詳しくは新城市役所環境政策課(0536-23-7690)にお問い合わせください。空きがない年もありますので、事前の確認をお勧めします。

Q2. 永代供養とは何ですか?

A2. 永代供養とは、お墓を継ぐ方がいなくなった後も、お寺が責任を持って供養を続けてくださる制度です。新城はなえみ墓園では、すべてのお墓に永代供養が付いており、追加費用なしで合祀墓に移され、永代にわたり供養されます。

Q3. 生前にお墓を購入することはできますか?

A3. はい、できます。むしろ最近は、ご自身が元気なうちに墓園を見学し、納得のいくお墓を選ばれる方が増えています。生前購入は「寿陵(じゅりょう)」といい、縁起が良いとされています。

Q4. 新城市外に住んでいますが、新城はなえみ墓園を利用できますか?

A4. はい、ご利用いただけます。新城はなえみ墓園は宗教・宗派を問わず、居住地の制限もありませんので、どなたでもお申し込みいただけます。ご実家が新城市にある方や、新城市にゆかりのある方にも多くご利用いただいています。

Q5. お墓の見学はできますか?

A5. はい、いつでも見学していただけます。事前にご連絡いただければ、スタッフがご案内いたします。実際に墓園の雰囲気を見て、お墓の種類やサイズを確認していただくことをお勧めします。

矢田石材店(0120-336-772)までお気軽にお問い合わせください。

この記事のまとめ

✓ 新城市のお墓は、市営墓地・寺院墓地・永代供養墓の3つの選択肢があります
✓ お墓選びでは、継承者、費用、アクセスの3つを重点的に確認しましょう
✓ 新城はなえみ墓園は、すべてのお墓に永代供養が付いた安心の墓園です
✓ 矢田石材店は創業70年、お墓ディレクター在籍の信頼できる石材店です
✓ 早めの準備とご家族での話し合いが、後悔しないお墓選びにつながります

新城市のお墓について、もっと知りたい方へ

新城はなえみ墓園では、随時見学を受け付けております。
実際に墓園を見て、雰囲気を感じていただくことが、
納得のいくお墓選びの第一歩です。

お気軽にお問い合わせください
📞 0120-336-772

受付時間:9:00〜18:00(土日祝日も営業)

新城

新城市の木と自然風景 樹木葬イメージ
新城市の自然豊かな風景。
時代とともにお墓のかたちも変化しています

はじめに:時代とともに変わるお墓のかたち

新城市の風景
新城市の風景

桜の季節、新城の街を歩いていると、昔から変わらない風景と新しい街並みが混ざり合っています。1624年に開山された最勝院をはじめ、歴史あるお寺が点在する新城市。長篠・設楽原の戦いの舞台としても知られるこの地域は、今、新しいお墓の選び方を迎えようとしています。

全国的な統計を見ると、最近お墓を購入された方の約半数が「樹木葬」を選ばれているというデータがあります。石のお墓が並ぶ風景よりも、樹木や花々に囲まれた自然の中で眠りたいという思いを持たれる方が増えているのです。

新城市でも同じような変化が起きています。愛知県が公表している統計によれば、新城市の人口は約2万9千人で、65歳以上の方の割合は48.3%と、約半数が高齢者という状況です。

「子どもたちが遠方に住んでいて、お墓の世話を頼めない」「お墓を継ぐ人がいない」そんな声をよくお聞きします。こうした心配事に対する答えのひとつが、樹木葬という新しい選択肢なのです。

新城市で
樹木葬を選べる場所

新城市で樹木葬や永代供養を検討される場合、いくつかの選択肢があります。

お寺の樹木葬

市内の宝珠院では、樹齢約70年の桜の木を墓標とした樹木葬があります。桜の花となって自然に還るという思想のもと、後継ぎを必要としない供養のかたちを提供されています。

また、最勝院が矢田石材店とともに運営する「新城はなえみ墓園」では、永代供養がついた樹木葬のお墓をご用意しています。

市営墓地について

新城市には、篠原墓地、大宮墓地、鴨ケ谷墓園といった市営墓地があります。市営墓地は檀家義務がなく宗教宗派を問わずに利用できることが特徴で、募集時期は市の広報紙「広報しんしろ」やホームページでお知らせされます。

新城市環境政策課
電話:0536-23-7690

ただし、市営墓地は一般的な墓地ですので、樹木葬を希望される場合は、お寺や民間の霊園での選択となります。

お墓の正面文字が
語りかけるもの

ところで、お墓の顔といえば正面文字です。従来のお墓では「○○家之墓」という表記が一般的でした。矢田家であれば「矢田家之墓」、田中さんであれば「田中家之墓」というように。

お墓の正面文字の歴史的変遷図 江戸時代から現代まで
お墓の正面文字の変遷。時代とともに個人墓から家墓、そして自由な表現へと変化してきました

元々お墓は「一人に一基」でした。以前はお墓の正面に祭られる方の戒名が刻まれていたのです。それが次第に「夫婦墓」となり、夫婦二人の連名が刻まれるようになりました。そして現代では家族みんなが入るお墓となり、「○○家」という表記に変わってきたという歴史があります。

宗派による文字の違い

お寺の境内にある墓地でお墓をつくる時は、お坊さまからのご指示で宗派のしきたりに沿った文字を刻むことになります。

浄土宗・浄土真宗:「南無阿弥陀仏」
日蓮宗:「南無妙法蓮華経」
禅宗:「南無釈迦牟尼仏」

このように、それぞれの宗派で大切にされている名号や本尊を刻みます。勝手に文字を刻まないようお気をつけください。

自由な表現が増えている現代

一方で、市営墓地などでは基本的に厳しい決まりはありません。横型のお墓やデザイン墓石では、お好きな文字を刻まれる方が増えています。

お墓を作る方々が、祭られる方へ向けてのメッセージとして「ありがとう」とか「感謝」などの言葉を選ぶことも。中には家族を象徴する文字として「愛」「絆」「和」といった言葉から「一文字」を刻むケースも増えてきました。

その他には、残された家族に対してのメッセージとして「みんな仲良く」とか「来てくれてありがとう」などの文字を入れ「こういう家族であってほしい」という希望を刻む方もいます。

最近のお墓は「デザインが自由」になったと同時に「刻む文字も自由」になっています。亡くなられた方を仏様として祭ること以上に、お墓に何かしらのメッセージを象徴とすることに重きを置かれる方が多いのかもしれません。

ただし、お墓は信仰の対象であり、仏塔とも呼ばれるように、故人を仏様としてお祭りし、お墓参りを繰り返して供養することが目的です。その本筋から逸脱しないようご注意ください。

書体について

話を戻しますが、書体に関しては主に「楷書体」でつくられます。読みやすさから9割以上のお墓が「楷書体」です。時折「行書体」の時もありますし、稀には「草書体」や「隷書体」などの書体でつくられることもあります。ご自身で書いた文字や、お気に入りの書家先生に書いてもらった文字を刻む方もいらっしゃいます。

樹木葬には
どんな文字を刻むのか

樹木葬の場合、従来の墓石とは異なり、樹木を墓標とするため、文字を刻む場所や方法も変わってきます。

小さなプレートに名前を刻む場合もあれば、共同の石碑に複数の方の名前をまとめて記す場合もあります。あるいは、個別の区画であれば小さな石に好きな言葉を入れることもできます。

大切なのは、亡くなられた方やご家族の今後のことを考えて、どうしたら一番良い供養になるのか話し合うこと。どんな文字を刻んだら喜んでくれるのかなと想像することが、お墓づくりを通じて丁寧にお祭りするということなのです。

文字選びには地域のしきたりや習慣も関わってきますので、自由にやりすぎると後々困る可能性もあります。ご不安であれば遠慮なくご相談ください。

樹木葬と従来墓の比較表 永代供養 継承不要 費用相場
樹木葬と従来のお墓の比較。
継承者不要で費用を抑えられる点が樹木葬の特徴です

新城はなえみ墓園
という選択肢

新城市字屋敷28にある新城はなえみ墓園は、1624年開山の歴史ある浄土宗寺院・最勝院が矢田石材店と一緒に運営している墓園です。

新城市最勝院本堂 新城はなえみ墓園 浄土宗寺院
1624年開山の最勝院。
開山400年を記念して本堂も新築され、
地域の信仰を集めています
(新城はなえみ墓園)

最勝院は「新町のお薬師様」として地域の皆様に親しまれており、秘仏である薬師如来は鳳来寺と同木同体という由緒あるお寺です。開山400年を記念して本堂も新築され、弘法大師様やお稲荷様も祀られています。

最勝院の最寄り駅:JR東新町駅 徒歩3分
最勝院の最寄り駅:JR飯田線 東新町駅
 徒歩3分

すべてのお墓に永代供養付き

この墓園の大きな特徴は、すべてのお墓に永代供養がついていること。継承者がいなくなっても、お寺が責任を持って供養を続けてくださいます。将来の不安を残さない、花と緑に囲まれた明るい墓園として、多くの方に選ばれています。

新城はなえみ墓園 全景 花 緑 明るい雰囲気
花と緑に囲まれた明るい墓園。
清潔感があり、お参りしやすい雰囲気です

「お墓参りに来られなくなっても、お寺様が供養してくださる」

この安心感が、新城はなえみ墓園の最大の魅力です。

墓園 季節の花 春 夏 秋 冬 自然
墓園を彩る季節の花々。
四季折々の美しさの中で、故人を偲ぶことができます

継承の心配がない安心

新城市の高齢化率は48.3%。約2人に1人が65歳以上という時代です。お子様が遠方に住んでいたり、独身の方が増えていたりと、お墓の継承に関する心配は誰にでもあります。

新城市人口構成グラフ 高齢化率48.3% 年齢別人口分布
新城市の高齢化率は48.3%。
約2人に1人が65歳以上という時代、お墓の継承に関する心配が増えています
(出典:国立社会保障・人口問題研究所)

樹木葬や永代供養付きのお墓は、そうした心配を解消する選択肢です。お墓参りができなくなっても、お寺が代わって供養を続けてくださる。そんな安心感があるからこそ、多くの方が選ばれているのです。

新城市役所外観
新城市役所

実際によくあるご相談

「息子が東京で暮らしていて、帰ってこられない」
「娘は嫁いでしまい、お墓を見てもらえない」
「一人っ子で、将来が心配」
「子どもがいないので、お墓をどうしたらいいか」

このような心配事を抱えている方は、決して少なくありません。永代供養付きのお墓なら、そうした不安から解放されます。

矢田石材店の
サポート体制

矢田石材店は岡崎市で1955年(昭和30年)に創業し、約70年にわたって愛知県の方々のお墓づくりをお手伝いしてきました。

矢田石材店事業全体図 お墓づくり はなえみ墓園 お寺でおみおくり 石材リサイクルセンター
矢田石材店の事業全体像。
お墓づくりから葬儀サポート、墓じまい後の石材リサイクルまで、トータルでサポートしています

新城市の石材店ではありませんが、最勝院と一緒に新城はなえみ墓園を運営するほど、新城市に深く関わらせていただいている石材店です。

確かな技術と資格

建設業許可取得済み
適正な施工体制で、安心のお墓づくりをお約束します。

お墓ディレクター1級・2級在籍
お墓に関する専門知識を持つ有資格者が、丁寧にご相談に応じます。

県下最大規模の石材店
愛知県内に複数の展示場を構え、どこからでもご相談いただけます。

充実のサポート体制

①お墓づくり
1955年の創業以来、約70年にわたってお墓づくりを手がけてきました。お客様のご希望に沿って、フルオーダーで理想のお墓を設計いたします。

②はなえみ墓園(愛知県内31ヶ所)
すべてのお墓に永代供養がついた、将来に不安を残さない墓園。新城はなえみ墓園をはじめ、県内31ヶ所で展開しています。

③お寺でおみおくり愛知
お寺の本堂で行う葬儀をトータルサポート。厳かな雰囲気の中で、故人とゆっくりお別れいただけます。

④愛知県石材リサイクルセンター
お墓じまい後の墓石を適正に処理し、道路の路盤材などに再資源化。愛知県で初めて行政の許可を受けた墓石専門のリサイクル施設です。

フットワークの良さ

お墓のことは、考え始めるとなかなか答えが出ないもの。でも、一人で悩む必要はありません。

「こんなこと聞いてもいいのかな」
「まだ決めていないけど、相談してもいいのかな」

そんな遠慮は不要です。矢田石材店は、皆様の「どうしたらいいのだろう」という思いに、いつでも寄り添います。

地域の方々に
寄り添って

新城市は歴史ある寺院が多く、地域の信仰も深く根付いている土地柄です。最勝院のような由緒あるお寺でお墓をつくる場合は、ご住職とよく相談しながら進めることが大切です。

矢田石材店は、お墓の専門家として、そして地域に寄り添う石材店として、皆様の疑問や不安にお応えします。宗派のしきたり、地域の習慣、お墓の文字の選び方まで、どんな小さなことでも結構です。

何時でもお待ちしております。お気軽にご相談ください。

おわりに:
自然に還り、心に残るご供養を

新城の四季は美しいものです。春は桜、夏は深い緑、秋は紅葉、冬は凛とした空気。この自然の中で眠りたいと考える方が増えているのは、ごく自然なことかもしれません。

樹木葬は、自然に還るという新しい埋葬方法でありながら、同時に「しっかりと供養してほしい」という思いにも応えるものです。

大切なのは

✓ ご本人やご家族が納得できる供養のかたちを選ぶこと
✓ 後の世代に負担をかけないよう配慮すること
✓ 地域のしきたりや習慣を尊重すること
✓ 故人への感謝の気持ちを大切にすること

お墓のことは、考え始めるとなかなか答えが出ないものです。でも、一人で悩む必要はありません。新城はなえみ墓園、そして矢田石材店は、皆様の「どうしたらいいのだろう」という思いに寄り添います。

何時でもお待ちしております。お気軽にご相談ください。


新城はなえみ墓園 矢田石材店 問い合わせ先 電話番号 住所
お問い合わせ先一覧。
新城はなえみ墓園、はなえみ墓園総合窓口、矢田石材店でご相談を承ります

お問い合わせ

新城はなえみ墓園(最勝院)

住所:〒441-1312 愛知県新城市字屋敷28
電話:0536-22-3379
アクセス:JR飯田線「新城駅」よりタクシー約5分
新城はなえみ墓園ウェブサイト


はなえみ墓園 総合窓口

フリーダイヤル:0120-335-665
受付時間:9:00〜18:00
定休日:年中無休
公式サイトhttps://yatasekizai.com/hanaemi/

お近くのはなえみ墓園をご案内いたします。
見学予約も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。


矢田石材店 岡崎本店

住所:〒444-0007 愛知県岡崎市大平町字南田潰28-1
電話:0564-73-2018
営業時間:9:00〜18:00(土日祝/営業)
公式サイトhttps://yatasekizai.com

その他の展示場

  • 名古屋店(名古屋市名東区)

愛知県内全域対応いたします。お見積もり・ご相談は無料です。


関連事業のご案内

お寺でおみおくり愛知

お寺の本堂で行う葬儀を、準備から当日の運営、片付けまでトータルサポートいたします。厳かな雰囲気の中で、故人とゆっくりお別れいただけます。

詳細https://yatasekizai.com/oteomi/


愛知県石材リサイクルセンター

お墓じまい後の墓石を適正に処理し、道路の路盤材などに再資源化。愛知県で初めて行政の許可を受けた墓石専門のリサイクル施設です。

所在地:愛知県岡崎市樫山町字野中2-3
電話:0564-64-4114
詳細https://yatasekizai.com/eco/


参考文献・データ出典


よくあるご質問

Q1. 樹木葬と永代供養の違いは何ですか?

樹木葬は「埋葬方法」を指し、樹木を墓標とする自然葬のスタイルです。永代供養は「供養の仕組み」を指し、お寺や霊園が継承者に代わって供養を続けてくださる制度です。多くの樹木葬には永代供養がセットになっています。

Q2. 新城はなえみ墓園の費用はどのくらいですか?

お墓の種類やプランによって異なります。詳しくは、はなえみ墓園総合窓口(0120-335-665)までお問い合わせください。見学時に詳しくご説明いたします。

Q3. 宗派が違っても利用できますか?

はい、新城はなえみ墓園は基本的に宗旨宗派を問いません。ただし、最勝院は浄土宗の寺院ですので、詳しくはご相談時にお尋ねください。

Q4. お墓参りはいつでもできますか?

はい、お墓参りは基本的にいつでも可能です。

Q5. 家族で一緒に入ることはできますか?

はい、可能です。ご夫婦やご家族で一緒に入れます。詳しくはご相談ください。

Q6. 後から追加で納骨することはできますか?

はい、可能です。将来的にご家族を追加で納骨することもできます。

Q7. お墓じまいを考えていますが、相談できますか?

はい、お墓じまいのご相談も承っております。既存のお墓の撤去から、ご遺骨の移転、新しいお墓の準備まで、トータルでサポートいたします。愛知県石材リサイクルセンターで適正に社会循環いたしますので、安心してお任せください。

Q8. 生前にお墓を準備することはできますか?

はい、生前にお墓を準備される方も増えています。ご自身で納得のいくお墓を選べる、ご家族の負担を減らせるなどのメリットがあります。


この記事が、新城市でお墓をお探しの皆様のお役に立てれば幸いです。

お墓のこと、供養のこと、どんな小さなことでも結構です。
矢田石材店は、皆様の「どうしたらいいのだろう」という思いに、いつでも寄り添います。

何時でもお待ちしております。お気軽にご相談ください。


【この記事を書いた会社】

有限会社矢田石材店
創業:1955年(昭和30年)
所在地:愛知県岡崎市大平町字南田潰28-1
事業内容:墓石の製造・販売、はなえみ墓園運営、お寺でおみおくり、愛知県石材リサイクルセンター運営


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  • 樹木葬のメリットとデメリット|後悔しない選び方

投稿日:2025年10月1日
更新日:2025年10月1日
著者:矢田石材店

新城

新城市のお墓じまいタイトル画像
新城市のお墓じまい

新城市でお墓じまいをお考えの皆さまへ。古事記に込められた石への想いを受け継ぎながら、現代のお墓じまいについて分かりやすく解説いたします。手続きの流れから費用、そして環境に配慮した新しい形のお墓じまいまで、地域密着70年の矢田石材店がお伝えします。

新城市の現状を
数字で見る

新城市の人口動態を示すインフォグラフィック。全国高齢化率29.3%、愛知県25.8%と比較し、地方都市の特徴を表示
新城市の人口動態 – 全国と愛知県の高齢化率との比較

新城市の人口は約4万3千人(令和6年11月現在)で、日本全体と同様に少子高齢化が進んでいます。

統計データで見る現状:

  • 全国の高齢化率:29.3%(2024年)
  • 愛知県の高齢化率:25.8%
  • 全国年間死亡者数:約157万人
  • 人口1000人あたりの死亡率:約12.5

新城市のような地方都市では、全国平均を上回る高齢化が進んでおり、お墓の継承や管理について悩まれる方が年々増加しています。これは決して新城市だけの問題ではなく、全国の地方都市が直面している共通の課題なのです。

神話から読み解く
「お墓はなぜ
   石なのか」

古事記の千引石を表現したイラスト。この世とあの世を隔てる石の役割を図解
古事記に描かれた千引石 – 日本のお墓文化の原点

令和時代に見直される
日本の神話

少し今までと話の毛色が違いますが、令和となって見直されている日本の神話から、お墓はなぜ石なのかを読み解いていきましょう。新元号「令和」の語源が「万葉集」にあることや、天皇陛下の即位の儀式などで三種の神器がクローズアップされ、古事記や日本書紀などの古典が再び注目されています。

古事記には、お墓がなぜ石でつくられているのか、そしてお墓に備わった役目などが記されています。まずお断りしておきますが、古事記に書かれていることは寓話です。歴史書としての意味合いもありますが、各地に伝わる伝承や神話をまとめて教訓としたお話なのです。

黄泉の国巡りから学ぶ
お墓の役割

古事記の中で、お墓と深く関わりがあるのは「黄泉の国巡り」です。日本という国をつくったイザナキノミコトとイザナミノミコト。二人は協力して沢山の神様をおつくりになりますが、火の神を出産したことにより、イザナミがお亡くなりになるという悲劇が起こりました。

どうしても妻をあきらめきれないイザナキは、死んだ人が行く黄泉の国へイザナミを探しに行きます。しかしイザナミは黄泉の国の食物を食べたため、現世には戻れない体になっていました。驚いたイザナキはこの世へ逃げることになりますが、イザナミは追いかけてきます。

そして現世と黄泉の国との境に、千人でやっと動かせるほどの大きな石を置いて、お別れの言葉を交わしました。この話が、人が生まれ、死ぬことになった起源とされています。

重要なポイント:

  • 生きている私たちの世界と、亡くなられた方の世界は石によって隔てられる
  • その石は加工された石である
  • 石を通じて現世の私たちはあの世の方々とお話ができる

墓石は通信装置となって、私たちの想いをあの世の方々に伝えることができるのです。

千引石(ちびきいわ)
– 日本のお墓の原点

この千人がかりで動かせる石が千引石(ちびきいわ)で、日本人のお墓の原点と言われています。千引石には二つの神様の名前があります:

  1. 道返の大神
    (ちかえしのおおかみ)
    • 「道を返す」=死者に対してこの世へ戻ってきてはいけません、あの世で安らかにお眠りください
  2. 塞ります黄泉戸大神
    (さやりますよみとのおおかみ)
    • 「黄泉の国の扉を塞ぐ」=この石にはこの世とあの世の境界となる霊力がある

このことから、石がその境界であり、石を通じてお別れの言葉を交わしたと読み取れます。これを現代的に解釈すると、イザナキを文化、イザナミを自然の対比として捉えることができます。

人は必ず亡くなります。これは動物も同じです。しかし人間は、その死に意味を持たせます。「死んでしまった」「腐ってしまった」ではなく、大切な人の死に尊厳をもたらします。それが死者を埋葬し、墓石をつくり、お参りをする行為なのです。

石に込められた想いを大切に
– 現代のお墓じまいへ

墓石が役目を終えた後、リサイクルされて道路材として再生される循環プロセスを示した図
石の循環プロセス – 墓石から道路材へと生まれ変わる環境循環型の供養

このように、日本人は古来より石に特別な想いを込めてきました。お墓の石は単なる物質ではなく、私たちと故人様をつなぐ大切な架け橋でした。

だからこそ、現代のお墓じまいにおいても、その石を粗末に扱うのではなく、新しい形で大地に還してあげることが大切なのです。役目を終えた墓石を最終処分場に埋め立てるのではなく、砕いて道路の基盤材として生まれ変わらせる。これは、古来から続く石への感謝の気持ちを現代に受け継ぐ、新しい供養の形と言えるでしょう。

新城市の
お墓じまい事情

新城市の特色ある寺院事情

新城市には49の寺院があり、地域の信仰を支えています。その中でも浄土宗の最勝院(新城市字屋敷28)は、1624年開山の歴史ある寺院で、「お念仏が一番いいんだよ」という意味の一行山最勝院として地域に親しまれています。

現在、最勝院では矢田石材店と協力して「新城はなえみ墓園」を運営しており、将来に不安を残さない永代供養付きのお墓を提供しています。

新城市で
お墓じまいが必要になる理由

新城市でお墓じまいを検討される理由として、以下のようなケースが多く見受けられます:

1. お墓の継承者がいない

  • 少子化により子どもがいない、または遠方に住んでいる

2. お墓の管理が困難

  • 高齢化により定期的なお参りや清掃が負担になっている

3. 経済的負担

  • 年間管理費や修繕費の継続的な支払いが困難

4. 住居の移転

  • 子どもたちが都市部に転居し、実家のお墓の面倒を見られない

新城市でのお墓じまい
手続きの流れ

新城市でお墓じまいを行う際の8つの手続きステップを示したフローチャート
新城市でのお墓じまい手続きフローチャート

改葬許可の手続き

新城市でお墓じまいを行う場合、「墓地、埋葬等に関する法律」に基づき、市長が発行する「改葬許可証」が必要です。

必要な書類:

  1. 改葬許可申請書
  2. 現在の墓地の埋蔵証明書
  3. 改葬先の受入証明書
  4. 申請者の本人確認書類

手続きの流れ:

  1. 家族での話し合い
    – 関係者全員の同意を得る
  2. 改葬先の決定
    – お骨の新しい安住の地を決める
  3. 改葬許可申請書の取得
    – 新城市環境政策課で入手
  4. 埋蔵証明書の取得
    – 現在の墓地管理者から取得
  5. 受入証明書の取得
    – 改葬先から取得
  6. 環境政策課への申請
    – 必要書類を提出
  7. 改葬許可証の発行
    – 申請から1週間程度
  8. 新しい供養先へ
    ‐お骨の埋葬など

重要な注意点:

  • 改葬許可証の郵送を希望する場合は、切手を貼った返信用封筒(長形3号、50グラム以内の切手)を添付
  • 分骨の場合は別途「分骨証明書」が必要
  • 手続きには時間がかかるため、余裕を持って進める

お問い合わせ先: 新城市環境政策課 〒441-1392 新城市字東入船115 電話:0536-23-1111

石と想いを循環させる新しいお墓じまいの形

矢田石材店の取り組み

愛知県岡崎市で1955年(昭和30年)に創業した矢田石材店は、新城市においても地域密着のサービスを提供しています。

会社の特徴:

  • 建設業許可取得済み
  • お墓ディレクター1級・2級の有資格者在籍
  • 県内最大規模の石材店
  • 新城市の最勝院と協力して新城はなえみ墓園を運営

事業展開:

  • はなえみ墓園:愛知県内31カ所
  • お寺でおみおくり愛知
  • 愛知県石材リサイクルセンター

愛知県石材リサイクルセンターの環境への取り組み

 愛知県石材リサイクルセンター施設概要
愛知県石材リサイクルセンター施設概要 – 環境循環型の墓石処理施設

矢田石材店が運営する愛知県石材リサイクルセンターは、「お墓じまい」に伴う墓石材廃棄に対応するため、不要となった石材を産業廃棄物として破砕処理し、道路などの路盤材として再資源化する愛知県初の墓石専門施設です。

リサイクルの特徴:

  • 100%リサイクル – 最終処分場への埋め立てなし
  • 環境循環型施設 – 循環型社会の形成を促進
  • あいくる認定 – 愛知県リサイクル資材評価制度の認定取得
  • 高い処理能力 – 年間搬出量3,931トン(2024年7月〜12月)

最新設備:

  • パクラ(岩石破砕機)
    – 破砕力128トン、処理能力1日50トン
  • スクリーンキッズ
    – 粒度調整機械
  • RC40製品
    – 40ミリ以下の高品質砕石

所在地・アクセス:
〒444-3622 愛知県岡崎市樫山町字野中2番3 新東名高速道路「岡崎東IC」より車で5分

お墓じまい費用の透明性

お墓じまいの工事費、リサイクル費、手続き代行費の詳細料金表
新城市でのお墓じまい費用体系 – 明確で分かりやすい料金設定

新城市でのお墓じまいに必要な費用の目安:

基本料金体系(税込):

  • Sサイズ:132,000円
    – 職人2名で対応可能な規模
  • Mサイズ:264,000円
    – 職人3名で対応可能な規模
  • Lサイズ:396,000円
    – 職人4名で対応可能な規模
  • LLサイズ:時価
    – 職人4名で1日以上必要な大規模工事

追加費用:

  • 解体墓石リサイクル費: 1トンあたり16,500円(税込)
  • 手続き代行費:
    • 完全代行プラン:165,000円
      (全てお任せ)
    • 手続き支援プラン:66,000円
      (寺院・役所に同行)
    • セルフプラン:0円

最安値の施工例: 墓石1トンの場合

  • 工事代金:132,000円
  • リサイクル代金:16,500円
  • セルフプラン:0円
  • はなえみ合祀墓(1名):60,000円
    合計:208,500円(税込)

お骨の新しい安住の地

はなえみ墓園の特徴と新城最勝院での運営システムを説明した図
はなえみ墓園のシステム
– 永代供養付きで将来の不安を解消

新城はなえみ墓園の特徴

新城はなえみ墓園では、お客様のご予算に応じてお墓をご用意しています:

個別墓(期限なし・管理費年10,000円)

  • はなえみ墓園 和型:990,000円
  • はなえみ墓園 洋型:890,000円
  • はなえみ墓園 板型:690,000円

はなえみ墓園の安心システム:

  1. すべてのお墓が完成建立済み
  2. お墓参りできる間はいつまでも墓守可能
  3. 墓守ができなくなったら合祀して永代供養
  4. 宗旨宗派を問わず利用可能
  5. 追加費用なしでお墓を片付け
新城市の方々からお墓じまい後のお骨の行き先として選ばれている新城はなえみ墓園
お墓じまい後のお骨の行き先として選ばれている新城はなえみ墓園

まとめ:想いをつなぐ
お墓じまい

神話の時代から現代まで、石には特別な意味が込められてきました。お墓じまいは単にお墓を片付ける行為ではありません。それは家族の歴史を振り返り、過去から現在、そして未来へと想いをつなぐ大切な節目なのです。

古事記に描かれた千引石のように、日本人は古来より石を通じて故人様との対話を大切にしてきました。その伝統を受け継ぎながら、現代のお墓じまいでは、役目を終えた墓石を粗末に扱うのではなく、新しい形で社会に役立てる循環型の取り組みが求められています。

新城市で
お墓じまいをお考えの方へ

  1. まず家族でじっくりと話し合う
  2. 故人への感謝の気持ちを込めて進める
  3. お骨の新しい安住の地として新城はなえみ墓園を検討
  4. 墓石のリサイクルは愛知県石材リサイクルセンターへ
  5. 環境にも配慮した循環型のお墓じまいを実現

専門家にお任せください

お墓じまいは複雑な手続きが多く、個人で進めるには負担が大きいものです。矢田石材店では、手続きのサポートから新しい納骨先のご案内、墓石のリサイクルまで、一貫してお手伝いいたします。

確かな技術を持った専門の職人がていねいにお墓を片付けます
確かな技術を持った専門の職人が
ていねいにお墓を片付けます

矢田石材店の強み:

  • 70年の実績と信頼
  • 地域密着のきめ細やかなサービス
  • 新城市最勝院との協力体制
  • 環境に配慮したリサイクル事業
  • 明確で分かりやすい料金体系

大切な方々への想いを、石から石へ、世代から世代へとつないでいく。それが現代のお墓じまいの新しい形なのです。


お問い合わせ・ご相談

新城はなえみ墓園について
 フリーダイヤル:0120-335-665
 受付時間:9:00-18:00

お墓じまいについて 矢田石材店
 フリーダイヤル:0120-336-772
  受付時間:9:00~18:00

愛知県石材リサイクルセンター
 電話:0564-64-4114
 営業時間:月~金曜日 8:00~17:00

お墓じまいでお悩みの際は、まずはお気軽にご相談ください。経験豊富な専門スタッフが、お客様のご状況に合わせて最適なプランをご提案いたします。


参考文献:

  • 厚生労働省「令和6年(2024)人口動態統計月報年計(概数)」
  • 内閣府「令和6年版高齢社会白書」
  • 新城市公式ホームページ「墓地改葬の手続き」
  • 古事記・日本書紀(現代語訳)
  • 矢田石材店公式資料